トレンド
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トレンド 2009年10月26日 15時00分
邦画魂 男と女、廃墟で出会う「TOCHKA(トーチカ)」
「トーチカ」とは戦時下の防御陣地のこと。北海道の根室半島には第二次大戦末期に建造されながら実際に使用されることのなかったトーチカ群が今も放置されている。これらを舞台に男と女の出会いを描いた作品だ。 廃墟のトーチカ群を見すえたまま、じっとたたずむ1人の男。戦争遺跡の写真を撮っている女が話しかけるが、男は謎の言葉を残して逃げるように立ち去ってしまう。 松村浩行監督は初監督作品「よろこび」が海外の映画祭で高く評価された新鋭の映画作家。ロケ地を固定し、登場人物を2人に絞り、劇中に音楽を入れないという、ギリギリまで削ぎ落とした演出が光る。出演は男役にベテランの菅田俊、女役に藤田陽子。 渋谷ユーロスペース1にて11月23日までレイトショー公開中。
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トレンド 2009年10月22日 15時00分
「パチンコの現場」2007年以降急増した闇スロは凶悪犯罪の温床
深夜0時。妖えんなネオンに彩られた都内のとある繁華街。人々の様々な欲望が渦巻く夜の街を1人歩いていると、突然男から声を掛けられた。「スロットやらない? 4号機もあるよ」。昨今急増している“闇スロ”店。暴力団の資金源とされるその実態に迫る。 10月16日、東京・渋谷区道玄坂にある雑居ビルの一室で違法パチンコ・パチスロ店「玉三郎」を経営したとして、責任者の寺社忍容疑者(36)ら店員5人のほか、プレー中の客12人が常習賭博容疑で逮捕された。店内には既に姿を消したはずの、いわゆる4号機と呼ばれるパチスロのほか、ギャンブル性の高いパチンコも設置。これらの台を通常の2倍のレートで客にプレーさせ、これまでに1億円以上の利益を上げたとみられている。 また、10月1日には同じく渋谷区の別の店舗(名称なし)を摘発。客を装った捜査官が1カ月かけて内定を行い、0時ちょうどに「下に連れがいるから入れてくれ」と、“キャッチ”と呼ばれる客引きを誘導し、店内に突入。店員と客、合わせて30人以上が逮捕される大捕物となった。 なお、渋谷区では酒井法子の夫・高相祐一被告が職務質問された百軒店に闇スロ店が密集しているといい、前述の2店舗の摘発で、百軒店に店を構えるオーナーたちは「次はウチがやられるんじゃないかと」戦々恐々とした日々を過ごしているとは、闇スロ事情に詳しい事情通の話。 闇スロが急増したのはパチスロ4号機が一斉に撤去された2007年以降だ。その理由は、 (1)撤去されたはずの4号機をプレーできる。 (2)高レートなので1回で数十万円の大金を手にすることも可能。 (3)比較的簡単に営業でき、しかももうかる。などが挙げられるだろう。 4号機はゲームセンターなどでもプレーすることが可能だが、当然ながら換金行為は違法となるため行われていない。「闇スロは換金できるのが魅力」とは、月に10日は闇スロに行くという常連客。さらに「普通にパチスロを打っているだけ。勝っても負けても自分の金だから問題ない」と続け、闇スロが違法との認識は薄い。 「それにパクられたとしても店員じゃないからすぐに釈放されるよ」。実際に一度ガサ入れに遭遇したものの、調書を取られただけで即日釈放されたと、まるで自慢話のように語った。 たとえば麻薬のように自分自身の体に悪影響を及ぼすことはないし、誰に迷惑をかけるわけでもないから…と甘く考えているやからが多いようだが、闇スロで上げた利益は暴力団の資金源であり、凶悪犯罪の温床となっているのである。そのことを問うと、一瞬男は口をつぐんだものの、すぐに「4号機を一掃した警察が悪い」と開き直ってみせた。 闇スロは店によって営業形態がまちまちだ。夜にのみ営業している店が多いものの、新宿・歌舞伎町には24時間営業の店もあるという。一方、共通しているのは多くの店で“シキテン”と呼ばれる見張り役を置いている点で、店の扉は厳重にカギがかけられており、シキテンの合図がなければ扉が開かれることはない。ちなみに渋谷ではシキテンの代わりにキャッチを雇っており、彼らは新規客1人につき、約1000円程度のバックマージンを受け取っている。さらに客引きだけでなく、警察の護送車を見かけた場合は店に連絡する役割も担っているとのことだ。 