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社会 2019年04月02日 06時30分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第314回 1997年以上に消費が落ち込んだ’14年増税
日本はバブル崩壊後、1997年に橋本龍太郎政権が消費税増税、公共投資削減といった一連の緊縮財政を強行した結果、経済がデフレ化、GDP(国内総生産)が全く伸びなくなり、小国化路線をひた走っている。 消費税増税とは、要するに「消費に対する罰金を強化する」ことを意味する。罰金を増やされた国民は、消費を「実質の量」で減らしていく。分かりやすく書くと、今まではパンを100個買っていたのを、95個に減らす、という話だ。 実質消費の減少は、生産数量が減ることそのものである。国民の実質賃金は、生産性、つまりは生産者一人当たりの生産数量(及び労働分配率)で決定される。消費税増税で生産数量が減ると、国民の実質賃金は下落。実質的に所得が減った国民は、さらに消費“量”を減らすという、悪循環に突入する。 信じがたい話だが、’14年4月の消費税増税は、日本をデフレに叩き込んだ’97年4月の増税以上に、日本国民の実質消費を減らしてしまった。いや、正しくは“減らしていっている”のである。 図では、X軸(横軸)が四半期となっている。Q20とは、つまりは「20四半期後」であるため、消費税増税前後から5年間の値を見ているわけだ。 また、図では実質の消費として、実質GDPの「持ち家の帰属家賃を除く家計消費支出」を採用した。理由は、持ち家の帰属家賃を含むと、実態が見えなくなってしまうためである。 ご存知ない読者がほとんどだろうが、GDP統計や消費者物価指数では、持ち家に対する「架空の家賃」が帰属家賃としてカウントされている。帰属家賃とは何かといえば、実際には家賃を支払っていない住宅(持ち家など)について、通常の借家や借間と同様のサービスが生産され、消費がされたものとみなし、市場価格で評価した計算上の家賃のことである。つまりは「架空家賃」だ。 というわけで、実際には支払われなかった帰属家賃を除き、二度の消費税増税期の駆け込み消費“前”の四半期、つまりは’96年10―12月期、’13年10―12月期を1とし、その後の実質消費の推移を比較したのが図になる。 図からも分かる通り’97年よりも’14年の方が、駆け込み消費の規模も、「駆け込み消費後の落ち込み規模」も、共に大きくなっている。ここまではまあ、いいとしよう。 問題は、’97年増税期は実質の消費が12四半期後、つまりは3年後に増税前の水準に回復し、さらには増税前の駆け込み消費の水準を上回るところまで「拡大」したにも関わらず、’14年時は全く見られないという点である。 信じがたい話だが、’14年増税時は、5年後(’18年10―12月期)に至っても、増税前の駆け込み消費“前”の水準(’13年10―12月期)にすら戻っていない。 ’97年時は、実質の消費が4年以上かけたものの、一応、元の水準に戻っているため、「U字型」と表現し得る。それに対し、’14年は明らかに「L字型」だ。 実質消費の落ち込みは、’14年時の方が’97年時よりも酷い。ところが、’97年の消費税増税は日本をその後、長期のデフレに叩き込んだ。その’97年時よりも、’14年の方が実質の消費の落ち込みは激しい。 この状況で、もう一度、増税を強行するというのか。 実質の消費が減るということは、目の前の「販売数量」、「生産数量」の減少そのものである。現在の日本は、少子高齢化に端を発する生産年齢人口比率の低下を受け、人手不足が深刻化している。 直近の失業率は2.5%であるが、これは完全雇用に近い水準だ(日本の完全雇用の失業率は2%強)。それにも関わらず、実質賃金が上昇していない。つまりは、企業が生産性向上の努力をしていない。 理由の一つが、’14年4月の消費税増税による販売数量、生産数量の落ち込みであることは疑いない。実際に、日本の実質賃金は、’14年第2四半期以降、急激な低下を示した。目の前で販売数量が減っている以上、経営者は生産性向上に前向きにはならない。その反対側で、人手不足は人口構造の変化の影響により容赦なく進行する。 