-
社会 2018年05月04日 19時00分
大型連休はここ10年程のこと!昔のゴールデンウイークはそれほど嬉しくなかった?
今年のゴールデンウイークは平日となる5月1日、2日を休めば4月28日から5月6日まで最大9連休が実現する。そのため、ゆっくりとしている人も多そうだ。今ではすっかりおなじみとなった大型連休だが、かつてはこのような長期の休みではなかった。 昭和の時代、ゴールデンウイークの祝日は4月29日の(昭和)天皇誕生日、5月3日の憲法記念日、5月5日のこどもの日の3つだった。祝日、平日、祝日といった並びとなるため、それをあらわす飛石連休という言葉も存在した。3日と5日にはまされた4日が「国民の休日」となるのは1986年以降である。これ以前は4日は平日扱いであり、会社や学校はあったのだ。さらに、この休日は特例であり、祝日扱いではないので日曜日と重なった場合でも振替休日にはならない。 このころの連休は5月の3連休の前後に日曜日がつながれば最大4連休になる程度のものだった。それも6年に一度くらいしかめぐってこない。そのため、泊りがけの旅行よりも、日帰りのレジャーや、外食を楽しむ人が多かったようだ。 さらに当時は、土曜日は午前中の仕事や学校があり、完全週休二日制はまだ定着していなかった。公立の小中高において土曜日が休みとなるのは1992年からで、当初は第二土曜日のみの実験的な導入だった。1995年からは第四土曜日も加わり月2回の土曜休みとなる。完全週5日制となるのは2002年からだ。 1989年に昭和天皇が崩御すると、自然を愛した天皇にちなんで、4月29日はみどりの日となった。2007年以降はみどりの日が5月4日に移動し、この日は昭和の日と改められる。これにより4日も祝日となり、振替休日が適用され休日の機会が増えることになった。ゴールデンウイークが本当の大型連休となったのはここ10年ほどのことなのだ。
-
スポーツ 2018年05月04日 17時40分
「リクエスト」があれば防げた? プロ野球史上に残る「大誤審」4選
2018年のプロ野球は劇的な変化を遂げた。その理由は、審判のジャッジに対してビデオ判定を要求できる「リクエスト」が導入されたこと。これにより、誤審が大幅に減少したのだ。 4月28日に開催されたトークイベントでプロ野球審判長の友寄正人氏が明かしたところによると、開幕から4月22日までに「リクエスト」があった回数は50回。そのうち判定が変更されたのは18回で、変更率は36%だったそう。 また、リクエストが導入されたことにより、監督による抗議が激減。当初はビデオ確認による待機時間の長さが懸念されたが、却ってスピードアップにつながっている模様。また、審判にとっても間違いを素直に認めることができるため、ストレスが軽減されているようだ。 これまでのプロ野球界は、審判による判定がたびたび勝敗に影響してきた。おもなものは以下の通りだ。1.1978年日本シリーズ第7戦 ヤクルトスワローズ対阪急ブレーブス日本一を掛けた試合の6回裏、大杉勝男が足立光宏からレフトポール際に大飛球を放つ。レフト線審はホームランの判定。これに猛抗議したのが、阪急・上田利治監督。ファールだと猛烈に主張し、選手を引き上げさせてしまう。ベンチに帰った上田監督は審判の交代を要求するなど、大激怒。結局コミッショナーが上田監督を説得し、1時間19分後に試合が再開された。なお当時放送されていたTVのスロービデオでもホームランか否かを判断することは難しく、現在もどちらであるかは不明だ。2.1990年4月7日 巨人対ヤクルト戦1990年の開幕戦、ヤクルト2点リードの8回裏、ランナーを置いて篠塚利夫(現・和典)が放った打球はライトポール際へ。明らかにファールと思われたが、大里晴信審判はホームランの判定。この年から審判4人制となったことや、ポールの色が白だったことから、当時ベテランだった大里審判が見間違えた模様。当時の野球中継でははっきりとファールゾーンをボールが通過する様子が映っており、解説の長嶋茂雄氏と中畑清氏が絶句してしまった。仮に「リクエスト」が存在していれば、覆っていたであろう。3.2011年4月20日 阪神タイガース対読売ジャイアンツ7回裏、ランナーを1塁3塁に置き、クレイグ・ブラゼルの打球はセカンドへの飛球。これをセカンドの脇谷亮太が不自然な形で追い、落球。