なお、闇スロの主流は「ミリオンゴッド」など、射幸性が極めて高い4号機。通常とは異なるROM、いわゆる“裏モノ”が設置されていることも珍しくないという。 「以前は(違法賭博の主流は)ポーカーゲームやバカラなどだったが、ゲーム性が分かりにくく一部の客にしか需要がなかった。だがパチスロなら誰もが知っているし、撤去された4号機が打てるということで、闇スロにハマる人は後を絶たない。昔は大都市のみだったが今は全国どこにでもある」とは前述の事情通。 ちなみに彼によれば、わずか数年で闇スロがここまで急速に広がった原因のひとつはズバリ“毒まんじゅう”。そのため、ガサ入れを行うのは所轄外の警察と相場が決まっているのだという。本当ならとんでもない話だ。 たしかに4号機が打てるというのは魅力的かもしれないが、常に逮捕のリスクがつきまとうし、レートが高いため数十万の金がわずか数時間でなくなることもある。そして、その金は市民の敵である暴力団の資金源となることを忘れてはならない。リスクうんぬんよりもこれが一番の問題点なのだ。善良な市民でありたいのなら、闇スロには絶対に手を出してはいけない。◎風営法とは 正式名称は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」。風適法と呼ばれることもある。風俗店やギャンブル店などに関する法律であり、未成年の立ち入り規制が主な目的。風俗営業を行う場合には、事前に各都道府県の公安委員会の許可が必要となる。 つまりパチンコ・パチスロ店を営業する場合には必ずこの許可証が必要となるわけで、当然ながら闇スロは無許可営業店として摘発の対象となる。
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トレンド 2009年10月21日 15時00分
アキバ面アイドル評論家・堀越日出夫連載「私、テレビの味方です」吉高由里子はナチュラル爆弾娘
先週金曜日早朝、一日のうちでもっとも力を入れている作業である「ラ・テ欄チェック」を行なっていると、「さんまのまんまスペシャル2009」(フジテレビ系)のところで「吉高由里子さんまにケンカ売る」という文言を発見。これは見ないと、職場の話題に乗り遅れてしまう。 その前に、期待の若手女優・吉高由里子(21)がどんな人かを説明しておこう。2006年、映画「紀子の食卓」で高く評価され、昨年公開の映画「蛇にピアス」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。映画畑で育った人である。同作では、完全ヌードを公開し話題を呼んだ。一般的には、彼女は「映画で脱いで、いまの月9に出てる人ね」程度の認識だろう。 その認識は間違いではないが、全然足りていない。私が得た地獄耳芸能情報によれば、吉高由里子は非常に危なっかしい人で、何をやらかすか予測不能で、ナチュラルに爆弾発言をしてしまう人らしいのだ。 得心したのは数カ月前に彼女が「おもいッきりDON!」(日本テレビ)に出演した時のことだ。鳥居みゆき(28)がリポーターを務めるコーナーだったのだが、超ハイテンションにしてイレギュラーな鳥居のリポートに負けていないテンションを発揮したのである。通常の女優なら、鳥居の不規則発言に押されて「なんだったんだ、アレは…」的なポカン顔で終了するコーナーなのに、それについていくとは! 噂は本当だと確信した。 そこで今回の「さんまのまんま」である。緊張していたこともあったとはいえ、あの明石家さんま(54)に臆することなく、「もうちょっと(私に)謝ってほしいです」と言ってのけたり、さんまが話をしている途中で、「もうよろしいですか?」と話を止めたり、「幸せになれない」と言われると、「嫌な人〜!」と率直に感想を漏らしたり。そこらの女優なら、完全にさんまにペースを持って行かれるのに、陣地取りにおいてナチュラルに負けていないのだ。これはなかなか真似のできないことだ。 ラ・テ欄にあった「ケンカ売る」シーンはあまりにしょっぱくて、ここに書き起こすまでもなかったのだが、そんなことよりも吉高由里子が今後ドラマとトークの荒くれ二丁拳銃を武器にしていくと、これはちょっと面白い存在になるのではないか、という予感だけはビンビンしたのである。
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トレンド 2009年10月21日 15時00分
