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レジャー 2017年03月25日 15時30分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(3月26日)高松宮記念(GI)他2鞍
先週の結果は下記の通り。・阪神11R ◎→○で決まり、馬単170円。【今週の予想】☆阪神9R 四国新聞杯(芝2000m) ローズウィスパーの連勝に期待する。前走は休み明けの一戦であったが、+12kgが成長分と言えるグッと実が詰まった馬体に成長。レースは3コーナーから仕掛けて行き、長く脚を使い最後は流す余裕さえ見せた。充実した今なら昇級戦でも十分に勝負になる。◎(11)ローズウィスパー○(8)パーシーズベスト▲(6)クィーンチャーム△(14)アプリコットベリー△(10)ヴァフラーム買い目【馬単】5点(11)→(6)(8)(10)(14)(8)→(11)【3連複1頭軸流し】6点(11)-(6)(8)(10)(14)【3連単フォーメーション】16点(11)→(6)(8)(10)(14)→(6)(8)(10)(14)(8)→(11)→(6)(8)(10)(14)☆中山11R マーチステークス(GIII)(ダート1800m) ディアデルレイは、前走スタートで躓き得意の先行策が取れなかったが、初めてのダートスタートであったことや、砂をかぶる経験が出来たのは今回に活きる。ダートでは底を見せていないだけにスタート五分なら十分勝ち負けになると見る。◎(15)ディアデルレイ○(11)コスモカナディアン▲(12)ロンドンタウン△(6)メイショウスミトモ△(2)ショウナンアポロン△(16)ストロングサウザー買い目【馬単】5点(15)→(2)(6)(11)(12)(11)→(15)【3連複2頭軸流し】4点(11)(15)-(2)(6)(12)(16)【3連単2頭軸マルチ】24点(11)(15)⇔(2)(6)(12)(16)☆中京11R 高松宮記念(GI)(芝1200m) ディフェンディングチャンピオンのビッグアーサー、シルクロードSを勝ったダンスディレクターなど有力馬の相次ぐ故障や、出走馬の中でも有力とされている馬たちにも不安材料があるなど、混迷を極める今年の高松宮記念。本命に推すのは完全本格化したヒルノデイバロー。昨年も当レースに参戦し12着に敗れたが、当時はまだ本格化前で参考外。もともとダートでOPまで上がってきた馬で、昨年は芝に転向して1年目ということもあり芝向きの馬体へと変化途上であった。今年も昨年と同じローテーションで挑むが、昨年がシルクロードS7着→阪急杯8着での参戦だったが、今年はシルクロードS4着→阪急杯2着と芝に適合してきた。前走は勝負どころで包まれ、仕掛けがワンテンポ遅れてしまい差し切れなかったが、それでも上がりは最速。ここ数戦の内容を見る限り、確実に力を付けているのは明白。追い切りでは坂路で馬なりのままスムーズな加速を見せ、無理なく4F51秒4と時計が出た。まさにピークのデキで、一発があってもおかしくない。相手筆頭はシュウジ。前走の大敗で評価が落ちたが、距離がぎりぎりだった上に当日は入れ込みがキツく、消耗が激しかったためと敗因がはっきりしている。デキは申し分なく、落ち着いて臨めれば巻き返しの可能性は高い。レッドファルクスは、休み明けでいきなりのGIであるが、昨年スプリンターズSを勝った時も3か月の休み明けでマイナスにはならない。ただ、当時ほど筋肉の張りが見られずどこまでやれるかといったところ。その分評価は落としたが、実力の高さで▲とした。以下、レッツゴードンキ、フィエロ、トウショウピストまで。◎(15)ヒルノデイバロー○(9)シュウジ▲(7)レッドファルクス△(3)レッツゴードンキ△(2)フィエロ△(16)トウショウピスト好調教馬(15)(13)買い目【馬単】8点(15)⇔(2)(3)(7)(9)【3連複1頭軸流し】10点(15)-(2)(3)(7)(9)(16)【3連単フォーメーション】28点(15)→(2)(3)(7)(9)→(2)(3)(7)(9)(16)(3)(7)(9)→(15)→(2)(3)(7)(9)(16)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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芸能 2017年03月25日 15時27分