地面のボールを素早く取り上げ、キャッチをアピール。塁審はアウトの判定を下してしまう。テレビ中継のスローを見ると、ボールが地面に付く様子がはっきりと映る。阪神がリードしていたため当時の真弓明信監督は短時間で引き下がったが、その後逆転負けした。こちらもリクエストがあれば、覆っていたはずだ。ちなみに試合後、脇谷がスローVTRについて「VTR?テレビが壊れているんじゃないですか?」とコメントし、大炎上した。4.2015年9月12日 阪神タイガース対広島東洋カープ延長12回表、田中広輔の放った打球はセンターのスタンドに入り、大きく跳ね返る。当時認められていたビデオ判定に委ねられることになったが、審判団はフェンス直撃の三塁打と判定。結局点が入らず、試合は引き分けに。ところが後のビデオ検証で、客席側のワイヤーに当たり跳ね返っていたことが判明。セ・リーグは誤審を認めたが、試合結果は覆らず。結局この引き分けが尾を引き、0.5ゲーム差で阪神がクライマックスシリーズ進出。仮にホームランでカープが勝っていた場合、クライマックスシリーズに出場していた可能性が高く、1つの誤審がシーズンの順位を決めてしまった。 いずれも間違った判定が試合の流れを変え、勝敗を決めた。観戦したファンはモヤモヤしたまま帰宅したはず。「誤審も野球のうち」という考えもあるが、やはりビデオによる正確な判定が下されたほうがスッキリする。「リクエスト」が時代にあった制度であることは間違いないだろう。
-
その他 2018年05月04日 17時02分
「アホ」は関西生まれじゃない!現代まで生き残った古代中国の社会風刺
関東は“バカ”、関西は“アホ”を使う、なんて話を聞いたことがあるだろう。しかし、アホの語源は関西ではない。もっとはるか西から遠路はるばる海を越えてやって来た。日本でも有名な秦の始皇帝がきっかけで、生まれた言葉だったのである。 中国を初めて統一した始皇帝が、70万人を動員して建造した阿房宮(あぼうきゅう)。建造途中で始皇帝は死に、秦も滅亡したので未完のまま敵軍に焼き払われたのだが、全焼するのに3カ月を要すほどの馬鹿げた大きさだったという。 これにちなみ、馬鹿げたことを“阿房”というようになり、転じて“アホ”と呼ぶようになったのだ。国境を越えた悪口が一般化するなんて、始皇帝のスケールはケタ違いだ。
-
-
レジャー 2018年05月04日 15時45分
「分かっているけど絞りきれない胸中」京都新聞杯 藤川京子の今日この頃
前走のあずさ賞の2400mはこの時期なら好タイムだと思うアルムフォルツァ。グローリーヴェイズはきさらぎ賞は2着でしたけれどタイムは微妙です。ケイティクレバーは前走の皐月賞は大敗でしたけれど、2走前の京都すみれ賞2200mは好タイムでした。成績をみると、もしかしたら京都の適性があるかもしれません。大穴ダブルシャープはNHKマイルに出走するタワーオブロンドンに勝った事もある馬です。持ち時計で見るならフランツ。前走は最近は好タイムが出やすい阪神とは言え良いタイムです。 めぼしいのはアルムフォルツァ、ケイティクレバー、フランツだと思います。但し、サトノシリウス、タニノフランケル、レイエスプランドルが力を発揮し始めて来たかもしれません。このレース傾向は、5年前から様変わりして来たように見て取れます。もしかしたら今後の為にみんながこのレースで試しているのではないのでしょうか。その馬の適性を見るのは調教師でも中々難しい。若いうちに色々試してみたいのは自然な考えなのかもしれません。 なので凄く嫌な予感する時は出来るだけ絞りたいですが、それでも上記の6頭で精一杯です。恐らくオッズは割れてくると思います。それほど安くはならないと思うので、本当は良くないのですが偶には、展開より、安めか高めで馬券を分けたいと思います。安めワイドBOX 11アルムフォルツァ、7ケイティクレバー、1フランツ高めワイドBOX サトノシリウス(出走せず)、5タニノフランケル、10レイエスプランドル
-
レジャー 2018年05月04日 15時38分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【番外編(7)(5月5日)】
