東出昌大、70歳時の自分を語る「役者であり続けたい」

　俳優の東出昌大が14日、東京・六本木ヒルズで行われたサントリーウイスキー「70周年記念 トリスBAR」オープニングイベントに出席した。

　普段からウイスキーが大好きだという東出。役者同士で飲む機会も多いといい、「外に飲みに行くこともありますけど、家に来ていただいて飲むことが多いです。仕事仲間と飲む時はどうしても仕事の話が多くなってしまうんですけど、それはそれで幸せなことだと思っています。仕事をしているんだなって感じれる瞬間でもあります」とにっこり。

　現在夫人の杏は双子の第一子、第二子を妊娠中。ウイスキーについて話す中、しばしば家庭の様子も紹介。東出は自身の父親が肝臓の病いを患い、なかなか一緒にお酒を飲むことが少なかったことを明かしつつ、「僕も子供が成人になるまで、あと20年ありますけど、健康を維持して、いつか子供と一緒にお酒を飲めたらこれ以上の幸せはないなって思っています」と嬉しそうな表情を見せた。

　またサントリーウイスキーが70周年を迎えることに絡め、70歳になった時の自分について問われると、「役者であり続けたい。70年くらい愛される役者でいたい」とコメント。「役者には定年退職がないので」と続けると、田舎生活に憧れを持っていることも紹介。「田舎で夏に縁側でグラスを傾けて虫の声を聞いてとかそういう生活にあこがれる部分もあります」と述べたが、「山崎努さんや、高倉健さん、大滝秀治さんとか…そういう素晴らしい先輩がたくさんいらっしゃるので、そういう人物になっていたい。役者業を長く続けて頑張っていきたい」と夢を語っていた。

(取材・文：名鹿祥史)