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その他 2020年01月01日 17時00分
「超能力」誰にでもある潜在能力!?奇跡を見たものは誰もが信じた
超能力と呼ばれる力には、「透視・遠感知現象」「読心力」「予知・予言」「念力」「精神感応移動」などが代表的な例として挙げられる。現実世界において、常識では考えられないような現象を起こす人や、通常では思いもよらない能力を発揮する人は確実に存在する─昭和の時代、そんな超能力者が世界に存在することが紹介され、メディアで視聴者はその奇跡を目の当たりにした。 そしてまた、その奇跡は「誰にでもある潜在能力」と教えられ、超能力を鍛える自己セミナーも大流行。「少しの訓練によって誰もがその能力を引き出すことができるのだ」とテレビや雑誌は教え、全国の子供たちは誰もが等しく机の上の消しゴムに念を込めた。 平成から令和の時代となり、世界にいたはずの超能力者たちをすっかり見かけなくなってしまったが、あの超能力ブームが、もう一度来てほしいものだ。時代は今再び超能力者を必要としている…。テレビのスターになった超能力者たち◉ジェラルド・クロワゼット透視能力など複数の力を持つ超能力者。1976年に中岡俊哉の招聘によってオランダから来日し、当時千葉県で行方不明になっていた7歳の少女の行方を透視能力で捜し、見事に的中させた。その模様は『水曜スペシャル』で放送されてお茶の間はテレビに釘付けとなり、その奇跡を見た者は一様に驚嘆した。最高視聴率は当時のNET(現テレビ朝日)の新記録となる30・5%を記録。◉関口淳超能力ブームのまっただ中で、ワイドショーが発掘した少年。当時11歳だった関口少年はスターとなり『仮面ライダーX』にもゲスト出演した。だが、その後スプーン曲げのトリックを週刊誌に暴かれてしまう。成人してからは大麻取締法違反と無免許運転で逮捕された。◉秋山眞人少年時代にユリ・ゲラーに触発された超能力者で、超能力研究も行う。テレビ番組にも多数出演し、『笑っていいとも!』のレギュラーだったことも。生前の本田宗一郎から「ウチの技術者から超能力の可能性があるやつを選んでくれ」と頼まれたこともあるという。◉サティヤ・サイババ926年に南インドに生まれる。14歳のときに自分は聖人“サイババ”の生まれ変わりだと宣言。何もない空間からヴィブーティーという聖灰を出すことで、日本でも話題になりテレビでもたびたび取り上げられた。サイババの奇跡は手品だったという説もあるが定かではない。◉清田益章関口少年に続く超能力スターだが、関口と同様1984年にフジテレビ『金曜ファミリーワイド』の中で、トリックを暴かれる(清田は数回だけトリックを使ったと弁明)。その後は歌手デビューやゲームの監修などを行う。06年には大麻取締法違反で逮捕され、久しぶりに世間を騒がせた。◉高塚光広告代理店に勤務していたが、38歳のときにヒーリング能力に目覚めた。超能力サラリーマンとして一世を風靡し、1994年には高塚の半生を描いた映画も公開された。高塚を演じたのは三浦友和、監督は後に『男たちの大和』を撮る佐藤純彌と、豪華なキャストが集結した。◉宜保愛子霊視能力者として、テレビ番組中で数多くのタレントをカウンセリングした。相手の過去を読み、守護霊を見て相談者を泣かせ、それを見た視聴者がまた涙するという構図で人気を博した。とんねるずの石橋貴明が「宜保タカ子」なるパロディキャラに扮したことで、さらに知名度がアップ。
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芸能 2020年01月01日 16時00分
志村どうぶつ園に不穏な声? 2019年、炎上多発で番組継続危機か
人気動物バラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)が昨年、たびたび炎上した。動物好きからの支持を集めている一方、「動物をおもちゃ扱いしてる」という声も多々集めている本番組だが、8月には茨城県にある動物園の新施設建設に密着したが、施設の園長の態度が問題となっていた。 「『日本一客が来ない動物園』として、これまでもたびたび紹介されたその動物園ですが、クラウドファンディングで資金を募って新たにイノシシの牧場が建設されることに。8月10日放送回の中で、オープンの様子が放送されました。しかし、オープン初日の開園30分前に園長が『開園祭をやる』と言い始め、現場はパニックに。