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スポーツ 2019年05月05日 06時00分
プロレス界に続く維新軍の歴史 平成維震軍に続く令和維新軍は結成されるのか?
先日「平成」が終わった。新元号「令和」になったわけだが、「昭和」から脈々と結成されている歴史的なユニットが維新軍である。 もともと維新軍は、藤波辰巳(辰爾)に「噛ませ犬」発言をし、新日本正規軍(現在の本隊)に反旗を翻した長州力が1980年代、マサ斎藤、アニマル浜口、キラー・カーン、タイガー戸口、谷津嘉章、小林邦昭、寺西勇とともに結成した昭和を代表する反体制ユニット。藤波だけではなく、アントニオ猪木、木村健悟、藤原喜明、前田明(日明)ら正規軍と激しくやり合った。 1984年には新日本プロレス興行改め、ジャパンプロレスに戸口を除くメンバーと、永源遙、栗栖正伸、保永昇男ら新日本の所属選手とともに大量移籍。マサ斎藤との革命軍から始まった「昭和維新」は団体設立、全日本プロレス参戦という団体の枠を超えるファンの夢をかなえた。後にスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斎藤、高野俊二のカルガリー・ハリケーンズも合流。馳浩、佐々木健介といった新人も入団し、一大勢力となる。 しかし、1987年に分裂。長州ら大半の選手は新日本に戻ったが、谷津、仲野、永源、高野らは全日本に残留。カーンは嫌気がさして引退した。浜口も新日本で引退セレモニーを行った。昭和維新軍は、団体化した最初のユニットではないだろうか。 それから5年が経ち、1992年に選手会ともめた越中詩郎と小林邦昭が新日本本隊を離脱。誠心会館の青柳政司、齋藤彰俊、木村健悟も賛同し、反選手会同盟を結成する。翌年にはブロンドアウトローズを解散した後藤達俊、小原道由が加入し、名前を平成維震軍に改めた。 維新軍は昭和維新軍同様、結束力が高く、WARとの対抗戦にも本隊に先駆けて、天龍源一郎率いるWARに乗り込み開戦。全日本時代の先輩である天龍に越中が物怖じせず向かっていく姿はファンの胸を打った。その後、ザ・グレート・カブキも加入。平成維震軍の自主興行も開催するようになり、長州&谷津の昭和維新軍とも対戦している。野上彰(AKIRA)も加入したが、1999年に解散した。 解散後も節目には復活を繰り返しており、近年では武藤敬司がプロデュースするプロレスリング・マスターズや、今年1月に行われた越中のデビュー40周年記念興行では、平成生まれの新メンバー、真霜拳號が加入。平成が終わっても平成維震軍を継続すると宣言している。 平成維震軍は続くようだが、令和にも維新軍ができても不思議ではない。歴史が繰り返されることは、プロレス界の歴史を紐解けば分かること。令和維新は誰がどんな形で行動を起こしていくのか、大いに期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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社会 2019年05月05日 06時00分
吉田純子〜看護師連続保険金殺人事件
2001年8月、福岡県に住む元看護師の女性(当時43歳)が警察に出頭し、自らが関わった保険金殺人について告白した。その内容から、事件の全容が明らかとなった。犯行に関わったのは、元看護師のほか、治験コーディネーター(42歳)、看護師(41歳)。さらに主犯格で指導的な立場の看護師・吉田純子(42歳)だった。 純子と3人はまず1998年1月、看護師の夫(39歳)を睡眠薬で眠らせ、静脈に空気を注射して殺害。保険金3500万円をだまし取った。ついで翌99年3月、今度は元看護師の夫(44歳)を泥酔させた後、口や鼻から医療用チューブで大量のウイスキーを流し込み、肺炎を併発させて殺害した。この時も、3200万円の保険金を手に入れた。 また、2000年に母親を殺害して現金を奪おうとした未遂事件も発覚。取り調べが進むにつれ、ほかにも純子が同僚から現金をだまし取るなどの余罪が次々に明らかになった。 犯行はすべて純子の指示によって強制的に進められた。共犯者たちは純子に奴隷のように指図され、「お前の夫は不倫している」「アンタの夫に金を貸した」などと虚偽の話で犯行を実行させていた。だまし取った保険金も純子が独り占めし、遊興費などで浪費していた。 2004年9月24日、福岡地裁で「医学知識を駆使し、完全犯罪をもくろんだ凶悪な犯行」として、主犯格の純子に死刑判決。10年3月に死刑が確定した。
