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スポーツ 2019年07月11日 11時00分
DeNA、10連敗がありながらも同率2位で前半戦ターン! 後半戦のラミレス・ベイスターズに増す期待
8日から行われた敵地神宮での前半戦ラストの3連戦。初戦は先発飯塚悟史が乱調で2回で降板。中継ぎ陣が踏ん張るものの、打線もスワローズ先発山田大樹を打ち崩せず3-5で敗戦。2戦目は両チームのノーガードの打ち合いの末、ホセ・ロペスのグランドスラムでスワローズをKO。9-4で勝利した。ラストゲームは3回に2点を先制したが、3、4、7回と五月雨式に失点。結果的には継投ミスで残念ながら2-7で落とし、ベイスターズは借金2でオールスター休みに入ることになった。ラミレス監督が交流戦後に語っていた、「5割、Aクラス」の目標には届かなかったが、限りなく理想に近づけることは出来た形だ。 4月16日のドラゴンズ戦から始まった敗戦は29日のジャイアンツ戦まで続き、泥沼の10連敗を喫し、更にゴールデンウィークの5月3日から8日まで5連敗を記録。最大11の借金生活でもちろん最下位の成績に甘んじながらも、毎年苦汁を飲まされている魔の交流戦を4位で戦い抜き、貯金も3を稼いだことで状況は好転したと言えるだろう。 リーグ戦再開後の9連戦を4勝5敗とひとつの負け越しで終え、結果的に勝率5割に届かなかったが、負け方も「惜しい」ゲームが続き、力負けの印象は無い。 好転の原因は、シーズン序盤に崩れていた中継ぎ陣の復調が大きい。特に交流戦では、パワーレフティのエドウィン・エスコバーが絶好調で、昨年中継ぎで輝きを取り戻した三嶋一輝、161キロ右腕の国吉佑樹も勝ち試合で安定した投球を披露。さらに、左腕の石田健大も献身的なピッチングでチームを救い、先発が早い回で崩れても試合を立て直す要因となった。 課題の打撃陣は、トップバッターの神里和毅の活躍も大きいが、昨年からベイスターズにやってきた伊藤光と大和がキラリと光る活躍を見せ、下位打線で打点を稼ぐことができ、攻守ともにいぶし銀の働きを魅せる彼らの力で、確実にチームを上昇気流に乗せた。 後半戦は、筒香嘉智、ホセ・ロペス、ネフタリ・ソト、宮崎敏郎の”BIG4”の爆発に期待したい。特に今季出塁率はいいものの、期待されているホームランや打点が伸びない筒香が、本来の調子を取り戻した時、70周年のメモリアルイヤーに”何か”が起こるような予感がする。誤算が多いにも関わらず前半戦2位ターンを決めたベイスターズ。オールスター明けの期待は増すばかりだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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社会 2019年07月11日 06時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★景気はリーマンショック前夜
6月25日の衆議院で、野党5党が共同で提出した内閣不信任決議案は、与党などの反対多数で否決された。そして、安倍総理が不信任案に対して、解散権を行使することはなかった。 私は直前まで、安倍総理が解散権を行使して、消費税増税を延期すると確信していた。安倍総理は消費税増税に関して、「リーマンショック並みの事態に陥らない限り消費税増税を予定通り実施する」と言い続けてきたからだ。 いま世界は、まさにリーマンショック並みの経済危機に陥ろうとしている。リーマンショックの翌年から、世界経済は長期低迷に陥ったのだが、低迷の5年間の平均成長率は3.3%だった。そして、IMFの出している今年4月の世界経済見通しは3.3%で、まったく同じだ。しかも、IMFは、米中貿易戦争が激化すれば0.3%下押しすると言っている。 一方、世界銀行は6月4日に、今年の世界経済見通しを下方修正して2.6%にした。すでに世界経済は、リーマンショックの時以上の不況に突入しているのだ。 景気後退のシグナルは、マーケットにも現れている。米国の10年国債の利回りは、6月22日現在2.0%となっているが、昨年11月までは3%台だった。利回りの推移をみると、まさに坂道を転げ落ちるように下がってきている。経済の体力が落ちてきているのだ。また、米国の3カ月国債の利回りは2.1%だから、長短金利が逆転している。長短金利の逆転は、景気後退への明確なシグナルだ。 