【今週の注目馬】☆グローリーヴェイズ 2018年5月5日(土)京都第11R京都新聞杯(GII)に出走予定のグローリーヴェイズ。万全を期すため、皐月賞を回避し、京都新聞杯へ矛先を向けた。その甲斐あって状態は上向いており、十分にダービーへのチケットを手に入れるだけのデキになってきた。前走のきさらぎ賞(GIII)では、出遅れて後方からの競馬となったが、500mを過ぎたあたりでポジションを上げて行き2番手に収まると、直線ではメンバー中2位の上がりを使い追い込んだが、逃げたサトノフェイバーがマイペースで逃げていたこともあり、追い込み届かずハナ差の2着。それでもラスト50mあたりからのもうひと伸びは目を見張るものがあった。ここまでの3戦からポテンシャルの高さは疑いようはなく、ここでダービーのチケットを手に入れる可能性は高いと見る。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
-
-
レジャー 2018年05月04日 15時30分
2回東京競馬5日目(5月5日・土曜日)予想・橋本 千春
東京11R「プリンシパルS」芝2000㍍★道営の星、ハッピーグリン。勝って、ダービーへ夢をつなぐ★◎8ハッピーグリン○9イェッツト▲13ブレステイキング△1ジャックローズ、6コズミックフォース 道営ファンの期待を一身に背負って、ハッピーグリンがダービー出走権獲得を目指す。前走の皐月賞トライアル・スプリングSを見る限りチャンスは十分ある。結果はステルヴィオ(皐月賞4着)の前に8着と後塵を拝しているが、積極的に動いて0秒8差に粘った内容は決して悲観するものではない。先週の青葉賞を快勝した、ゴーフォザサミット(7着)とはクビ差。実力は優に重賞レベル、と言っても過言ではない。東京コースもセントポーリア賞をメンバー最速の上りで突き抜け圧勝した、ゲンの良い舞台。距離延長も強調材料だし、勝利のお膳立ては整っている。東京10R「メトロポリタンS」芝2400㍍★センス抜群のアドマイヤロブソン。オープンの壁も一気に突破する★◎3アドマイヤロブソン○10ホウオウドリーム▲6ベストアプローチ△5リッジマン、7レジェンドセラー デビュー以降、<4310>と、複勝圏を外さないアドマイヤロブソン。センスの良さは非凡な能力の証しでもある。まだ底が割れていないのも魅力でノビシロは大きい。昇級戦とはいえ、手薄なオープン特別なら2連勝のシーンは十分考えられる。東京12Rサ4歳上千万下牝・ダ1600㍍★好走条件の整ったパイルーチェ。「勝つよ」と、V宣言も飛び出した★◎4パイルーチェ○8ダイワエトワール▲5アッキー△11クインアマランサス、13レッドリボン 3着続きのパイルーチェが、「今度は勝つよ」と必勝の意気込みを燃やす。何度もチャンスを逃して来たのは、距離が原因。「1800㍍は微妙に長く、最後甘くなる」。しかし、1ハロン短縮、適鞍の東京1600㍍を得てチャンスは大きく広がった。京都11R「京都新聞杯」芝2200㍍★3連勝は至難の業だが、レイエスプランドルなら達成できる★◎10レイエスプランドル○2グローリーヴェイズ▲1フランツ△5タニノフランケル、11アルムフォルツァ ここに来て2連勝中と、地力強化の目覚ましいレイエスプランドル。その山吹賞は好位2番手から抜け出すセンスの良さがキラリと光った。先行力もさることながら、メンバー最速の上り(34秒5)で決した抜群の瞬発力は大きな魅力。闘ってきた相手も、グレイル、アイトーン(いずれもオープン)と強敵揃い。経験を重ね素質に力が備わったのだから、まさに鬼に金棒。3連勝も決して夢ではない。
-
芸能 2018年05月04日 12時20分
夫の不倫相手からのマウンティングがひどいし怖い!『あなたには帰る家がある』第4話はどうなる
金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第3話が4月27日に放送され、平均視聴率が9.1%(ビテオリサーチ調べ、関東地区)だった。前回よりも1.0ポイントアップした。 子育てに一区切りがつき、改めて夫婦関係を見直すタイミングに局面している夫婦を描いた本作。主人公の真弓(中谷美紀)が、娘の中学入学を機に復職する。夫の秀明(玉木宏)は家族のために住宅セールスマンとして働きつつも、真弓の家事の粗さや夫婦のマンネリを感じるという、リアリティあるストーリーが描かれている。 第1話では、夫婦の結婚記念日に夫の秀明が、顧客の妻・綾子(木村多江)と不倫関係に至った。第2話では真弓が夫の異変に気付いた。