結果的に、雇用の改善と実質賃金の下落が“同時”に起きているのが、現在の日本だ。 ところで、半年後に迫った消費税率の引き上げに向け、外食や小売業界において、商品の価格表示を見直す動きが相次いでいる。つまりは、値上げだ。 生産性が低迷し、実質賃金が上昇していない(=販売数量が増えていない)状況での値上げは、単にさらなる実質消費の減少を引き起こすだけである。 しかも、各社の値上げは需要増によるものではなく、消費税増税に備えてのものなのだ。つまりは、オイルショック期と同じ、コストプッシュ型インフレである。コストプッシュ型インフレは、実質賃金のさらなる低下を引き起こす。 そもそも、’14年の消費税増税により実質消費が減少してしまったことこそが、安倍政権下の実質賃金の低迷の主因なのである。このまま’19年10月に増税を強行すると、さらなる実質消費の縮小、生産性の低迷、実質賃金の低下という悪循環に“確実に”突っ込む。 安倍政権が少しでも国民のことを考えているならば、消費税増税の凍結(せめて延期)を決断しなければならない。 消費税増税の根拠は、財務省の「PB至上主義」である。 財務省は、とにかく計画通りにPB赤字幅を圧縮できれば、国民の生活はどうでもいいのであろう。さもなければ、デフレ期のPB黒字化など、目標に設定できるはずがない。 我が国は早急に諸悪の根源であるPB黒字化目標を破棄し、財政健全化を目指すならば、せめてグローバル標準の「政府の負債対GDP比率の引き下げ」に切り替えなければならない。さもなければ、デフレ期の消費税増税が繰り返され、国民の貧困化と国家の小国化が継続してしまう。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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スポーツ 2019年04月02日 06時00分
【センバツ】東邦は“平成最初で平成最後”の優勝校なるか 他のベスト4も学校記録を更新中
“平成最後”の優勝をかけ、各校が熱戦を繰り広げている高校野球・春のセンバツ。先月31日に行われた4試合の結果により、ベスト4進出校が決定した。 第1試合の習志野(千葉)対市和歌山(和歌山)は、初回の2点ビハインドを5、6、7回の得点でひっくり返した習志野が「4-3」で勝利。28日の星稜(石川)戦で浮上したサイン盗み疑惑の影響に負けず、初のベスト4進出を果たした。 明豊(大分)対龍谷大平安(京都)の第2試合は、延長11回裏のタイムリーで明豊が「1-0」のサヨナラ勝ち。センバツ初の8強入りから、春夏通じて初の4強入りへと歴史を塗り替えた。 筑陽学園(福岡)と東邦(愛知)が激突した第3試合は、1点リードの6回に一挙5得点を挙げた東邦が「7-2」で快勝。優勝した1989年大会以来、30年ぶりとなるステージまで駒を進めた。 第4試合智弁和歌山(和歌山)対明石商(兵庫)の一戦は、同点で迎えた9回裏に値千金のサヨナラ本塁打が飛び出した明石商が「4-3」でサヨナラ勝ち。秋季近畿大会準決勝で勝利した相手を再び下し、ベスト4最後の1枠を掴み取った。 それぞれの激闘を制し、ベスト4まで勝ち進んだ習志野、明豊、東邦、明石商の4校。無論、どこが“最後の1校”となるかはまだ分からないが、どのような結果になっても、快挙となることが確実な情勢となっている。 春初のベスト4である習志野、明豊、明石商の3校は、学校の歴史を現在進行形で更新中。もちろん、これまでの戦いぶりも十分快挙に値するが、優勝となれば、これ以上ない形での快挙となるだろう。 一方、前述の通り、1989年つまり平成元年の大会で優勝を果たしている東邦は、今大会を制すれば“平成最初・平成最後”の優勝校となる。また、仮にこうなれば現在「54」である春の通算勝利数は「56」となり、中京大中京(愛知)がもつ歴代1位の「55」を塗り替えることにもなる。 先月23日に開幕した今大会も、残るは2日の準決勝と3日の決勝のみ。快挙をかけた戦いの先には、どのような結末が待っているのだろうか。文 / 柴田雅人
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社会 2019年04月02日 06時00分
イケメンの世界旅行に同行するだけで年収570万円! 夢の仕事の応募受付中、実は楽じゃない?
