スポーツ
-
スポーツ 2021年11月25日 15時30分
オリックスバッテリーの配球に球界OBが「本当に解せない」 裏目に出たスライダー多投に苦言、選手擁護の声も
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)が、24日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。オリックスバッテリーの配球に苦言を呈した。 今回の番組で大矢氏は、同日に行われオリックスが「1-2」で敗れた日本シリーズ第4戦・オリックス対ヤクルト戦を解説。その中で、「1-1」と両チーム同点で迎えた6回裏に、ヤクルト・オスナに決勝タイムリーを許したオリックスバッテリーの配球を問題視した。 >>オリックス・宗、敗戦を招いた守備ミスは中嶋監督が原因? 落球・悪送球連発は直前の継投策が引き金か<< 2死一、二塁のピンチで右打者・オスナを迎えたオリックス3番手右腕・比嘉幹貴、捕手・若月健矢のバッテリーは、1、2球目に外角のスライダー、3球目に真ん中付近のスローカーブを投げカウント「1-2」と追い込む。しかし、4球目に外角ボールのスライダーを投じ「2-2」とすると、5球目の外角ストライクのスライダーを捉えられセンター前タイムリーを打たれた。 オリックスバッテリーの配球について、大矢氏は「なぜあそこでスライダー系統(の球)を5球続けていったのか。本当に申し訳ない言い方だけど、私は解せない」と発言。なぜ外に逃げる変化球を5球連続で選択したのかと苦言を呈した。 大矢氏は続けて、「(カウント)『1-2』から(オスナは)カーブを打ち損なって追い込まれたんだけど、その後即インサイドに絶対行くべきだった。そこを無難にスライダー(を投げて)ボールになって、その後ストライクのスライダー。なんか『待ってました』って(感じで)打たれたのでもったいないなと思った」とコメント。オスナの意識をそらすために、2ストライク後のタイミングで内角球を1球見せておくべきだったと主張した。 「打たれた後の西浦(直亨)にはインサイドいってるのよ。同じ失敗しないように」と、オスナに打たれた後のバッテリーはインコースを使っていたことも指摘した大矢氏。「(オスナにも)カウントがバッテリー有利だっただけに、絶対に(インサイドに)飛び込まないといけないケースだった」と、カウント「1-2」からの4球目は内角球を選択すべきだったと再度主張した。 大矢氏の発言を受け、ネット上には「確かに横方向の球を何球も続けるのは安易すぎないかと思ってた」、「スライダーは比嘉の1番の得意球だけど、さすがに連投してたら見切られるのも当然」、「内角速球投げてオスナの体を起こせば、その後スライダーを引っ掛けさせる確率も上がったのでは」と同調の声が寄せられている。 一方、「データ考えたら解せないとまではいかないと思うけどなあ」、「オスナはスライダーも外角コースも得意ではないし、選択としてはそこまで間違いでも無いのでは」、「インコースも投げミスのリスク考えたらそう簡単には突っ込めなくないか?」と反発のコメントも数多く挙がった。 今季のオスナは対スライダー打率が「.247」と今ひとつで、対右投手時の外角低め打率も「.143」と苦手にしている。これらのデータもあり、ほぼスライダーを選択したオリックスバッテリーの配球は一概に間違いとは言えないと考えているファンも少なくないようだ。 「今回の場面では大矢氏が指摘する通りどこかで一度内角球を投げ、外のコースに踏み込みにくいよう意識づけすることも選択肢の一つではありました。ただ、対右投手のオスナの内角打率は真ん中が『.125』と打率1割台の一方、高めは『.368』、低めは『.533』とどちらも高打率。そのため、バッテリーは制球を誤った場合のリスクが高すぎると判断し内角球を選択しなかった可能性もあるかもしれません」(野球ライター) 結果的には敗戦につながったオリックスバッテリーの配球。ただ、オスナの打撃傾向を考えると精いっぱいの選択だったのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月25日 11時30分
新日本・内藤哲也がノアとの対抗戦に不快感「リーグ戦の最中に、水を差すようなことをするのかなぁ?」
