トレンド
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トレンド 2010年08月16日 15時30分
京都の観光名所「妖怪堂」が8月末に閉店!!
京都三条にある観光名所「妖怪堂」が、8月末で閉店することが判明した。 「妖怪堂」とは、実際に妖怪も住んでいるといわれるカフェで、怪談ライブや妖怪のお面つくりなど、妖怪にちなんだイベントも過去多く行われており、京都の妖怪情報の発信地として愛されていた。 実際に妖怪が住んでいるともいわれていて、この妖怪堂で妖怪を目撃したという証言も多数あるため、テレビや雑誌などの取材も多く行われていた。 また、2008年には、この「妖怪堂」のオフィシャルグッズである「妖怪堂クッション」が、クレーンゲーム用の景品として商品展開されたこともあった。 しかしこの度、建物の取り壊しが決まったために、閉店を余儀なくされたようだ。 「妖怪堂」店主の葛城凶氏は、 「愛着のある妖怪堂が閉店になるのは淋しいです、ここには妖怪も住んでいますし。これから、しばらくは店舗を持たずに活動しようと思います。今月で最後になりますので、皆さん最後に遊びに来て下さい」 と語っている。 妖怪堂では、オカルト作家の山口敏太郎氏、玩具プロデューサーの安斎レオ氏、宇宙芸人のレイパー佐藤氏らがトークライブを開くなど、多くの著名人がイベントなども行ってきていた。 筆者(中沢健)が初めての個展をやらせていただいたのも、この妖怪堂であった。妖怪堂に、筆者の描いたオリジナル怪獣のイラストを多数展示させていただいた数か月後に、私のデザインしたオリジナル怪獣たちは、クレーンゲーム用の景品として商品化され、雑誌でオリジナル怪獣を主役にした四コマ漫画の連載まで始まった。これも、妖怪堂に住んでいるという妖怪たちの力のおかげだったのかもしれない。 とにかく今は、そんな妖怪堂の復活を祈るばかりである。 8月22日(日)には、妖怪のお面つくりwork shopが開催される。参加費は、ワンドリンク付きで2,000円。妖怪堂と、妖怪堂に住んでいる妖怪たちとの最後のお別れに、皆さんも足を運んでみてはいかがだろうか?(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年08月16日 14時00分
青春18きっぷが一日分余ったら?
青春18きっぷが余ったらどうすればいいだろう。 もし一日分余っていたら、どうせ日帰りなので、ありえないくらい遠方まで行ってしまうのも、18きっぷならでは、の使い道だろう。 始発の京浜東北線で北上。上越線・越後川口駅で飯山線に乗り換え、雪の中、信濃川〜千曲川沿いの崖の上をそおっと往く3時間ののんびり旅。川側の座席はすべて窓に向いた特別仕様の“眺望車”で、とても風情を楽しめた。終着の長野駅からは、篠ノ井線、松本から中央東線と乗り継いで、新宿方面にちゃんとその日のうちに着くのである。お腹回りが気になる向きは、帰京時には、電車の揺れという天然のアブ○ロニック効果でくっくっくっと激ヤセの副次効果もあるかもしれない。 都心からだと、只見線を全線乗り継いでも、日帰りで帰ってこれる。確かこれは、アウトドア派&18きっぷマニアの石丸健二郎さんも実踏破していたはずで、同様におススメの遠方コースだ。 会津若松から田中角栄が造った只見線に乗って、いつかの夏の日を一日のんびりと過ごした。 だいぶ前のことであるし鵜呑みにしないでほしいが、沿線の家々の多くは、大きな窓でカーテンがなく、大家族構成による夕餉の日本の原風景がたくさん見られたのがなんとも印象に残っている。 小出に着く前についロングシートで横になって寝てしまい、目が覚めると一人の美少女が筆者のそばでカバンの見張りをしてくれていた。(実話だ。)もうそんなことはないのかもしれない。ひとつひとつの一度きりの風景が18きっぷのお土産だろう。 もうひとつのおススメコース。それは佐野ラーメンを食べに行くことである! ラーメンの原点という素朴な味わいのおいしさには、『想像以上』の太鼓判を押せる。そういえば、食べた店にはお相撲さんのサインがたくさん飾ってあった。 2300円で、とんでもない遠くに行けて、夜には帰ってきている。これだと高齢者にも無理が利く旅程なのではないか。
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トレンド 2010年08月16日 12時00分
仮面ライダー&スーパー戦隊出身俳優がムード歌謡グループに!? 「純烈」リーダー酒井一圭ロングインタビュー(1)