楽して稼ぐ…そんな素敵な生活に誰もが憧れるだろう。しかしそんな夢のような暮らしがまさに今、実現するかもしれない。 海外ニュースサイト『Daily Mail』は3月20日、シドニー在住の26歳のイケメン男性が、一緒に旅をしてくれるビジネスパートナーを募集中だと報じた。この男性の名前は、マシュー・レプレ氏。ネットビジネスで成功し、月に12万ドル(約1330万円)を稼ぐ実業家だ。マシューはセミナーのために世界を飛び回っているのだが、「世界で最もクールな仕事」と銘打ち、一緒に世界を周ってくれる秘書のような役割の人材を募集しているという。給料は年5.2万ドル(約570万)で、世界各地の豪華ホテルに滞在できる。年齢や性別は問わないようだが、募集条項には「SNSに関する知識が深い人」「やる気のある人」「時間に正確でスケジュール管理ができる人」といった内容が並んでいる。 このニュースが世界中に広がると、特に女性は興味を示し、ネット上では「イケメンと一緒にいられてお金をもらえるなんておいしい仕事。私を雇って!」「きっと孤独なのかも。私が癒してあげたい」といった声が挙がっていた。しかし一方で「356日24時間面倒を見てこの値段は安すぎ。宣伝効果を狙っているだけ」「この男のインスタを見てきたけどセレブ自慢ばかり。この求人もその一つ」という冷静な意見も。自身の名を売るPRの一環と捉えている人も多いようだ。 このように、世界には多くの仕事が存在するが、過去には他にもユニークな求人があった。 2013年9月には、NASAが「何もせずただ70日間寝続けてくれる人」を募集した。これは重力の影響力のデータを取るための募集だったが、ベッドで横たわってさえいれば、ゲームをしてもスマホをいじってもよし。報酬は18,000ドル(約200万円)で、ベッドは寝たままシャワーやトイレができる仕様になっていた。 また2015年2月には、南極の地を管理する「英国南極歴史遺産トラスト」が、南極半島の郵便局で働く局員を募集した。月給は1100ポンド(約16万円)で、仕事内容は一般的な郵便局員と同様、窓口対応や手紙の処理だ。しかし応募条件には「マイナス5度の寒さでもお客さんを温かく迎えられる人」「3人ほどの人間とペンギンだけの生活でうまくやれる人」といった南極ならではの項目が並んでいた。 こういった仕事は、得意な人にとってはおいしい仕事かもしれない。マシュー氏に同行する仕事の応募締め切りは明かされていないが、2019年4月現在も募集中。もしあなたが旅行好きで世話好きなら、応募してみてはいかがだろうか。
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芸能 2019年04月01日 23時00分
退社・結婚・大抜擢、異例尽くしの小川アナのキャスター就任には大きな問題が…
テレビ朝日の小川彩佳アナウンサーが、5月に1歳年上の一般男性と結婚することを、一部スポーツ紙が報じた。 小川アナは今年2月8日、メインキャスターを務めていたインターネットテレビ局「AbemaTV」の「Abema Prime」に生出演し、自身のオフィシャルブログ内でも退社と結婚を報告したが、婚姻届の提出時期については明らかにしていなかった。 記事によると、小川アナはすでに親しい知人らに報告し、2人にとっての記念日に婚姻届を提出したいと話しているのだとか。お相手とは昨春に友人の紹介で知り合い、すぐに意気投合して1年足らずで結婚を決意したという。 小川アナは「Abema Prime」を先月29日に卒業。退社日については、3月末とみられていたが、4月で最終調整中の模様。テレ朝では、これまで具体的な退社日を明言していなかった。 小川アナといえば、退社後、フリーに転身し、TBS系「NEWS23」のメインキャスターを務める意向を固めており、6月から就任する方向で調整中であることが報じられていた。 「業界の“紳士協定”を破るようなヘッドハンティングに対して、テレ朝の幹部は激怒。