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その他 2019年05月05日 00時00分
夏祭りの晩、「乱交パーティー」が息づく村〜東北地方・某所
かつては性的にオープンだったとされる日本。例えば、お祭りのあった日の晩は無礼講で乱交などが行われる地域も数多くあった。ところが、戦後こうした風習は一気に消えてしまうのだが、完全に絶滅したわけではない。なかには細々と風習を残す地域もある。 「現在は若い独身の男女限定になってるけど、お祭り最終日の晩にはヤリコン(※SEXありの合コン)みたいな内輪のイベントがあります。上の世代に聞いたら、100年くらい前までは乱交祭りが行われていて、それが今風な感じになって残っているらしいです」 特異な風習についてそう説明するのは、東北地方の某所在住の運送業、宇山要次さん(仮名・28歳)。独身だった20代前半は毎年のように乱交パーティと化したこの風習に参加するのを楽しみにしていたそうだ。●乱交パーティーで合理的な嫁探し 「メンバーは独身で祭りの参加者のみ。ただ、恋人がいて参加しないヤツもいるので、集まるのは大体10人前後ですね。最初は普通に打ち上げとして飲んで、イチャイチャやキスなんかをして、そのままHって流れですね。参加する男女が同数って年はほぼないし、みんな同じ部屋でヤッてるので、AVみたいな乱交状態も当たり前。一度、男4人女5人の年があったんですけど、そのときは逆3Pもあってアレは最高でした!」 なかにはこの風習がきっかけで交際に発展し、そのままゴールインするケースもあり、宇山さんは「ただのエロ風習じゃない」と力説する。 「まあ、Hから始まる恋もあるじゃないですか。それにじいちゃんに聞いた話ですが、昔は嫁探しの目的もあったそうで、気に入った女性と後日正式にお見合いをして結婚という流れがあったみたいです。セックスの相性でどうするか決めるわけですから、ある意味とても合理的だと思います」 とはいえ、参加者でもこれが風習だと正しく認識している者は少ないとか。「たぶん“祭りの晩に行われるエロいイベント”くらいの認識でしょうね。けど、うちらの地元は田舎だから中学高校のうちからヤリまくってる男子も女子も多い。そういう環境だったこともあって、乱交的な風習があっても抵抗がなかったんだと思う。参加女子も中学の同級生や後輩だったりして最初は微妙に気まずいけど、途中からはそれが逆に興奮したりするので(笑)」 嫁探しの側面があったとはいえ、その本質は楽しみの乏しい田舎の数少ない娯楽になっていたようだ。
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社会 2019年05月04日 23時00分
三橋歌織〜セレブ妻エリート夫殺人事件
2006年12月、東京都新宿区と渋谷区で、道端の植え込みなどから切断された男性の遺体が発見された。 遺体は当時30歳の会社員と判明。捜査したところ、妻の三橋歌織(34歳)が「夫を殺してバラバラにして捨てた」と犯行を自供した。 会社員は大学卒業後、アメリカの投資銀行の系列会社に就職。不動産投信アナリストとして、年収数千万円という収入を得ていたエリートだった。 一方、歌織は企業経営者を父に持ち、名門女子大に進学。周囲から誰もがうらやむ“セレブ夫婦”として知られていた。 ところが実際は、夫婦生活は破綻していた。結婚直後から夫は歌織に暴力を振るうようになり、そのあまりの酷さに、歌織は警察に相談することもしばしばだった。それでも夫の暴力はおさまらず、結婚から半年もたつうちに、夫婦仲はすっかり冷え切ってしまっていたのである。 そしてある日、離婚届を夫に突き出したが、その場で破り捨てられたことに激怒。ソファーで寝ていた夫の頭を、ワインボトルで何度も殴りつけて殺害。遺体を切断して都内各所に捨てたのだった。 2008年4月28日、東京地裁は歌織に懲役15年を言い渡した。歌織は上告しなかったため、そのまま刑が確定した。
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芸能 2019年05月04日 23時00分
相次ぐユーチューバーグループの解散 理由は全グループ共通?