『仮面ライダー』シリーズに『スーパー戦隊』シリーズ。子供たち、そして特撮マニアの大きなお友達から絶大な支持を受けているこの2大シリーズの出身俳優を中心に構成される男性6人組ムード歌謡ユニット「純烈」が、今年6月23日に「涙の銀座線」で、いよいよメジャーデビューを果たした。 デビューから2か月、大の特撮マニアである筆者も大注目の「純烈」のリーダーであり、『百獣戦隊ガオレンジャー』ではガオブラック役を好演されていた酒井一圭氏に、「純烈」に賭ける思いと今後の展望について聞いてみた。 ○純烈がデビューして2か月ほど経ちますが、この2か月の率直な感想をお聞かせください。 酒井一圭(以下「酒井」)メンバー、スタッフが一丸となって、TV、ラジオ、ライブとキャンペーンをやってきました。その甲斐あって、これまでなかなかお会いする機会のなかった中高年の方に純烈が届き始めたことと、喜んでくれている笑顔が特に印象的ですね。 ○スーパー戦隊や仮面ライダーのファンにとっては、大注目のユニットだと思います。 酒井 ありがとうございます。 ○純烈は、デビュー前に3年ものレッスン期間があったと聞いていますが? 酒井 アマチュアの方たちと同様に、メンバーを集めて、街の音楽スタジオを借りて、ボイストレーニングをコツコツとやってきて、事務所やレコード会社に賛同いただいてデビューできたという。今思えば、よくやってこれたなと思います。無我夢中というか、意地というかね。いろいろありましたね。 ○最初に「純烈」の存在を聞いた時は、企画モノっぽさを感じたんですが、かなりマジな企画なんですね。本気でムード歌謡というものに取り組んでおられると。 酒井 はい、真剣にやらせてもらっています。 リーダーの酒井氏が語る通り、純烈は本気で、真剣にムード歌謡グループとして活動している。だが、筆者のような特撮マニアであり、ライダーや戦隊出身の俳優が参加していることがキッカケとなり、純烈に興味を持った人間としては、「何故、ムード歌謡なのか?」という疑問があるのも事実である。次回は、そういった特撮マニアとしての疑問を、酒井氏にぶつけてみようと思う。【純烈】ライブ情報8/17(火)14時&16時/プレ葉ウォーク浜北1F プレ葉コート8/19(木)14時&16時/イオンモール木曽川キリオ1F ノースコート8/20(金)15時/イオンモール鶴見リーファ3F リーファコート8/22(日)16時/六本木ヒルズアリーナ「六本木ヒルズ盆踊り2010」詳細は「純烈 オフィシャルサイト」で!!http://www.junretsu.com/(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年08月16日 11時00分
夏だ! オバケの季節だ! 妖怪バンドだ!
みんなも知っている妖怪が、妖怪ソングを歌って、踊って、音楽を奏でる! その名も妖怪ロックバンド「妖怪プロジェクト」。メンバーはザ・かっぱ、雪おんな・ゆっきー・ペチカ、猫又モエちゃんの三匹がヴォーカル・コーラス・ダンスを担当し、天狗がギターを演奏する。 彼らは妖怪によるまちおこしの一環で結成されたバンドではない。2006年にavexよりメジャーデビューして、現在までに、シングル2枚、アルバム3枚をリリースしている。 最新アルバム『かっぱのたからもの』では、直木賞作家・京極夏彦氏、怪異蒐集家・木原浩勝氏、武蔵野大学教授・アダム・カバット氏ともコラボしている。ディスコサウンド、カントリーサウンド、バラード、ハードロックあり、また全日本妖怪推進委員会応援歌まであり、バラエティに富んでいる。ちびっこからご年配の方まで楽しめる曲になっており、もちろん、妖怪ファンも納得のいく仕上がりになっている最高傑作である。 今年4月より猫又モエちゃんが新規加入し、新生・妖怪プロジェクトが始動した。そこで、ニューフェイス・猫又モエちゃんに意気込みを聞いてみた。 「昔から妖怪プロジェクトの大ファンだった方もたくさんいますので、こんな子もいるのだなぁと早く覚えてもらいたいです。まだまだ未熟ですが、温かい目で見守ってもらいたいです」 さらに新しいファン層が増えそうである。 夏はオバケのシーズンだから、イベントに引っ張りダコで全国行脚で大忙しである。だが、君が「妖怪プロジェクトに自分たちの街に来てほしい」と願えば、きっと君たちのところへも出没するだろう。(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年08月14日 15時00分
日本初! 短編ホラーの自主映画祭がこの夏開催!
