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芸能ネタ 2017年08月26日 18時40分
まだ渡米までに時間がかかりそうなピース・綾部
ハリウッドスターを目指し、ニューヨークに活動拠点を移すと発表しながら就労ビザの取得が難航し日本に滞在していた、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二が就労ビザを取得し、9月に正式に渡米することを一部スポーツ紙が報じたが、所属事務所が否定した。 綾部は昨年10月に会見。米ハリウッド俳優を目指すため、今年4月からニューヨークに本拠を移す計画をしていた。しかし、その後、5月中、6月中と渡米予定時期が先延ばしになり、以降は渡米は不可能になったのかもとささやかれ始めていた。 渡米計画が狂った原因は今年1月のトランプ大統領の就任。外国人の入国、就労ビザの発給に厳しい姿勢を打ち出したため、綾部の就労ビザ取得が、難航していた。 しかし、一部は就労ビザ発給にめどが立ち、今月22日に吉本興業東京本社に現れて打ち合わせ。既にニューヨークでの住居は確保し、9月に正式に渡米してニューヨークに本拠を移すことが決まったと報じた。 しかし、所属事務所は別のスポーツ紙に対し、「まだ取得してない」と否定した。 「就労ビザは1度申請して却下された場合、再び申請して取得するのに膨大な時間が必要。綾部本人はこうなる可能性をまったく想定していなかったため、打つ手がなし。状況が変わるのを待つしかないのでは」(芸能プロ関係者) トランプ政権は船出から国内外で問題が山積み。外国人のビザ取得問題などはかなり後回しにされてしまいそうだ。「4月からこれまで、もし仕事をしていたらいくら稼げたかを考えるとかなりの損失。大統領選があるのはわかっていたのだから、そのあたりの事情を考慮して渡米を考えるべきだった」(芸能記者) 渡米の準備はしっかり進めていたとしても、綾部にとってもどかしい日々が続きそうだ。
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ミステリー 2017年08月26日 17時50分
実話怪談『校舎に響く足音』
市川市に住む弟の口から聞いた話である。弟は現在、ある会社の役員をしているのだが、その事務所に来る某銀行の営業マンの話だという。その営業マンは、元々高校球児で、野球の名門高校の出身であった。(この高校名は千葉県民なら誰でも知っているはずなのであえてイニシャルも入れない)勿論、その人も現役時代は厳しい練習に明け暮れた野球少年であり、同僚にはプロ野球選手になったものもいた。 夏場などは学校に泊まり込みで野球の練習をするのだが、宿泊するのは古くさい宿舎であった。それもそのはずである。その宿舎は太平洋戦争当時の年代物で、兵隊たちが宿舎として使用したものらしい。 ある夜の事、夜間練習を終え、ふらふらになって宿舎に帰り、部員たちがくつろいでいると、奇妙な音が聞こえてきた。 「おい、みんな足音が聞こえないか」 仲間の発言に何名かが頷き、全員で耳をすました。 「ザック ザック ザック ザック」 集団で規則正しい行進である。まるで軍隊の足音、軍靴の響きである。外はさっきまで自分たちが練習していたグランドである。いったい、今だれがあそこで行進しているんだ。あまりの恐怖に誰もグランドに見に行く事はできなかった。 そういう奇妙な事が何度も続き、営業マンと仲間は思いきって先生たちに相談してみた。すると先生の答えは意外なものであった。 「ここは昔、軍隊の駐留地だったからね。いろいろ出るんだよ。先生の中にも”兵隊の幽霊”に出くわした人もいるんだ」 営業マンの現役時代は軍靴が鳴り止む事はなかった。最近、母校を訪れたところその古い宿舎はなかった。時代の波に戦争の残像は消えたのであろうか。
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レジャー 2017年08月26日 17時30分
