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サンド伊達 宮城県南三陸町歌津地区の現状を報告「まだまだ、時間と労力は掛かりそうです」

 21日、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが、自身のブログで東日本大震災で被災した宮城県南三陸町歌津地区の現状を報告し、復興を訴えた。

 20日、TBS東北放送「サンドのぼんやり〜ぬ」のロケで同地を訪れた伊達は、「震災では、甚大な被害を受けた地域です」とコメント。歌津・伊里前復幸商店街では、被災した人々が助け合い、元気で笑いに満ちた生活を過ごしているという内容を報告した。

 しかし、「『南三陸平成の森』という大きなスポーツ総合施設があり、プロ野球も試合をする立派な野球場や、綺麗な芝生のサッカー場があります。そのサッカー場に、震災後は仮設住宅が約250戸建っています。サッカー大会も出来ない状態が続いています。早く、住宅を高台へ移設してサッカー場が復活出来ればいいのになぁと思います。しかし、どうやら順調にいっても7年後だという話を聞きました。まだまだ、時間と労力は掛かりそうです」と完全復興には長い道のりがあることも明かした。

 宮城県仙台市泉区出身の伊達は、相方の富澤たけしや宮城県栗山市出身の狩野英孝、宮城県気仙沼市出身のマギー審司、秋田県出身の鳥居みゆきらと、東日本大震災以降に「東北魂」というグループを結成し、チャリティーライブなど被災地支援活動を精力的に行っている。

 毎年、東日本大震災当日の3月11日前後には様々なメディアが、被災地に関する情報を報道しているが、時間が経ってしまうと情報が激減するのが現状。伊達にはこれからも、東日本大震災を風化させないために被災地の情報を発信し、現状を訴えていってほしい。

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