新日本プロレスは23日、神奈川・カルッツかわさきで『ワールドタッグリーグ2021&ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』第8戦を開催した。今大会では『ワールドタッグリーグ2021』の公式戦が行われた。 メインイベントでは、棚橋弘至&矢野通(3勝0敗)と内藤哲也&SANADA(3勝0敗)が対戦。ヤンキーモードの棚橋&矢野に対し、ロスインゴタッグはペースを乱されることなく応戦。終盤、棚橋&矢野は内藤に連携のドラゴンスクリューをお見舞い。そして棚橋がSANADAに飛びかかるも、かわしたSANADAはオコーナーブリッジで電光石火の3カウントを奪取。全勝対決を制し、単独首位となった。試合後、SANADAは「今日はみなさんの前で、ちゃんと宣言します。SANADAと内藤哲っちゃんで、今年の『ワールドタッグ』、ちょっくら優勝してきます」と棚橋の言葉を引用してみせた。 バックステージで内藤は「ブエナス・ノーチェス。先週の土曜日に行われた会見が、いろいろ話題になってますが……今!新日本プロレスは『ワールドタッグリーグ』と『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』を開催中。何で、このタッグの祭典、そしてジュニアのナンバー1を決めるリーグ戦の最中に、水を差すようなことをするのかなぁ?せめて、会見をするんなら、今シリーズが終わってからでいいじゃん!今シリーズが終わってからやったとしても、横浜アリーナ大会まで、3週間以上あるんだよ?そのへん、ちょっと考えてくれよ!新日本プロレスが、『ワールドタッグリーグ』と『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』のことを軽視してることが、ハッキリ分かったよ。ハッキリ分かって、ものすごくガッカリだよ。カブロン!」と語り、シリーズ中にもかかわらず、来年1月8日に神奈川・横浜アリーナで開催する『レッスルキングダム16』に参戦するプロレスリング・ノア勢に話題が持って行かれている状況にご立腹な様子。 内藤は来年1.4&1.5東京ドーム大会までタッグ戦線を盛り上げていく気持ちに変わりはないだけに、内心はかなり穏やかではないようだ。(どら増田)
-
スポーツ 2021年11月25日 11時00分
オリックス・中嶋監督、日シリ先発を思わず漏らす? 複数の候補者浮上にヤクルトは混乱か
日本シリーズ第4戦に敗れた後、オリックス・中嶋聡監督は言った。高津ヤクルトに3連勝を許し、もう後がない。11月25日の第5戦の先発投手を聞かれ、「ヤマ…」とまで答えた。ペナントレースは予告先発制だが、今年の日本シリーズは違う。思わず、口を滑らせ、慌てて止めたといった感じだった。 しかし、この「ヤマ失言」は、ヤクルトベンチを惑わす陽動作戦になったようだ。 >>オリックス・杉本、シリーズ初弾に自身も驚き「まさか入るとは」 結果は空砲もヤクルトは本当の狙いに恐怖?<< 「ヤマ」で当てはまる名字のピッチャーは、第4戦で先発した山崎颯一郎を除き4人。大方の予想は左腕・山崎福也(以下・山崎)。「もう1敗もできない」ということで、シリーズ初戦に先発した山本由伸を中4日で登板させてくるかもしれない。山岡泰輔もいる。リリーバーだが、出場資格選手名簿には山田修義も記載されている。 「山崎だと思うけど、山本が先発してくることも念頭に入れておかなければなりません」 グラウンドに降りた複数のプロ野球解説者がそう予想していた。同時に、こんな指摘も聞かれた。「ヤクルトは山崎に関する情報を持っていないのも同然なんです。山崎はクライマックスシリーズも投げていないので」(球界関係者) 山本と山崎ではタイプが全く違う。利き腕の左右の違いはもちろんだが、直球勝負もできる山本に対し、山崎は変化球を使って緩急で勝負してくるピッチャーだ。 「山崎のカーブは曲がり幅も大きく、初見ではまず打てないでしょう。フォークボールも投げてきますが、落ちる時に揺れるんですよ。セ・リーグにはいないタイプです」(在阪記者) ヤクルトサイドからすれば、今季の沢村賞投手・山本との対戦もイヤだが、データのない山崎も警戒しているわけだ。 山本が強行先発してくる可能性は「無い」とは言い切れない。初戦の登板以降、試合出場登録からは外されている。先発投手なのだから当然だが、この第3戦から5戦までの東京遠征には帯同している。シリーズ前は「初戦に先発したら、次の登板は第6戦か7戦」と予想されていた。その通りならば、わざわざ東京遠征に同行させる必要はない。 「22日、沢村賞の発表がありました。その会見だけだったら、神戸でも対応できたはずです」(前出・球界関係者) 山崎か、それとも山本? どちらが来るのか、ヤクルトサイドは絞り切れないでいた。 第4戦の7回裏、ヤクルトの攻撃中だった。青木宣親の右手付近を内角球が襲い、打席内に倒れ込んだ。「コン!」という乾いた衝撃音が取材エリアにも聞こえてきた。バットのグリップエンド付近の右手小指を直撃したと思われたが、青木自らが「右手には当たっていない」と申告。そのフェアプレー精神に場内から拍手も起こった。 その直後のオリックスの攻撃では代打・モヤの打球が東京ドームの天井を直撃した。今度は、球場がどよめいた。 「モヤが出塁した後、代走が送られました。1点差ですし、中嶋監督が仕掛けてくる(盗塁など)と思ったんですが、何もありませんでした」(前出・在阪記者) あえて何も仕掛けなかったのなら、第5戦の先発投手は、順当に山崎で行くとも予想できるが…。青木の「死球ではない」アピール、モヤの天井直撃弾と、珍しいプレーが続いた。これは、第5戦が“波乱”となる前兆ではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2021年11月25日 10時50分