「高橋四丁目の居酒屋万歩計」 力士もごひいき 阿佐谷にある安・近・ウマい焼きとり屋
JR中央線・地下鉄東西線、阿佐ヶ谷駅北口から徒歩170歩 「鳥久」の戸をからからと開けると、中にお相撲さんがふたりいて、こちらを振り返ったので目と目が合った。なるほど、ここは焼き鳥屋。牛や豚の四肢動物は、手をついて負ける姿の連想から、縁起をかつぐ相撲界からは嫌われて、食事であるちゃんこも魚肉や鳥肉が多いと聞く。ここにいてもなんら不思議ではない。しかるべき出世をとげれば、贔屓(ひいき)からのお呼ばれもあって舌も肥える。なるほど、おぬしたちは阿佐ヶ谷の「鳥久」へ、旨(うま)いと知って入っておるな。よそごとながら、この両名がいったん食べ始めたら、はんぱな量ではすまないだろうと心配になるが、純正焼き鳥の基本部位がすべて120円なので、ひとり100本ずつ平らげても2万4000円也。5万円ほどの散財で谷町(贔屓筋)気分を味わえるのを、高いとみるか安いとみるか。お相撲さんが出入りする飲食店に、まず間違いはない。まして大銀杏(おおいちょう)を結える十両以上の力士がマズい物を食するわけがない。そうして、値がお安ければ、それはそれで、手銭のときにでも足が向こうというもの。かつてわたしは、まだ髷(まげ)もゆえないようなザンバラ髪が、浅草の高名な洋食屋「大宮」で、小匙にしか見えない普通サイズの匙(さじ)を太い指で器用にあやつり、高価なシチュウをすすっていたのを目撃したことがある。前相撲や序ノ口の舌もなかなかのものなのでしょう。 とまれ浴衣姿の関取がそこにいるだけで、店内は時代劇の様相を呈してくる。仲代達矢主演のNHKドラマ「清佐衛門残日録」(藤沢周平原作「三屋清佐衛門残日録」)は良かった。そうこうするうちにだんだん、かたせ梨乃演じる女将の居酒屋「湧井」で飲んでいる気分になってきた。そういえばここの戸の外観も、どことなく「湧井」のそれと似ていないこともない。大相撲は本場所六場所のうち1月、5月、9月は東京で開催される。3月が大阪府立体育館、7月が愛知県体育館、11月が福岡国際センター。6場所のうち3場所が開催される国技館が、東京東部の墨田区両国にあるので、しぜん多くの部屋は周辺の足立区・江戸川区・江東区などに看板をかかげることとなり、西部に部屋を構えているところは少ない。おふたりの四股名(しこな)を存じあげなくて申し訳ないが、おそらく阿佐ヶ谷南にある元魁傑の放駒部屋か、高井戸東の元大乃国(いまスイーツ評論家としても名高い)の芝田山部屋か、中野区本町にある貴乃花部屋の関取とみた。“よっ、関取。旨いところは、よく知ってるねえ。ちゃんと出世しなよ”と声をかけて、肩でもぽんと叩きたくなる、気持ちを抑える。それにしても日本中で、出世という言葉に手垢がついていないのは、あんたたちだけになっちゃったねえ。予算2500円。 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-22
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トレンド 2009年10月21日 15時00分
書評 「大作家“ろくでなし”列伝 名作99篇で読む大人の痛みと歓び」福田和也著、ワニプラス
ドストエフスキー、川端康成、志賀直哉といえば教科書にも載る偉大な作家。実際に作品を読んだ人も少なくないだろう。本書は、奇異で破天荒な作家の人生から学ぶ「大人のための文学案内」だ。 誰でも名前を聞いたことのある24人の作家が取り上げられている。たとえば川端康成については「伊豆の旅館で『伊豆の踊り子』を執筆中、まだ作家でもなかったのに宿賃を払わないまま一番よい部屋を占領し続けた」などと常識ばなれしたエピソードが披露されている。 その“ろくでなし”具合には驚かされるばかりだが、文芸評論家である著者は、そうしたパーソナリティーがあったからこそ名作は生まれたと援護する。 作品からはうかがい知ることのできない大作家の本性。読後にぐっと親近感が増すほか、明日の自分にも自信が持てるはずだ。(税別800円)
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トレンド 2009年10月21日 15時00分
書評「いつでも夢を 52日連続フルマラソン世界記録達成」楠田昭徳著、角川書店
