アメリカ版『Xファクター』でもイギリス版に続き司会を務めてみたいダーモット・オレアリーは、サイモン・コーウェルが意地悪というイメージはうわべだけで、コンテスト出場者に対して親切だと語る。
「あの意地悪さっていうのは、いつも表面上だけだと思う。最初に僕が番組を始めた頃は、サイモンはもっと悪魔のような恐ろしい人間なんだろうかと思っていたけど、全く違うんだ」「サイモンの素晴らしいところは、最悪だけど傷つきやすい人に対して、みんなが思っているよりも心の支えになってあげているんだ。もし、それを上手く対処出来る人は受け入れられるけど、コンテストにやってきて観客から非難をされた人に対しては、スターの気分を味わってもらって、ステージから降りてもらうように気を遣っているんだ」「サイモンは世間が思っているより相当にいい人だよ。勘違いしないでくれよ、サイモンはまだ僕の上司で厳格な父親みたいものなんだ。誰もサイモンをガッカリさせたくないんだよ。サイモンを失望させたときは、僕は本当に気分が悪くなっちゃうんだ」