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芸能 2017年01月28日 16時59分
紅白決別宣言の和田アキ子に批判大噴出「芸能界引退して欲しい」「上から目線」「大御所気取り」
27日放送のフジテレビ「ダウンタウンなう」で大御所歌手の和田アキ子が、昨年の紅白落選について、「もうちょっと大人の対応して欲しかった」などと発言したことに対し、ネット上で批判が大噴出している。 NHK「紅白歌合戦」において和田は、女性歌手として過去最多の39回出場し、紅組のトリを7回、司会を3回も務めるなど「紅白」に貢献してきたが、昨年まさかの落選。昨年出場していれば、40回出場という大台に乗るはずだったが、NHK側は和田の紅白落選について“世代交代”を一つの理由としていた。 和田は昨年の紅白落選について「もうちょっと大人の対応をして欲しかった」と本音を吐露し、今後の紅白復帰については、「私はもうないな」と否定。番組にゲスト出演していたタレントの小島瑠璃子から「もし来年依頼が来たら?」と問われたが、「いやいや、ありえない」と紅白決別宣言をした。 番組では、赤裸々に気持ちを語った和田だったが、ネット上では「もういらない」「上から目線」「呆れた」「大人の対応して欲しいのはあなた」「大御所気取り」「もう芸能界引退して欲しい」「NHKは正しかった」などと批判が大噴出している。
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芸能 2017年01月28日 16時59分
“のん”の前に立ちはだかる元事務所の先輩・ガッキーこと新垣結衣
映画「この世界の片隅に」は片渕須直監督がブルーリボン賞の監督賞を受賞するほどヒット&評価されているが、主人公の声優を務めた、のん(能年玲奈)にはこの現象は追い風になるか。 昨年11月の公開時には63館での上映だったのが、年明けには上映館が200館を超えるという異例の大ヒットを続けている。ある映画関係者は「事務所移籍問題で休業状態だったのんの復帰作ということでも話題になりましたが、それ以上に作品の出来がすばらしい。ブルーリボン賞でもそうでしたが、各映画賞でも必ず何らかの形で話題にのぼる」というほどだ。 これだけヒットしていれば、のんにも好影響が出そうなものだが、あまり話に出てこない。タイミングが悪すぎたのだ。ある制作会社関係者は「『あまちゃん』のヒットがあるから、NHKや、その舞台になった岩手県などは積極的に応援しているようですが、民放テレビ局はまずムリですね。大手の映画会社も厳しいでしょう。むしろ以前よりも状況は悪いかも」という。 ナゼかといえばガッキーこと新垣結衣の存在だ。昨年10月クールに主演したTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が大ヒット。エンディングで星野源が歌う「恋」にあわせて踊る「恋ダンス」は社会現象にまでなった。「ガッキーはのんが元所属していた事務所の先輩女優。いまだのんとその事務所は関係が燻っているんです。あのガッキーの“破壊力”を見せ付けられては、ガッキーを使いたいと思うのが当たり前。のんを使えば揉めるだけではなく、ガッキーを自ら手放すのと同じ行為です。あえて勝負しようというテレビ局や映画会社は出ませんよね。ガッキーがあれほどの大ヒットをさせなければ状況は変わっていたかもしれませんが」と同関係者。 何事にもタイミングはあるが、映画の大ヒットものんにとってはまだまだ追い風にはならないようだ。
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芸能 2017年01月28日 16時58分
テレ東のエースになれないまま退社を発表した紺野アナ