東野幸治 蛭子能収に釘を刺す「CMが流れている間はマージャンするなよ」
お笑いタレント・東野幸治が、漫画家でタレントの蛭子能収と24日、都内で行われた日清食品「カップヌードルナイス」のプロモーション発表会に出席した。 同発表会では4月10日発売の新商品「カップヌードルナイス」の新CMなどが紹介されたが、CMで東野と共演した、とろサーモン・久保田和靖、鬼越トマホーク・坂井良多は別件の仕事で不在。しかも蛭子は遅刻ということで東野は、「なんで僕しかいないんですか?」と驚き、「CM好感度高くない芸人なので知らないですけど、こういうことはあってもいいんですか?」と早速疑問を投げかけ笑いを誘った。 その後、蛭子が登場すると「これ、マルちゃんだと思っていた」と別会社のブランド名を出す。囲み取材でも遅刻の件を聞かれると「遅刻のフリですよ。全てそういう風に作られているんで」とあっさりネタバレし、東野から「プロレスしましょうよ」とツッコミを受けた。 CMのギャラの使い道に関して蛭子は「競艇」と言ったが、不安な東野は「CMが流れている間は死んでもマージャンするなよ! 絶対あかんぞ、約束ですよ」とマージャン賭博で逮捕された過去を持つ蛭子に注意。すると蛭子は「違約金取られるんですよね…」と自身のお金を心配したので、東野は再度「マージャン厳禁ですからね。厳禁と現金はかけていませんよ」と念押しをしたのだった。 また、淫行疑惑で無期限謹慎中の狩野英孝、当て逃げ事故で謝罪会見を開いたNON STYLE・井上裕介の話となると、東野は、「僕の中では何も問題ない。早くイジり倒したいから(芸能界に)帰って来てほしい」とコメント。続けて蛭子が「俺は、謹慎した側だから。なるべくそういうことは、芸能人になったらやめた方がいい」と真面目に答えると、東野は「ウソやん! 井上君も狩野君も謝ったけど、あなたは会見で『だって、みんなやってるでしょ?』って言ったよね?」と返し、爆笑を誘ったのだった。
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レジャー 2017年03月25日 15時15分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/26)マーチS、他
3回中山競馬2日目(3月26日・日曜日)予想・橋本千春☆中山11R「マーチS」ダ1800メートル◎3ピットボス○12ロンドンタウン▲15ディアデルレイ△11コスモカナディアン 昨秋以降、(3)(1)(1)(6)着と、着実に地力強化の跡を示すピットボスが悲願の初タイトルを奪取する。3連勝を目指した前走のポルックスSは6着と期待を裏切っているが、太目残りの影響か、本来の先行力を生かせなかったことが大きな敗因だ。0秒8差なら悲観することはないし、巻き返しは十分可能だろう。実力はユニコーンS、レパードSの両重賞でゴールドドリーム(フェブラリーS)、グレンツェント(東海S)に小差4着と迫っているのを見れば疑う余地はない。チャンスは十分あると確信する。乗り替わり(柴田善騎手)も、ここまで4勝すべて違う騎手で勝っているように操縦性が高く、全く心配無用。期待できる。相手は、佐賀記念を圧勝(0秒7差)、勢いに乗るロンドンタウン。☆中山10R「常総S」芝2000メートル◎4アップクォーク○5ネイチャーレット▲13スクエアフォールド△15マイネオーラム ここまで、3勝、2着2回、4着3回と安定感抜群のアップクォークに期待する。どんな条件にも対応できるセンスの良さは実力の証しでもある。前走の飛鳥S2着は、休み明けの遠征競馬、道悪馬場と悪条件が重なっていたことを考えれば、評価できる。これを使って調子、コースなどすべての条件が好転しており、チャンスは大きく広がった。「もっと上を目指している馬」という、中川調教師のコメントも心強い。相手は、ネイチャーレット。やはり、休み明け2戦目で走り頃だ。☆中京11R「高松宮記念」芝1200メートル◎9シュウジ○7レッドファルクス▲12メラグラーナ△6セイウンコウセイ 高松宮記念2連覇を達成したキンシャサノキセキ(10年、11年)のDNAを受け継いでいる、シュウジが親子制覇を果たす。