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芸能 2017年03月20日 12時00分
夏目三久 キャスター卒業か 今夏に女版「半沢直樹」主演説
フリーアナの夏目三久(32)が、今夏にも大型ドラマに主演デビューするという。現在、彼女は早朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)に出演中。そのさわやか司会は評判がいい。 「ロングヘアが主流の女子アナ界にあって、異色の黒髪ショート。目がクリッと大きく、しゃべりもおとなしめなのが上品だと、視聴者に支持されています。男性誌の企画でも、必ず好きな女子アナベスト3に入るほど」(女子アナライター) そんな彼女に降って湧いた出来事といえば昨年、スポーツ紙に報じられた有吉弘行との結婚&妊娠騒動だ。 「報道後、事務所の圧力説や誤報の反論記事などもありましたが、結局、うやむやとなってしまいました。しかしこの騒動以来、夏目はフリーアナを辞めたがっているといいます」(同) とはいうものの、情報番組にとって彼女は、今やなくてはならない存在。そんな状況の中、夏目の所属事務所は、ある大きな決断をしたという。 「実は今、女優転身へのドラマを企画中だというのです。それはズバリ、女性版・半沢直樹。MCとしての価値が下がる前に、女優として一本立ちができるよう、事務所が総力をあげて取り組んでいるとか。企画も、ほぼ出来上がっているので、夏の放送が濃厚です」(テレビ関係者) しかし、今世紀最高ドラマといわれる『半沢直樹』(TBS系)の続編を、なぜ堺雅人ではなく、夏目を抜擢する必要があるのか…。 「理由は、堺がTBSサイドからの続編オファーを、かたくなに拒否しているからです。TBSとしては、確実にスマッシュヒットを生み出す堺を何としても手放したくない。そこで、堺と同じ事務所の夏目に着目した。彼女の起用で貸しを作り、さらに、ドラマがスタートした際には、堺に特別出演してもらいたいという算段です」(テレビ雑誌編集者) その伏線となるのが、現在、オンエアされているCMだという。 「『スカパー!』のCMに、夏目と堺が共演をしているのですが、CMとは思えぬ迫真の演技に“夏目の女優はある”という声が上っているのです。彼女はヤセているわりに巨乳。セクシーを武器にすれば、前代未聞の視聴率を記録するかもしれませんよ」(同) セクシー半沢が見たい!
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芸能 2017年03月20日 07時00分
木村拓哉 明石家さんまの付き人でイメージ回復へ
4月に放送するフジテレビ特番「さんタク」。明石家さんまと木村拓哉が毎回、様々なことにチャレンジする名物特番であるが、今回、木村がさんまの付き人を務める企画が放送されるという。 18日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」でさんまが一部内容を明かした。さんまによると、木村はさんまの運転手を務めるだけでなく、買い出しのお手伝いなどもしたという。 そもそも“付き人”企画が実現した背景に、木村が自身のラジオ番組「木村拓哉のWHAT'S UP SMAP!」で、今年の抱負について「新人」と書き初めしていたことが、きっかけだった。 ただ、木村の“付き人”企画には、ある思惑が隠されているという。 「SMAPの解散騒動で、木村は“裏切り者”のレッテルを貼られ、イメージがダウンしている。そのことはさんまも認識している。そこで、“スーパースター木村拓哉”がさんまの付き人になるというギャップで、笑いをとるというもの。木村を下っ端として扱うことで、世間でのイメージを少しでも取り戻してあげようというさんまの配慮ですね」(芸能関係者) さすが、明石家さんま。芸能界で木村を救えるのは、明石家さんまただ一人なのかもしれない。
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芸能 2017年03月19日 21時00分
中居正広 熱愛発覚で“独立話”が現実味