若者の間で一大ムーブメントとなっているユーチューバー。その数は年々増えており、今や1万人以上のユーチューバーが活動していると言われているが、4月は、人気ユーチューバーグループの解散や活動休止が相次いで発表される事態に。ユーチューブファンからの困惑の声が聞こえてきている。 「4月2日、人気ユーチューバーグループの『レペゼン地球』が活動休止を発表したのを皮切りに、6日には『へきトラハウス』が解散を発表。7日には『ノーブランド』も解散を発表しました。いずれも人気チャンネルだけに、ユーチューバーファンからは、『なんで最近ユーチューバーの解散多いの?』『好きなyoutuberみんな解散してくのはなぜだ…』『最近大好きなYouTuberが3組も解散しててほんとにメンタルやられてる』といった声が寄せられています」(芸能ライター) 特に、「レペゼン地球」はDJ集団として活動しており、現在メンバーは5人。チャンネル登録者数は約180万人を誇り、音楽活動以外にも、「1億円プレゼント企画」「テキーラ1本イッキ飲み」など過激な企画で人気に。また、「へきトラハウス」も昨年10月に「振り返りブスババ抜きゲーム」という一般女性の容姿を批評する動画をアップ。批判が集まり炎上したものの、登録者数は約147万人の人気ユーチューバーグループ。解散理由は具体的には語られなかったものの、メンバーそれぞれは、今後もユーチューブ活動をすることを匂わせていた。さらに、「ノーブランド」もチャンネル登録者数約70万人の人気グループ。解散の理由については「メンバーのモチベーションが下がった」と説明していた。 「ファンからは、この相次ぐ活動休止・解散の裏には、新たに発表されたユーチューブの規制強化が関係しているのでは? とも言われています。今年1月、ユーチューブ側は『危険なチャレンジやいたずら動画に関する規制』を強化。『自分の体に燃料を塗りたくって点火するチャレンジ』『自宅に強盗が入ったドッキリ』など具体例が出されたことで、ユーチューバー側からは『ユーチューブもテレビと同じになった』『過激なこと禁止されたらユーチューブの醍醐味が半減する』といった不満も聞かれました。今回解散を発表したユーチューバーグループも、いずれも過激な動画をアップすることで知られていたため、規制強化が解散に影響を与えたのではという噂が囁かれているようです」(同) 果たして、今後も活動休止や解散は続いてしまうのだろうか――。
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芸能 2019年05月04日 22時00分
昭和平成令和、三世代放送中の長寿番組 NHKとテレ朝の二強?
元号が平成から令和へと代わり、新しい時代が始まった。それでもテレビを見る限り、第一線で活躍しているタレントはここ30年ほど代わり映えがしない。中には3つの時代を経て放送を続ける長寿番組もある。 昭和、平成の長寿番組といえば、『笑っていいとも!』『めちゃ×2イケてるッ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』(いずれもフジテレビ系)が挙げられる。いずれも30年前後の歴史を持ちながらも惜しまれつつ終了した。もはや長寿番組はないかと思いきや、ほかにも存在する。 誰もが知る長寿番組といえば『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が挙げられる。月曜から金曜までの帯番組で、1976(昭和51)年の放送開始以来、44年目に突入し、放送回数は1万1,000回を超える。これだけの回数を誇りながら司会の黒柳徹子は、病気など個人的な理由による欠席は一度もないというから驚きだ。「マニアックものまね」で年末おなじみのタモリの出演も続いている。 テレビ朝日のもうひとつの名物長寿番組といえば『朝まで生テレビ!』だろう。1987(昭和62)年スタートで放送33年目に突入している。司会の田原総一朗は85歳を迎えてもなお、現場の第一線に立ち続けている。一方で、大島渚、野坂昭如、西部邁、井尻千男といった名物論客たちが鬼籍に入ってしまったのは残念であり、時代の流れを感じさせる。 テレビ朝日系列の大阪朝日放送制作の名物番組が『パネルクイズ アタック25』である。1975(昭和50)年の放送開始以来、45年目を迎えた。名物司会者であった児玉清さんは2011年に亡くなったが、谷原章介に司会が代わり番組は継続中だ。 だが40年クラスはまだ甘い。日曜お昼の定番と言える『NHKのど自慢』は前番組の『のど自慢素人音楽会』のテレビ放送開始から数えれば、1953(昭和28)年スタートで67年目を迎える。これはNHKの開局当時から始まった番組であり、まさに日本のテレビ史とともに歩んできた番組と言えるだろう。 3つの元号を経験した長寿番組は、これからもさらに記録を更新し続けそうだ。
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その他 2019年05月04日 22時00分
地上の迷宮青木ヶ原樹海入ったらどうなる!?
