ところが、そんな沢尻がなんと28分にわたって直撃取材に答えた映像が16日放送のフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」で放送された。
同番組が沢尻を15日の午後6時半過ぎ。沢尻は午後2時過ぎから東京・銀座にあり、昨年、芸能活動復帰の仕事としてイメージキャラクターをつとめた大手エステサロン「たかの友梨ビューティクリニック」のサロンでエステを受け、出てきたところを番組スタッフに直撃された。
07年9月、主演映画の舞台あいさつでの「別に…」発言で仕事がなくなった沢尻だが、直撃に対して真っ赤なジャケットにサングラス姿で「…フン」、「フフーン」など鼻を鳴らすだけで何も語らず、「ちなみに、プライベートの話に答えないから!」とけん制。23日に予定されている会見について聞かれると「I don't know.」と得意の英語でつぶやくとCDショップへ入った。
ところが、CDショップから出てくると態度が一変。サングラスを外し、「こっちだよね? 新橋?」とあわてて道を聞き始め、銀座から新橋まで歩きながら取材に応じた。
「プライベートの話はNG」のはずが「年末は(スペインの)カダケスってところにいた」と明かした。12日に帰国後、23日のイベントへの出席が決定したというが、所属事務所や芸能活動については「ノープラン」と何も決まっていない様子。
ファンに対しては、「早くいつか芝居したい。そのためにがんばらないといけないけど、もうちょっと時間が必要かな。気持ち的な部分がかなり大きい」とメッセージを送った。
ほかのことに関しては饒舌だったが、話題が高城氏との関係に及び、「高城さんと連絡は?」と聞かれると「…ノーコメントで」と苦笑。さらに、いずれスペインに渡るそうで、「次に新しいとこ(住居を)借ります。1人で」と意味深な発言をしたが、「高城さんと別に暮らす?」、「(高城氏と)一緒に暮らす可能性もある?」と聞かれると、「…」とクビをかしげ思わせぶりに笑い、「引っ越しが好きなんで」とのみ語った。
沢尻は時折かわいらしい笑顔を見せながらも終始、自分よりも年上と思われるスタッフにタメ口&上から目線で“エリカ様”の健在ぶりをアピールした。
それにしてもいつもは的外れなコメントが多いスタジオのコメンテーターでモデルの西山茉希が「いつでもタクシー乗ろうと思えば乗れるんじゃないですか?」となかなか鋭いツッコミ。そもそも、沢尻の離婚騒動の発端は同番組だっただけに、あまりにも出来すぎた直撃取材のような気もしたが…。