現役プロレスラーが久々のMMA参戦だ。20006年4月にパンクラスで行われた野地竜太戦以来、約2年半ぶりの総合マット登場。6月にノアのGHCヘビー級タイトルを奪取できなかったばかりか、タッグ王座からも陥落し「落ち込んでいたので刺激がほしかった」ことから総合挑戦での再起を決意した。
今年のブラジリアン柔術世界大会を制し、総合初参戦を果たすシャンジ・ヒベイロとの対戦。相手は柔術でホジャー・グレイシーを撃破した実力者だが、杉浦は「ホジャー?わからないです」「すいません、戦極も1度も見たことがありません」とお構いなしだ。
ついには「試合ではプロレスラーとして、これだけできるんだというところを見せたい。チャンスがあればブン投げる」と自身の必殺技である五輪予選スラム発動も示唆してみせた。
あくまで同マット参戦は今回限りの意向だが、果たして柔術世界王者相手にとどんな闘いをみせるのか、目が離せそうにない。