前哨戦の阪急杯は8着と1番人気を裏切っているが、敗因は明らか。デビュー以降、最高体重(512キロ)が示す通り、本番を見据えた余裕残しの仕上げに加えて、実戦は引っ掛かって折り合いに苦心した分、弾けなかったのだ。「1度使ってガス抜きが出来たし、状態は文句なし」(須貝調教師)となれば、古豪イスラボニータ(14年皐月賞)を撃破した阪神Cの再現シーンは十分ある。相手は、スプリンターズSの覇者レッドファルクス。☆阪神11R「六甲S」芝1600メートル◎6ベルーフ○4アスカビレン▲7ペイシャフェリス△3ハギノハイブリッド 実績、実力ともここではベルーフが一歩リードしている。重賞1勝、2着3回の実績は伊達ではない。後ろから行くので展開に左右されるが、頭数11頭なら捌きやすいし最後は一気に突き抜けると見た。初の1600メートルもプラスに働きそう。ペースが速くなり前崩れの展開が予想されるからだ。相手は、1戦ごとに地力強化の跡を示すアスカビレン。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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社会 2017年03月25日 14時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第214回 続・移民政策のトリレンマ
第212回(3/16号)で『移民政策のトリレンマ』という法則を解説した。外国移民受け入れ、安全な国家、そして国民の自由、この三つを同時に成立させることは不可能なのである。トリレンマとは、三者択一を迫られて窮地に追い込まれることを言う。 ○外国移民を受け入れ、治安を維持しようとすると、自由を失う(※シンガポール) ○外国移民を受け入れ、自由を保とうとすると、治安が悪化する(※欧州) ○自由を保ちつつ、治安を維持したいならば、外国移民を受け入れることはできない(※これまでの日本) ところで、安全な国家とは「治安の維持」つまり防犯とは限らない。防犯以外の各種の安全保障もまた、外国移民を受け入れると危機にさらされることになる(国民の自由を奪うことで、移民受け入れと安全保障強化は両立することが可能かも知れないが)。 例えば、現在の日本が農業分野で外国移民を受け入れることは、将来的な食料安全保障の崩壊につながる可能性が極めて高い。 安倍政権は、2016年通常国会で成立を目指す国家戦略特区法改正案において、農業分野で外国人労働者の雇用を容易にする改革案を盛り込む方針を示している。すでに、秋田県大潟村が外国人雇用の農業特区として名乗りを上げているありさまだ。 さらに、安倍政権は農業分野における外国人雇用を、特区以外にも広めるつもりが満々のようである。山本幸三行政改革担当大臣は、3月7日、国家戦略特区のみで認める農業の専門技術を持つ外国人の雇用について、将来的に特区以外でも認める規制改革を検討すると表明。山本大臣は、 「自民党でも特区だけでなく外国人が欲しいという声が続発している。広げる方策も考えていかないといけない」 と語ったのだ。 日本の農業従事者は、2016年2月時点で317万人。10年前と比較すると、何と208万人も減っている。しかも、農業従事者に65歳以上が占める割合は47%。急速に高齢化が進んでいる。同時に、人手不足も深刻化している。 確かに日本の農業は「若年労働者」が減り、高齢化が著しい。だからこそ、筆者は日本の農業分野における外国人雇用に猛反対しているのだ。 日本の農業が高齢化しているからこそ、外国人雇用に依存してはならない。これは、極めて重要な論点だ。 例えば、日本の農業に若い日本国民が次々に参入している状況ならば、「国籍条項」(中国を除く、など)付きで外国人を日本の農家が雇用することについて、それほど反対する気もない。とはいえ、現実の日本の農業は「若い人が参入しない」状況が続いている。 「だから、外国人労働者を入れるしかない」 と、考えた人は、あまりにもナイーブ(幼稚)である。少し考えてみれば誰でも分かるはずだ。 何しろ、日本の農業の高齢化が進み、若者が参入しないことを理由に外国人を受け入れ、人手不足を解消したとしても、高齢者は間もなく引退するのだ。