前日にやる予定だったものの、園長が日にちを間違えていたために当日になってしまったようで、知らされていなかった従業員はてんてこ舞いに。その様子がばっちり放送されており、園長への批判のほか、『なんでこんなの放送するんだろ』『ネガキャン?』といった番組への疑問の声も聞かれました」(芸能ライター) また、人気企画「白井家」への疑惑も根強い。 「白井家はもともと、18年9月に番組で初めて取り上げられ、多くの犬やヤギ、ウサギなどが放し飼いされているという珍しい一般家庭を番組が紹介。家族の独特のキャラクターも相なり、番組でも一躍人気企画となりました。しかし、19年11月、『週刊文春』(文藝春秋)で実は白井家の動物の扱いが杜撰であることが報じられると、次々とネットでも『なんでこの家、動物の去勢手術しないんだろう』『動物の脱走とか面白おかしく取り上げてるけど、近隣住民は迷惑だろうな』という声が噴出。また、同年1月に亡くなったという馬については、同12月に再び『文春』が、家族の知人の男性が馬の遺体をナタで解体し、ボランティアを呼び出して自宅から運ばせたことを報道。これには『信じられない…』『家族のように思ってたペットを自宅で解体とかありえない』というドン引きの声が殺到。人気企画の継続を揺るがす大問題となっています」(同) こうした炎上で、ネットからは「もう動物番組はいいよ…」「食傷気味だし、そろそろ終わりそう」といった声も挙がっている。果たして番組で今後、白井家をまた取り上げることはあるのだろうか。注目が集まる。
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芸能 2020年01月01日 14時00分
終了から10年。お正月の名物番組『新春かくし芸大会』が終了した理由とは
昭和から平成にかけて『NHK紅白歌合戦』と双璧を成す年末年始特番と言えば、フジテレビ系で放送されていた『新春かくし芸大会』だ。 今年2020年は、『新春かくし芸大会』が終了してから10年となる年である。本稿では、放送50年近くの歴史を誇っていた『新春かくし芸大会』の歴史を振り返りたい。 『新春かくし芸大会』は1964年に放送を開始。テレビで活躍する芸能人達が、普段は見せない特技を披露する番組として始まった。 本番組は渡邉プロダクションの全面バックアップを受けていたこともあって、ハナ肇とクレージーキャッツ(植木等ら)や藤田まことなど、当時の人気者が毎年出演。(記録の残っている限りでは)1966年の放送分から1986年の20年間は常時30%以上の視聴率を記録する、まさにフジテレビを代表する名物番組となった。 そんな『新春かくし芸大会』の人気に陰りが見え始めたのは、1988年前後とされている。1988年には常時30%台を超えていた視聴率が20%台まで激減。この背景には、これまでキャプテンとして番組を盛り上げてきたハナ肇や植木等などが揃って勇退。代わりに渡邉プロダクション所属の若手タレントやアイドルなどが多く参加したことで、番組の性質が大きく変わってしまった事などが原因と思われる。 以来、2000年代までは10%台〜20%台の視聴率で推移していたが、特に物議を醸したのが、2004年に放送された当時の人気深夜番組『ワンナイR&R』のかくし芸「アイスウォーターボーイズ」であった。これは当時ヒットを飛ばしていた映画『ウォーターボーイズ』のパロディで、芸人たちが冷たい水の中で演技をするというもの。しかし、用意した水が冷たすぎたのか出演者全員誰一人中に入ることができず、結果的に失格となってしまった。かくし芸大会で芸をせずに失格となることは前代未聞の出来事であり、大きな問題となった。 以後も視聴率は低迷し、2009年には過去最低の視聴率である8.6%を記録。番組の見どころも、もはや「ミスターかくし芸」こと堺正章の演目頼りとなっており、翌2010年にはフジテレビ開局50周年記念番組『新春かくし芸大会FOREVER』と題した特別番組を放送することにより47年の歴史に終止符を打った。 終了から早10年。すでに「懐かしの番組」の一つとなってしまった感のある『新春かくし芸大会』だが、根強いファンは多く、復活を期待する声も少なくないという。※視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区
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芸能 2020年01月01日 12時30分
過激すぎて初回は録音、元日スタートのビートたけし伝説のラジオとは?
