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まだまだ続く芸能界2世ブーム

 芸能界の2世ブームが続いている。世襲制の歌舞伎界は当然としても、有名人の子どもの芸能界デビューは後を絶たない。最近の例をざっと紹介してみよう。

 昨年は大物タレント2世のデビューが相次いだ。年末、話題になったのは、俳優の三浦友和(56)と元歌手の山口百恵さん(49)の長男、三浦祐太朗(24)だ。4人組ロックバンド、Peaky SALT(ピーキーソルト)のボーカル&ギターとして、11月26日にシングル「イトシセツナナミダ」でメジャーデビュー。同曲は、ハウス食品の清涼飲料水「うるおい美率」のCMソングにも起用された。
 矢沢永吉の娘、yoko(22)のデビューが報じられたのは8月。エイベックスからthe generousというグループの一員としてデビュー。「いずれソロデビューあるのでは」(音楽誌編集者)という声も。
 長渕剛と志穂美悦子の娘、長渕文音(20)が女優デビューした映画「三本木農業高校、馬術部」が公開されたのは10月。所属事務所は父の個人事務所で、社長は母親という完全なファミリー体制。顔は母親似だ。
 11月には、とんねるずの石橋貴明が前妻との間にもうけた一人娘、穂のか(19)が今年公開の映画「はりまや橋」で女優デビューと報じられた。石橋は“親の七光”と言われるのを避けるためか、特にコメントは出していない。
 それにしても、なぜ2世タレントは多いのだろうか。最大の要因は話題性だろう。
 「例えば、小泉孝太郎、神田沙也加のデビュー当時はかなりの話題になった。ワイドショー、雑誌などが取り上げれば、宣伝費をかけなくても、大きな宣伝になる」(芸能リポーター)

 スタッフ側にとっての使いやすさも大きい。
 「2世だと芸能界の慣習などをあらかじめ親から教育されている。だから使いやすい」(同)
 さらに、子どもを使うと、親の大物タレントも一緒に出演する可能性が高くなる。
 「親は子どもを売りたいから、安めのギャラで出てくれる。制作サイドとしてもおいしい」(芸能評論家)
 別表を見てもらえば分かるが、政界並みに世襲の多い芸能界。親の七光があっても、売れるとは限らないが…。

○最近の2世タレント
依布サラサ(父・井上陽水、母・石川セリ)
小泉孝太郎(父・小泉純一郎)
神田沙也加(父・神田正輝、母・松田聖子)
多岐川華子(母・多岐川裕美)
植草裕太=ジャニーズJr.(父・植草克秀)
宇多田ヒカル(母・藤圭子)
大和田美帆(父・大和田獏、母・岡江久美子)
岡本圭人=Hey!Say!JUMP(父・岡本健一)
京本大我=ジャニーズJr.(父・京本政樹)
草刈麻有(父・草刈正雄)
辺見えみり(父・西郷輝彦、母・辺見マリ)
坂口憲二(父・坂口征二)
篠山輝信(父・篠山紀信、母・南沙織)
関根麻里(父・関根勤)
DAIGO(祖父・竹下登)
中川翔子(父・中川勝彦)
布川隼汰(父・布川敏和、母・つちやかおり)
吹石一恵(父・吹石徳一)
降谷建志=Dragon Ash(父・古谷一行)
仁科仁美(父・松方弘樹、母・仁科亜季子)
松田龍平(兄)&松田翔太(父・松田優作、母・松田美由紀)
三船美佳(父・三船敏郎)
薬丸翔(父・薬丸裕英、母・石川秀美)
杏(妹)&渡辺大(父・渡辺謙)

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