日本の農家の47%を占める65歳以上の多くは、40年以内には死亡する可能性が高い。少なくとも、農地で働くことは不可能になる。 となると、高齢者がこの世を去るか、もしくは農業から引退した以降、わが国の農業は主に「外国人」により担われる状況にならざるを得ない。論理的に、必ずそうなる。 しかも、日本に流入する外国移民の過半数は中国人だ。将来的に、わが国は農業生産のほとんどを外国人(しかもメーンは中国人)に依存せざるを得なくなるわけである。まさに亡国の政策としか呼びようがない。 「ならば、農業の人手不足はどうすればいいのか!」 と、反論したくなったかも知れないが、だからこその生産性向上なのである。ロボットやAIを活用することで、農地で人がこなしている作業を代替可能にするためであれば、政府は年に兆円単位のおカネを使っても構わない。 同時に、若者の農業への参入を促し、技術を継承するために、政府が農業を「必ずもうかる産業」と化すことも重要だ。「もうかる産業」ではなく「必ずもうかる産業」という点がポイントである。 具体的には、耕作放棄地を若い世代に耕作してもらい、生産された農産物を政府が適正価格で全量買い取るのだ。コメの場合は、生産能力1000万トンに対し、需要が600万トンであるため、400万トンの政府買い取りが必要になる。 政府は、買い取ったコメを外国にダンピングしてたたき売ればいい(譲渡しても構わない)。日本のコメの生産能力が維持される上に、コメを購入した(もしくは受け取った)国の国民の胃袋が「日本の農業に依存」することになり、わが国の安全保障の強化にも貢献する。まさに一石二鳥ではないか。 ちなみに大東亜戦争後のわが国は、アメリカから「米食」から「パン食」への切り替えを強制された。結果的にアメリカ産の小麦が大量に流入し、日本の穀物自給率はひたすら下がっていった。上図(※本誌参照)の通り、日本よりも穀物自給率が低い先進国はオランダのみだ。 米を除く穀物、例えば、大豆、トウモロコシ、小麦といった穀物を、われわれは完全にアメリカに依存してしまっている。日本はもはやアメリカ産大豆がなければ、しょうゆもみそも作れない。読者の日々の舌を楽しませる日本産畜産物も、食べているのはアメリカ産の配合飼料なのだ。 それはともかく、日本は農業が高齢化しているからこそ、若者の農業参入を促し、技術継承、技能継承をしなければならないのである。それにもかかわらず、安倍政権は「外国人」で人手不足を埋めようとしている。これを亡国の道と呼ばずして何と呼べばいいのだろうか。 わが国は農業分野に外国移民を入れることで、「食の安心」という点でも安全な国家ではなくなっていくのである。移民政策のトリレンマには逆らえない。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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その他 2017年03月25日 12時00分
【不朽の名作】松田優作の怪演が魅力「野獣死すべし」
80年代の邦画といえば、忘れてはならない俳優がいる。松田優作だ。この「不朽の名作」のコーナーでは、現在・過去問わず、既に方々のメディアで取り上げられたことのある松田に関してあえて避けてきた感もあるが、今回は1980年公開の松田主演作品『野獣死すべし』を扱う。 同作は、『西部警察』『あぶない刑事』で有名な村川透が監督をした。松田と村川監督も『蘇える金狼』や『探偵物語』などの作品で関係が深い。松田が同作の役作りのために、上下4本の奥歯を抜いたことや、かなりの減量をしたことは有名だが、この辺は他のレビューなどでも取り上げられることが多いので割愛する。 この作品はとにかく松田の役者としての評価ばかりが注目されがちだが、公開を決意した製作陣の意気込みもかなりのものだったのではないだろうか? 主役の伊達邦彦(松田)は、通信社のカメラマンとしてウガンダなどの激しい戦場を渡り歩く内に、大勢の人の死を目撃し、死をある意味甘美なものと思うようになってしまい、殺人や銀行強盗をはたらく大量殺人鬼だ。要は凶悪犯罪者が主役の作品を商業ベースにのせた作品なのだ。 同じく80年代に犯罪者を主人公に描いた作品というと、「津山三十人殺し」を元ネタにした『丑三つの村』(1983年公開)や「瀬戸内シージャック事件」が元になっている『凶弾』(1982年公開)などがあるが、これらの作品は元になった事件が明記されている。