女がドン引く瞬間〜ビットコインで破局したカップル〜
近年、ビットコインなどの仮想通貨を利用する人が、日本でも急増している。今回、話を聞いた亜由美さん(仮名・29歳 OL)の彼氏も、仮想通貨の売買に参加していたという。「現在、仮想通貨は黎明期と言われており、多くの人が始めていますよね。私の彼は元々、株をやっていたのですが、昨年から仮想通貨をメインに投資していました。といっても全財産を投資するようなことはなく、貯金の一部で仮想通貨を買うぐらいのものだったため、最初は特に問題視していなかったんです」 だが彼が仮想通貨の取引にのめり込んでいくうちに、段々と許容できないことが起こり始めたという。「仮想通貨の取引って株と違って、365日24時間可能なんですよ。株だったら土日は休みなので、ゆっくりすることができるのですが、仮想通貨は投資している限り、休まる瞬間がない。さらに暴騰、暴落が激しく、少し目を離した隙にチャートが大きく下がるなんてこともあるわけです。そのため彼は、利確や損切りするタイミングを図るため、四六時中、スマホとにらめっこする事態になっていました」 また亜由美さんの彼は、ビットコイン以外にも、複数のアルトコインに手を出しており、食事やデート中だろうと、仮想通貨の動向をチェックし続け、会話もまともにできない状態になっていた。その依存っぷりには彼女も引いてしまったという。「一緒に寝ていても、突然起きてスマホを見始めるので落ち着きませんし、デートしていても全然楽しくなかったですね。特に最悪だと思ったのが、ベッドの上でも、彼は私に触れながら、スマホ片手にチャートを見ているんです。その時はさすがにドン引きしました」 その後も彼の行動は改善しなかったため、亜由美さんは愛想を尽かし、夏前に破局したという。取材/構成・篠田エレナ写真・Nathaniel_U
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スポーツ 2017年08月26日 17時15分
日本ハム・メンドーサがウエーバー公示に広島追撃中の阪神、DeNAが綱引き
広島東洋カープに再びマジックナンバーが点灯した(8月25日)。しかし、ここまで90打点を稼いできた4番・鈴木誠也を故障で欠いており、スンナリとは行きそうにない。これに加えて、ライバル球団に思わぬ「ディスカウントセール」も飛び込んできた。 北海道日本ハムファイターズが昨季の優勝、日本一に貢献したルイス・メンドーサ(33)を手放す。近日中にウエーバー公示へ――。 「日ハムはクライマックス・シリーズ(CS)進出が絶望的となり、来季に向けて若手中心の選手起用に切り換えました。メンドーサはその煽りで19日に二軍落ちとなりました。本人はヤル気十分なので球団と話し合い、ウエーバー公示にかけることになりました」(ベテラン記者) トレードなどの補強は7月末を持って、終了となる。しかし、ウエーバーによる“譲り受け”は期限以降でも認められている。 この情報に迅速な対応を見せたのが、2位・阪神と3位・DeNAだという。 関西圏で活躍しているプロ野球解説者によれば、遠征先の都内ホテルで阪神・四藤慶一郎球団社長は金本知憲監督らと会談を行うという。毎年恒例の終盤戦での失速を防ぐ目的はもちろんだが、阪神は主軸先発投手のメッセンジャーを故障で欠いてしまった。藤浪晋太郎もピリッとしない。阪神が名乗りを上げる可能性は高いが、DeNAも手を拱いてみているつもりはないようだ。 「57年ぶりとなる3夜連続サヨナラ勝ちで首位広島を叩きました(24日)。意気の上がるDeNAはまだ優勝を諦めていません。広島の側からしても、CSで対戦したくないのはDeNAだと思っています。DeNAが日本シリーズに進出すると予想も出ています」(前出・ベテラン記者) DeNAは広島に勝ち越している唯一の球団でもある(同時点)。ラミレス監督による「8番・投手、9番・倉本」の変則打順が功を奏し、6月30日には主砲・筒香嘉智を3番に置き換えた。こうした打線の変更が全て的中しているわけだが、ラミレス監督はこうも語っていた。