第3話では綾子の夫・太郎(ユースケ・サンタマリア)が真弓と秀明を誘い、家族ぐるみでバーベキューを行うという、“ゲス夫”にとっては修羅場とも言える展開が描かれた。 バーベキュー中、相手こそ知らないものの、秀明の浮気を真弓から聞いた太郎が秀明を叱責した。慌てた真弓は「彼の浮気は遊び」「夫の帰ってくる家は私のところだって信じている」と夫をフォロー。バーベキューは気まずい雰囲気のまま終了した。 視聴者の間で話題になったのは次の場面だ。後片付けの最中、綾子は真弓の隣で秀明が「好きだ」と言った映画の歌を鼻歌で歌い始めた。それを聞いた瞬間真弓は、映画のDVDを嬉しそうに家から持ち出す秀明の姿や、秀明が同じ歌を上機嫌で口ずさんでいたことを思い出す。ようやく不倫相手が綾子だと確信したのだ。 綾子の行為にネットからは、「(木村)多江さんの綾子は色っぽくてコワすぎる…」「木村多江さんが怖くて眠れない…嫌やぁ…嫁に余裕かまされて、遊びって言われて腹たったんやろなぁ…」「自分のものだってマウンティングするの、怖すぎる」と木村の「怪演」に驚いた様子だった。 第3話のラストでは、真弓が改めて秀明の不倫を追求した。素直に不倫を認めた秀明に対し真弓は怒りをぶつけ、「もう帰ってくるな」と締め出した。太郎・綾子夫婦を含め、不倫関係に落ちた二組の夫婦がどのような道を歩んでいくのか、注目したい。
-
芸能 2018年05月04日 12時00分
「TOKIO山口謹慎」と「安室引退」のタイミング重なる! 思い出されるのはあの“黒歴史”映画
TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑により芸能活動の無期限謹慎を発表した。出演番組は、放送中止や再編集による対応がなされ、損害の大きさははかりしれない。 山口の事件により、このまま闇に葬られそうな作品がある。事実上の初主演作となった1996年公開の映画『That'sカンニング! 史上最大の作戦?』である。 「『That'sカンニング』は、落ちこぼれ大学生たちが寮の存続をかけて、あの手この手で試験の成績をカンニングであげようと試みる青春コメディ映画です。山口は理系大学生の木村見次を演じました。対する物語のヒロイン、森下由美を演じたのは歌手の安室奈美恵でした。安室はこの秋に芸能界引退を宣言しています。それまでに山口の謹慎は解けないでしょうから、今後この映画に言及することはないでしょう」(サブカルチャーに詳しいフリーライター) 『That'sカンニング』にはイケメン俳優としてブレイクする前の藤木直人や、国会議員になる前の山本太郎なども出演している。ある意味では貴重な並びである。 「『That'sカンニング』では、森下が木村に思いを寄せているものの、野暮ったい木村はなかなかその気持に気付かないといったラブコメ要素があります。安室は大根演技かと思いきや、男だらけの理系大学に紛れ込んだ八頭身美女がハマり役です。隠れた名作映画といえるでしょう。主題歌は、オープニングはTOKIOの『ありがとう…勇気』、エンディングは安室の『SWEET 19 BLUES』で時代を感じさせます。ただ、コメディ映画とはいえ、犯罪行為の『カンニング』が美学として扱われるなど、コンプライアンス重視の現在にあっては批判を受けそうでもありますね」(前出・同) もともと「黒歴史」「なかったことにされている」系の作品であったが、山口の事件と安室の引退で、さらに存在感を失っていきそうだ。
-
スポーツ 2018年05月04日 12時00分
貴乃花一門解体 カリスマ大横綱に集まる求心力
ついに解体、消滅へ――。一兵卒からのスタートを宣言している貴乃花親方(45)が8年前に自らが立ち上げた「貴乃花一門」の看板を下ろす決意を下した。当分は一門内にとどまるものの、いずれは一門からも離脱し、縦横無尽に野を駆け回る一匹狼で活動することも視野に入れている。貴乃花親方の新たな動きに注目が集まっている。 貴乃花親方の動きは早かった。暴行事件を引き起こした弟子の貴公俊の監督責任や無断欠勤などで2階級降格処分を受け、ヒラ年寄にまで落とされた貴乃花親方。春巡業メンバーからも直前で外され、部屋でおとなしくしていたはずだったが、実は裏で動いたのだ。 関係者の話によると、貴乃花一門は4月中旬、都内の千賀ノ浦部屋で一門会を開いた。