実際、これまで短期金利の引き上げを積み重ねてきたFRB(連邦準備理事会)は、利下げへと方向転換することを示唆しており、市場関係者は、年内に2回利下げをするとみている。世界の国債利回りをみても、日本、ドイツ、スイスなどは国債の流通利回りがマイナスに転落している。これは明らかな異常事態だ。 それでも米国株は上がっているではないか、という意見もあるだろう。確かにニューヨークダウは、6月21日に一時、過去最高値を更新している。しかし、それは経済実態の裏付けのあるものではない。金利低下で行き場を失った投機資金が米国株に向かって砂上の楼閣を作り上げているのだ。 投機資金が逃避先を探しているのは、仮想通貨の相場にも現れている。一時期30万円台まで下落したビットコインは、120万円まで値を上げている。そのほかに、いま金や原油などの商品価格が軒並み上昇基調となっている。 いまから11年前、同様のことが起きた。一本調子で上昇を続けた原油価格が、2008年7月11日、1バレル=147ドルの最高値をつけた。そして、そのわずか2カ月後に発生したのがリーマンショックだったのだ。 こうした状況を考えれば、消費税の引き上げなどできる情勢では、まったくないことは明らかだ。だから、私は安倍総理が3度目の引き上げ延期を決断すると考えていたのだ。ところが残念ながら、そうはならなかった。 ただこうなった以上、国民が採るべき対策は、まず株式や投資信託を持っている人は、いますぐ売りに出すこと。そして、就職や転職を考えている人は、できるだけ早く決めること。さらに不動産や耐久財は、買わないことだ。これから日本経済をデフレが襲うのは確実だからだ。
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社会 2019年07月11日 06時00分
38歳男、工場勤務の同僚をアイスピックで刺し逮捕 標的となった作業員に「闇が深い」の声
9日夜、静岡県富士宮市の医療機器工場で、作業中の派遣社員3人を殺そうとしたとして、この工場に勤務していた38歳の男が逮捕されたことが判明。闇の深い事件に驚く人が続出している。 事件が発生したのは、9日午後10時40分頃。富士宮市舞々木町の医療機器メーカー工場で、38歳の社員が突然アイスピックを持ち出し、組み立て作業に従事していた3人の派遣社員の首を次々と刺し、殺害しようとした疑い。 男は直ちに周囲にいた作業員に取り押さえられ、駆けつけた警察官に殺人未遂容疑で現行犯逮捕。取り調べに対し、刺した容疑については事実を認めているが、殺意について否定している。警察に連行され取り調べを受けた際、男は弁解録取書を引き裂いており、公用文書等毀棄容疑でも逮捕された。 詳しい動機は現在のところわかっていないが、男は最近欠勤が続いており、退職が決まっていたという。自身の処遇や会社の待遇などに不満を持ち、凶行に及んだ可能性を指摘する声や、派遣社員を標的にしていることから、自身の仕事を奪われ、不満に思ったのではないかとの声も。いずれにしても、工場側になんらかの不満を持っていたことは間違いないものと思われる。 この闇の深い事件に、「無理矢理退職を迫られたのではないか」「いじめを受けていた可能性がある」「使い捨てにキレたとしか思えない」「パワハラを受けていた可能性もある」など、犯罪に憤りを示しつつも、容疑者の置かれていた現状に同情する声が上がる。 一方で、「やるなら管理者や自分の上司を刺すべき。派遣社員を狙うとは許せない」「立場の弱い者を狙って卑劣な犯行」「どんなことがあっても殺人はよくない」と、犯人を糾弾する声も。また、休職中だったことから、「精神的に病んでいたのではないか」「物を判断する能力がなくなっている可能性がある」という指摘もあった。 好景気などと言われている昨今だが、派遣社員の存在や氷河期世代への冷遇など、会社の扱いに怒りを持ちながら仕事をしている人は多いと言われる。「人手不足」と言いながら、社員への待遇を改善しない経営者も多く、「安く使いたい人材がいないだけ」と憤る声もある。 そのような現状に怒りを持ち、凶行に及ぶ人間が今後も現れる可能性は極めて高いと言える。人手不足は、そんな人材を大事にしない経営者が招いた事態。人を入れることよりも、勤務する社員の待遇改善が求められる。
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芸能 2019年07月10日 23時00分
