今年いっぱいで引退する森昌子のニュースを取り上げた際、「オレも(森と同じ60歳まで)あと5年やから。上岡龍太郎さん、(島田)紳助さんが、60歳手前くらいで辞めてらっしゃるんで。その流れをくんでいるのかなと。そこまで長くはないんじゃないかなって思いますよ」とコメントした。
上岡さんは58歳で芸能界から引退している。ある程度時期は決めていたものの、大きな決め手は夫人だという。ある日、2人でテレビを観ていると、滑舌の悪いベテランタレントが出ており、「こんなふうになりたくない。そんな気配があったら言ってくれ」と話したところ、「あなたそろそろね」と返されたという。
紳助さんは暴力団関係者との黒い交際が噂されたことで芸能界を引退。55歳だった。また、紳助さんと親交の深かった明石家さんまも、松本同様60歳で引退する覚悟をしていたが、爆笑問題・太田光から「今やめたらカッコよすぎる」などと止められたことを明かし、63歳になった現在も現役でテレビ、舞台に出演している。
引退時期を仄めかしたものの、松本は番組内で「(最近は)視聴率重視じゃなくなってきた。やりたいこと、面白いことだけを追求できる番組が、前よりはできやすくなってきているような感じはする」と言い、「“もうちょっとやってみようかな”って。それがなかったら“ホンマにもうええかな”って思っていた時もあったね」と明かした。
「松本が長年、企画・構成として名を連ねる『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の話をすると、90年〜00年代頃までは、よくコント形式の企画が行われていましたが、ここ10年ほどは観ることがなくなっていました。しかし、ここ数週で“ガキ使らしい”企画が多く放送されています。そうした経緯もあってのコメントなのでしょう」(エンタメライター)
さんまや松本がお笑い界から消えることは大きな損失となる。活躍を期待している人のためにも、身体と精神が持つまでは続けてほしいものだ。