第64代横綱。幕内優勝11回を数える。その角界の先輩は「(千秋楽)一番最後に(優勝が)決まるのが一番いいんじゃない」と両横綱の激突に期待する。
気になる優勝については「勝負の世界なんで何が起こるかわからない」と前置きした上で、「朝青龍はくぐってきた修羅場の数が違う。そうじゃなきゃ、22回も優勝できない」と復活Vは十分あると予想する。
さらに、現在首位をひた走る“後輩”に「ケガをしないこと。それに加えて気持ち、集中力がポイントになる」とアドバイスを送った。
何より気になるのは朝青龍の精神状態のようで、場所前から騒がれていた進退問題を「それはマスコミが言っていること」と擁護し、「朝青龍がいなくなったら、いずれ相撲ファンはいなくなる」と必要不可欠な存在であると力説した。