さすがにメンツを潰されてしまったので、あれこれ条件を付けて小川アナを退社させないように説得したとも聞こえて来ている。6月のキャスター就任だとしたら時間がないので、小川アナの退社後、すぐにTBSが発表することになるだろう」(テレビ局関係者) そんな中、TBSは大きな問題を抱えてしまったようだ。 「現在、『NEWS23』のキャスターを務める雨宮塔子アナウンサーの今後です。元同局アナということもあり、生活拠点のフランスからわざわざ呼び戻しての起用。にもかかわらず、低視聴率でクビにするわけですから、今後の仕事などそれなりの配慮をしなければならず、そちらの調整で難航しているようです」(芸能記者) 残り2か月、雨宮アナは悶々とした気分で出演することになりそうだ。
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芸能 2019年04月01日 22時00分
松本人志が引退時期を示唆 “60歳の壁”、島田紳助さん、上岡龍太郎さんと同じケースか
3月31日、ダウンタウン・松本人志が出演する『ワイドナショー』(フジテレビ系)が放送。松本が引退時期について言及する一幕があった。 今年いっぱいで引退する森昌子のニュースを取り上げた際、「オレも(森と同じ60歳まで)あと5年やから。上岡龍太郎さん、(島田)紳助さんが、60歳手前くらいで辞めてらっしゃるんで。その流れをくんでいるのかなと。そこまで長くはないんじゃないかなって思いますよ」とコメントした。 上岡さんは58歳で芸能界から引退している。ある程度時期は決めていたものの、大きな決め手は夫人だという。ある日、2人でテレビを観ていると、滑舌の悪いベテランタレントが出ており、「こんなふうになりたくない。そんな気配があったら言ってくれ」と話したところ、「あなたそろそろね」と返されたという。 紳助さんは暴力団関係者との黒い交際が噂されたことで芸能界を引退。55歳だった。また、紳助さんと親交の深かった明石家さんまも、松本同様60歳で引退する覚悟をしていたが、爆笑問題・太田光から「今やめたらカッコよすぎる」などと止められたことを明かし、63歳になった現在も現役でテレビ、舞台に出演している。 引退時期を仄めかしたものの、松本は番組内で「(最近は)視聴率重視じゃなくなってきた。やりたいこと、面白いことだけを追求できる番組が、前よりはできやすくなってきているような感じはする」と言い、「“もうちょっとやってみようかな”って。それがなかったら“ホンマにもうええかな”って思っていた時もあったね」と明かした。 「松本が長年、企画・構成として名を連ねる『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の話をすると、90年〜00年代頃までは、よくコント形式の企画が行われていましたが、ここ10年ほどは観ることがなくなっていました。しかし、ここ数週で“ガキ使らしい”企画が多く放送されています。そうした経緯もあってのコメントなのでしょう」(エンタメライター) さんまや松本がお笑い界から消えることは大きな損失となる。活躍を期待している人のためにも、身体と精神が持つまでは続けてほしいものだ。
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社会 2019年04月01日 22時00分
NHK「ひきこもり特集」ヤラセ疑惑に「また!?」とネット大炎上
