いやあ、先週の東京競馬は大変な不良馬場。土曜に少し雨が降るかもしれないという予報を信じたばかりに、想像を超える馬場コンディションに落胆してしまいました。今週末は晴れマークですが、本当に大丈夫ですか?
さて、今週から小倉競馬が開幕。オープニングを飾るのは「小倉大賞典」です。ここ2年続けて、老雄アサカディフィートが直線一気の追い込みで優勝。今年も参戦してきましたが、さすがに11歳。厳しい舞台です。そのアサカの連覇を踏まえて、逃げ、先行馬よりも差し、追い込み馬にスポット。
◎はホッコーパドゥシャです。前走の日経新春杯でも◎でしたが、距離が少し長すぎたかと反省。今回は全5勝中3勝の芝1800メートル。休養明けのアンドロメダSでヤマニンキングリーの3着。阪神のファイナルSでは大外から目の覚めるような末脚でフィールドベアーのクビ+クビ差。改めて巻き返しに期待です。
さて、東京は「白富士S」がメーン。オープンといっても二線級の顔ぶれ。ポイントは強力な逃げ馬が不在。流れはおそらくスロー。この展開で大きく加点ができそうなのが、ダブルティンパニーです。
昨秋の東京芝2000メートルのアイルランドTでオペラブラーボの3着。さらに、同じ芝2000メートルのアンドロメダSでは先手を取り、ヤマニンキングリーにアタマ差2着。中日新聞杯は出負けして、なおかつ先行馬ペースで、まったく持ち味を生かせず。そして、前走が良績のなかったマイル戦。それでも、勝ち馬とは0秒2差。不利のあった中日新聞杯を除くと、間違いなく成長している証しです。
芝で挙げた4勝のうち、3勝を稼ぎ出している芝2000メートル。アイルランドTで計時したラスト3F34秒2、さらにアンドロメダSでも同じく34秒2。この二枚腰がフルに生かせそうなメンバー構成。田中勝騎手とは初コンビですが、マイペースに持ち込んで、一気の逃げ切りに期待です。
当面の相手は東京の芝1800メートルで、重賞勝ちがあるフサイチアソート。