「優勝するには、2ケタ投手が4人必要」 目下のところ、2ケタ投手は今永昇太(10勝)だけ。到達の可能性がありそうなのは新人の濱口遥大(7勝)、ウィーランド(6勝)で、井納翔一(5勝)が「ひょっとしたら」と言える程度だ。実績十分のメンドーサが加われば、広島はさらにDeNAに対する警戒心を強めなければならないだろう。しかも、メンドーサは中継ぎも務まる。リリーフ陣の疲労がピークに達するこの先の終盤戦、CSでとくに重宝するだろう。 もっとも、一軍登録できる外国人選手は4人まで。現4番のロペス、ウィーランドは外せない。パットン、エスコバーの救援投手も結果を出している。メンドーサはライバル・阪神に譲ることになるのだろうか。 「シーズン途中にトレード獲得したエスコバーは奪三振数も多いが、与四球も少なくない。19回3分の1しか投げていないのに(同時点)、被安打数は19、うち3本は本塁打でした。左の救援投手は貴重だが、メンドーサのほうが、安定感がある」(前出・プロ野球解説者) ラミレス監督は打線ではなく、一時的だが救援投手の配置換えも行った。クローザーの山崎康晃を休ませるためだったが、その間、代役を務めたパットンに対してはもちろん、山崎にも自ら「理由」を説明し、納得させていた。DeNAが好調な理由はラミレス監督の気配りによるものであり、チームも団結してきた。対する阪神も毎年の失速を繰り返すわけには行かない。広島追撃を続ける両チームの駆け引きが繰り広げられそうだ。
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レジャー 2017年08月26日 17時00分
橋本千春の勝ち馬ピックアップ!(8/27) 新潟2歳S、朱鷺S、他
2回新潟競馬10日目(8月27日・日曜日)予想・橋本 千春新潟11R「新潟2歳S」芝1600㍍◎3テンクウ○1ムスコローソ▲7マイネルサイルーン△4グランデウィーク、15コーディエライト 米国の宝くじ「パワーボール」で約825億円の当たりくじが出た。幸運を射止めた病院職員は「これからはのんびり暮らすわ」と、病院に退職を申し出たという。うらやましい限りだ。わたしの夢は、競馬で生計を立てること。「それなら、馬券を買ったつもりで貯金した方が賢明よ」。それを言っちゃお終いよ。閑話休題。本命にはテンクウを推す。その根拠は名前が気に入った、だけじゃない。新馬勝ちの内容が秀逸だったからだ。レースは流れが遅く瞬発力勝負に持ち込まれたが、上り3F33秒7の鬼脚を爆発させ、1馬身1/4差突き放す圧勝劇。33秒7は、ここ(15頭)では最速。再度、メンバー屈指の決め手を炸裂させる。新潟10R「朱鷺S」芝1400㍍◎8トウショウドラフタ○5ワンスインナムーン▲2サザナミ△4ムーンクレスト、10マイネルホウオウ 「ここ1年間で最高のデキ」。トウショウドラフタに千載一遇のチャンスが巡って来た。GⅢ・ファルコンSを含め、全5勝を1400㍍で挙げているエキスパート。条件はまさにMAX。「岩部(騎手)は騎手人生がかかっている」。頭数も10頭と捌きやすいし、もう言い訳はできない。新潟9R「五頭連峰特別」芝1600㍍◎10ベストアクター○6ウィンドライジズ▲1アヴニールマルシェ△12ナンヨーアミーコ、15ショウナンアンセム 近親に重賞馬が綺羅星の如く要る、良血馬ベストアクター。鋭い決め手と、持久力が備わっていてここも期待できる。3戦2勝と、まだ底が割れていないのも魅力でノビシロは大きい。ここはあくまで通過点。札幌11R「キーンランドカップ」芝1200㍍◎9モンドキャンノ○11ソルヴェイグ▲3ネロ△1ブランボヌール、6ナックビーナス 栄冠を手にするのは、3歳馬のモンドキャンノ。朝日杯FS2着をはじめ、強敵相手に好戦して来た実績と実力の持ち主だ。距離適性も高く、新馬1着→函館2歳S(レコード)2着は真骨頂。これから、まだまだ強くなる無限の可能性に加えて、前走比4㌔減の53㌔はアドバンテージ。差し切りが決まる。