しかし、この作品ではそれもないので、ドキュメンタリー的な要素もない。かといってアメリカン・ニューシネマとして有名な、『俺たちに明日はない』のような、銀行強盗を繰り返し、自ら絶望に向かいながらも、どこか切なさを感じるロードムービー的な部分も少ない。ただひたすら邦彦が人間として壊れてしまった末の凶行を見続けるという状態で、とらえようによってはかなり特異な作品に仕上がっている。製作に関わっていた角川春樹事務所の新しい映画を作ろうという意思の強さが、かなり感じられる。 作品の分類上はハードボイルド作品となっているが、正直「どこが!?」レベルだ。ひたすら凶行を見せ続けるという部分ではむしろ、2010年代に入って公開された『冷たい熱帯魚』や『悪の教典』とかの方が近い、完全にサイコキラーモノだ。ある意味では、延々と胸糞悪い展開を見続けさせられる作品と言える。 実は同作、大藪春彦の同名小説が原作になっている。同作の他にも何度も映像化されており、仲代達矢や藤岡弘主演のバージョンが存在する。原作では狂気な部分はありつつも、ハードボイルドといえるジャンルには収まっており、後半のシリーズ作品にはスパイアクション的な要素があるものも。しかし、同作はというと原作と人物像がかなりかけ離れているのだ。さらに復讐譚的な部分も巧妙に薄くしており、始めから主人公をサイコキラーとしてとらえて製作した意図がうかがえる。 原作があるものを使って大幅改変を行うことの賛否は現在でも論議となることが多く、問題のあるケースも多々存在するので、あまり強くは言えないが、この作品に関しては、陰湿で不気味な狂気を持った若者という人物像を描くという意味では成功している。松田演じる邦彦は狂った部分を持つが、それだからこそ魅力的だ。劇中で殆どまばたきをしない松田の演技も狂いっぷりに拍車をかけている。巷にあふれる、とにかく叫ぶだけとか笑うだけの“ヤバいヤツ”の演技とは比較にならない。 また、同作は長回しが非常に印象的だ。邦彦が自身の思想などを語る場面などに使われている。ほぼ独り言で、所々音量を上げないと聞き取れない部分などもあるのだが、とにかく独特のテンポでまくし立てる感じが、この作品をさらに特異なものとしている。おそらくアドリブもかなり多いはず。 また、松田の怪演の前に薄れがちだが、ひょんなことから知り合い、邦彦の銀行強盗に加担することになる、真田徹夫役の鹿賀丈史もなかなかの存在感だ。徹夫もなかなか頭のネジが外れた男なのだが、邦彦という“本物”と出会って、仲間になる条件として恋人殺しを強要され、その後も無茶苦茶な命令にあい、段々とおびえていく様がかなり印象的だ。全編通して、とにかく方々で凄まじい立ち回りを松田がしており、下手をすると松田のワンマンショーとなってしまう同作において、このポジションでも存在感を発揮できる鹿賀がいたことはかなり重要だったのではないだろうか? 作品全体としては雑な部分がない訳ではない。拳銃や小銃の入手経路とか、あそこまで派手にやってなんで犯人像が全く特定されなかったのかとか。他にも同じ銀行になんどもちょっかい出しすぎなどなど。特に前半部分はちょっとダレ気味。しかし、そういった荒い部分を松田の怪演一つで帳消しにしてしまっているのが、この作品が邦画のなかでも有数の作品として語られる部分だろう。まさに松田のためにあったような作品だ。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能 2017年03月25日 12時00分
岡田准一と明暗が分かれる宮崎あおい略奪婚の末路