ビートたけしと言えば、すっかり全盛期の毒気がなくなったといった印象が強い。昨年は史上最低の視聴率を記録したNHKの大河ドラマ『いだてん』の古今亭志ん生役のナレーションの滑舌の悪さや、関ジャニ∞の村上信五と3年連続のタッグを組んだ『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の視聴率も歴代最低となり、ネガティブな印象ばかりを残してしまった。 だが、全盛期のたけしは確かに過激だったと証明される番組が、1981年1月1日深夜に始まった『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)だろう。当時のたけしは漫才ブームで台頭してきた頃である。この番組は基本的に生放送だが、たけしの毒舌を警戒して初回放送は録音で行われた。 この番組の何が新しかったかと言えば、それまでフォークミュージシャンなどが、ラジオの向こう側のリスナーに「あなたの番組」と呼びかけていたのを、たけしは「私の番組です」と好き勝手にやると宣言した点にある。番組では、自身の不倫体験を赤裸々に話したほか、マネージャーやスタッフ、果ては同業者のタレントをイジるなどタブーなしの番組であった。 この毒舌に夢中になった人間は多い。爆笑問題の太田光や、浅草キッドの水道橋博士、さらに芥川賞作家の西村賢太氏など、番組のヘビーリスナーは数多い。この番組は、テレビの視聴率にあたるラジオ番組の聴取率が全盛期は5~6%はあったと言われている。現在は1%でも人気番組となるラジオ業界においては、驚異的な数字と言えるだろう。もちろん、これは全世代の平均値であり、中学や高校など若い世代ではクラスのほぼ全員が聴いているような番組であった。 この番組は1981年から90年まで10年にわたって続いたが、1986年にたけしが「フライデー襲撃事件」を起こしても打ち切りとはならなかった。それだけ人気番組だったと言える。たけし謹慎中の代役は大竹まことらが務めた。 番組が後期になると、たけしは生放送の現場に現れないこともあった。理由は「おばけが出たから」といった適当なもので、その場合は弟子のたけし軍団が場を繋いだ。さらに、2019年に亡くなった内田裕也さんをゲストに招くも現れず、仕切り直しの場もすっぽかして怒った内田さんが暴れていたのを、新人時代の伊集院光が目撃し、エピソードとして自身の番組で語ったこともある。 数多くの名物番組を持つたけしだが、とりわけ伝説と過激度が高いのが『オールナイトニッポン』であったと言えるだろう。
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芸能 2020年01月01日 12時20分
2019年を駆け抜けた霜降り明星は今年も絶好調?
2019年にもっとも注目を集めたお笑いコンビと言えば、霜降り明星が挙げられるだろう。2018年末の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で史上最年少の優勝を果たすと、年明けにはツッコミの粗品がピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で優勝を成し遂げた。 4月からは本格的に東京進出を果たし、深夜ながら冠番組『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)がスタート。この番組は人気の『ロンドンハーツ』(同)と同じ加地倫三氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、勢いのあるテレ朝バラエティの精鋭が集まっていると言えるだろう。また、深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)のレギュラー番組もスタート。番組内では、あるテレビ番組のスタッフから、せいやが「こども」、粗品が「天狗くん」と呼ばれているといった暴露話などが話題となった。さらに、せいやが壇蜜との2ショットシーンを目撃され熱愛疑惑が生じ、週刊誌記者に直撃されたエピソードも話題となり、その壇蜜が11月に電撃婚を果たし、せいやが“失恋”するなど「引き」も強い。 霜降り明星の快進撃には所属の吉本興業のプッシュもあるだろうが、彼らが実力者であるのも確かだろう。レギュラーのほかにも数多くの番組にゲスト出演し、彼らが得意とする小さなフリとボケがうまくハマり、着実に結果を残しつつある。 現在の霜降り明星のライバルと言えば、兄弟漫才のミキだろう。兄の昴生は、粗品より先輩のはずなのにタメ口を聞かれるといった「舐められキャラ」も板についてきた。さらに関東芸人のカミナリなども彼らが常に意識する存在だと言える。 2020年の彼らの目標としては、やはりゴールデンタイムでのレギュラー獲得がありそうだ。当然そこでは、ほかの芸人との絡みも増えてくる。その先には当然、ダウンタウンに続く「天下取り」もありそうだ。彼らがどのような飛躍を見せてくれるのか期待したい。