この夏、日本初の短編ホラー映画の自主映画祭『短編ホラー怪奇幻想映画祭』が、東京で行なわれるという。 本来、生物は恐怖を不快と感じ、それを避けようとするのに、人間だけはお化け屋敷、ジェットコースター、ホラー映画など、わざわざお金と時間をかけてまで恐怖を味わおうとする。この理由は何なのだろう? しかも自費でホラー映画と作るというのは、短編とはいえ、それなりにお金も時間もかかるはずなのだが、そこまでしてホラー映画を作る魅力は何なのだろうか? この映画祭に審査員として参加する映画監督の中田新一氏に、ホラー映画、自主映画の魅力を聞いてみた。 −−『短編ホラー怪奇幻想映画祭』に関わったきっかけについて教えてください。 中田氏(以下「中田」)僕の知り合いの若手映画監督たちが「何か面白いことをやろう」ということで始まって、審査員を頼まれたんです。 −−今回参加の映画監督には、自主映画祭だというのに、プロの映画監督も参加しているとか? 中田 半分はプロの映画監督で、半分はアマチュアです。 −−プロの監督が自主映画に参加するということは、制作費も自分持ちということで、むしろ損になると思うのですが…。 中田 自主映画祭といっても、企業のタイアップやスポンサーの協力があったりする監督もいるようです。また、この映画祭の作品をパイロット版にしたり、長編に編集して劇場公開作品にする監督もいるようですね。 そもそも映画作品って、本来は制作者が撮りたいものを作るのが本体の姿です。監督や制作者に「こんな作品を撮りたい」という情熱があってこそ、俳優さんやスタッフさんが協力してくれるんですね。その情熱には、プロもアマも、ベテランも新人も関係ありません。 −−ホラー映画の可能性って、どういうものなのでしょう? 中田 恐怖って人によってそれぞれじゃないですか。それをどう表現するか、そして、観た人がどう受け取るかというのが、今後のホラー映画の可能性だと思います。恐怖は本能ですけど、表現も受け取り方も全部違う。人によってもの凄く怖いものが、他の人だとコミカルに写ってしまったりね。 またホラーの表現も、幽霊、ゾンビ、殺人鬼、あるいは人間そのものが一番怖いという人もいるくらいですから、可能性は無限でしょうね。ホラー映画は、映画というものが誕生した直後、すぐに作られたジャンルでもありますから、これからもどんどん出てくると思いますよ。 −−最後に、ホラー映画祭をやる意義を教えてください。 中田 今回の『短編ホラー怪奇幻想映画祭』は、全部で6人の監督が出品していて、それも10分以内のショートムービーなんです。 またホラー映画は、比較的低予算で作れるといわれていて、しかも必ず一定のファンがいますので、これからの新人監督には狙い目かもしれません。作品も、エンテンタテインメントから芸術作品まで、表現の幅を広げることも可能ですしね。 今回の映画祭をやる意義は、一本でもいい作品、いい監督が出てくること。そういった監督や作品を開拓できる可能性があって、お客様も楽しめれば、やる意義はあると思います。 「ジャパニーズホラー」といわれる日本のホラー映画ブームが終焉したとの声もあるが、その灯は絶えることなく、まだまだ続きそうだ。 『短編ホラー怪奇幻想映画祭』は、8月27日(金)に開場18:30・開演19:00、入場料1000円、「西新宿ハーモニックホール」にて開催である。『短編ホラー怪奇幻想映画祭ブログ』http://blog.livedoor.jp/horasinema/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2010年08月14日 14時30分
庄司ゆうこのポジティブ・ヨガ 『毎日野菜はたくさん』
こんにちは(^-^*)/ 今日は健康について書いていきたいと思いまーす! まず、写真のパスタは、夏野菜マルチビタミンたっぷりペペロンチーノです♪ とにかく毎日野菜はたくさん食べようと思い、パスタを選ぶ時も1番野菜を多く摂れるメニューを選びますっ(^_^) あと野菜ジュースを飲んだり、朝はキャベツやアボカド、時間ある時は野菜スープを作って食べるようにしてますo(^-^)o 野菜不足になっちゃうと、お肌の調子は悪くなるし、免疫がなくなって体調崩しやすくなっちゃうから…。 なので私はロケ弁とか続いて野菜不足になる時は、コンビニで必ずサラダを買って、お弁当を食べる前に食べたりします♪ そしたら、お通じもよくなって、お腹スッキリするしね(^O^)/ 男性の方は野菜あんまり食べないって方、多いと思いますが、まずは野菜ジュースを一日一本でも飲むようにして、野菜不足にならないようにしていきましょう!! ちなみにもう一枚の写メはOLさんです(^^:;) 様になってるかしら!? 