元SMAPのリーダー・中居正広が、美人振付師の武田舞香と6年にわたって交際していることを、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が報じ、大きな話題となっている。 スクープ直後、各スポーツ紙も後追い報道し、詳細を伝えているが、やはり焦点は“ゴールインの可能性”となっている。そこで、以前から囁かれていた中居のジャニーズ事務所退所&独立話が、熱愛発覚報道でより現実味を増してきているという。 「結婚を機に所属していた芸能事務所を退社する芸能人も多い。6年間、愛を育んでいたことを考えると、当然、中居は結婚を視野に入れている。今後の人生を考えて、結婚を前提にした場合、独立する可能性は高い」(芸能関係者) ただ、その場合、気になるのは、元メンバーである稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3名の動向だ。 「中居が独立した場合、3人も中居に付いていくという見方が強かったですが、結婚という事情ならば、3人は付いていかない可能性がある。3人は仕事面でのメリットを感じ、中居に付いてこうとしていたわけで、プライベートが関わってくるとまた、それは別の問題になる」(週刊誌記者) 果たして、中居はどのような選択をするのだろうか。非常に気になるところだ。
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芸能 2017年03月19日 21時00分
木村主演「A LIFE」 ガッキー「逃げ恥」射程圏内
木村拓哉主演のTBSドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」が19日の放送で最終回を迎える。今クールの民放ドラマの中で、平均視聴率で暫定首位をキープし続けてきただけに、最終回も視聴率は注目ポイントとなるだろう。 同ドラマの平均視聴率を確認すると、第1話が14.2%、第2話が14.7%、第3話が13.9%、第4話が12.3%、第5話が13.9%、第6話が15.3%、第7話が14.5%、第8話が15.7%、第9話が14.7%で、平均視聴率は14.3%となっている。 「A LIFE」制作陣はドラマスタート時、昨年10月クールで全話平均視聴率20%超え記録した米倉涼子主演の「ドクターX〜大門未知子〜」を目標としていたようだが、第1話、第2話の数字を見て、昨年大ヒットした新垣結衣主演のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」にターゲットを変更。同ドラマは、初回から一度も視聴率を落とすことなく、右肩上がりとなり、最終回は20.8%を記録。全話通じて平均視聴率14.5%だった。 現在、「A LIFE」は「逃げ恥」に0.2ポイント差と迫っており、射程圏内。最終回は、どのぐらいまで視聴率を伸ばすのか、注目だ。
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芸能 2017年03月19日 17時00分
フジ山崎アナ 松本の主張に賛同…間接的に他局批判
フジテレビの山崎夕貴アナウンサーが、19日放送のフジテレビ「ワイドナショー」で間接的に他局批判した。 番組では、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での侍ジャパンの快進撃をトピックスとして扱った。試合もさることながら、平均視聴率20%超えを連発するなど、国民から大きな関心が寄せられている。 お祭りムードが漂う中、ダウンタウンの松本人志が「水を差すようですけど、試合長くないですか?」と顔を歪めながら発言。松本の主張に対して、意見を求められた山崎アナは「ちょっと長いですよね」と何度も頷き、松本の主張に賛同した。 12日に行われた2次ラウンドのオランダ戦では、試合が延長までもつれ込み、試合終了時間は夜の12時近くになっていた。 WBCの日本での放送権はTBSとテレビ朝日が所有しているため、山崎アナは間接的に他局を批判することになってしまった。
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芸能 2017年03月19日 17時00分
松本人志 風刺ネタに持論「笑いの取り方としては一番安易」