この顔を覚えているだろうか? 著者は65歳にして52日間連続フルマラソンに挑み、東京マラソンで見事ギネス世界記録を達成してみせた。 白髪の“オジイチャン”が何故、52日間走り続けたのか。そにこは知られざる不遇な過去と、マラソンを愛し続けた一人の男の人生があった。 「40代後半にいたって、順調な人生から失敗の連続が始まった。職を転々とし、自殺を考えたこともあった。そして、60歳をすぎ、やり直すことはできないが、これから何ができるかを考えた。65歳で新たな世界記録に挑戦。想いは少しずつ高まり、強くなっていった」 人生という名の長距離走、そのほとんどを走り続けてきた著者が、いま初めて立ち止まって自らの人生を振り返る。男の生き様に、ラストは思わず涙がポロリ。(税別1400円)
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
「リアル・ミッション」気分は戦隊ヒーロー
爆発地帯をバイクで駆け抜け、ヒラリと敵のパンチをかわす。そんなヒーローにあこがれて、子供のころはままごとセットよりも変身ベルトをねだる子だった本紙記者がカースタント、爆破、ワイヤーアクションなどあらゆるスタントを企画から行うスタントマン事務所・養成所の「オフィスワイルド」に突撃取材を敢行。スタントマンの卵たちとともにトレーニングに参加。体力勝負の記者稼業だが、運動不足に悩む今日このごろ。果たしてあこがれのヒーローへ一歩でも近づけたのか!? 「ダイ・ダイ・ダイ・ダイ・ダイナマ〜ン♪」この印象的なフレーズ。記者と同じアラサー世代なら聞き覚えのある読者もいるのでは? 1993年2月から84年1月まで、テレビ朝日系で放送されていたスーパー戦隊シリーズの「科学戦隊ダイナマン」のオープニング主題歌だ。子供のころ、この曲を歌いながらやたらめったら爆発シーンの多いオープニング映像を見て興奮していた記者…。と、前置きが長くなったが、この「オフィスワイルド」を設立したのが何を隠そうダイナマンのダイナイエローのスーツアクターを務めた柴原孝典さんなのだ。 大好きだったヒーローがいるところで取材できるなんて、記者冥利(みょうり)に尽きるとテンションが上がりっぱなしになりつつ、今年4月に入ったばかりのスタントマンの卵さんたちが体育館で行っているというトレーニングに参加させてもらった。 講師を務めてくれたのは角秀一さん。現役スタントマンとして、現在は某バラエティ番組のキャラクターのスーツアクターも務めている。「渋谷のど真ん中で自転車で車にひかれる」スタントが印象的だったという角先生に「体操経験などはなくても大丈夫。教えられたことを素直にできるタイプがいい」という心構えを聞き、トレーニング開始。 まずストレッチから。近ごろまったく運動していないが、体だけは柔らかいので出だしは好調だ。そしてマット運動。基礎の前転から始まり、後転、倒立前転、側転、バク転など徐々に難易度が上がっていく。初っ端の前転で、連続4回転して立った瞬間に目が回ってまともに立って歩けない。正直これにはショックだった。好調だったのはストレッチだけとは何とも情けない。トホホ…。 次はトランポリンを使い、素跳び(真っ直ぐ上に跳ぶ)から始め、跳んで背中から落ちるポセイドン(映画・ポセイドンアドベンチャーのシーンから取った名前らしい)、腹落ち、前宙返りとひたすら黙々と基礎的な動きを体に染み込ませていく。 そのほとんどが受け身の所作。一見地味な動きも、マット運動のひとつは殴られた人が吹っ飛ぶシーンでよく見られる動きだし、受け身が取れなければ何も始まらないのがわかる。そういえばプロレス担当のとき、あるレスラーが「受け身が取れれば車にひかれても大丈夫」なんて言っていたっけ。何て無茶なと当時は思ったが、やはり受け身はすべての基本。これができないと華やかなアクションシーンがいまいち決まらないし、安全性も欠いてしまうのだ。 「スタントは命にもかかわる仕事。プロとして監督の要望に応えられるものと無理なもの、その判別を自分でしなければならないし、危ないものは危ないとしっかりわかっていないとできない」という角先生の言葉が響く。 迫力あるアクションシーンを支えるスタントマンやアクション俳優の仕事。CG全盛の最近でも、やはり生身の肉体が生み出す緊迫したスリル感は欠かせない要素だ。だが、決して表舞台で目立つ存在ではなく、「一人で現場に行って使い物になるまでには3年はかかる」という厳しい世界。 ヒーローを縁の下でしっかり支える存在になるためには、地道なトレーニングが必要と身に染みて実感。