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レジャー 2017年08月26日 17時00分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(8月27日)新潟2歳S(GIII)他4鞍
【今週の予想】☆新潟6R 3歳以上500万下(芝1800m) レッドマジュールは、これまで1400mでしか勝ち鞍がなかったが、ここにきてかかるような行きっぷりがなくなり、折り合いが付くようになったため、マイル戦だった前走で上がり最速タイの脚を使い復活の兆しが見える2着。もともとこのクラスで勝ち鞍があり、状態さえ良ければ十分勝ち負けになる力はある。今回はさらに距離延長となるが、今の本馬ならば1800mくらいあった方が脚を溜められ、直線での末脚は一段とキレが増すだろう。◎(13)レッドマジュール○(4)ワンダープチェック▲(18)ジェードグリーン△(3)ジュンヴァリアス△(12)ミネット△(17)コイヲダキシメヨウ買い目【馬単】5点(13)→(3)(4)(12)(18)(4)→(13)【3連複1頭軸流し】10点(13)−(3)(4)(12)(17)(18)【3連単フォーメーション】16点(13)→(3)(4)(18)→(3)(4)(12)(17)(18)(4)→(13)→(3)(12)(17)(18)☆小倉9R 鳥栖特別(芝2000m) ザクイーンは休み明けの前走で、淀みのない流れを2番手から直線入り口で先頭に立ち押し切りを図ったが、上位陣が後方組だったことからわかるように先行勢には厳しい展開だった。それでも3着に粘ったのはこのクラスでは上位の力がある証拠。今回はそこまで厳しい展開にならないであろうメンバー構成で、如何にも休み明けの仕上がりだった前走から一叩きされて気配はグッと良くなり、今回あっさり勝ち上がる可能性は高い。◎(1)ザクイーン○(10)ブライトムーン▲(7)インターンシップ△(4)パーシーズベスト△(12)ミトノグラス△(11)オーバーカム買い目【馬単】4点(1)→(4)(7)(10)(10)→(1)【3連複2頭軸流し】4点(1)(10)−(4)(7)(11)(12)【3連単2頭軸マルチ】24点(1)(10)⇔(4)(7)(11)(12)☆新潟10R 朱鷺ステークス(芝1400m) OPクラスに昇級してからは苦戦しているムーンクレストだが、今回はチャンス到来。左回りは7戦して2勝、掲示板外は揉まれて力を発揮できず13着に敗れた飛鳥Sと中京記念の6着のみ。昨年のスワンSでは、揉まれずにスムーズに競馬ができたこともあり5着と好走。前走は終始外目を回りながら、直線しっかりと脚を使い6着。揉まれずにスムーズな競馬ができれば重賞でも掲示板に載る力があるだけに、OPレースの今回は十分勝ち負けレベル。ようは如何に力を発揮できるかだが、今回は10頭立てと少頭数で揉まれずに競馬ができそう。馬場も新潟最終週で極端なスピード決着にはならず、この馬向きの馬場状態、展開が期待できる。◎(4)ムーンクレスト○(8)トウショウドラフタ▲(5)ワンスインナムーン△(2)サザナミ△(6)ノットフォーマル買い目【馬単】5点(4)→(2)(5)(6)(8)(8)→(4)【3連複1頭軸流し】6点(4)−(2)(5)(6)(8)【3連単フォーメーション】9点(4)→(2)(5)(8)→(2)(5)(6)(8)☆札幌11R キーンランドカップ(GⅢ)(芝1200m) スプリント戦ならモンドキャンノ。マイル戦だと如何に我慢が利くかがポイントになるため、前走のように前へ行ってしまうと終いが伸びない。本馬の卓越したスピードを活かすには、ポジションを気にしないで良いスプリント戦の方がより力を発揮できる。前走から一息入れたことによって、馬体に迫力が増し、ストライドに伸びが出てきており、53kgの斤量なら突き抜けてもおかしくない。