NHKの連続テレビ小説『純情きらり』や大河ドラマ『篤姫』でブレイクしたものの、今や鳴かず飛ばずの女優になってしまった宮崎あおい(31)に、復活の兆しが見えてきた。なんと、岡田准一(36)と結婚の可能性が出てきたのだ。 「まだまだ障害は山ほどありますが、仮に結婚なんてことになったら、宮崎の女優人生はまた花開くことになります。かつて“国民的ヒロイン”ともてはやされたときのように、NHKのみならず、民放各局からもオファーが殺到するからです」(芸能プロ関係者) そもそも、宮崎が女優としてつまずくきっかけとなったのが、岡田との不倫スキャンダルだった。 「'07年に俳優の高岡奏輔と結婚したものの、'11年には離婚してしまった。当初、原因は高岡のテレビ局韓流批判ということになっていたが、実際は不倫。高岡が家族付き合いしていた岡田と宮崎がくっついてしまったんです。結局、高岡は仕事がなくなり、現在は俳優とは名ばかりの状態。自分勝手な宮崎に対し、世間からバッシングが起こったんです」(芸能プロ関係者) そんな疑惑を持った2人の結婚を、そもそも岡田が所属するジャニーズ事務所は認めるのか? 「答えはNOです。それでなくても最近は所属タレントの下半身スキャンダルが大量に出回り、ファン離れが止まらない。2人の結婚を認めれば、不倫肯定事務所となり、主婦層の反発は免れない。岡田が宮崎と結婚を強行した場合は、事務所を解雇される可能性が高いですね。生涯年収にして100億円規模の損失に値します」(芸能プロ幹部) それに対し宮崎は、逆に年収大幅アップが見込まれるという。 「不倫愛から夫婦になったという、あまりホメられたパターンではないが、一部の同性から熱狂的に支持される。年収も現在は1000万円弱ですが、略奪婚が実を結めば年収は3倍になるでしょうね」(前出・芸能プロ関係者) 岡田も、高岡と似たようなケースにならないことを祈るばかりだ。
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社会 2017年03月25日 11時00分
小池百合子都知事が復讐に燃える安倍首相退陣への助太刀
国有地払い下げ問題で揺れる学校法人『森友学園』(大阪市)を巡り、安倍政権がグラつき始めている。理事長退任の意向を示している籠池泰典氏の「昭恵首相夫人から100万円の寄付を受けた」との発言、さらに同氏の証人喚問決定を機に、安倍政権、自民党から散々いたぶられてきた小池百合子都知事も裏で参戦。“安倍首相潰し”に動き出したともっぱらなのだ。 「次々に出てくる森友問題の疑惑が、どれも判然としない。しかも、100万円寄付の話まで飛び出したことで、野党が要求していた籠池氏の証人喚問を自民党も受け入れざるを得なくなった」 とは自民党中堅幹部。 そんな周囲の不安をよそに安倍首相から「やましいことは何もない。偽証罪を問われる証人喚問でいい」と強気の発言が出たため、最終的に3月23日の証人喚問になったという。 しかし、「100万円に関して安倍首相、昭恵夫人がもし“シロ”だったとしても、疑惑の奥は深い」とは全国紙政治部記者。 「現職閣僚が籠池氏側から口利き依頼され、数百万円受領した話もありますからね。そもそも、最初の森友学園への国有地払い下げで8億円も安くなった理由は何なのか、さらに、小学校の建設費で、なぜ森友学園から国と大阪府に異なる金額の工事請負書が提出されていたのか。これらの解明ができなければ、安倍政権は追い詰められることになる」(同) その兆候は顕著で、3月上旬に行われたNHKをはじめ報道各社が行った内閣支持率は、2月から3〜7ポイントダウン。50%を切る勢いで、永田町界隈からは「今後ドロ沼化すれば、坂道を転げ落ちるように30%台になる」との声も上がり始めている。 それに乗じて、安倍政権と自民党を揺さぶる動きに出ているのが、小池氏だという。 小池氏周辺関係者が言う。 「小池さんは、自分の都知事選、2月の千代田区長選と、自民党からことごとく嫌がらせを受けた上に、対立候補を立てられ、怨みがたまりまくっている。1月に安倍首相と会談はしたものの、東京五輪での支援もはぐらかされた。そこで、都議会自民党と一枚岩の自民党本部、そして安倍政権を叩く機会を狙っていたようです」 そこへ森友学園問題が起き、願ってもないチャンスが到来したのだ。 「そのため小池氏は、一気に安倍自民潰しに動き出している。最大の助っ人は公明党で、3月13日、夏の都議選で小池新党の都民ファーストの会と候補者の相互推薦し合って戦うと会見した。これは自民党にとってまさに青天の霹靂ですよ。自民党はそれまで、両者が協力するという話はあっても、水面下で手を握る程度だと思っていた。それが公然と自民候補潰しに出てきたのだから、安倍首相も二階俊博幹事長も、苦虫を噛み潰しているのではないか」(自民党関係者) 小池新党の躍進が必至と見られる都議選以降、衆院選にも進出する可能性は大。