元日にプロ野球・ヤクルトの杉浦稔大投手と結婚したテレビ東京の紺野あさ美アナが28日、一部スポーツ紙の退社報道を受け、同局公式サイト内のブログで、3月末で退社することを報告した。 紺野アナは01年にアイドルグループ「モーニング娘。」に5期メンバーとして加入。06年7月に卒業し07年に慶大に入学。11年4月にアナウンサーとしてテレ東に入社した。入社後はスポーツニュースのキャスターなどを務め、15年には初の冠番組「紺野、今から踊るってよ」もスタートしていたのだが…。 「将来のエース候補として入社したが、入社後の紺野アナは、新入社員に必須の雑用などで疲れ果て、周囲が心配するほどの激やせだった。そして、入社4年目の14年4月から6月までは体調不良を理由に休業。その後、7月から復帰したが、また体調不良で休業すると困るので、局側として重要なポジションを与えられず。それでも、なんとか紺野アナを活かそうと『紺野、今から踊るってよ』をスタートさせたらなんとかハマった」(テレビ東京関係者) ブログで紺野アナは、「ざっと振り返っただけでもとても濃い6年間です。同期や後輩、そして先輩にも恵まれました」と振り返った。そして、「これからの人生、後悔をしないよう、今後は家庭をまず優先させたい、という思いを通すことにしました」と“内助の功”に専念することを明かし、「こんなに充実した時間を過ごせたこと、とても感謝しております。本当に、ありがとうございました」と感謝の気持ちをつづった。 「退社して、夫が成功すればいいが、夫がダメな場合、また自分が働かなければならない。紺野アナの場合、幅広い番組でもOKだと思われるので、仕事には困らないはずだが」(女子アナウォッチャー) 紺野アナはエースになれなかったが、杉浦投手にはチームのエースを目指してほしいものだ。
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レジャー 2017年01月28日 16時30分
女がドン引く瞬間(11)〜食事デートの最後、彼がとった信じられない行動〜
男性と食事に行く際、お店選びのセンスが悪かったり、細かい割り勘などをされると萎えるという女性は多い。しかし、奈々さん(仮名・24歳)の恋人は、それらの要素とはまったく別の形で、気持ちを萎えさせてきたという。 「彼は毎週、電子書籍の情報誌でデータを収集したり、ウェブサイトの『食べログ』なんかもよく見ているため、お店選びのセンスは抜群でした。さらに経済的にも余裕があるため、デートの際、こちらがお金を払ったことは1度もありません」 彼はルックスやファッションに関しても申し分なく、奈々さんにとっては理想の恋人だった。しかし、食事デートの終盤、彼女がトイレに立った後に信じられない光景を目の当たりにしたという。 「私がお手洗いから戻る途中、テーブルの方を見たところ、なぜか彼が私の使ったスプーンやフォークなどを、ペロペロと舐め回していたのです。一応、周りは気にしているようで、目をキョロキョロさせながら舐めているのですが、その表情は、正直めちゃくちゃ気持ち悪かったですね」 使用済みフォークを必死に舐める恋人を目撃し、奈々さんはドン引きした。だがそんな彼にはある理由があったという。 「すぐに私は、フォークを舐め回している彼に近づき『え、ちょっと何してんの?』と詰め寄りました。すると、しまったという表情をしながらも『これは奈々のためなんだよ!』と弁明を始めたのです。彼によると『俺は飲食店でバイトしていたから、わかるんだけど、食器を下げた後、若い女性の唾液が付いたものを舐める従業員は珍しくないんだ。だから俺が先に舐めて、被害をあらかじめ防いでるだけ』と、よくわからないことを言うのです。というか、そんなことを言うくらいだから、バイト時代、彼が客のフォークを舐めていたんじゃないかと疑ってしまいます」 その日以降、奈々さんが使ったペットボトルなども、知らないうちに舐められているのではないかと考えてしまい、早々に別れを切り出したという。(取材/構成・篠田エレナ)写真・Didriks
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芸能 2017年01月28日 16時16分
中川翔子、最新テクノロジーに感動! 将来は「浮気スカウターを作って欲しい」」
タレントの中川翔子が27日、都内で行われた競技用車椅子をモチーフとしたVRロードレーサーゲーム「CYBER WHEEL」発表会に出席した。 2100年の東京を舞台に、競技用車椅子の世界観をVRで表現した本ゲーム。世界初お披露目で最初の挑戦者となった中川は「わくわくと興奮しかない!」と目を輝かせてVRを装着。「お尻に汗かきます!」と絶叫しながら体感速度600キロの競技用車椅子の世界を堪能。「思った以上に空間の奥行きがすごいです。上下、奥行き、共に広いという感じ」と感想を述べ、「新しい時代がはじまりました。洗練されて、すごくかっこいいです」と本ゲームを絶賛。 