19日放送のフジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、お笑いの風刺ネタに関して、「一番安易」と持論を展開した。 番組では、脳科学者・茂木健一郎氏の「日本の芸人終わってる」発言をピックアップ。茂木氏は2月25日に自身のツイッターで「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終始し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」とお笑い芸人を批判していた。 もはや、お笑い界の頂点に君臨しているダウンタウンの松本は、茂木氏の批判に対して「全然腹が立たなかった」とコメント。「茂木さんが全然面白くないからなのよね」と理由を説明し、「笑いのセンスが全くないから。この人に言われても刺さらねえぜって感じになる」と眼中にないことを語った。 そして、風刺ネタに関して、「風刺とか、われら、下から上の人たちに何か言うって笑いの取り方としては一番安易」と持論を展開し、「すごい簡単なことで別にそれは誰でもできるんですけど、日本の芸人はあんまやらないだけで」と状況を説明した。
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芸能 2017年03月19日 17時00分
岡田結実 「センバツ高校野球」生観戦、球児にエール「悔いのないプレーをしてほしい」
19日、「第89回選抜高等学校野球大会」が阪神甲子園球場にて開幕。「センバツ応援イメージキャラクター」に任命されたタレントの岡田結実は、甲子園球場に足を運び、開会式と開幕戦を観戦した。 岡田は午前9時前に甲子園球場入りし、4万4000人の観衆が入った球場を一目見るなり、「わあ、大きいなあ」と感動した。 そして、午前9時に開会式スタート。出場32校の選手が星野源のヒット曲「恋」の行進曲の演奏に乗って入場してくると、「実際に球場で実際に見るとテレビより全然迫力があります。行進する選手もかっこいいですし、スタンドの皆さんも手拍子して、一緒に戦うんだという熱気が伝わってきて、感激して泣きそうになりました」と目を潤ませた。 その後、バックネット裏や外野席で開幕試合の初出場対決、至学館(愛知)−呉(広島)を観戦。スタンドの応援歌を口ずさんだり、手拍子を送り、攻撃のチャンスが広がると「あっ、いけっ、頑張れ〜」と身を乗り出して応援。得点が入ると大喜びした。 センバツ応援イメージキャラクターに任命されてからは、雑誌で高校野球の記事を熱心に熟読したようで、「選手の紹介記事を読んだら、私のファンという選手もいてとても嬉しかった。21世紀枠のチームもよく選ばれて出てきてくれたという感じです」とコメント。 最後に「目指す世界は違うけど、みんな同じ世代で選手も私も夢を追いかける姿は同じ。今ここで出せる力の全てを出し切って悔いのないプレーをしてほしい」と選手たちにエールを送った。
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芸能 2017年03月19日 15時06分
田中圭、ファンレター保管のため倉庫借りる「捨てられない」
俳優の田中圭が18日、東京・丸の内のKITTEで行われた「春のメッセージフェスタ」オープニングイベントに出席。集まったファンを前に、ファンへの感謝の気持ちをしたためた手紙を朗読した。 手紙やポストをテーマとした本イベントで、手紙についてのトークショーを行った田中。普段から手書きの手紙を書く習慣があるといい、「最初についたマネージャーからの影響です。マネージャーに(関係者に向けて感謝の気持ちを手紙で)書く癖を付けろって言われて」とその理由を明かすと「最初は面倒くさかったし、事務所に対しての差し入れのお礼の手紙とか、名前を見ても誰か分からない人が相手。知らない人に何書けばいいんだろうって悩んだりもしました。本当に嫌だった」と述懐。 だが、「手紙を書く癖をつけておいて本当によかった」と今は手紙を書く大切さを実感しているといい、「手紙特有の温かさ、気持ちの入り方。直筆の文字にはその人の想いがあふれる。ちょっとしたメッセージカードでも頂くと嬉しくなる」とコメント。「ファンからもたくさんファンレターを頂きます。ドラマや舞台の感想が書いてあったりして役者としても参考になります」と述べると「ファンレターは捨てれない。ファンレターを保管する倉庫を借りているくらいです」と明かしてファンを感激させた。 最後はファンへの想いをこめた手紙を切々と読み上げた田中。「感謝しています」と頭を下げると、「でも、こういう手紙を読むのはちょっと恥ずかしいですね。途中で自分で勝手にうるってきました。ヤバいって」と照れくさそうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2017年03月19日 14時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第213回 日本はカジノの最高の市場だ!