◎(9)モンドキャンノ○(11)ソルヴェイグ▲(6)ナックビーナス△(2)イッテツ△(4)ヒルノデイバロー△(10)シュウジ買い目【馬単】6点(9)→(2)(4)(6)(10)(11)(11)→(9)【3連複1頭軸流し】10点(9)−(2)(4)(6)(10)(11)【3連単フォーメーション】16点(9)→(2)(6)(11)→(2)(4)(6)(10)(11)(11)→(9)→(2)(4)(6)(10)☆新潟11R 新潟2歳ステークス(GⅢ)(芝1600m) 今年の2歳重賞2戦目だけあって、まだキャリア1戦馬が大半を占め、不確定要素が多いレースだが、ムスコローソのレースセンス、完成度の高さはメンバー随一。デビュー戦の前走は、中段より前目の内で脚を溜め、直線はやや若さを見せたものの、鞍上が少し促しただけでグッと加速し、ほとんど追わずに2着馬に0秒8差を付ける圧勝。それでいて上がりは最速。2着、3着馬もすでに勝ち上がっており、メンバーレベルが低かったこともない。一度使われて状態は上がっており、本気の走りでどれだけの脚が使えるのかと興味深い。相手本線は、スピードに乗るとストライドが伸び、如何にも長い直線向きのオーデットエール。デビュー戦ではスタート後に行き脚があまり付かず最後方からの競馬となったが、3コーナーから外を上がっていき、直線では鞍上が促すと若さを見せて修正しっぱなしだったため、まともに追い始めることができたのは残り200m付近から。レース経験が積めた分、今回はもう少し早くまともに追えることができれば、本命馬を脅かすことができるとみる。▲はプレトリア。以下、フロンティア、コーディエライト、テンクウまで。◎(1)ムスコローソ○(5)オーデットエール▲(6)プレトリア△(8)フロンティア△(15)コーディエライト△(3)テンクウ好調教馬(1)(6)(5)買い目【馬単】5点(1)→(5)(6)(8)(5)(6)→(1)【3連複1頭軸流し】10点(1)−(3)(5)(6)(8)(15)【3連単フォーメーション】20点(1)→(5)(6)(8)→(3)(5)(6)(8)(15)(5)(6)→(1)→(3)(5)(6)(8)(15)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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社会 2017年08月26日 17時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第234回 日本を小国化した「財政構造改革法」
日本国の小国化、発展途上国化の始まりは、90年代の大蔵省(当時)の「お小遣い帳」発想であった。 日本は1991年のバブル崩壊により、総需要(消費と投資)が不足気味になった。同時に、高齢化により日本政府の社会保障支出が増大する見込みであった。社会保障支出は、もちろん「需要」である。バブル崩壊で総需要が不足気味だった日本国で、高齢化により需要が膨らもうとしていた。 政府はどうするべきだっただろうか。答えは「何もするべきではなかった」だ。 政府が高齢化や社会保障支出を気にせずに、普通に医療費、年金、介護費としての支出を増やしていけば、わが国の需要不足は終わっただろう。もちろん、バブルが崩壊し、名目GDPと税収が減っていたため、財源として赤字国債を発行する必要があるが、逆に言えばただそれだけの話だ。日本政府が「日本円建て」の国債を発行したところで、財政破綻など起こり得ない。長期金利が上昇するというならば、現在の日本がそうしている通り、日銀が市中銀行から国債を買い取れば済む話だ。 ところが、財務省は、 「社会保障の支出が増えるため、他の予算を削減し、増税しなければならない」 という、まさしく「お小遣い帳」の発想で財政破綻をあおり始めた。 90年代後半の日本政府が、大蔵省の「お小遣い帳」発想を排除し、「国の借金で破綻する」系のプロパガンダにだまされず、普通に赤字国債を発行し、高齢化により必要となった医療、年金、介護への支出を増やしていけば、わが国のデフレギャップ(総需要の不足)は埋まった。