NHKが3月29日に放送した『中高年のひきこもり』に関する報道が、ヤラセではないかと一部ネット上で炎上している。 件の報道には、90歳近い母親に身の回りの世話をしてもらっているという53歳の男性が登場。大学を中退してからおよそ30年間、断続的にひきこもりを繰り返しているとして、現在の生活状況や心境を語った。 しかし直後からネット上では、「ひきこもりの部屋があんなにキレイなはずがない」などといった疑問が噴出。さらに、男性がある会社の最高執行責任者であることがネット検索で“発覚”し、「ヤラセだ」とする声が怒りとともに広がった。《NHKがまたやらかしたのか!?》《こんなすぐにバレる仕込みしてよく平気でいられるな》《顔出しでウソは何得なの? NHKは何と戦ってるの?》《良かった。中高年のひきこもりはいなかったんだ》《バレたら反発すごいこと分かってんだろうに》 その後、この男性は“炎上”を知り、「ひきこもり」に関する情報を発信しているサイトに“真相”を寄稿している。サイトによると、男性が役員をしていたのは事実であるものの、加齢と体力不足により昨年退社して、現在はひきこもりに戻っているとのこと。30年の間に何度か働いている件については、「『ひきこもりは一度ひきこもったら出てこない』というステレオタイプが強いのでしょう」として、繰り返すタイプのひきこもりがいることを述べている。 また、服装や部屋がキレイであったことは、行政の居宅介助を週に一度受けているためと説明。ヤラセではないことを、1つ1つ丁寧に示した。 ちなみに今回、多くの人が「またか!」と反応したのは、NHKが以前にもヤラセを疑われたことがあるためだ。2016年に「貧困問題」を取り上げた際、貧困に悩む女子高生がやはり実名で出演している。パソコン本体が買えずキーボードのみでタイピング練習をしていること、エアコンがなく保冷剤をタオルで包んでしのいでいることなどが放送されたが、映っていた部屋に大量のアニメグッズがあったこと、高額の舞台を観劇したとツイッターに投稿されていることなどを理由にヤラセ認定された。 「多くの人が真相よりも疑惑に目を向けるのは、それだけNHKへの不信感が高まっているからでしょう。テレビがなくてもネット環境があれば受信料を徴収する方向にかじを切っていることで、特にネットユーザーからの反発が強くなっています」(IT系ライター) またそのうち、騒動は繰り返されるのだろうか。
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スポーツ 2019年04月01日 21時40分
ロッタンが那須川天心に「ONEで待ってます」とラブコール、チャトリ会長も後押し!
ONEチャンピオンシップ『ONE:A NEW ERA-新時代-』▽3月31日 東京・両国国技館 観衆11,098人(超満員札止め) 『RISE125』幕張メッセ大会(昨年6月)で、“神童”那須川天心を延長まで追い込んだロッタン・ジットムアンノン(タイ)が3月31日、ONEチャンピオンシップ(ONE)日本初進出となる『ONE:A NEW ERA-新時代-』両国国技館大会に出場。ムエタイルールでハキム・ハメッシュ(フランス)と対戦した。 「今回、体調が良くなかったのが残念」というロッタンは、ハキムにフルラウンドまで持ち込まれたが、判定で勝利を収めた。試合後、インタビューに応じたロッタンは10カ月ぶりの日本について「東京には僕のファンがたくさんいる」とファンに感謝し、天心戦のリベンジプランについて次のように話した。 「テンシンがONEに上がればやりたい。テンシンがONEに参戦してくれれば、キックボクシングルールでもムエタイルールでも構わない。昨年の試合の判定に僕としては不満がある。(10月に日本大会を予定しているが)テンシンとの試合を実現させたい。待ってます!」 ロッタンは天心に熱烈なラブコールを送った。現在RISEで開催している世界トーナメントに出場予定だったが、今大会に出場することもあり、トーナメントには参加しなかった。天心はトーナメントの決勝で、ロッタンと再戦することを想定していただけに、“肩透かし”を喰らった形となっていた。いずれにせよトーナメントを優勝し、本人もスッキリしていないロッタンとの再戦に臨みたいところ。 「きょうフロントロー(客席の前方)に天心は来ていた。本人が『ONEに出たい』『ロッタンとやりたい』と言っていたことを知っている。