安倍政権が昨年12月にカジノを中心とするIR整備推進法(カジノ法)を成立させたことを受け、世界のカジノ王たちが続々と来日。日本市場に「期待」を寄せている。 カジノ運営大手、米ラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン最高経営責任者(CEO)兼会長は、2月21日に『CLSAジャパンフォーラム』において、 「東京は(カジノの)最高の場所だ」 と発言。わが国で統合型リゾート(IR)施設を建設できるならば、最大100億ドルの投資を行うと明言した。 ラスベガス・サンズは、すでにシンガポールでマリーナベイ・サンズというカジノを経営している。アデルソンCEOは日本市場について、 「究極のビジネスチャンスだ。シンガポールはこのための“前座”にすぎなかった」 と断言。日本国民の所得を「奪いにいく」ことを露骨に宣言した。 「建国の父」と呼ばれた政治家リー・クアンユーは、シンガポールにおけるカジノ建設に大反対していた。真の意味で「国民」のことを考える政治家ならば、国民を蝕むことが明らかなカジノ建設に反対しない方がおかしい。 シンガポールはサンズにカジノ建設は認めたが、 「シンガポール国民は入場料100シンガポールドルを支払わなければならない」 という厳しい制約を掛けた(外国人はパスポートを見せるだけで入場できる)。 100シンガポールドルは、約8000円になる。さすがに入場料8000円では、シンガポール人のカジノ利用者は極端に少ない。 先日、筆者は実際にシンガポールのマリーナベイ・サンズを視察したのだが、客の8割以上は「中国人」であった。日本人や欧米人は、驚くほど少なかった。 結局、シンガポールのカジノは地元のシンガポリアンではなく、中国人富裕層からカネを巻き上げるための施設なのだ。入場料で国民の利用を制限し、主に外国人から所得を頂く。シンガポールのやり方は、カジノの経済合理性と国民の保護をハカリに掛けた妥協の産物なのである。 例えば日本にしても、沖縄経済の振興のために沖縄特区を設け、日本人入場不可のカジノが併設されたIRを創るというならば、まだしも理解できる。と言うより日本のカジノ解禁とは、もともとはそういう話だったのだ。 ところが現実には東京、横浜、大阪、福岡といった都市圏がカジノのターゲットになっている。カジノ事業者から見れば日本の都市部は「宝の山」に見えるのだろう。何しろ、日本には国民25人に1台の割合でパチンコ台が存在する。 安倍政権が通したIR整備推進法には、日本国民の所得を外資系カジノに“差し出す”以外に何の目的があるのか、筆者には理解できない。 アデルソンCEOの発言の翌日、2月22日、同じくカジノ運営大手のメルコ・クラウン・エンターテインメントのローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)が東京都内で会見し、日本でのカジノ設立における投資について「上限を設けずに挑む」と述べた。沖縄特区限定、かつ外国人専用の日本におけるカジノ解禁のはずが、今や世界のカジノ王たちが虎視眈々と狙う「最高においしい市場」と化しつつある。 一体全体、なぜこのような事態になったのか――。それは農協改革などと同じように、アメリカの商工会議所の「提言」が発端だ。 2014年12月、在日アメリカ商工会議所(ACCJ)が日本におけるカジノ解禁に際し、以下の提言をしているのである。◇カジノの規模について制約を盛り込まない。◇初期段階で東京圏、大阪圏、地方数カ所のカジノ認可を。◇カジノ総収入に対する税率は10%を超えないものに。◇カジノ・ギャンブルは消費税の対象から外す。◇入場料は課さない。◇カジノ参加は20歳以上。24時間年中無休の営業を認める。◇カジノでのクレジットサービス利用を可能に。 昨年、可決されたIR整備推進法は、カジノの建設そのものの法律ではない。あくまで、IR整備に向けた「方向性」を示したものである。 IR整備推進法に基づき、日本政府は施行後1年以内を目途に、カジノの規制を含む「実施法」を整備することになる。日本が本当にカジノを解禁するのであれば、最低でも、○日本人に対し(シンガポールに倣い)1万円以上の入場料を課す。○東京圏や大阪圏など、大都市圏には建設しない。○カジノ内のクレジットサービスの禁止。 といった規制を設ける必要がある。 正直、外国人観光客が日本においてカジノにのめり込み、破滅しようとも、個人的にはどうでもいい。ただ、日本国民の所得が狙われているのであれば話は全く別だ。 前述のACCJは、日本政府に対しカジノの規制を「やめろ」と提言してきている。農協改革などの例を見る限り、今後、日本のカジノ解禁ワーキンググループ(仮称)で「民間議員」によるお手盛りの議論、結論が決まった議論が始まり、“ACCJ様”の要望を上回る規制緩和が行われる可能性が高い。