結果的に、日本はデフレにならず、GDPは今頃、普通に1000兆円を超していたことだろう。 90年代に誰もが予想した通り、その後の日本において、社会保障関係費は増えていった。'15年度に年金や医療、介護などに支払われた社会保障給付費は、高齢化の進展などの影響で、前年度比でおよそ2兆7000億円増加。114兆8000億円強となり、過去最高を更新した。すばらしいことである(注:デフレの国にとっては)。医療、介護への支出は、そのまま「GDP=需要」になる。また、年金受給者が消費を増やせば、これまた需要拡大だ。社会保障関連支出の増加は、日本のデフレギャップ(総需要)を埋める効果があるのだ。 拡大する需要に、政府が淡々と支出をすれば、日本の需要不足は解消され、デフレ脱却に向かう。この状況は、90年代から全く変わっていない。 ところが、現実には大蔵省主導の「財政破綻プロパガンダ」が始まり、日本国は'97年に橋本政権下で消費税が増税された。さらに『財政構造改革の推進に関する特別措置法』(以下、財政構造改革法)を可決。財政構造改革法による具体的な緊縮財政の“強制”は、以下になる。●財政赤字対GDP比を、毎年3%未満にする(第4条)。●高齢化に伴う社会保障関係費の増加額をできる限り抑制する(第7条)。●平成10年度の公共投資関係費について、平成9年度当初予算の93%を上回らないようにする。平成11年度、12年度については、公共投資関係費の額が前年度の当初予算を下回るようにする(第14条)。●義務教育に対する一般会計の負担および私立学校に対する助成等の在り方について見直し、抑制する(第16条)。●防衛費の額が、前年度の当初予算を上回らないようにする(第20条)。●主要食糧関係費の額が、前年度の当初予算を上回らないようにする(第24条)。●科学技術振興費の額が、平成9年度の当初予算の105%を上回らないようにする(第26条)。●エネルギー対策費の額が、前年度の当初予算を上回らないようにする(第29条)。●中小企業対策費の額が、前年度の当初予算を上回らないようにする(第31条)。●人件費の総額を極力抑制する(第32条)。●地方への補助金等の額の各省各庁の所管ごとの合算額が、前年度の当初予算の90%を上回らないようにする(第35条)。 などなど、財政構造改革法により、社会保障関係費を除くすべての予算に「マイナスシーリング(予算を前年比で引き下げる)」が掛かるようになってしまった。さらに、社会保障関係費自体も、支出の伸びを抑制することを求められた。 財政構造改革法により、わが国は公共投資、教育費、防衛費、食料安全保障費、科学技術振興費、エネルギー対策費、中小企業対策費、各種人件費、地方の補助金と、国家の基幹に関わる分野でことごとく「予算削減」が続く事態になってしまった。結果、日本は小国化し、発展途上国化している。 ご理解いただけただろうが、財政構造改革法の発想、つまりは「お小遣い帳」の発想を受け継いでいるのが、現在のプライマリーバランス黒字化目標になる。 「'15年度の社会保障給付費114兆円超で過去最高」の報道を受け、日本国民の多くは「お小遣い発想」で、 「このままでは国の財政が破綻する! 増税だ! 政府支出削減だ!」 と、緊縮財政を支持することになるだろう。 結果的に、わが国の少子化と発展途上国化は加速する。国家は外国の軍事力よりも、むしろ国内の情報の誤りにより滅びる。財務省のお小遣い帳発想から脱却しない限り、わが国に未来はない。 「発想」「考え方」とは、これほどまでに恐ろしいものなのだ。ケインズの、 「経済学者や政治哲学者の思想は、それが正しい場合にも間違っている場合にも、一般に考えられているよりもはるかに強力である。事実、世界を支配するものはそれ以外にはないのである。どのような知的影響とも無縁であると自ら信じている実際家たちも、過去のある経済学者の奴隷であるのが普通である(雇用・利子および貨幣の一般理論)」 という文章は、今になっても絶対的な真実なのである。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能ネタ 2017年08月25日 20時30分