VR酔いを心配されたが「酔うのすら未来を浴びている感じ」とポジティブで、最新のVRの世界にすっかり心酔した様子。「世の中は懐かしいものを意外ととどめ続けていたり、緩やかに変わっているところもあるんですけど、劇的な未来というのはまだ来ていない。今も電車に乗って歩いていたり、漫画の世界にあるような未来はなかなか来ないものなんだなと思っていたんですけど、こういうものが登場。やっと夢を叶えてもらえるようなものが現れた」としみじみ。 未来に期待されるテクノロジーが話題になると、同車を開発した社長に「浮気とか不倫とかしている人の頭に印がついてしまう『浮気スカウター』を作って欲しい」と懇願するなど、しょこたん節全開のトークで会場を盛り上げていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2017年01月28日 16時07分
病気になったら! 思い込みの力「プラシーボ効果」で早期回復
この時期は空気の乾燥により、風邪もしくはインフルエンザなどにかかりやすいです。病気にかかったとき、自分は治りが遅い体質だと思っている方がいるかもしれません。薬を飲んでもあまり効果がないタイプであるとか。 でも、それはもしかすると心に問題があるのかもしれません。考え方や捉え方を変えることで、治療の効果が格段にアップする可能性があります。 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に「病気の回復を早めるプラシーボ効果とその応用法」などについてお聞きしました。■プラシーボ効果とは暗示のようなもの 「プラシーボとは、ラテン語で『喜ばせる』の意味になります。実際には効果のない薬でも、あると信じて服用すると実際に回復に向かうという、偽薬により患者を治療し喜ばせる行為からその名が付きました。これは、医師や薬に対しての信頼感が生み出す効果です。一種の暗示のようなもので、信じやすい人や思い込みが強い人に、効果が表れやすいと言えます」■プラシーボ効果とノシーボ効果 「乗りもの酔いのしやすい人に偽薬を飲ませたところ、酔いが解消されたり、痛み止めと称して飲ませれば痛みが引いていったり。薬だけではなく、ノンアルコールビールをアルコール入りとして飲ませたところ、判断力の低下の症状が見られるなどの例もあります。逆に、なんの効果もない薬に対して副作用を感じたり、あまり効果がないと伝えると本当に効き目がなかったりするなど、マイナスの作用が生じることをノシーボ効果と言います」■ダイエットや薄毛解消にも効果が 「プラシーボ効果により得られるプラス要素は、病気に対するものだけではありません。例えばダイエット。ダイエット効果のあると言われる食材を積極的に摂り、尚且つそれを信じて疑わなければ、効率よくダイエットを進めることができるようになります。また、男性にとっては悩みとなる薄毛。これも、育毛剤など、効果を信じて使うことで、解消される可能性も十分にあるでしょう」 プラシーボ効果を得るためには、医師の言葉や薬の効果を信じて疑わないことです。思い込むことで、十分な効果を引き出すことができます。 人の思いというのはそれほど強い。老化に対しても、ただ受け入れるのではなく、自分はいつまでも若いと思い続けることもアンチエイジングの秘訣ですね。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
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スポーツ 2017年01月28日 16時00分
年末年始レポート 長嶋茂雄と野村克也「犬猿の2人」似通う晩年〈スポーツジャーナリスト・吉見健明〉(1)