TBS安住アナが東京五輪司会に、他局は?アンチ急増のあの人は意外な局か
7月5日放送の『ぴったんこカン・カンスペシャル』(TBS系)において、同局の安住紳一郎アナウンサーから「大切なお知らせ」が告知され、一部で話題になっていた。結婚や引退発表かと憶測を呼んだが、実際のところは、来年に開催される『東京オリンピック』の総合司会への就任発表だった。 これを受け、ネット上では「史上最強にどうでもいいお知らせだな」「心配して損した」といった声が聞かれる。あまり盛り上がっていないとはいえ、オリンピックは来年に控えている。やはり気になるのは、各局で誰が中継を担当するかという点であろう。 NHKはすでに、2020年末に活動休止を発表している嵐のスペシャルナビゲーター就任が決定している。それに対抗すべく、やはり他局も有名人を起用してくると見られる。 日本テレビでは、NHKとの兼ね合いはあるのだが、やはり嵐の櫻井翔の登場は有力視されている。相手を務めるのは『news zero』担当の元NHKの有働由美子アナウンサーが有力だ。ただ、同局の人気アナウンサーである水卜麻美アナウンサーの登場も予想される。さらに、『ZIP!』に登場している吉田沙保里も登場しそうだが、アンチも多く、「吉田が出るなら見たくないわ」といった声が聞かれる。 さらにTBSは、安住アナに誰が加わるのだろうか。2004年のオリンピックから務めてきている元SMAPの中居正広の登場が有力視されている。ただ、今回はSMAP解散後初となり、ジャニー喜多川氏の死去により事務所の内紛も予想され、場合によっては登場しない可能性もある。ネット上では「それでも中居と安住のタッグは見てみたい」といった期待する声が挙がっている。 フジテレビは毎回登場人物を固定していない。前回の2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、野村忠宏、高橋大輔、小谷実可子が務めた。元五輪アスリートを起用することから、吉田沙保里が日テレではなくフジに出る可能性も取り沙汰されている。もちろん、こちらもアンチの反応に火を付けそうだ。『報道ステーション』(テレビ朝日系)終了後はフジへの出演も多い古舘伊知郎が中心に座る可能性もある。 テレビ朝日のラインナップでほぼ決まっていると言えるのが、松岡修造である。福山雅治と松岡によるタッグが今回も見られそうだ。こちらに関しては「修造は暑苦しさが魅力なのでOK」「ここは安定枠」といった声が聞かれた。 テレビ東京はこれまで、2016年は小泉孝太郎、織田信成、照英という個性派の並びであった。やはり、フジテレビ以上に個性派の人材をぶつけてきそうなので、ネット上では「スポーツに興味ない人が楽しめる構成にしてほしい」「織田信成の涙は見たいのでマスト」といった声が聞かれる。 やはり、安住アナの司会決定で他局の動きも加速しそうだ。
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スポーツ 2019年07月10日 22時30分
日米インターコンチ王座奪取に向けて中邑真輔が絶好調!カブキ・ウォリアーズも登場
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間10日、アメリカ、ニューハンプシャー州マンチェスターのSNHUアリーナで、主力ブランドのスマックダウンを開催した。 WWEインターコンチネンタル王座を狙う日本人スーパースター中邑真輔が、日本公演以来初めてスマックダウンのリングに上がり、王者フィン・ベイラーとノンタイトルのシングルマッチで激突した。両者は序盤からトップギアでの攻防を展開。中邑がスライディング・ジャーマンスープレックスからキンシャサを狙えば、ベイラーもスリングブレイドからクー・デ・グラと大技を狙って徹底抗戦した。 試合中盤になると牙をむいた中邑が場外でキンシャサを決め、リングアウトを狙うもカウント9。さらにバリケードや鉄製ステップにベイラーをたたき付けるラフ殺法で、再びリングアウトを狙った中邑は、ベイラーがかろうじてカウント9でリングに戻ってくると、渾身のキンシャサを叩き込み3カウントを奪取した。 ノンタイトルながらも、王者ベイラーから完璧なピンフォールを奪った中邑は「フィンは俺が誰か思い出しただろう」とコメントし、新日本時代から知る王者に強烈な印象を刻み込んだ。中邑が日米インターコンチ王座戴冠に向け、大きく駒を進めた試合だったと言ってもいいだろう。 