またぞろ国会議員は蚊帳の外で、ワーキンググループのレポート提出後、決して揺るがない結論に向け、むなしい議論が国会で行われる。 マスコミは、IRやカジノ建設の経済効果のみを大々的にアピールし、どこまで過激な規制緩和が行われるかは、法律可決に至るまで報じない、というパターンになるのが、見え見えなのだ。 すでに有力IR誘致エリアには多くの日本企業、海外事業者が殺到しているありさまである。日本は「カジノの最高の市場」である以上、それこそ「究極のビジネスチャンス」を前に、指をくわえているカジノ王はいないだろう。 数十年後、日本のカジノ産業は、まさにACCJの提言通りに「世界で最も開かれたカジノ産業」と化している。悪夢である。 悪夢の未来を避けるためには、国民が声を出し、日本国内(特に都市圏)のカジノ建設に反対しなければならない。安倍政権は、カジノ・ビジネスに日本国を売り渡すのはやめろ! と。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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スポーツ 2017年03月19日 12時00分
WBC情報 「世界一奪還」まであと2勝 侍ジャパンはアメリカでの違和感を楽しむことができるのか
第4回WBCの二次ラウンドは全て終わっていないが(3月17日時点)、今大会の観客動員数はすでに60万人を超えたという。前大会の同時点では40万人強。前売り券の売上げ状況から見出した計算ではあるが、WBCは認知され、大会回数を重ねるごとに野球ファンを拡大しているようだ。 「侍ジャパンと対戦したキューバ、オーストラリア、中国、オランダ、イスラエルの選手たちは、日本の応援に驚いていました。今大会はトランペットなどの鳴り物を使った応援を禁止していますが、声援だけでこんなに球場全体に響くのか、と。日本の球場は整備が行き届いていてキレイだと感心していました」(米国人ライター) 野球文化の違いも攻撃面で表れた。日本のように大量リードしていても貪欲に1点を取りに行くスタイルに対し、「侮辱された」と誤解した投手も出たという。その通りなら、余計な敵愾心を買う恐れもある。まだ一方で、まるでマスゲームのように一糸乱れぬ日本のバントシフトに驚いていたチームもあった。技術や戦略のきめ細やかさならば、日本は世界一である。しかし、フィジカル面やパワーでは敵わない。米国内球場に多く見られる急勾配のマウンド、表面が滑るとされるWBC使用球への違和感にしてもそうだろう。 「NPBの大半の選手は学生時代に『国際大会』を経験しています」 学生野球の関係者がそんな話をしてくれた。観客席全体が敵陣営を応援するビジターゲームの苦しさはもちろんだが、学生の国際大会における練習環境は必ずしも『公平』ではないことも多かったという。日本の大学代表チームがアメリカに乗り込んだ際、現地の野球場を借りられず、陸上競技場で練習したこともあった。また、ホテルのシャワーからはお湯が出ず、冷たい水で身体を洗ったそうだ。今回のWBCで来日した海外チームに対し、日本の主催関係者は最大限のもてなしをしたが、過去の学生の海外遠征では練習環境の不公平はむしろ当たり前だったと話す。 「松坂世代の選手が大学生だったころは、陸上競技場での練習しかできませんでした。でも、和田毅は走り幅跳びの踏み切り板をプレート板に見立てて投球練習をしていましたし、野手陣もバットの振れるスペースを探して自分なりに練習していました」(関係者) こうした不公平感のなかで、学生指導者たちは「コイツはプロに行ってから伸びる選手」と「そうでない選手」が分かったとも話していた。 急勾配のマウンド、ボールへの違和感はハンディになるかもしれない。しかし、こうした違和感や野球文化の違いを楽しむくらいでなければ、国際試合では勝てないのだ。 「今、NPBの選手が海外で自主トレをするのは当たり前のようになってきました。単に温かい気候を理由に海外に行くのではなく、現地の野球環境も同時に学ぼうとしてきた選手が、今回の侍ジャパンに招集されたようにも思います」(前出・同) 筒香嘉智(25)はシーズン後のウインターリーグで自身を鍛え上げている。野球文化、球場施設の違和感はあって当たり前…。侍ジャパンはドジャース、カブスとの練習試合を経て、準決勝に臨む。米アリゾナでの調整をかねた練習だが、風が吹くたびに土埃が舞う。行き届いた日本の球場施設では考えられないことだ。彼らには違和感を存分に楽しんでもらいたい。(スポーツライター・飯山満)*写真、ドジャー・スタジアム
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