将来的に実現させたい」 ロッタンの発言をONEのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは歓迎した。今大会の中継にはフロントローで観戦する天心が、カメラに笑顔で手を振る場面もあった。山口芽生のセコンドに父の弘幸氏がつき、試合後はケージ内に入り一本勝ちを収めた山口を祝福していた。RISEの伊藤隆代表も来場しており、パイプがないわけではない。 天心はRIZINとの契約もある。ONE参戦はひと筋では行かないかもしれないが、敵地に乗り込んでいくつかある“宿題”のひとつを片付けるようなことがあれば日本のキックや格闘技が盛り上がるのは必至。天心の次戦は4.21RIZIN横浜アリーナ大会が予想されるが、ボクシング企画同様、今後の展開が見逃せない。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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芸能 2019年04月01日 21時30分
STU48、タイミングの悪い船出 AKBグループは地上波の出演も難しい状況か
アイドルグループ・STU48の結成2周年記念コンサートが3月31日、広島県内で行われ、4月16日に広島港から船上劇場「STU48号」が出航、初日公演が行われることが発表されたことを、各スポーツ紙が報じている。STUは2017年に発足。48グループ初の船上劇場での公演を計画し、昨年夏のオープンを目指していたが、西日本豪雨被害の影響などで計画が遅れていた。 各紙によると、発表を聞いたキャプテンの岡田奈々は「ようやくですよ!」と歓喜。公演名は「GO!GO! little SEABIRDS!!」。構成・演出は「THE CONVOY SHOW」主宰の今村ねずみ氏が担当し、今後、瀬戸内の7県の港で劇場公演を行っていく予定だというのだ。 「ようやく船上劇場での公演が決定。本来ならば、その勢いで盛り上がって、毎年開催されている総選挙では、昨年より大躍進するという流れで持って行ければ良かったが、今年は総選挙が開催されないことが発表されてしまった。メンバーたちの顔と名前を売る機会が奪われてしまった」(芸能記者) さらに、いまだに騒動が収束していない、NGT48のメンバー・山口真帆の暴行事件も48グループ全体に悪影響を与えそうだというのだ。 「このまま騒動が収束しないうちは、48グループの起用を控える動きになりそう。現状、AKB48グループ以外の48グループが、民放キー局の地上波に出演することも難しい状況になってしまっている。STUの場合、とにかく拠点とする瀬戸内海7県のファンをどこまで取り込めるかが勝負になりそう」(テレビ局関係者) メンバーたちがモチベーションを維持できるかが気掛かりだ。
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芸能 2019年04月01日 21時30分
ジャニーズ事務所独立説一転、完全服従を誓った中居正広の厚遇すぎる新番組
日本テレビとテレビ朝日は、4月改編に先立ち、元SMAPの中居正広(46)がMCを務める『ナカイの窓』(日本テレビ系)と『中居正広の身になる図書館』(テレ朝系)が3月いっぱいで終了することを明らかにした。さらに4月以降も新たな中居の冠番組を用意していることも重ねて発表したのだ。 「日テレは現在、月曜日から木曜日の午後11時59分から放送されている深夜エンタメ枠“プラチナイト”を金曜日に増枠。中居は『中居正広の今日もお疲れちゃ〜ん』(仮題)というトークバラエティーをスタートさせます。サブMCに、元乃木坂の市來玲奈アナを投入してサポートする予定です」(日テレ宣伝部A氏) テレビ朝日の新番組は、芸能ニュースや社会事件を取り上げるワイドショー『中居正広のニュースショー』(仮題)。「土曜日の昼前後の放送で、前日の金曜日に収録して芸能情報などもギリギリまで対応するそうです。