先日の日本公演でWWE女子タッグチャンピオンチーム、ジ・アイコニックスに勝利して王座挑戦権を獲得したカブキ・ウォリアーズは、代理人ペイジと共に女子タッグ王者を挑発した。 バックステージでペイジが「今夜、王座戦の予定よね」とペイトン・ロイスに問いかけると、ロイスは「今夜?そんなの無理よ。ビリーが病気なの」と言い訳。さらにビリー・ケイも「クラクラなのよ。医者を呼んで」と仮病の演技をすると、これにペイジは「ストップ!本当にイライラする。たまたま王者になってから、逃げることと言い訳しかしてないわよね」と王者を問い詰め、ビリーに平手打ちを見舞う。さらにペイジが「タイトルマッチは今夜じゃないかもしれないけど、すぐよ」と言い放つと、アスカ&カイリ・セインは腕を組みながらにらみつけ、王者を挑発した。 日本公演から凱旋した中邑、カブキ・ウォリアーズがそれぞれ、大きなチャンスをつかんでいるのは間違いない。文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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芸能 2019年07月10日 22時00分
次期社長VSタッキー、ジャニー喜多川さんの死去で始まる壮絶バトル
一代で芸能界に“帝国”を築き上げたジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんが9日に死去した。気になる後継者については、早々と、ジャニー氏の姉で“ジャニーズの女帝”とも呼ばれるメリー喜多川副社長が、自身の娘である藤島ジュリー景子氏を任命。淡々と今後は“禅譲”に向けた手続きが行われると思われる。 「メリー氏は92歳と高齢なので、表に出るのはかなりキツイはず。身内や所属タレントのみの家族葬、そして、今後行われるお別れ会はジュリー氏が前面に出て仕切ることになると思われる」(テレビ局関係者) そこで気になるのが、ジュリー氏と、ジャニー氏の意向を受け継いで新会社の社長となり、ジャニーズJr.を積極的に売り出しているタッキーこと滝沢秀明氏との関係だ。 「ジュリー氏が社長に就任したところで、結局、メリー氏の目の黒いうちは“院政”を敷く形になりそう。しかし、メリー氏もジュリー氏もすでにデビューしたグループで稼ぐことしか考えていないので、Jr.の売り出しに全く興味なし。今のところ、滝沢氏が売り出しプランを2人に相談していますが、ジャニーさんという後ろ盾を失ってしまっては、滝沢氏の意見はことごとく却下されてしまいそう」(レコード会社関係者) そうなってしまっては、滝沢氏の立場はすっかりかすんでしまうが、そうなった場合には、“革命”を起こしそうだというのだ。 「おそらく、滝沢氏がJr.たちを引き連れて独立するのでは、と言われています。となると、ジャニーズは圧力を掛けるでしょうが、滝沢氏には芸能界以外に強力な後ろ盾があるので、逆にメディアに対して圧力をかけられる立場。ジャニーさんを失ったジャニーズと十分に戦えそうです」(週刊誌記者) 滝沢氏のソロ曲「愛・革命」に、強力な後ろ盾のヒントがあるようだ。
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社会 2019年07月10日 22時00分
創価学会「常勝関西の落日」(後編)
創価学会の関連文化施設である『東京富士美術館』は、7月1日から12日まで休館する。「それは創価学会の選挙のためですよ」 と、語るのは知己の美術館お膝元・東京都八王子市の創価学会中堅リーダーだ。同氏は続けて、「創価学会の選挙は、公明党への投票依頼ですが、もちろん非会員のF(フレンド)票をどれだけ獲得したかが評価ポイント。そして、その『フレンド』を、なるべく期日前投票へ行かせる。ここが勝負なんです。もちろん、会員それぞれは期日前投票開始とともに自身の選挙を終えている。美術館のスタッフだって、選挙活動で大忙しですから、12日まで“期日前に合わせて”前倒しで休む。公示日から投票日までまるまる休んだら、世間はどう見ます?」 展示替えなどで、この時期に休館するのは珍しいことではない。昨年は7月の12日間、別の日程で休館した。勘繰りすぎとも思えるが、これに限らず今回の参院選では極めて特異な学会の選挙活動が目立つのだ。 たとえば、選挙区に公明党参議院候補が立たないエリアでは、学会員に対して「兵庫へ向かえ!」との大号令が発せられている。