「人体の中で、気持ちよさを感じる部分は“脳”なのです。キスも、愛撫も、セックスそのものも、すべては脳にその情報が達して、はじめて“快感”となります。最高に気持ちのいいセックスを味わいたいのなら、“脳が感じるセックス”を目指さなければならないのです」とドクターは断言。今までのセックステクニック論を覆す内容の一冊だ。
その他にも本書の中では「キスは耳から」など斬新な主張が次々に飛び出るが、医師の目から見た明快な語り口で読み応えは十分。
意中のアノ娘を自分のものにするため、夫婦円満を継続するため、性の喜びを考え直すにはピッタリの一冊といえる。(税別900円)