「ひまわり」の長嶋茂雄(80)と「月見草」の野村克也(81)。現役時代から宿命のライバルはそう比較されてきた。長嶋は脳梗塞、野村は解離性大動脈瘤で生死を彷徨う大病と闘い、それを克服している。その生命力たるやご両人とも凄い、と言わざるを得ない。 長嶋は2月20日で81歳となり、野村は6月29日で82歳だ。実現の可能性は限りなくゼロに近いが、2人の心の支えになっているのは“もう一度監督がしたい”だ。そのモチベーションがあるからこそ、大病を乗り越えられたのだ。 偶然か必然か、犬猿の仲と言われてきた2人の晩年の境遇が似てきた。大阪スポーツニッポン記者時代から49年間、2人を追ってきた老兵記者が近況をリポートした。 2年連続で、私は11月末から正月を返上しての年末年始、東京・玉川田園調布にある野村克也邸をマークした。というのも、一昨年同様、野村の再入院情報が流れたからだ。野村邸には連日、午後4時半から視察した。 昨年5月のゴールデンウイーク連休中もそうだったが、午後5時半に白のレクサスに乗り込む野村の姿を何度か見掛けたものだ。もちろん、運転するのは私設運転手である。 年の瀬も押し詰まった昨年12月25日。少し痩せてはいたが、ブルーのジャケットに黒のスラックス姿の野村が自宅から出てきた。いく分ふらついて歩いてはいたが、勝手口からの急勾配の階段10段を手すりも使わず自力で降りていた。とりあえず、再入院はしていないことだけは確認できた。 ヤクルト時代から野村の側近であるM氏が近況をこう語る。 「'14年の退院後から、すこぶる元気です。確かに、持病である腰痛はかなりひどくて歩くのに苦労していますが、頭の方は冴えていますよ。シンキングベースボールを地でいくように、スポーツ紙やテレビ、雑誌などの取材を受けています。相変わらずサッチー(沙知代夫人)が“働かないと衰える!”とノムさんの尻を叩いていますからね。定期検診のために病院には通院していますが、再発はないと聞いています。深夜のスポーツ番組出演の際は、ノムさん1人で行動しています。テレビ局のスタッフも“腰がふらついて肩をかすことはあるが、コメントは冴えています”と言っていました。孫たちと食事をするときや、家族で過ごすクリスマスなどはサッチーも一緒です」 野村邸のインターホンを押すと、沙知代夫人が出てきた。一昨年の再入院説を取材した経緯もあり、沙知代夫人から、 「あんた! また野村の足を引っ張りに来たの!」 と怒声を浴びたのだが、野村の体調が良好なのか、最後は「元気に仕事をしています」と穏やかであった。
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ミステリー 2017年01月28日 15時49分
湖に潜ろうとするネッシーの姿!? 「ヒュー・グレイの写真」の謎
未確認生物の代表格と言えば、イギリスはネス湖のネッシーだろう。特に、湖面から長い首をもたげた通称「外科医の写真」のインパクトは大きく、フェイクと判明した現在でも未だにネッシーや湖に住む巨大生物のイメージとして定着している。 ネス湖のネッシーは昔から現代に至るまで、多くの写真が撮影されている。当然、中には明らかなフェイクもあるのだが、それでも未だに本物のネッシーの姿を捉えたものだと見なされているものは多い。 こちらの写真は1933年に撮影された「水に潜ろうとするネッシー」の写真だ。こちらの写真はネッシーを捉えた世界初の写真であり、撮影者の名前から「ヒュー・グレイの写真」とも呼ばれている。 同年11月12日の正午頃、彼は教会に行った後にネス湖周辺を散策していた。すると、川が流れ込んでいる近くで大きな生物が動くのを目撃。すぐにカメラを準備し、今まさに水中に潜ろうとしている生物の姿を捉えることに成功したのだという。確かに写真には、大きな水しぶきを上げて潜ろうとしている大きな生物の物らしき姿が捉えられている。なお、撮影者のヒュー・グレイ氏は他にも5回ほどネッシーらしき巨大生物を目撃したことがあると証言している。 だが、この写真も撮影当初から本当にネッシーが写った物なのか疑問視する声が大きかった。水しぶきが大きく、大半が隠れてしまっているので何らかの別の生物を捉えた物なのではないかと言われてきていたのだ。 現在では、原本であるネガが紛失しているため、検証は非常に難しいものと見られている。しかし、現在存在している画像を海外のUMA研究家らが検証していった結果、複数の犬の頭らしき物が水しぶきの向こうに隠れている事を発見。恐らく、彼が愛犬を湖に放し、木の枝を投げ入れた写真がうまく正体不明の怪物のように見えてしまったため、ネス湖の怪物が写真に撮れたとして公開したのではないか、と推測されている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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その他 2017年01月28日 15時17分
【不朽の名作】デビュー作! あの竹内力のさわやかな演技に注目「彼のオートバイ、彼女の島」