そのため一時は、小池新党の準備不足を突く都議選と衆院選のダブル選挙情報も飛び交ったが、自民党内の意見はさらに急変しているという。 「森友問題により安倍政権が揺さぶられ、傷口が広がれば、支持率はさらに下がり、都議選までもたなくなる。そこで、3月28日までに'17年度予算が成立した後、3月末解散、4月に総選挙などという話まで浮上している。そこまで安倍自民が焦るのは、公明党が都議会のみならず、国政レベルでも自民党と距離を置き始めているという観測が出ているからです」(同) 実際、公明党の支持母体である創価学会では、安倍政権が押し進め公明党が了承した安保法や共謀罪に対し、批判的な声が多い。今後の憲法改正の動きへ向け、公明党内にも「これ以上、安倍政権の強硬な姿勢に擦り寄っていれば、学会・公明党が分裂しかねない」との危機感が募っているという。 「そんな折、小池氏がアンチ自民で猛烈なアプローチを公明党に仕掛け、公明党内にも、小池氏と組んだ方が支援者も含め上手くまとまるという考え方が強くなった。森友問題は、その背中を押すいい機会になりつつある」(創価学会ウオッチャー) 公明党に加え、次期総裁を狙う小池シンパの石破茂元自民党幹事長も、安倍潰しに動き出す気配だ。 「石破氏は今後、森友問題がこじれれば正面から安倍退陣の声を上げる覚悟を決めたようで、籠池氏の証人喚問での発言を注視しています」(水月会関係者) “反安倍”に大きく舵を切るのは、日本維新の会代表、松井一郎大阪府知事もしかりだという。 「松井氏は橋下徹前大阪市長と協議の上で、森友学園の建設費疑惑について、偽計業務妨害容疑で刑事告訴する方針を固めたと聞く。徹底した捜査が行われ、口利き疑惑の現職閣僚が出た場合、安倍政権は崩壊する。維新ではすでに見切り時を探っているが、それも小池氏と周囲の動向を窺いながらだ」(大阪府政関係者) 安倍首相退陣への潮流は、小池氏の動きにかかっているようだ。
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芸能 2017年03月24日 20時00分
藤原紀香 舞台発表で見せたセクシーバディ“奥の院”
「あのボディーに文句はありませんが、果たして“奥様”に喜劇ができるんでしょうか。マスコミ関係者は皆、疑問符を抱き続けています」(芸能記者) 女優で歌舞伎俳優・片岡愛之助の妻でもある藤原紀香(45)が、都内で行われた熱海五郎一座の新橋演舞場公演『フルボディミステリー 消えた目撃者と悩ましい遺産』(6月2日〜27日)の製作発表に出席した。 「伊東四朗を尊敬してやまない三宅裕司が、伊東にちなんだ名前を看板に座長を務める劇団で、ほぼ年1回のペースで劇場公演をやっています。今回は、高級クラブのホステスが男たちを振り回す喜劇です」(舞台関係者) 初のゲスト出演となる紀香は、「最高のボケ女優を目指します」と宣言したが、関係者が何より驚いたのが、そのド派手な衣装だった。 「役柄を考えてか、朱色のボディコンのスパンコールドレス姿でしたが、やたら胸元が目立つ衣装で、三宅をはじめ、渡辺正行や小倉久寛ら、男性共演者たちの目は一様に“テン”になっていました。紀香のおっぱいは、エベレスト級の“Gカップ”ですから、当然の反応だったと思います」(芸能レポーター) さらに、もう一つ。共演者たちがビックリしたのが、製作者サイドの紀香に対する気の使いようだ。 「この公演で製作に名を連ねる一社が、愛之助の所属する松竹系列。なので、彼らは紀香を“奥様の席は、こちらです”などと、しきりに“奥様”という単語を連発していました。松竹のスタッフが、歌舞伎俳優の夫人を“奥様”と呼ぶのは習慣なのですが、他の出演者たちには新鮮に写ったようです」(同) 以来、共演者から“奥様”と呼ばれることが多くなったという紀香。 「3月30日が来ると、婚姻届を提出して丸1年。周囲からどう見られようと、愛之助との仲はラブラブのようです。ただ、女優・藤原紀香として見ると、どうしてもビジュアルしか印象に残らないんですよね。今度の舞台も“空回り”するんじゃないかと周囲もヒヤヒヤです」(芸能関係者) さらに紀香には、こんな“癖”があるという。 「ハプニングが起きたとき、思わず出る言葉がいつも“オーマイゴッド”っていう英語なんです。本人は自然でも、周囲はドン引きです」(芸能ライター) 歌舞伎界の“奥様”だけに、外国人っぽさはボディーだけにしていただきたい。
