前走の中日新聞杯は後方で脚をためましたが、流れが落ち着いてしまったのがすべて。さらに、直線でも窮屈になるシーンが…。それでいて、0秒3差9着なら悲観することはないでしょう。小回りの中京は展開が向いてくれないと厳しいところがありますしね。
その点、今回と同じ条件の前々走・ウェルカムSは、メンバー最速の上がり3F33秒6をマークし、鮮やかな差し切りVを演じています。条件戦とはいえ、骨っぽい相手がそろっていましたし、57.5キロのトップハンデを背負っての勝利は価値がありました。
東京の芝2000メートルは一昨年のウェルカムSでも、最速の上がり(3F)を記録。実力馬オーシャンエイプスを相手に、アタマ差2着しているように、最も脚に合う鞍のひとつです。過去には京都大賞典で0秒3差4着、AR共和国杯が一昨年、昨年と差のない4、5着。この実績からオープン特別なら主役を張る資格は十分。直線一気の強襲劇に期待です。