努力の上に手に汗握るアクションシーンが生まれ、あこがれのヒーローは格好いい存在として私たちの前に現れてくれるのだ。◎突撃後記 2時間のトレーニングでへとへとになりながらも、なんとか取材終了。優しい角先生から「いい動きでした。合格。来週から来てもらえれば」とお褒めの言葉をいただき、ホクホクと帰路についたが、翌日はものすごい全身筋肉痛に。「でも次の日に来るってことは、まだまだ若いわ」なんて開き直るアラサー記者でした。 柴原さんはバイクやカーアクションも自らこなした映画俳優のスティーブ・マックイーンにあこがれてスタントの世界に入ったそうで「皆で作り上げていく充実感や達成感が一番のこの仕事のやりがい」と話してくださった。現在も井筒和幸監督の最新作や某ビッググループのミュージックビデオ(秘密とのことで具体的に言えないのが残念)に出演するなど第一線で活躍中。あこがれのヒーローも48歳ですが、まだまだ十二分に格好良かったです。◎夢追う新人たち この日、一緒にトレーニングをしたのは今年4〜7月に入った10代から20代前半の新人さんたちと、ヨーロッパで活動中のケフィ・アブリックさん。ケフィさんはウルトラマンゼノンとして外国人では初めてウルトラマンのスーツアクターを務めた。 新人メンバーは紅一点の岩井佑夏さん。演技を学ぶ専門学校に行きながら、こちらにも通っている。「アクションも何でもできるマルチな女優さんになりたい」という。ジャッキー・チェンにあこがれ、将来はアクション監督になりたいという中島輝明クン、ヒーローやハリウッド映画が好きで体を動かす仕事がしたかったという近藤知行クン、映画や時代劇を見てスタントをやってみたいと思ったという内山大輔クンら10人が、互いにアドバイスしながら、仲間として、夢に向かって一心にトレーニングに励む日々だ。◎問い合わせ オフィスワイルドでは一般・初心者からプロを目指す人まで、それぞれのペースに応じた指導を行うアクションスクールを開いている。アクション俳優研修生・スタントマン専門研修生の募集からジュニア体操教室などの活動も。女優の天海祐希も映画「黒の天使」の撮影前にここでアクション指導を受けたという。問い合わせは、ホームページ(http://www.studio-wild.com/)からもできる。
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
JAMで人気アニメーターが夢の競演
ジャパン・アニメ・コラボマーケット(JAM)2009が15日から4日間行われ、シンポジウムで、3世代をフォローするキャラクターデザイナーが出演した。このシンポジウムは、超ベテラン芦田豊雄氏(代表作・魔法のプリンセス ミンキーモモなど)の所属するJAniCAとJAM2009の共同企画。 芦田氏と只野和子氏(代表作・美少女戦士セーラームーンなど)、渡辺敦子氏(代表作・戦場のヴァルキュリアなど)のアニメーター3人が語るキャラクター創作の秘密と、その実演がテーマ。 その場で3人が描いたキャラクターは、会場にいた人たちにサインを入れてプレゼント。実際に描いている工程をスクリーンに映すという普段絶対に見られない貴重なものだった。 セーラームーンのキャラクターデザイナーの只野氏は、オーディション秘話として当時、デザインの提出に「コンビニのファクスを使って送りました。当時はまだファクスって普及してなかったなぁ」と振り返った。ベテランの芦田氏も、キャラクターデザインのオーディションには何度もチャレンジして落とされてきたという。 若手代表として参加した渡辺氏はアニメの「セーラームーン」が好きでこの世界を目指したとか。芦田氏のデザインした「ミンキーモモ」も大好きで何度も繰り返し見たという。 芦田氏はその場で自分で描いた「ミンキーモモ」ついて、「昔に自分の描いた絵が好きじゃなくなるから、もっとうまくなりたいと思い続けて今もドンドン絵が変わっていく。だからもう描けないんだよ」と語った。 さらにサプライズゲストに、井上俊之氏(代表作・魔女の宅急便など)が登場。 昔話に花が咲き、普段なかなか聞けないトークが盛りだくさんのシンポジウムだった。
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
「空中ブランコ」で杉本有美が患者を悩殺