僕が樹海に通い始めてもう20年にもなる。キッカケは、ライターとしてネタを拾いにいくためだった。それ以降、50回以上は足を運んでいる。樹海への行き方だが、実は樹海は観光地である。『富岳風穴』や『鳴沢氷穴』は、天然の洞窟を巡れることができる人気スポットで、河口湖駅からバスも出ている。訪れるだけなら、さほどハードルは高くない場所なのだ。 樹海の中には何本も遊歩道が走っている。遊歩道を外れて奥に進めば、迷える森に入っていける。樹海は平安時代初期の864年、「貞観大噴火」と呼ばれる富士山の噴火によって広大に流れ出た溶岩が地盤なので、硬くゴツゴツしている。倒木も多くて、歩きづらい。ある程度、キチンとした装備で来ないと、ケガをすることになる。ただし、「樹海の中ではコンパスが狂う」という話は都市伝説だ。コンパスも利くし、GPSも使える。場所によっては携帯電話の電波も入る。つまり「いったん樹海の中に入ると、迷ってしまって出られない」というのもウソである。 樹海を訪れる人の多くが、自然観光である。森や洞窟の様子を観察に来る。世界的にも珍しい原生林なので、外国から見に来る人も多い。 あまり多くはないが、樹海の中にも観光名所はある。メジャーなところでは、最初に出てきた「富岳風穴」などの洞窟である。樹海にはマイナーな洞窟もたくさんある。富士風穴はかなり大きい洞窟だが観光地化されていない。息を飲むほど広い洞窟なので、一見してもらいたい。 珍しいところでは、とある宗教家が建てた、宗教施設がある。今は人は住んでいないが、かつては宗教家とお付きの女性が住んでいた。「ここで世界が滅びる日が来るのを待っているのだ」 と、なんだか意味深なことを言われたのを覚えている。 樹海を散策していると、昔に作られた炭焼のかまどの跡など、人工物を発見することも多い。かなり古い型のトラックが打ち捨てられて、朽ちている場所もあった。 そして読者の皆さんが期待しているであろう“自殺者の死体”。樹海は自殺の名所であるため、歩いていると死体と出くわすことがある。ちなみに僕が見た死体は合計6体だ。 最初に見つけた死体は、亡くなってまだ半日ほどしか経っていない“活きがいい”死体だった。発見したときは、青白い顔のオジサンが、樹海の中で立っているのかと思った。腐乱死体や白骨死体も発見した。「死体を探すなんて、不謹慎だ‼」と怒られることもあるが、実は人助けをしたことがある。自殺しようとしている人を助けたことがあるのだ。姉妹の老婆であり、消極的な自殺をしようとしていた。僕が通報してやってきた警察官に「なぜ死のうと思ったの?」と聞かれて、「インターネットが悪口を言うんです‼」とおいおい泣いていた。彼女たちの持ち物は、母親の遺影と遺骨だけだった。 そんな、いろんなことがある樹海旅行。興味がわいた人は、迷わず探検に行ってみよう‼
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芸能 2019年05月04日 21時30分
なぜブームは長続きしない? 平成の芸能界『韓流&K−POPブーム』のその後
現在、韓国の事務所所属の芸能人たちにとって「稼げる」市場となっている日本だが、そのきっかけを作ったのはあの男だった。 「2003年、NHKBS2の『冬のソナタ(通称・冬ソナ)』が放送されるや否や、日本の中高年の女性たちはすっかり主人公を演じたペ・ヨンジュンの虜になった。日本のどの俳優にもないような魅力を持っていた。おまけに、ファンのことを『家族』と呼ぶ抜群の営業センス。すっかり日本でヨン様ブームが巻き起こりました」(ベテラン芸能記者) 2004年に「冬ソナ」は何度も再放送され、「韓流」という言葉も普及。また当時の小泉純一郎首相が韓国の盧武鉉大統領(当時)との会談の際に「冬ソナ」に言及したほど。 ヨン様が来日・帰国するたび、空港にはファンが大挙して駆けつけた。 その後、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴンら韓国の有名俳優が続々と有名になり、韓国ドラマや映画が日本に“輸入”された。 「結局、ヨン様の独り勝ちで、早くも05年ごろにブームは衰退。そのヨン様でさえ、結婚後に来日した際、空港には10人ほどのファンしか集まらなかったという」(週刊誌記者) 韓流ブームの中心は俳優だったが、09年ごろから巻き起こったのがKーPOPブーム。その中心にいたのがいずれもガールズグループのKARAと少女時代。ブームが“追い風”となり、11年の紅白にはそろって出場したが、事務所との契約問題やグループの内紛などで12年ごろからブームは衰退した。 17年ごろからはガールズグループ・TWICEが中心となって再びブームを巻き起こしているが、以前のブームほどの盛り上がりはない。 「ガールズグループは若い女性が支持層の中心で、メイクやファッションをこぞって真似る。その一方、日本には潜在的な“嫌韓流”の層も多い。ネットなどではバッシングが飛び交ってしまい、それもブームが衰退する原因になってしまう」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト) おそらく、日本で一番稼いでいるのは、分裂騒動はあったものの、05年に日本デビューし人気が衰えていない東方神起のはずだ。