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スポーツ 2020年01月01日 12時10分
2019年も暴走の張本勲氏 止めようと「喝」を入れた野球関係者3人
2019年も数多くの炎上を生んだ『サンデーモーニング』(TBS系)の「週刊御意見番」コーナー。張本勲氏の暴走は、相変わらずだった。 しかし、中には番組やネット上で張本氏に「喝」や反論した人物がいる。今回はそんな野球関係者を紹介しよう。・下柳剛氏(元福岡ダイエーホークス・日本ハムファイターズ他) 番組内ではっきりと「喝」を入れたのが、ダイエーや日本ハムで活躍した投手・下柳剛氏だ。7月21日の放送で張本勲氏が女子の陸上選手を見て、「太った選手誰もいないね、谷口さん」と、コメンテーターの谷口真由美氏にセクハラとも取れる嫌味を入れる。 すると、下柳氏は「すいません今、ハリさんに喝で」とコメント。場が丸く収まった。張本氏は安倍政権を支持しているだけに、「安倍憎し」を公然と口にし続ける谷口氏に嫌味を入れたのかもしれないが、真意はわかっていない。・王貞治氏(福岡ソフトバンクホークス球団会長) 2019年初回の放送にゲスト出演した元巨人選手・監督で福岡ソフトバンクホークス球団会長の王貞治氏。張本氏とは巨人時代ともにプレーし、仲が良かったと言われる。 しかし、選手への態度は異なっており、1月の放送で菊池雄星(シアトル・マリナーズ)が英語でスピーチする様子を見た張本氏は「何だ、大してうまくないね」と話すと、王氏は「大したもんですね、志を持っていたんですね」と褒め称える。 さらに、箱根駅伝で優勝候補の青山学院大学が5連覇を逃したことについて、「原晋監督がバラエティ番組に出過ぎ」と批判した張本氏に対し、王氏は「負けたら何を言われても仕方ない」と前置きした上で、「復路は見事だった」と頑張りを褒め称えた。 盟友関係ながら、全く意見の異なる二人だが、視聴者は王氏の懐の深いコメントに共感した。・ダルビッシュ有(シカゴ・カブス) 番組外ながら、張本氏に最も噛み付いたのがダルビッシュ有だ。大船渡高校・佐々木朗希投手が夏の全国高校野球選手権大会・岩手予選決勝で監督の判断で登板しなかったことに、張本氏は憤慨し、「楽させちゃダメ」「怪我を怖がるならスポーツ止めたほうがいい」などと、バッサリ斬った。 このニュースを見たダルビッシュは、自身のTwitterで張本氏の発言を引用し、「シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」とツイートし、宣戦布告。 張本氏が週刊誌のインタビューで「べらべら喋るな」などと反論すると、再びその記事を引用し、「ずっと停滞していた日本球界を変えていくには勉強し、今までのことに疑問を感じ、新しいことを取り入れていく。その中で議論というのは外せないツール。それを黙って仕事しろとはまさに日本球界の成長を止めてきた原因って気づけないのかな?」とツイートし応戦した。 結局、2人が面と向かって議論することはなく、『サンデーモーニング』でダルビッシュの話題はほとんど取り上げられなくなったことで、一応の決着となった。 2019年、張本氏に最も意見できる先輩だった金田正一氏が亡くなり、張本氏を真っ向から否定し怒ることができる人物がほとんどいなくなっている。この3人には、張本氏を恐れず、「おかしいものはおかしい」と声を上げてもらいたい。記事の引用についてダルビッシュ有Twitter https://twitter.com/faridyu/
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芸能 2020年01月01日 12時00分
お正月の名物番組『かくし芸大会』田代まさし氏ネタで永久封印?