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その他 2017年03月24日 18時00分
食物繊維たっぷり! あっさりおいしい「ワカメとエビのにゅうめん」
今回ご紹介するレシピは、今が旬のワカメをたっぷり使った温かい素麺「ワカメとエビのにゅうめん」です。ワカメに含まれる食物繊維の一つ、アルギン酸はコレステロールの低下に役立ち、動脈硬化や生活習慣病の予防に働きます。また、豊富な食物繊維は便秘の解消にも役立ちます。あっさりとしているので、夜食や食べ過ぎた翌日にもピッタリです。さっぱりとした辛口の白ワインや日本酒と一緒にお召し上がりください。【材料 1人分】エビ 2-3尾酒 小さじ1塩 適量乾燥カットわかめ 大さじ1鶏がらスープの素 小さじ1だしの素 小さじ1/4しょうゆ 大さじ1/2みりん 大さじ1/2オイスターソース 大さじ1/2ごま油 大さじ1/2素麺 1人分刻みねぎ 大さじ1七味唐辛子 適量 1.エビに酒、塩を振って5分おく。ワカメは水で戻して、水気をきる。 2.鍋に水500ml、鶏がらスープの素、だしの素、しょうゆ、みりん、オイスターソース、ごま油を入れ、火にかける。塩で味を調える。 3.素麺をゆで、流水で洗い流し、水気をきる。ワカメ、エビと一緒に2の鍋に入れる。 4.エビに火が通ったら、器に盛って、刻みねぎと七味唐辛子をトッピングする。 ボリュームが欲しい場合は、落とし卵がおすすめです。半熟の黄身と素麺を絡めてお召し上がりください。【オダーナルみさ】
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芸能 2017年03月24日 18時00分
堤礼実 夜遊びバレバレ! めざましアナ“窓際”異動説
フジテレビの堤礼実アナ(23)の評判が芳しくない。人気急落に「窓際要員」の声すら出ているのだ。 「昨年4月に入社した彼女は現在、早朝の情報番組『めざましテレビ アクア』の月曜から水曜までを担当しています。入社当時は、視聴者から美人との声が続出し、将来のエース的存在になるのではないかと見られていました。しかし、そんな話はどこ吹く風。それどころか最近では、戦力外通告の噂もあるんです」(テレビ関係者) 昨年10月に『めざましテレビ アクア』に抜擢された彼女が、なぜ急落してしまったのか。 「すべては素行です。とくに、3月6日放送には驚きました。さわやかさが売りの朝番組なのに、堤アナの顔はパンパンに張って、完全に“むくみ顔”。さらに頭もボサボサで、目も眠そう。ギリギリで局入りしたというのが明らかでした」(同) 堤アナの寝起き顔は、画面からも一目瞭然だった。 「早朝4時スタートですが、最初のあいさつをしてから、しばらく彼女が画面に映らなかったんです。その後、再び映ると、髪型が整っていた。もちろん顔のむくみは、そのままでしたけどね」(芸能記者) 番組は、局アナの立本信吾アナがメーン。フリーの高見侑里がサブ。堤アナはお天気担当だ。 「立本アナは怒っているのか、『次は天気です。“新人”の堤さん』と、イヤミっぽく紹介していました。堤アナは高見の隣ですが、倍ぐらいの顔の大きさで原稿を読んでいたのが印象的でした」(テレビ雑誌編集者) 人間、誰だってミスはあるだろうと言いたいところだが、状況は少々違う。 「彼女は今年に入ってから複数回、むくみ顔の髪ボサボサが見受けられた。しかも毎回、目が真っ赤。どうも夜遊びで、遅くまで深酒をしている感じです」(同) 彼女は女子アナ界には珍しい大妻女子大学の出身。美しさが話題となり、BSフジから『めざましテレビ アクア』抜擢も、今後の雲行きが怪しくなってきている。 「表情がないうえ、裏声で聞き取りにくい。朝の情報番組はフジの看板だけに、女子アナにとってはエリートコース。一昨年の入社で『めざましテレビ アクア』に抜擢された小澤陽子アナが、朝番組向きではないと判断されるや、『みんなのKEIBA』に回された。堤アナも今年から『馬好王国』を担当しているだけに、同じ運命を辿るのかもしれません。つまり、窓際コースに転落ってことですよ」(夕刊紙記者) 美人薄命…。
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