以下は、それを報じた5月31日付の毎日新聞の記事(デジタル版)である。〈公明党は今夏の参院選で『兵庫シフト』を強めている。新人を擁立する兵庫選挙区(改選数3)の議席確保に向け、支持母体の創価学会を含め全国から数千人規模で支持者らを動員する予定で、参院選では異例の総力戦を展開する〉 学会員の組織動員を、一般紙がここまであけすけに報じたのも久方ぶりである。しかも、特定地域への根こそぎ動員だ。公明新聞も危機感をあらわにして、こんな絶叫を上げている。〈公明党は今夏の参院選で、7選挙区の完勝、比例区6議席以上の獲得をめざしている。中でも兵庫選挙区(定数3)に挑む新人の高橋みつお党国際局次長(自民党推薦)の情勢は極めて厳しく、現状では議席獲得は困難となっている〉〈公明・高橋氏は支持を伸ばすも、保守・無党派層、男性層への浸透が弱く、依然、差をあけられ4番手の“当選圏外”。崖っぷちの高橋氏の逆転勝利には、全人脈に総当たりする執念の猛拡大、大攻勢が急務〉(いずれも6月9日付・デジタル版) 執念の猛拡大、大攻勢でハッパをかけられているのは、学生部だ。創価学会機関紙『聖教新聞』(6月27日付)の4面「座談会」記事で、6月30日に結成記念日を迎えた学生部へ原田稔会長はこう吠えている。〈全軍を鼓舞する拡大を先頭に立って成し遂げる――学生部の皆さんは、どうか、この気概で進んでもらいたい〉 1995年、宗教法人法改正に関し、国会へ参考人として招致された秋谷栄之助・創価学会会長(当時)に対して、共産党の橋本敦参議院議員は、「創価学会は仏敵と戦う仏の軍勢と書いてある」 と述べたが、今もってそうなのである。全軍=創価学会組織と表現して、ためらいもないのが原田会長というわけだ。その原田会長自身、異例とも言える兵庫入りを6月24、25の両日に行った。★最高幹部が続々「兵庫入り」 「この時のスピーチでは『丈夫』という言葉まで登場しました。どうやら、これは壮年部を指しているようなんですが、『全軍』だの『丈夫』などと、戦争を想起させるような言葉を使うのは、とても“平和団体とは思えない”とこぼす仲間もいますよ」 と言うのは、地元兵庫の創価学会地域幹部だ。「ムリをして投票依頼を行うと、事故(選挙違反=筆者注)が起きる可能性もある。そうでなくとも、これから投票日までの間に豪雨災害とか熱中症とか、動員されて駆け付けてきた応援の学会員にはリスクのある時期なんです。特に兵庫は、前回の参議院選挙で当選している現職がいるので、負けられない気持ちはありますが、谷川さんまで来たのにはびっくりした」(同) 実際、原田会長とは別会場へ6月25日に現れた谷川佳樹主任副会長は、「不可能を可能にする祈りで、新時代の常勝の歴史を…」 と、訴えている。新時代とは谷川会長誕生のことなのかと、そう想像するしかないが、要は「信濃町の最高幹部のほとんど」が、兵庫入りしているのだ。これほどの集中度はあまり聞いたことがない。「とにかく力の入りようが、これまでにないほどなのです。全国的に見れば、統一地方選挙に“勝った”勢いで、参議院選挙も戦えるという目論見なんですが、4月27日の全国代表者協議会で維新と大阪都構想で揉めていた時期に、『参議院で13議席以上』『選挙区7人の全員当選』を組織目標にしてしまったから、後に引けない。結局、常勝関西の右顧左眄が、全体目標到達困難の原因の一つに数えられそうなんです」(大阪府の創価学会中堅幹部) 要するに、対維新で統一地方選挙から大阪府知事・市長ダブル選挙、大阪12区の衆議院補選までの敗北を、とにかく勢いで挽回する方策なのだ。★参院選結果で会長交代直結 筆者が大阪で維新関係者へ取材した過去から捉えると、以下のようなことが言える。少なくとも大阪では、自民党以上の“どぶ板”活動に邁進しているのが維新であり、基盤のある「保守」なのだ。東京から見る「維新像」は、橋下徹氏はじめ「パフォーマー」に写るが、それは間違っている。ある意味、真正の保守政党といえるのだ。「今回の場合、仮に維新と揉めてなかったら、統一地方選から大阪府知事と大阪市長選での敗北はあり得なかった。一方、維新は菅官房長官とは大きなパイプがある。自民党からすれば、安倍さんの掲げる憲法改正では維新と親和性がある半面、選挙では創価学会票に頼らざるを得ない。自民党は双方を天秤にかける余裕がありますが、公明党=創価学会は負ければ維新より大きな痛手となる。常勝関西神話の崩壊は、この11月に控える原田会長任期(再任)に直結します」(信濃町の創価学会中堅幹部) ついでに言っておくと、参院選比例区総得票数で600万台を切ったとすると、「会長責任も発生する」という声は、知己の学会幹部たち複数から聞こえてきた。 