かつてのお正月の名物番組と言えば、『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)が挙げられる。1964年から2010年まで、1月1日もしくは2日に放送されていた。いまだ語り継がれる、マチャアキこと堺正章の「テーブルクロス引き」のような神業から、新人アイドルが成功して泣く「あるある」まで、様々なネタの宝庫だと言える。 ただ、この名物番組は、ある人物のせいで封印状態とも言われる。それが薬物がらみで昨年11月に4度目の逮捕をされた元タレントの田代まさし氏である。 田代氏は1980年代半ばからタレント活動を本格的に開始したが、『夕焼けニャンニャン』『志村けんのバカ殿様』『スターどっきりマル秘報告』などフジテレビ系の番組に多く登場していた。そのため、この番組にも80年代末から毎年のように登場していた。ホンジャマカやバカルディとともに作り上げた、スプレー缶のみでアーティスティックなイラストを作り上げる1995年の「ART・IN・MOTION」、1997年の「Colors」などの「芸アリ」系企画を覚えている視聴者も多いだろう。 そんな田代氏は、テレビから消える前にも『かくし芸』絡みで大失態をやらかしている。2001年12月に覗きで現行犯逮捕され、さらに自宅から覚せい剤が押収され再逮捕されてしまう。いわゆる薬物絡みでは最初の逮捕であり、執行猶予付きの判決を受けるものの、これ以降は地上波のテレビ番組からは実質的に追放されてしまったと言える。 『新春かくし芸大会』は年末年始特番としては収録時期が早いことで知られ、逮捕時はすでに収録済みだった。そのため田代氏の出演部分をすべてカットし、テロップによる説明も加えられた。このほか『志村けんのバカ殿様』も同様の処理がなされた。 逮捕により、自身が芸能界の表舞台から消えてしまうのだから、皮肉にもこのやらかしが、田代氏にとっての「かくし芸」だったと言えるかもしれない。
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社会 2020年01月01日 12時00分
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(2)
岸田支援の「細田&麻生」派 さらに、経済分野でも安倍首相に追い風が吹く。政府内に’20年は東証平均株価がバブル崩壊後の最高値2万4270円を大きく超え「3万円に近づく」との見方が浮上しているのだ。 米中貿易摩擦は中国による譲歩で世界経済の悪化懸念が後退。11月の米大統領選に向け、トランプ政権が政策総動員で株高を演出するのは間違いない。 安倍政権は消費税を10%に引き上げたが、大型経済対策とポイント還元策で消費の冷え込みを回避。東京五輪の経済波及効果も大きく「秋には3万円に乗せる」と睨んでいる。 改憲で対立軸をつくり、北朝鮮情勢と株価上昇、五輪成功の3点セットで内閣支持率を60%台に乗せ、衆院解散に踏み切れば、安倍首相が7度、国政選挙に勝利する道が開ける。4選の流れも確実になり、’24年9月までの任期と改憲が現実のものとなる。 もちろん、この政権運営が裏目に出る可能性も十分ある。政界は両刃の剣だ。 米中両国は関税を巡る「第1段階の合意」に至ったものの、あくまでも限定的な合意にすぎず、先送りされた問題を巡り、両国間の対立は深刻化。日本経済は、消費税増税の影響が想定より深刻となり、マイナス成長に逆戻りし、アベノミクスは完全に行き詰まる――。こんな展開もないわけではない。 野党による『桜を見る会』問題の追及と世論の批判の高まりにより、政権運営が行き詰まり、首相の求心力低下が顕著になれば、自民党内で「五輪花道論」が強まるのは必至だ。 そこまで急速に政権維持が困難になる流れは考えにくいとしても、首相の脳裏には4選に加えて、自力での改憲はもはや困難だと判断した時の禅譲も選択肢にある。その場合の後継者が自民党の岸田文雄政調会長であるのは間違いない。 首相は先の臨時国会真っ最中の11月、急きょ行った官邸記者クラブの各社キャップとの懇親会で「岸田さんには本当に頑張って欲しいと思っているんだよね」と心情を吐露した。 首相と岸田氏は当選同期で、選挙区が隣県ということもあり、初当選の頃からウマが合った。それだけで首相は岸田氏をポスト安倍の1番手と見定めて、外相、政調会長と、常に陽の当たるポストをあてがってきた。 しかし、「次の首相候補」の調査で岸田氏の数字は1〜5%程度と低迷。選挙の顔としての知名度や人気も上がらないことが難点だった。自民党関係者によると、首相は’19年の通常国会閉幕後、岸田氏と会食し「後継1番手」に考えていることを伝えた。その際、首相が岸田氏を後押しする条件として、改憲への全面協力と、岸田派内で力を握る古賀誠元幹事長との関係を見直すことを条件に挙げた。 岸田氏は古賀氏との関係見直しには即答しなかったが、憲法改正への協力は約束したという。首相は退陣する場合、細田派と麻生派、岸田派の3派で岸田氏を支援し、他のポスト安倍候補を圧倒する戦略を描いているとされる。(明日に続く)