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芸能 2019年05月04日 21時30分
「紅白歌手」克美しげる仮面の下に隠された鬼畜の素顔
自身が歌手として低迷する中、金ヅルにしていた愛人に「妻と別れた」と偽って二重生活を送っていた克美しげる。再びスポットライトが当たる兆しがあるや否や、ただれたプライベートを清算しようと、ソープランドにまで勤めて貢いでくれた愛人を「処理」した。 76年5月、マンションで愛人を絞殺し、遺体を遺棄しようと考えたが、新曲キャンペーン中だったため時間がなく、車のトランクに遺体を入れたまま羽田空港に車を置いて北海道へ旅立つ。通報を受けた警察官により遺体が発見され、克美はキャンペーン中の旭川で逮捕。 殺された愛人は、克美が50年代に始まったロカビリー・ブームを追い風に、洋楽の日本語カバーで人気を博したり、テレビアニメ『エイトマン』(63年)の主題歌や『さすらい』(64年)などのヒット曲に恵まれ、2年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど、人気があった時代からの熱狂的なファンだった。だが克美はその後、ヒット曲に恵まれず、75年には低迷から脱却すべく芸名も克美茂に改め、再デビューを果たした直後の事件だった。 克美は殺人罪で懲役10年の判決が言い渡された。出所後、音楽事務所を開いて、さらに再婚も果たすが、89年に覚せい剤取締法違反で再び逮捕されている。だが、96年には31歳年下の夫人と4度目の結婚をし、さらにはAV監督・村西とおるの作品(ドラマ部分のみ)にも出演。だが、その後は体調を崩し、心臓病、脳梗塞、顔面麻痺などに襲われる。それはあたかも、呪われたかのように相次いで襲ってきた災厄のようにもみえた。 そして13年2月、脳出血により、栃木県内の病院で死去していたことが明らかになっている。 かつて紅白歌手にまで上り詰めていながら、その後は没落し、殺人まで犯した克美茂。それでも歌手として再起を望み、病におかされながらも懸命に歌い続けたのは、絶頂期の自分を見つめてくれた亡き愛人への追悼の意もあったのかもしれない。
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芸能 2019年05月04日 21時15分
結婚報道のおかげで封印できそうなシノラーの“黒歴史”
タレントでデザイナーとしても活動する篠原ともえ(40)が、今年1月に結婚していたことを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、お相手は大手広告代理店に勤務するアートディレクター(37)。トヨタやサントリーなど大手企業の仕事を数多く手がけ、名だたる広告の賞を多数受賞している売れっ子だとという。 2人は昨年9月、篠原のアートワークの原画展の監修を男性が務めたことをきっかけに知り合い、共通の話題がアートだったこともあり、すぐに意気投合し交際に発展。今年1月末に婚姻届を提出し、現在はヨーロッパに新婚旅行に出かけているという。 篠原といえば、90年代後半、お団子頭にランドセルを背負った個性的なファッションで「シノラーブーム」を巻き起こしていたが、近年はタレント業をセーブし、デザイナー業を中心にこなしている。「人気グループ・嵐や、ユーミンこと歌手の松任谷由実のコンサートツアーの衣装デザインを担当。自治体関連や宇宙関連の企画も手がけるなど、幅広いジャンルにわたって活躍しています」(芸能記者) 成功者となった篠原だが、祝福ムードのおかげで“黒歴史”を封印できそうだというのだ。「もともと、電気グルーヴの石野卓球のプロデュースで歌手デビュー。そのため、大麻で逮捕・起訴されたピエール瀧被告ともデビュー当時から親交が続いていた。2010年のデビュー15周年記念ライブには電気のメンバーが出演したりしている。デビュー当時は異様なハイテンションキャラが売りだったこともあり、本来ならばあらぬ疑いをかけられても仕方ないだろう」(レコード会社関係者) 瀧被告の逮捕の際はノーリアクションだった篠原だが、おそらく、今後、自分から電気の2人に接近することはなさそうだ。
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