今、公明党・創価学会が一番恐れているのは、選挙区での取りこぼしと、比例票が伸びずに当選者が目減りしてしまう点である。しかも、「公明党は、憲法改正に同調する方向を見せていますが、本音では9条改正をしたくない。しかし、国内的にそうであっても、朝鮮半島や湾岸エリアの情勢如何で自衛隊の任務と使命が問われる可能性がある。そこで公明党が安倍首相の足を引っ張り、抵抗すると維新を積極的に引き込む形になってしまうだろう」 というのが、複数の政治部記者の見立てだ。 確かに、維新は「大阪だけのローカル政党」で全国組織や地方議員数では、公明党の足元に到底、及ばない。しかし、一気に東京都議会第一党となった「小池新党」のようなケースがあるのを、忘れるわけにはいかない。つまり、衆参同日選が消滅しても、創価学会常勝関西の試練は当面、続きそうなのだ。 また、創価学会トップの交代の行方も参院選に引きずられるだろう。今のところ、ディールの技術は、公明党より維新の方が上手であるのは間違いない。***************************************山田直樹…「週刊文春」専属記者を経てフリージャーナリスト。週刊新潮で2003年に連載した『新「創価学会」を斬る』で第10回雑誌ジャーナリズム賞大賞を受賞。著書多数。
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芸能 2019年07月10日 21時45分
武井壮「政治は偉い人のもんじゃねえ!」発言に称賛の声「さすがは百獣の王」
参議院選挙の投票日を間近に控える中、「芸能人が政治を語る」ことへの賛否の論争がネット上で巻き起こっている。特に大きな反響を呼んでいるのが、タレント・武井壮のツイッターだ。 武井は7月8日、《政治関連の言葉に、反対意見の人が攻撃的に『政治家やったこともないくせに、やってから言え!』みたいな的外れにも程がある反論が来る》と投稿。続けて《政治家以外、政治に触れたらいけないわけないだろ。民主主義だぞ、政治は離れたところにある偉い人のもんじゃねえ、政治は国民の生活のためにあり、われわれ自身が考えるものだよ》と説いた。 この投稿は、普段の武井の投稿よりも桁を2つ増やした1万2千強のリツイートがなされ、注目の高さをうかがわせた。また前後に関連する投稿はなく、おそらくは7日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)内で、武井が特定の議員について「もう二度と票は入れたくないなという気持ちになる」などとコメントしたことへの反響を受けてのものと思われる。 ネット上の反応は、《よく声を上げてくださいました。この声がどんどん広がってほしい!》《ごもっともだと思います。特に芸能人の言論封殺は目に余るように感じます》《武井はてっきり、「やってから言え!」っていう方のタイプだと思ってた》《やっぱり「百獣の王」は言うことが違うわ。まさにその通りです!》 などと、同意と好意が多数を占めている。 ただし、それは武井が「多少なりとも分かって発言している」からだという指摘もある。 「例えばタレントのローラが沖縄基地問題に触れた際は、相当な批判コメントが殺到しました。『ウーマンラッシュアワー』の村本大輔は言わずもがな。仮に武井と同じ発言をしたとしても、彼らの場合は炎上したのではないでしょうか。発言内容より、その発言をした芸能人が“政治を分かっているように見えるか否か”で、賛同と炎上とに分かれているのでしょう」(全国紙社会部記者) 他にも『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳は、「竹島は日本固有の領土」という意見を表明したところ、決まっていたレギュラー番組を降板させられたと、6日放送のラジオ番組で告白している。また、前出のウーマン村本は「大麻合法化しようぜ」発言で、予定されていたテレビ出演がキャンセルになったという。 まさに明暗クッキリ。芸能人にとって“政治的発言”はなかなか覚悟がいりそうだ。
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芸能 2019年07月10日 21時30分
二階堂ふみの豊満巨乳ヌード