《★庄司 ゆうこ★プロフィール》1984年2月22日、兵庫県生まれ。T160 B86 W57 H84 B型趣味=ヨガ、カラオケ特技=ダーツ、マッサージ2010 年最強レースクイーン図鑑掲載中、『出番ですよ!「美女の館」』(千葉テレビ)レギュラー出演中、ZIP-FM 「MORNING CHARGE」(毎週金曜日)レギュラー出演中、「サーキットの狼」イメージガール、CM「キング観光」、ムック「庄司ゆうこのセクシー・ヨガ」(グローバル・エディット)、DVD「Sweet place」(竹書房)、写真集「February 22」(双葉社)など多数オフィシャルブログ=ポジ☆ポジ☆ポジティブ(http://ameblo.jp/shojiyuko/)
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トレンド 2010年08月14日 13時30分
お寺でチャリティ学生プロレス
慶應義塾大学プロレス研究会(KWA)は8月9日、埼玉県越谷市の慈眼寺でチャリティ学生プロレスを開催した。寺院を会場とし、地域の盆踊りと一体となったイベントという、非常にユニークな試みである。 ここでは、現役女子大生レスラーとして話題となった雫あき選手が活躍した。第1部の第1試合で、デビュー戦となった河原のぞみ選手と対決した。これまで雫選手は「リングに咲く一輪の花」と紅一点であることが強調されていたが、かわいい後輩である河原選手との試合では、ややヒールぶりを発揮。序盤では河原選手が猛攻するも、すぐに雫選手のペースとなり、アルゼンチン・バックブリーカーで河原選手を下した。 第1部メインイベントのタッグマッチでHDTスタイルズ(SWSガクセイプロレス)&オナルドファック(関東学生プロレス連盟OB)が反則技を駆使してKWAタッグ(オパンT武藤&バットナース田中村)を破ると、雫選手はリングに上がり、マイクパフォーマンスを行った。お寺で反則する罰当たりを批判し、第2部では勝利すると宣言した。 そして第2部メインイベントでは、エロワードネゲロ&雫あきのタッグが、HDTスタイルズ&オナルドファック組と対決した。 先発はスタイルズ選手とネゲロ選手で、スタイルズ選手の優勢で進む。交代したオナルドファック選手も攻撃を続けた。ネゲロ選手と交代した雫選手が反撃するが、HDTスタイルズ&オナルドファック組は雫選手の髪を引っ張るという反則攻撃で対抗した。 会場から雫コールが起こるも、ヒール組は依然として、二人がかりで雫選手を攻撃し続ける。レフェリーは救援に向かおうとするネゲロ選手を止めようとし、ヒール組の反則を見ない。実況席からはレフェリーに対し、「志村、後ろ、後ろ」と声が飛んだ。雫選手は何度もフォールに追い込まれたものの、その度に跳ね返し、最後は勝利した。 試合終了後のマイクパフォーマンスで雫選手は「お寺なので正義は勝つ!」と力強く宣言。さらに観客の子ども達に「本当に強い子は暴力を振るわない。真似しないで」と語った。お寺で行うプロレスにふさわしく、悪行を尽くしたヒールが最後に敗北するという勧善懲悪の展開になった。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
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トレンド 2010年08月14日 12時30分
介護に疲れ果てた家族の心の葛藤。加藤健一事務所9月公演「木の皿」
俳優・加藤健一が「本当に芝居の好きな役者たちを集めて舞台づくりをする場を」と発足し数々の名作を上演してきた加藤健一事務所。初秋の9月8日(水)〜12(日) 下北沢の本多劇場で、介護問題に焦点を当てたエドマンド・モリス作の「木の皿」を上演する。 体が衰えてすぐに物を壊してしまう老人・ロンの食事だけ、陶器ではなく木の皿に盛られて出される事から、“木の皿”は、老人のプライドの象徴と言える。6月に同劇場で上演され、感動を巻き起こした「モリー先生との火曜日」に続き、人生の終焉に思い憂う老人を加藤健一が熱演。共演は西山水木(La Compagnie An) 加藤忍 新井康弘 土屋良太 小椋毅(モダンスイマーズ) 山下裕子 宇都美由樹/有福正志 金尾哲夫(昴)。「木の皿」は9月8日(水)〜12(日) 下北沢の本多劇場。前売り券発売中(加藤健一事務所 http://homepage2.nifty.com/katoken/)写真…2006年「木の皿」再演より(撮影:石川純)
