もともと、幼稚園のころから、地元・仙台のモデル事務所に所属しキッズモデルとして活動していたが、竹内結子、北川景子らが所属する大手芸能プロに移籍した。
02年公開の映画「リターナー」で俳優デビュー。05年公開の映画「HINOKIO」で映画初主演をつとめた。
以後、映画は「NANA2」、「GANTZ」、公開中の「ストレイヤーズ・クロニクル」、ドラマは「ヤンキー君とメガネちゃん」、「弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望」などに出演。舞台出演もこなし演技力を高めている。
「所属事務所はもともと女優がメインで俳優の方は駒不足だった。しかし、山田孝之や市原隼人が成長して稼げるようになったが、本郷は2人とは違う路線の俳優で広い役柄をこなせるため、若いころから期待されていた。その期待にこたえて順調に育っている」(映画関係者)
「機動戦士ガンダム」についてかなり詳しく、ガンプラは趣味の域を超えて「匠の技級」だとたびたび話題になっているだけに、その腕前をもっとアピールしてほしいもの。
好きなアーティストは「L'Arc〜en〜Cielで、映画「MOON CHILD」での共演をきっかけに、ボーカルのhydeとは一緒にプリクラを撮るなどしたり、寝泊まりをさせてもらうこともあるなど、子供の頃からの深い交友関係であることを明かしている。
「『NANA2』ではベーシストの役を演じたが、演奏が全くできずに猛特訓、その結果、ベース、ギター両方を弾けるようになったというからかなりの努力家。しっかり役づくりをこなすので、現場での評価も高い」(同)
今後、さらなる飛躍が期待される。
*写真左、本郷奏多