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スポーツ 2020年01月01日 11時00分
止まらなかった暴力沙汰...“逆ギレ会見”でひんしゅくを買った人物も、大相撲2019年の不祥事3選
12月15日の冬巡業終了をもって、2019年の主だった行事が全て終了した大相撲の世界。2019年は初場所で玉鷲、夏場所で朝乃山と2名の初優勝力士が誕生するなど、群雄割拠の時代の到来をにわかに感じさせる1年となった。 しかし、土俵上が盛り上がりを見せた一方で、その熱に水を差すような不祥事も複数起こっている。 日本相撲協会が1月31日に発表したことで明るみとなったのが、鳴戸部屋の三段目力士による未成年の弟弟子への暴力。この三段目力士は2018年9月から2019年の1月にかけ、弟弟子に対し柔道の絞め技をかけるなどの暴力行為をおよそ10回程度繰り返していた。また、当時の報道によると、他にも絞め技に苦しむ弟弟子の様子を動画で撮影したり、暴力をやめる代わりに金銭を要求したりしていたという。 悪質な行動を繰り返していた三段目力士に、ネット上からは「悪質ないじめ、絶対に許せない」、「こんな奴に相撲を取る資格はない」と非難の声が殺到。なお、この三段目力士はその後引退届を提出し、2月8日に協会側が受理した。 角界に2019年一番の衝撃が走った不祥事といえるのが、9月3日に発覚した十両・貴ノ富士による暴言・暴力。貴ノ富士は2019年5月から7月にかけ、新弟子4人に対し「障がい者」、「ニワトリ」といった差別的言動をとっていた上、同年8月には自身を怒らせた付け人の額を1回殴打していた。 1場所の出場停止処分を受けた昨年3月(当時のしこ名は貴公俊)以来の“再犯”に、ネット上のファンは「呆れてものも言えない」、「即刻引退すべき」と猛批判。これを重く見た協会も同月26日の理事会で、貴ノ富士に対し自主的な引退を促すことを決議した。 これを受けて貴ノ富士は翌27日に会見を行い、「あまりに重く受け入れられない」、「(協会の暴力根絶指導は)正直伝わっていない」と協会批判ともとれる発言を連発。「往生際が悪すぎる」、「なんで逆ギレしてるの?」とファンの間でさらに波紋を広げていたが、最終的には10月11日に自ら引退届を提出し同日付で引退した。 貴ノ富士の問題がまだ尾を引く中起こったのが、呼び出しの最高位である立呼び出し・拓郎による暴力問題。10月8日の新潟巡業中、拓郎は観客席に座って昼食をとっていた序二段呼び出しを叱り、その際に頭部を1回殴打。また、序二段呼び出しの兄弟子に当たる別の幕下呼び出しにも注意を与えた上、同呼び出しの背中を1回叩いた。 背中を叩かれた幕下呼び出しが協会に報告して発覚したこの一件に、ネット上からは「呼び出しのトップが何やってんだ」、「いくらムカついたとしても手を出すのはダメだろ」と批判が噴出。その後、同月15日に拓郎から出された退職届を協会が25日に受理し、拓郎は退職という形で土俵を去っている。 日馬富士の暴行問題が波紋を広げた2017年、貴ノ富士、貴ノ岩の旧貴乃花部屋勢がそれぞれ暴力行為に及んだ2018年に続き、暴力が絡む不祥事が複数発生した2019年の角界。2020年はこの現状に変化が訪れることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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社会 2020年01月01日 10時00分
91歳のタクシー運転手も 2019年多発した高齢者の交通事故3選
2019年は高齢者による重大交通事故が社会問題化。免許の剥奪や、高齢者専用の免許制度の創設などが議論された。 今回はそんな2019年の重大交通事故について振り返ってみたい。・池袋自動車暴走事故 2019年4月、東京・池袋の路上で車が暴走。青信号で横断歩道を渡っていた親子2人が跳ねられ死亡し、9人が負傷した。 この車を運転していたのは、飯塚幸三旧通産省工業技術院元院長(88)。重大事故を起こしたにもかかわらず逮捕を免れたうえ、事故後の取り調べで「ブレーキが戻らなかった」と、自動車の性能が劣っていたという「責任逃れ」と取れる供述をする。 結局、ブレーキに異常はなく、飯塚元院長の過失運転であることが確定。事故の怪我から入院し、退院したが飯塚元院長は逮捕されず、「上級国民は逮捕されないのか」と国民の怒りが爆発した。 その後、飯塚元院長は11月に書類送検されたが、TBSの取材に対し、「安全な車を開発するようにメーカーの方に心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしいと思っております」と話し、全く反省している様子を見せなかった。・神戸バス死傷事故 池袋事件からわずか数日後、神戸市営バスの運転手(65)が、JR三ノ宮駅の停留所からバスを発車させた際、アクセルとブレーキを踏み間違え、パニックに陥り車を暴走させ、青信号の横断歩道に突っ込み、6人を死傷させた。 