グラドルでタレントの杉本有美が15日にスタートしたアニメ「空中ブランコ」の実写シーンにナース姿で出演中。ショッキングピンクのコスチュームがセクシーだ。 同作はフジテレビ毎週木曜日のアニメ深夜枠「ノイタミナ」で放送され、「モノノ怪」、「怪〜ayakashi〜化猫」の中村健治監督の最新作。実写とアニメが融合したハイブリット・アニメーションだ。原作は、奥田英朗氏の直木賞受賞作。 急にジャンプが成功しなくなって不眠症に悩むサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のヤクザ、陰茎が四六時中屹立したままのサラリーマン…さまざまな悩みを抱えた患者たちが、伊良部総合病院の神経科を訪れる。そこでカウンセリングするのは院長の息子、伊良部一郎。そのアシスタントが杉本演じる仏頂面のセクシー・ナース、マユミ。かわいらしいナース服から太ももや胸の谷間などをのぞかせ、患者が気をとられているスキに注射をぶすりと打つ。 杉本は「アニメなのに、こんなセクシー姿でアニメにも登場しちゃいます。いったい、どんな映像になるのか、ワタシも楽しみです。みなさん、ぜひ見てくださいね」と語っている。公式HP(http://www.kuchu-buranko.com)(C)空中ブランコ製作委員会
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
北斗無双来年発売
来年発売されるPS3とXbox360用ゲームソフト「北斗無双」の発表会が先ごろ行われ、原作の武論尊氏、原哲夫氏、主題歌を歌う谷村奈南さんが出席した。 ゲームの映像が一部公開され、原哲夫氏は「今までも映像化やゲーム化などがあったが、自分の描いたものを上回ってくることは少なかった。今回の足し算されたキャラクターや演出はとてもうれしく感激している」と絶賛。 制作サイドのこだわりは細部にわたり、声優にはサンプルボイスを作ってもらい、収録方法もゲームでは通常となっている個人単位での「抜き録り」という方式ではなく、アニメと同じ、みんなで集ってアフレコする方式を採用。セリフへの臨場感を高めることに成功している。 谷村奈南さんは、作中でうり二つといわれるユリアとマミヤをイメージした衣裳でオリジナルイメージソング2曲を披露した。 なお、主要キャラクターの声優陣は、ケンシロウ役が小西克幸さん、ラオウ役が立木文彦さん、ユリア役が桑島法子さん、リン役が伊藤かな恵さんと発表された。 今回のキャストは原作者のお墨付きの新しいキャスティングというから楽しみだ。(C)KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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「ほっとクリップ」昆虫写真展9月4日から
2007年08月28日 15時00分
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JR神田駅 トイレ案内看板の謎
2007年08月21日 15時00分
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お父さんのためのコスプレ講座
2007年08月20日 15時00分
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JR東京駅にある日本一のレーズンパン
2007年08月14日 15時00分
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JR新木場駅の巨大木製看板
2007年08月07日 15時00分
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JR巣鴨駅の冷やしおでん缶専用自販機
2007年07月31日 16時00分
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JR鶯谷ホームに散乱していたもの
2007年07月25日 16時00分
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有楽町線有楽町駅 イ・ビョンホン騒動
2007年07月17日 16時00分
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ヒットのヒント拡大スペシャル番外編「ラーメン缶戦争」
2007年07月17日 16時00分