1986年に公開された『彼のオートバイ、彼女の島』は、当時アイドル映画や大作映画を手がけて話題となっていた角川春樹事務所が製作に関わった「角川映画」の一作だ。しかし、この作品はそんな角川映画作品の中でも異質といえる作品だ。 本作は同じく角川映画として有名な、『時をかける少女』(83年)の大林宣彦監督が手がけており、当時の若者向けの青春映画的な傾向が強い。しかし、ナレーションや主人公の回想シーンにモノクロの映像を挟むなど、文芸作品のような仕掛けも随所に盛り込まれており、他の角川映画にはない独特の雰囲気がある。そして、なんと竹内力のデビュー作でもあり、橋本巧という主人公ポジションで、さわやかな青年役を演じているのだ。今となってはここが一番驚く部分だろう。 竹内には、後年のVシネの顔らしい、ヤクザ役に見られるようないかつい表情が微塵にもない。その雰囲気には普通に若手俳優としてのスター性を感じるほど。ネットで画像検索しても、若い頃の顔はほとんど出てこないので、正直今観ると違和感が凄い。仮に竹内が、『極道の妻たち』などのヤクザ映画作品に出演していなければ、さわやか俳優としての未来もあったのだろうか? デビュー作でありながら、ちょっとキザで、さわやかな若者をちゃんと演じているのも好感が持てる。この時期の角川映画に頻繁に出演し、本作にも巧の友人・小川敬一役として出演している高柳良一より圧倒的に場数が少ないのに、演技の面では、はっきり言って既に高柳より上手い。まあ高柳は俳優の仕事は学生までと決めており、演技の上達にはそれほどこだわらなかったらしいので、比べてはいけないのかもしれないが、竹内は後にVシネで大物俳優になる片鱗は見せている。 この作品の重要なアイテムとなっているのが、タイトルにあるようにバイクで、巧はカワサキの「650RS-W3」に乗っている。竹内はバイクに乗って東京に役者になるためにやってきたという逸話があるだけに、乗っている姿はかなり格好いい。そんなバイクにまたがる巧に興味を持つのが、原田貴和子演じる白石美代子で、旅先の長野で出会うことになる。 巧は普段から出版社や新聞社に原稿を届ける、今で言うバイク便のような仕事をしており、とにかく劇中でバイクに乗車している姿が多い。貴和子も巧だけではなく、バイクの魅力にも惹かれる役どころになっており、バイクを通して若者の恋愛が描かれる。貴和子など、途中で巧に恋をしているのか、バイクに恋をしているのか、わからなくなるほどだ。正直「650RS-W3」のような大型バイクの宣伝作品としてはこれ以上ないほど成功している。 その推しのすごさは、「バイクに乗ると出会いがあるかも」というマイルドなものではなく、「バイクに乗って外に出ないと素敵な恋は出来ないぞ! さあ乗れ!!」くらいの強引さが作品全体からにじみ出ている。そこまで強引なのに、あまり嫌悪感が出ないのは、ほどよくナレーションを挟んでいるおかげだろうか。そういえば、同時期にはヤンキー映画も全盛で、バイクの描写がとにかく多かった。このすぐ後くらいに、「バイクの免許を取らせない」・「バイクに乗せない」・「バイクを買わせない」という「3ない運動」が全国の高校で活発になるので、バイクが不良のツールや若者に事故を起こさせる道具と悪者にされず、最も輝きをみせていたのがこの時代なのかもしれない。 まあ、バイク要素を除けば作品としてはよくある恋愛モノなのだが、とにかく観ていてむず痒くなりそうなセリフの連発が印象に残る。いきなり、貴和子と初めて出会ったシーンで「どこへ行くの?」という質問への巧の返しが「風をさがしに」といった状態だ。日常生活のどこで使うんだそのセリフ。巧が元カノである、沢田冬美(渡辺典子)との別れの理由を、小川と話しているシーンも、すさまじくくさいセリフの応酬が展開され、観ているこっちが恥ずかしくなるほど、機会があれば言ってみたい気もするが、たぶんドン引きされるな…。 劇中冒頭で、ナレーションが「これはモノクロームの夢の物語」だと言っているが、まさにそのような、ある意味浮世離れした世界観が、バイクの描写と共に、本作の魅力となっている。貴和子の故郷である島のシーンも国内でありながら、結構幻想的なシーンに仕上がっているのも注目点だ。 また、バイクを利用したちょっとした暴力要素も、本作を語る上では印象的なシーンだ。