集まったのは貴乃花親方はじめ7人。すでに一門と距離を置くことを明らかにしている立浪親方(元小結旭豊)や、これまで一門と行動をともにしていた錣山親方(元関脇寺尾)らは不参加だった。欠席者が相次いだことでも、一門の結束がゆるんできていたことが分かる。 そうしたことを背景に、貴乃花親方が切り出した。 「私の名前のついた一門は、いったん解散していただきたい」 この唐突な申し入れに参加者たちは動揺した。 というのも、貴乃花一門は、8年前に年功序列制など、旧態依然とした体質に反発し、二所ノ関一門から飛び出した7人の血気盛んな親方たちによって結成された。4年後に正式に6番目の一門として認可されているが、その中心が貴乃花親方で、言って見れば貴乃花親方を理事長にするためにできたような組織だった。 それが、去年10月末からの一連のトラブルなどで理事選にも敗れ、一歩後退したかたちにはなっているが、大相撲界でただ1人の一代年寄の名を冠した看板の輝きはまだまだ健在。それを外すというのだから、穏やかではない。 「一瞬、まさかと耳を疑った。『一連の騒動で一門に迷惑をかけた』という謝罪の意味もあったのでしょうが、そこまで貴乃花親方が決意していたとは…。ゼロからスタートを切る、と言った気持ちに偽りはないんだという思いが伝わり、『いや、ちょっと待って』とは言えなかった」 参加していた親方の1人は、こう話している。 一門会での話し合いは、およそ30分に及んだ。そして結局、「貴乃花親方の決意は固い」と見た一門の理事である阿武松親方(元関脇益荒雄)が、 「分かりました」 と了承。貴乃花一門の消滅はあっけなく決まった。 新たな名称はどうなるか。 「今後のことは八角理事長と相談しながら決めていくことになるが、これで貴乃花親方は名実ともに表舞台から消えたことになる」(スポーツ紙記者) つい4カ月前までは協会ナンバー3の理事で巡業部長だったことを思うと、信じられないような激変だが、この看板外しの裏に何があったのか。 貴乃花親方は、事が公になった4月19日朝、報道陣の取材に応じて、このように語った。 「あくまでも私個人の区切り。師弟ともども、足腰を強くして、一部屋としてやっていこうという決意だ」 そういえば、貴乃花親方は2年前に八角理事長と理事長の座を巡って激しく争った時も、こんなことを宣言している。 「(理事長に選ばれなかった時は)弟子という家族と、妻と我が子という家族と静かに暮らし、自らの愛弟子の中から横綱を育てたい」 ここまでの途中経過は紆余曲折あったが、今ようやくそういう暮らしを手に入れたので、「それに徹したいという強い気持ちの表れではないか」と見る関係者は多い。気になる一門を離脱して一匹狼になることについては、 「他の親方の意向もあるので。私が明言する立場にはない」 と話すにとどめたが、貴乃花親方がこのまま野に埋もれてしまうはずがない。 一門の内情に詳しい元力士は「貴乃花親方は必ず復権する」と断言し、次のように話す。 「貴乃花親方はまだ定年まで20年もある。時が来たら、絶対に動き出します。本人にその気がなくても、周囲が放っておきませんから。それくらい、まだ貴乃花親方の存在は大きい」 とりあえず、貴乃花親方はしばらく弟子の育成に専念するはずだ。もともと貴乃花親方は弟子の育成に長けていて、この方面の才能があると言っていい。このことは部屋を持ってわずか14年で、貴ノ岩、貴景勝、貴源治ら、4人もの若くて素質のある関取を育てたことでも明らかだ。その中から三役、大関が育ってきた時がチャンスだ。 「おそらく、4、5年、ガマンすれば、と貴乃花親方も見ているのではないでしょうか。その頃には、弟子たちも育っているし、八角理事長時代もそんなに長くは続かないはずです。ただでさえ今、世間を騒がせている土俵の女性禁制など、クビが飛びそうな問題が山積していますから。柿が熟して落ちてくるのを待つような気持ちで、じっとしていれば、黙っていても出番は回ってきます。一門なんて、その時にまた結成すればいいんですよ。若貴時代に育った若い親方たちも、これからどんどん増えますから」(協会関係者) 果報は寝て待て。当分の間、貴乃花親方は“死んだフリ”をする。
-
-
社会 2018年05月04日 08時00分
開業35年で拡張を発表したTDLの顧客満足度低下の焦り