さっそく親しい関係にあるダウンタウンの松本人志に電話を入れ、仁義を切ったそうです」(放送作家) すべてが順調に進んでいる中居。その理由はジャニーズ事務所に対し、絶対服従を誓ったことが大きく影響しているという。「ジャニーズ事務所は、6月までに来年度の契約について更新するかの意思を表明することになっている。もちろん合意に達しない場合は、9月で契約が切れるんです。ところが、中居は3月に契約更改の意思を表明した。嵐が活動休止、続いて関ジャニ∞が大揺れになる中、ジャニーズは中居の契約更改を大喜びしたんです」(芸能関係者) そのご褒美が、新スタートする2番組の出演料だ。「通常、ジャニーズは3〜5割をギャラから手数料として差っ引いて、タレントに渡すんです。ところが、この2番組に関して手数料は0.5分しか徴収しないというんです」(同) 気になるのは中居のギャラだ。いったい、いくら支払われているのか?「深夜帯なら1本100万円〜180万円。通常なら60万円がやっとの時間帯です」(前出・日テレA氏) 手のひらを返したような服従劇。中居は何を思う…。
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スポーツ 2019年04月01日 21時20分
【DeNA】「横浜は永遠に忘れない」ダンディな名将・権藤博さん殿堂入りセレモニー
30日のベイスターズ対ドラゴンズ戦に先駆けて、今年1月に競技者表彰委員会・エキスパート表彰で野球殿堂入りを果たした権藤博氏を称え、セレモニーを行った。 権藤氏は1998年、横浜の地に38年振りにチャンピオンフラッグをもたらした際の監督で、2000年まで指揮を振るった名将。現役時代は中日ドラゴンズに所属していたこともあり、球場全体がお祝いムードに包まれた。ビジョンには98年当時の教え子達が登場し、思い出や秘話が明かされた。 不動の司令塔だった谷繁元信氏は「自分のプランを崩さない。信頼感があった」、左腕エースの野村弘樹氏は「信用してくれていたから、責任感が出た」、絶対的クローザー大魔神・佐々木主浩氏は「やりやすい環境を作ってくれた。成長出来た」、三浦大輔現一軍投手コーチは「投手としての姿勢を教えてくれた」、98年の開幕投手、川村丈夫現二軍投手コーチは「弱気になるのがわかると怒る。ピッチャーはストライクを投げろと教わった」、マシンガン打線の3番打者・鈴木尚典氏は「監督と呼ぶなと言われた。同じ立ち位置で戦うボスだった」、ヘッドコーチ(当時)の山下大輔氏は「選手も個性派揃いだったが、その上を行く個性派監督だった」と各々の話に、詰めかけたファンもビジョンにくぎ付けとなっていた。 「監督と呼ばせない」、「ミーティングはしない」、「送りバントはしない」、「2ストライクナッシングから1球ボールを投げさせる意味が分からない」、「中継ぎピッチャーにもローテーション」、などの常識に囚われない野球観は、時に非難も浴びた。しかし、結果で黙らせる様はその風体とともにダンディズムが漂っていた。 セレモニーで横浜DeNAベイスターズ・岡村信悟社長から記念の盾とプレートを、ベイスターズから三浦コーチ、ドラゴンズからは98年の2番センターだった波留敏夫一軍打撃コーチから花束が贈られた後、権藤氏は壇上でスピーチ。第一声で「カッコイイですね。わたし」と発し、ハマスタを沸かせた後、「お客様の声援で日本一になりました。殿堂入りも出来ました」と、観客に感謝の弁を述べ、スタンドからは盛大な拍手が送られた。 1998年以来リーグ優勝、日本一からも遠ざかっているベイスターズ。権藤氏からは「いい選手が揃った面白いチームになったので、チャンスはあると思います」との言葉を送られた。名将のエールを受け、21年振りの歓喜の時が秋にやってくる事を信じたい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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