その美しさに再評価の声が高まっているのは、2007年の『どんど晴れ』(第76作)のヒロインを務めた比嘉愛未(33)。上京したなつの世話をする、老舗ベーカリー・カフェ『川村屋』のオーナー・光子役で、その神秘的な美しさから、周囲に“マダム”と呼ばれているという設定も納得の妖しい美しさに、初登場から視聴者がざわついたほどだった。 「民族衣装に身を包み、お肌の露出は一切ないにも関わらず、まさに比嘉史上最高状態にある美貌と、妖艶な微笑みが、見る者の心を捉えてしまい、SNSにも〈マダムの横顔が美しすぎる!〉といったコメントが溢れました。その美人ぶりは、誰もが認めながらも、女優としてはイマイチ決め手に欠ける印象だった比嘉ですが、これは間違いなく当たり役。今後の活躍が楽しみになってきました」(前出・ドラマウオッチャー) 169センチの長身に、手足の長いしなやかなボディーには定評もあったが、最近は、バストのボリュームが増してきて、ますますエロい身体に仕上がってきたという。「バストの充実ぶりが確認できるのは、インスタグラムのオフショット。昨年9月にアップした鉄板焼肉店での1枚は、霜降り牛肉をカメラに向ける比嘉の胸元から、谷間がモロ出しになっていたんです。スレンダーな印象の彼女でしたが、あれは牛肉なら間違いなく“A5ランク”の極上のおっぱいですよ」(前出・芸能記者) そして、6月に入って登場し、その存在感でドラマをより面白くしてくれているのが、2007年の『ちりとてちん』(第77作)のヒロインを演じた貫地谷しほり(33)である。「誰に対しても物怖じしない、凄腕の先輩アニメーター・麻子役。いつも機嫌が悪そうで、なつへの態度もキツく、厳しい言葉を浴びせますが、実はなつの才能を誰よりも先に気付いて、アニメーターへと導いていくキーマンとなりました」(同) この貫地谷も、比嘉と同じ33歳と、女として脂がのりきった最高の状態で、「地味なナチュラルメークが、かえって素材のよさを引き立てていますよね。何よりも、彼女は推定Fカップとも言われる“隠れ巨乳”の持ち主。地味な作業服姿でも、その胸元の存在感は隠しきれず、妙な色気を放ってしまいます」(同) 他にも、1983年の『おしん』(第31作)のヒロインの幼少期を演じた小林綾子(46)が、なつに影響を与える青年画家・山田天陽の母親・タミとして登場したり、2061年の第1作朝ドラ『娘と私』でヒロインを務めたレジェンド女優・北林早苗(75)が、空襲を受けて路頭に迷うなつに、食べ物を譲る老女役として登場するサプライズもあった。「まだ発表はありませんが、後半にも何らかのサプライズが控えているという話です。有力視されているのは、『おしん』の田中裕子(64)や、1991年の『君の名は』(第46作)のヒロインを演じた鈴木京香(51)、事務所独立問題がこじれ、ドラマ・映画での活躍ができない状態にある、2013年の『あまちゃん』(第88作)の、のん(能年玲奈/26)が出てきて、広瀬と絡むようなことがあれば、これは大変な話題になるでしょう」(前出・テレビ雑誌記者) エッチな期待も含め、まだまだ『なつぞら』には楽しみが多そうだ。 続いては、朝ドラヒロインを務める前に、すでにヌードを披露している女優。また、ヒロインを務めたあとに大胆ヌードを披露してくれた美女をご紹介する。 ’20年4月スタートの『エール』(第102作)のヒロインに決まった、二階堂ふみ(24)は、昨年の映画『リバーズ・エッジ』において見事なバストを見せてくれたばかり。「古ぼけたラブホテルでの彼氏とのセックスシーン。正常位でまぐわうものの、盛り上がる彼氏とは対照的に二階堂は無反応のマグロ状態だが、仰向けに寝ても存在感のある豊乳ぶり、また、小さく締まったような乳首がバッチリ確認できるんです。ベッドを出てテレビの前に歩き出すシーンでは、真正面からバッチリとそのバストの全容が拝めます。推定Eカップの美しいお椀型。日本人男性で、あのおっぱいが気に入らないという者は1人もいない、理想的な美巨乳でした。バックショットで丸見えになる、肉感ヒップもたまらなかった」(映画ライター) どんな朝ドラヒロインを見せてくれるのか、今から楽しみでならない。 3月に終了した『まんぷく』(第99作)の安藤サクラ(33)も、これまで何度もヌードでの激しいファックシーンを見せてくれている。「初脱ぎは、2008年の映画『俺たちに明日はないッス』。2014年の『百円の恋』では、2月に派遣マッサージ店の女性従業員に暴行を働いて逮捕された新井浩文と、正常位セックスを披露しています」 注目すべきは、2015年の『白河夜船』で、現在、『なつぞら』で温厚な人柄で人望の厚いアニメーターのリーダー役を演じている、井浦新との不倫セックスシーンである。