今年、開園35周年を迎えた東京ディズニーランド。先頃、運営会社オリエンタルランドの加賀見俊夫会長は、東京ディズニーリゾート全体を拡張する方針を明らかにした。近年は中国人や東南アジアからの訪日観光客が爆発的に訪れるようになったものの、入園者数そのものは伸び悩んでおり、約750億円の大型投資で打開したい考えだ。 「シンクタンク『日本生産性本部』が実施する顧客満足度調査では、2013年度の1位から'16年度には27位までランキングを落としています。要因は『待ち時間の長さ』『乗りたい乗り物に乗れない』といった不満を持つ顧客が増えていることが背景にあります。訪日客の来場もあって平日から大混雑していますから、人気アトラクションを待たずに乗れる『ファストパス』はすぐ締め切られてしまい、2時間待ちの行列に並ぶ羽目になる。ゴールデンウイークや夏休みになると、駐車場に停めることさえ難しい」(経済誌ライター) 入園後はさらに過酷だ。開園とともに親たちは人気アトラクションに全力疾走し、ファストパスを確保。子供たちが楽しんでいる間、別の人気アトラクションのファストパスを発券するためパーク内を走り回る。夢の国の中だというのに、夏の炎天下では熱中症で救護室に運ばれる親たちが後を絶たない。 「ディズニーリゾートは'17年度の来場者数が前年度比0.3%増の3010万人を突破しました。今年は周年イベントが目白押しとなっており、さらなる増加が見込まれます。ただ、株主からは常々『入園料を値上げする割にサービスの低下が著しい』といった指摘を受けており、顧客満足度の低下という背景もあって、今回の“拡張”表明となったのでしょう」(同) 最大のライバルで目の上のタンコブ的存在の『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』(大阪市)は相変わらず好調で、'17年度の来場者数は過去最高となる1500万人が見込まれている。 アトラクションに目新しさがないディズニーリゾートにとっては、試練の1年となるかもしれない。
-
芸能
サイモン・コーウェル、本当は良い人
2011年01月17日 19時00分
-
芸能
【ドラマの見どころ!】まるで「ごくせん」! センセイが極道からキャバ嬢になっただけ!? 『美咲ナンバーワン!!』
2011年01月17日 17時00分
-
トレンド
エロチカ・バンブー嬢より届いた、バーレスク案内状!
2011年01月17日 16時00分
-
社会
雪だるま、都心に出現
2011年01月17日 15時00分
-
トレンド
セガ「戦国カンファレンス」presented by 戦国大戦&「戦国大戦」体験会レポート
2011年01月17日 14時00分
-
トレンド
金山一彦・芳本美代子夫婦が演劇ユニットを組んで初舞台
2011年01月17日 13時30分
-
芸能
エリカ様が語って笑った28分
2011年01月17日 13時15分
-
スポーツ
野球バカコラム・息の長い、球史に残る大エースの出現に期待する千葉ロッテ
2011年01月17日 12時30分
-
芸能
柴田英嗣の復帰でアンタッチャブルは復活するか
2011年01月17日 12時00分
-
トレンド
ご当地グルメ キャベまん
2011年01月17日 12時00分
-
トレンド
世界一のSEXYパニオンの祭典! 東京オートサロン
2011年01月17日 11時45分
-
芸能
「新御三家」がルーツの「イケメン進化論」とは?
2011年01月17日 11時00分
-
レジャー
京成杯、フェイトフルウォー皐月賞に名乗り!
2011年01月17日 10時00分
-
スポーツ
あのキン肉万太郎? がパンクラスで待望の正式デビュー!
2011年01月17日 10時00分
-
芸能
平野綾にキスしたのは…
2011年01月17日 09時00分
-
社会
稲本潤一と田中美保のデート暴露炎上に見るSNSの怖さ
2011年01月17日 08時00分
-
芸能
ジャスティン・ビーバー、緊急入院!!
2011年01月15日 19時00分
-
芸能
パリス・ヒルトン、新リアリティーショーはヤバイ!
2011年01月15日 19時00分
-
芸能
トム・フォード、待ちに待ったレディースコレクション開始!
2011年01月15日 19時00分
特集
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分