黒木メイサがバリバリ稼ぐ理由
女優の黒木メイサが、8年ぶりとなる写真集「INCARNATION」(東京ニュース通信社)を9月29日に発売することを、一部スポーツ紙が報じている。 記事によると、黒木は6月上旬に第2子となる長男を出産したが、同写真集で芸能活動復帰。世界的フォトグラファーのレスリー・キー氏と再タッグを組んだという。 撮影は昨年5月。普段の筋トレに加え、撮影の約2か月前から苦手なランニングで追い込みボディメイキング。その成果でタイの海をバックに、大胆なビキニ姿を披露しているというのだ。 「本来ならば、もっと早く発売する予定だったようだが、第2子の妊娠もあり延び延びになってようやく発売となったようだ。発売記念イベントも行うというから、育児をこなしながらいきなり稼働することになる」(芸能記者) 黒木といえば、12年2月に元KAT-TUNのメンバーで歌手の赤西仁とデキちゃった結婚。同年9月に第1子の長女を出産したのだが…。 「出演していた自動車のCMを降板することになったり相当額の違約金が発生してしまった。その穴を埋めたのが当時売り出し中だった桐谷美玲。その“ペナルティー”として、復帰した黒木は仕事を詰め込まれることになってしまった」(芸能プロ関係者) そうしているうちに事務所の看板女優だった堀北真希が俳優の山本耕史と結婚しその後第1子を出産。今年2月末に所属事務所との契約満了と同時期に活動の休止を発表してしまった。 「今度は黒木が堀北の抜けた穴を埋めなければいけなくなってしまった。そのため、満足に育児をしているヒマはなさそう。もともと、自分がデキ婚していなければ、もっと家族と過ごす時間もあったはずだが…」(同) 今後はお色気系のお仕事にも期待したいものだ。
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芸能ネタ 2017年08月25日 20時30分
舞台裏はバタバタだった各局の新ドラマ
10月スタートの民放キー局の連続ドラマの裏事情を、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 同誌によると、日本テレビは綾瀬はるか主演の「奥様は、取り扱い注意」がスタート。綾瀬はかつて裏の世界で特殊任務についていて平凡な主婦となったヒロインを演じる。 共演の広末涼子や本田翼は決定。しかし、肝心の夫役は長谷川博己にオファーして決まりかけたが4月クールの「小さな巨人」(TBS系)の主演で疲弊。そのため、西島秀俊らにオファーが行っているという。 「綾瀬のドラマで数字が取れるかどうかは微妙なところ。そのため、なかなか夫役を受けてくれる俳優はいないのでは。かといって“格落ち”のレベルの俳優を用意するわけにはいかない」(テレビ局関係者) ディーン・フジオカは同局の「今からあなたを脅迫します」で連ドラ初主演。ディーンはテレビ朝日系の報道番組の「サタデーステーション」に「インフルエンサー」という肩書きで不定期出演。しかし、ドラマのスケジュール優先となると、同番組での取材スケジュールが取れなくなりそうだというのだ。 フジテレビは浅野忠信が民放連ドラ初主演する「刑事ゆがみ」を放送。刑事のバディーものだが、唐沢寿明や遠藤憲一へのオファーを断られたそうで、そのため、神木隆之介が相棒役となったようだ。 「放送される木曜午後10時はまったく数字が取れず。そんな中、今クールの真木よう子主演の『セシルのもくろみ』が視聴率3%台を記録し大爆死。その枠に出たい役者はなかなかいないだろう」(芸能記者) 舞台裏で制作サイドは骨を折っているだけに、視聴率が良ければ救われそうだ。
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芸能ネタ 2017年08月25日 18時00分
24時間テレビ放送直前までハワイに行っていた小林麻耶・市川海老蔵に批判殺到!?