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トレンド 2010年08月14日 12時00分
南房総フリーきっぷ、という地味な商品を使用する
JRに、《南房総フリーきっぷ》、という往復タイプのフリーきっぷがあるのをご存知だろうか。これを使用することで、都区内〜房総半島エリアを特急で往復でき、内房線・外房線といったエリア内も特急3日間乗り放題、エリア内の各地では有名観光地への路線バスにも乗れる。なのに値段は、一名たったの7500円と、お得なレア商品だ。 某日。新宿から、朝6時台の成田エクスプレスに乗車。半日で帰ってくるつもりだが、十分元は取れる。リッチな気分で東京駅に到着。…そうなのだ、東京駅までわざわざ特急に乗ったのである…。それから、外房線特急〈わかしお〉で勝浦へ。休日なのに、乗客は少ない。車窓の千葉駅の喧騒を横目に、売店で買ったゆでたまごで、ビールを一杯。さらにハイテンション。 勝浦到着。早速、旬の春かつおをいただくことに決める。店はどこでもいいので、駅に程近い定食屋で新鮮なかつおの刺身を食し、そそくさと退散。まだグルメ旅は続くのである。 それから奇勝・メガネ岩を見に行ったが、途中にもおいしそうな中華屋を発見。イレギュラーな店のほうがおいしかったりするが、ここは我慢。 お昼時、外房線特急で、安房鴨川到着。20分歩いて、オマールパスタなるものを食す。どちらかというと、ケーキが売りのレストランらしいが、ものめずらしさに全部平らげた。 館山駅で、限定のくじら弁当を買ってから、野島崎灯台行きの日東バスに乗車。バスも同好の士らしき男女一名ずつに、カップル一組、地元のご婦人一名のみの同乗者。意味もなくバスに揺られて、細い道を灯台へ。そして、そそくさとUターンした。 駅前に戻って、びわ関係のお土産など物色してから、明るいうちに古くからやっている店で寿司を食った。地のものの握り、房総の金目(名物であり、ほかにもうまい店がたくさんあるが。)、なめろう、焼きさんが、それらはビールと日本酒を進ませ、満足であった。 特急〈さざなみ〉に乗り込み、景色を楽しんで蘇我駅で下車。内房線で千葉駅へ。ここでも、わざわざ銚子から都区内方面へ帰ってくる特急〈あやめ〉に乗り換えたのだ。(※蘇我駅から、別料金。) そうして、終点の新宿に着いたときには9時前。 これを3日間続けることを考えれば…大変だが、ご紹介したような使い方でも十分楽しい小旅行になるはず。
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トレンド 2010年08月14日 11時00分
関東人と関西人と吉田兼好
以前から日本には関東と関西の二つの大きな文化圏が存在しています。食べ物に例えれば、関西ではうどんが好まれますが、関東ではそばが好まれています。またお雑煮で比べれば、関西は丸もちに白味噌味、比べる関東は角もちにすまし汁味となっています。 うなぎの蒲焼の焼き方も東西では異なります。関西ではうなぎを生のまま焼きますが、関東ではうなぎを一度蒸してから焼きます。 食べ物だけでも、このように大きな作り方や味が違うのは興味があります。最近ではテレビなどで更に細かく分類して、県民資質を紹介する番組すらある時代です。 一般的に言いますと、関西は天皇の都が千年も置かれた都としての位置があります。それに対して、関東は関西よりも田舎というイメージがありました。関東が歴史の中心となるのは、源頼朝によって鎌倉に幕府が置かれたのが初めてのように思います。 鎌倉時代末期に当時の僧侶、吉田兼好によって書かれた随筆「徒然草」の第141段には、現在の関西人と関東人に通ずる意見が書かれています。 まずは関西人についてですが「関西人は自分の意見をはっきりと言えずに、相手の意見に合わせる癖がある。また出来もしない事を頼まれても、嫌とは言い出せない優柔不断な性格をしている。でも、それが関西人の優しい性格を表している」と言っています。 それに対して「関東人は嫌なことを嫌と言うところが信用できるとしながらも、人情味や愛想がなく、心に優しさがない」と言われています。 これは吉田兼好が聞いた話をまとめたもので、話の中では関東出身の僧侶が言ったことですが、やや関東人批判をしています。吉田兼好の真意は分かりませんが、現代人に通ずる部分が当時から言われていた気がしますが如何でしょう。(藤原真)