「対面座位で抱き合って交わり、クリトリスを擦り付けるようないやらしい腰使いが見られます。1人、自室で裸になるシーンでも、バストは丸出し。男に吸われるのを待っているかのように乳輪自体がぷっくりと盛り上がる、二段階乳首“パフィーニップ”の持ち主ですね」(同) また、2014年の『マッサン』(第91作)で初の外国人ヒロインを演じた、シャーロット・ケイト・フォックス(33)も、来日前に映画『誘惑のジェラシー』で全裸シーンや濃厚なセックスシーンを演じていた。「金髪美女のゴージャスボディーというわけではなく、推定Cカップほどの、むしろ日本人がリアリティーを持って楽しめる、控えめボディーです。夜の屋外ファックシーンでは、小さな上品な乳首をコリッと硬く尖らせていました」(同) 乳首の強張りならば、2014年の『花子とアン』(第90作)の吉高由里子(30)が、2008年の映画『蛇にピアス』で見せたファックシーンもなかなかのものだった。「ヘビの舌のように割れて妖しい動きをする、彼氏の“スプリットタン”に乳首をペロペロと舐められて、思わずカラダをビクンと脈打たせてしまう、リアルな反応がエロすぎました。あれは、演技を超えていた」(映画関係者)
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スポーツ 2019年07月10日 21時30分
「いつか会場で歌ってもらいたい」那須川天心、生YAZAWAに興奮!次戦へ好調アピール
キックボクシング界の“神童”那須川天心は興奮を抑えられない様子だった。 「ホントにすごかったですね。あと2カ月で70(歳)ですよ!自分は70まで格闘家、できないですから。スゴイ!」 天心は歌手の矢沢永吉が初めて主催した音楽フェス『ONE NIGHT SHOW 2019』(6日、幕張メッセ)に、YAZAWAファンの父・弘幸氏、主戦場としているキックボクシング団体RISEの伊藤隆代表らと足を運び、2万人のファンとともにYAZAWAワールドを堪能したという。 天心の入場曲『止まらないHa〜Ha』は裕幸氏のこだわりで、いくつか発表されているライブバージョンの中から選んでいる。天心は「自分の入場バージョンで歌ってくれたんですよ!考えられます?自分の入場バージョンで。もう、ウォーってなりますよね(笑)」とあの日の興奮が忘れられない様子。 インスタグラムで天心は、矢沢の妻マリアさん、娘洋子さんと対面したことを報告。「いつもテレビで試合を見てますよ」と矢沢が天心の試合を見ていると伝えられたという。「その事実を知れただけでも満足。いつか矢沢さんに会場で歌ってもらいたい。実現したらウチのスタッフは凍りつくと思いますが(笑)。ご本人とはお会いできなかったですけど、まだ早いかな。でもホント刺激を受けましたよ。次の日(7日)は日曜で休みだったんですけど、体を動かしましたから。自分は矢沢さんにはなれないけど、また違った形ですごいものを見せたいと思います」と目を輝かせた。 9日にはTEPPEN GYMで、RISE世界トーナメント準決勝のスアキム・PKセンチャイムエタイジム戦(21日、エディオンアリーナ大阪)に向けた公開練習が行われ、キレのある動きで順調な仕上がりをアピール。昨年2月に対戦した際は「今までやった中で一番強い」という前評判だったスアキムだが、天心は現在のスアキムについて「スタイルが変わっている。迷いを感じますね。攻めなきゃ攻めなきゃと思って荒くなっているので、お客さんから見ると面白いけど、闘う方はやりやすいかな。パンチをもらわなきゃ大丈夫」と現在のスアキムを分析。 続けて「バンバン蹴っていきたい。キックボクシングであって、ボクシングキックではないので。スアキムの後に、ロッタン、堀口(恭司)さん、メイウェザーと強い選手とやらせてもらって、今思えば(スアキムが一番強かったか考えると)そうでもなかったのかなと思う」ときっぱり。昨年1年間の闘いの数々が、力となり、自信になっていることを明かしている。 「皆さんも生きてるうちに一度はYAZAWA、見に行った方がいいですよ!」 21日の大阪大会で、入場曲が流れた瞬間、天心の心には幕張のYAZAWAが宿るはずだ。取材・文・写真 / どら増田
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