フリーアナウンサーの小林麻耶が24日、自身のブログを更新し、ハワイからの帰国を報告した件でネットが沸いている。 ブログによると、今年6月に亡くなった妹の麻央さんの夫で、歌舞伎俳優の市川海老蔵や、姪の麗禾ちゃん、甥の勸玄くんの旅行に実母と共に同行したようだ。これまでも麻耶は、海老蔵ファミリーと仲の良い様子を何度もみせており、ネット掲示板では海老蔵と麻耶が某遊園地で一緒にいたという目撃証言などもあった。そういった経緯もあり、「もはや母親気どり」「麻耶さんは、姪っ子、甥っ子より、海老蔵が目的なのでは?」という意見がネットであがった。 また、麻央さんが亡くなったのが6月で、そこまで時間もたっていないということもあり「もう少し喪に服せ」という意見も。「一般人の感覚からすれば妹が死んだ直後にハワイ旅行に遊びにいくとはドン引き」と厳しく批判する人もいるようだ。 そして麻耶以上に批判が大きいのが海老蔵だ。明らかに週末放送の「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)に合わせての帰国で、「海老蔵家族の感動のドキュメンタリー準備万端ですね。とんだ茶番」「今週末の24時間テレビでは沈んだ表情で『麻央〜! 麻央〜!』って言うんだろうね」と辛らつな言葉がならんだ。 麻央さんは2006年10月から2010年3月まで「NEWS ZERO」(同局)でサブキャスターを務めており、映像素材も大量だ。日本テレビがこのチャンスを逃す訳もなく、ここぞとばかりに感動的な編集をして放送することは間違いないだろう。そのとき麻耶や海老蔵がどんな反応をみせるか、ある意味注目だ。
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ドラゴンゲート サル虐待騒動乗り越えた
2009年09月18日 15時00分
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戦極 泉に“禁断”の秘策
2009年09月18日 15時00分
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ZERO1 大谷&森田千葉県知事が合体
2009年09月18日 15時00分
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目が魅力的な女性タレント
2009年09月18日 15時00分
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ブラピに大麻常習疑惑
2009年09月18日 15時00分
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ゲイに狙われたジョージ・クルーニー
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エイミー・ワインハウス ベッドルームで元夫と…
2009年09月18日 15時00分
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鳩山首相 70%超高支持率発進の裏で愛犬死す
2009年09月18日 15時00分
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鳩山首相 五輪招致出陣式に熱烈ラブレター
2009年09月18日 15時00分
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社会
鳩山来留夫が“街頭演説”
2009年09月18日 15時00分
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その他
日本テレビ盃23日発走 船橋競馬キャンペーン隊が本社来訪
2009年09月18日 15時00分
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その他
「オールスター競輪」のクオカードを10人にプレゼント
2009年09月18日 15時00分
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その他
幻覚ナビ
2009年09月18日 15時00分
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芸能ニュース
のりピー芸能界復帰へ
2009年09月17日 15時00分
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社会
鳩山新首相のB級グルメ通情報 “料亭政治”から“ファストフードテイクアウト政治”へ!?
2009年09月17日 15時00分
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芸能ニュース
高相被告保釈 意外な平和ムード
2009年09月17日 15時00分
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芸能ニュース
噂の深層 小栗旬株急落
2009年09月17日 15時00分
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芸能ニュース
辻監督 猪木を絶賛
2009年09月17日 15時00分
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社会
鳩山新首相 「未知との遭遇」発言
2009年09月17日 15時00分