冬美と別れたケジメをつけるため、巧の仕事先の兄貴分で、冬美の兄でもある沢田秀政(三浦友和)と決闘するシーンでは、チキンレースという手垢のついた真似はしない。すれ違い様に木刀を当てあうという、まるでジョスト(馬上槍試合)のようなルールで対決する。この戦が終わったあとは恨みっこなしと前置きしているが、大怪我で済むのか。いや、劇中では大怪我で済んでるけど。これが青春なのか、おっかねえ…。 正直意味不明ではあるが、映像的には乗り物系スタントで有名なタカハシレーシングが本気で取り組んでいるので、迫力はかなりのものだ。他にも小川が曲作りのインスピレーションを得るためという理由で、走行中の車のサイドミラーをバイクで追い抜きざまぶっ壊すという完全に犯罪な遊びをしている。こんな遊びをしている若者が、スプラッター系ホラー映画でいたら真っ先にぶち殺されるポジションだろう。こういった悪行を、若者のヤンチャで済ましているあたりに当時のおおらかさがうかがえる。 メディアミックス戦略で、万人受けを狙った当時の角川映画らしい、さわやかな雰囲気と、バイクの描写が上手くマッチしたのが本作だ。バイクに興味がある人であればあるだけ楽しめる作品になっているだろう。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能 2017年01月28日 12時00分
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』終了裏で蠢く太川陽介&蛭子能収の不仲説
テレビ東京がダメ元で再チャレンジしているのが、1月2日の放送をもって番組が終了した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の続編継続。何よりもこだわっているのが、今シリーズで引退を発表した太川陽介(58)&蛭子能収(69)コンビを、再び番組に担ぎ出すことだ。 「そもそもテレ東サイドは新たな旅人を加えた新シリーズを3月からスタートさせると広報していたんです。ところが、太川&蛭子版が終了したことを知った視聴者から、コンビ復活を求める電話やメールが殺到した。あまりの反響の大きさに驚いたようです。視聴者はあの2人に妙な近親感を覚え、ファンになっていたようなんです」(テレビ事情通) そもそも、この番組が特番として始まったのは'07年春のこと。以来、放送を重ねるたびに視聴率をアップさせてきたのだ。 「今や年に4〜5本は放送される人気特番です。視聴率もコンスタントに10%前後をキープし、調子がいいときは15%超えもあった。ちなみに制作費は800万円弱。コスパの高さでも注目される優良番組なんですよ」(制作会社事情通) 制作費も安く、しかも視聴率が取れるのに、なぜ、番組を終了させたのか!? 「ここだけの話、ある致命的な理由があるんですよ。結論をズバリ言えば、蛭子さんが太川さんを毛嫌いしているんです。人間的に合わないらしく、以前は口げんかがしょっちゅうでした。最近は、完全無視状態で、ロケも進まなかったほどです」(前出・テレビ事情通) もっとも、太川が年上である蛭子にキツく当たったのには、ある理由があった。 「蛭子は自由奔放なんです。台本を無視してロケ中に寝るなど日常茶飯事。飲食店では、旅番組らしく地元の名産物を使ったメニューを頼みますが、蛭子さんはカレーライスやとんかつなど、まったく旅を感じさせない料理を選んで食べてしまうのです。芸能界では太川の方が大先輩。だから、ロケが終わると蛭子を教え諭していたそうです。それが蛭子は嫌でたまらなかったようですね」(制作関係者) さらにもう一つの決め手が、ギャラの違いだという。 「芸歴の長い太川は1本当たり50万円〜。ところが、蛭子さんは1本20万円〜。蛭子さんはギャラに差があることも不満だったらしい」(芸能事情通) 今回、こうした込み入った事情から、終了となってしまったのだが、気になるのはその後の話。説得工作は功を奏したのだろうか? 「太川は、続編にやる気満々なんです。でも蛭子さんが、どうしてもクビを縦に振ってくれない。出演料を上げるしか方法がなく、テレ東幹部は頭を抱えているそうです」(放送作家) 太川&蛭子版『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は、終点にたどり着いたようだ。
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