この事故は池袋と異なり、容疑者の運転手は直ちに自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で逮捕され、扱いの違いも議論を呼ぶ。 運転手は今年10月、禁錮3年6か月の実刑判決を受け、神戸市営バスを解雇されている。一方、飯塚幸三氏は未だに収監すらされていない。・91歳タクシー運転手が事故 2019年7月、川崎市の路上で、91歳が運転するタクシーが、呼び止めようと中央分離帯を出て車道に出た男性を跳ね、死亡させた。91歳の運転手はまもなく自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕されたが、約7時間後に釈放された。 この事故では、91歳の男がタクシー運転手として勤務していたことに驚きが広がる。91歳は行き過ぎしても、高齢なドライバーが多いことに、不安を覚えるネットユーザーが続出した。 未来ある人々が、高齢者の「ミス」によって犠牲になる。そんな事故をこれ以上起こしてはならない。早急な対策が求められる。そして、事故を起こした人間については、「公平に」裁かれなければならないはずだ。文 櫻井哲夫
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早見優、8月24日にミニアルバム発売「うれしい気持ちでいっぱいです」
2016年07月16日 15時40分
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防衛レポート 日本の軍需産業「ガラパゴス化」見えない未来(1)
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2016年07月15日 20時00分
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2016年07月15日 19時20分
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2016年07月15日 19時00分
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歌謡(うた)のマドンナ あさみ ちゆき 路上ライブで約300人を集める“井の頭公園の歌姫” 「この場所が歌手としての大事な故郷なんです」
2016年07月15日 18時00分
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フレッシュトマトで生活習慣病を予防! トマトのメキシカンサルサ
2016年07月15日 17時00分
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マレーシアC(1600万下、中京芝2000メートル、16日)藤川京子のクロスカウンター予想!
2016年07月15日 17時00分
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まるで本物の戦車に乗っているよう! 体感型映画「戦車ライド」が今秋、全国のMX4Dスクリーンで公開
2016年07月15日 16時04分
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友成那智 メジャーリーグ侍「007」 ポストシーズンを見据え温存される「ダルビッシュ」
2016年07月15日 16時00分
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ウーマンラッシュアワー村本 報ステの司会に意欲?
2016年07月15日 15時30分
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三井アウトレットパーク 入間で夏を遊び尽くせるイベント「IRUMA CARNIVAL」を開催
2016年07月15日 15時00分
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アイドル
卒業発表したSKE48柴田阿弥が後輩メンバーに“アイドル道”を説く魂の講義
2016年07月15日 14時30分
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メンバーも祝福 柏木由紀が25歳の誕生日
2016年07月15日 14時20分
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芸能
藤田ニコルのデビュー曲『Bye Bye』カラフルなA写とJK写解禁
2016年07月15日 14時10分
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アイドル
AKB48 渡辺麻友が柏木由紀の誕生日を祝福「大好きなゆきりん」
2016年07月15日 14時10分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分