高岩竜一がガンプロ初代王者に!「このベルトをIWGP、GHCと並べるようにもっていきたい」
サイバーファイト傘下のガンバレ☆プロレスが23日、東京・成増アクトホールで「LECクリンぱっ! presents ガンバレ☆クライマックス2021 FINAL ROUND」を開催。高岩竜一がシングル最強を決める「ガンバレ☆クライマックス2021」トーナメントの準決勝で勝村周一朗、決勝で今成夢人を破って優勝を果たし、新設されたスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級初代王者の座に就いた。 準決勝で高岩はパワーで攻め込むも、勝村はことごとく得意の関節技を決めて応戦。なんとか勝村の関節地獄を力で脱した高岩は高岩ドリラー、ラリアット、デスバレーボムを繰り出して3カウントを奪い、決勝にコマを進めた。もう一つの準決勝では、今成が黒田哲広のラリアット12連発を食いながらもフォールを許さず。黒田が地団駄ラリアットで決めにいくも、これは今成がラリアット相打ちに持ち込んだ。勝機と見た今成は強烈なエルボー連打から、ローリングエルボーを叩き込み、ルー・テーズプレスで殊勲の3カウントを奪取。 今成VS高岩の組み合わせになった決勝は、開始早々から激しいチョップ合戦、エルボー合戦で開戦。一進一退の攻防が続く中、10分過ぎ、今成がエルボー連打を叩き込むも、高岩はラリアット、デスバレーボムで反撃。今成のルー・テーズプレスを回避した高岩は高岩ドリラー、ラリアット、そして雪崩式デスバレーボムを豪快に決めて勝負あり。歴史に残る初代王座は団体外に流出した。 高岩は「俺はIWGPジュニア、GHCジュニアを持ってました。これをそのレベルまで上げていきます。ガンプロのみんな、いつでも胸を貸してやる。かかってきなさい。皆さんの声援、所属選手でガンプロを盛り上げていきましょう」とマイク。 また、バックステージで「相手が今成とあって、技とかじゃなくて気合を前面に出して、49歳頑張りました。(今成は)響くものがあって、すごく若返った気になりました。初代となると、思い出すのが大谷(晋二郎)と獲ったIGWPジュニアタッグ。あの時の気持ちそのままにギラギラしてます。このベルトをIWGP、GHCと並べるように持っていきたい。(防衛戦は)まだまだ僕は終わらない。もちろん中の人間に頑張ってもらいたいですけど、ベルトの底上げという意味ではいろんな血が入っていた方がいい。ガンプロの選手のも来てくれたらどんどん胸を貸します」とコメントしている。(どら増田)
-
スポーツ 2021年11月24日 22時30分
凱旋帰国の大仁田厚、蛍光灯電流爆破バットマッチ敗戦もテリー・ファンクとのタッグが急浮上!
“邪道”大仁田厚が来春に米国マットを転戦することが内定し、兄弟分のテリー・ファンクと夢のタッグを組むプランが急浮上した。 現地時間10月31日(日本時間11月1日)、大仁田は米国のハードコア団体H2Oの米ニュージャー州トレントン・サンダー球場大会に参戦し、マット・トレモントと電流爆破デスマッチを敢行し成功を収めた。その米国遠征中に各地からオファーが殺到し、3月下旬にペンシルベニア州フィラデルフィア、テキサス州ダラス、カリフォルニア州ロサンゼルスを転戦することが内定した。大仁田はトレントン大会で、師匠格であり旧友のテリー・ファンクと再会し意気投合。テリーのコンディション次第だが、大仁田との夢の義兄弟タッグが結成される可能性が出てきた。大仁田とテリーと言えば、全日本プロレスの東京ドームでの「ジャイアント馬場三回忌追悼興行」(01年1月28日)でコンビを組んだが、夢のレジェンドタッグが再び実現するのか注目が集まる。 その大仁田は11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)でのFMW-E第5戦「WILD THING」で凱旋試合に臨んだ。FMW-E軍対大日本軍の対抗戦として、大仁田は雷神矢口、リッキー・フジと組み、ミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林、神谷英慶組と、エニウェアストリートファイト電流爆破バット+電流爆破テーブル+電流爆破イス+蛍光灯電流爆破バット6人タッグデスマッチの試合形式で対戦。米国で初めて使用され大反響を呼んだ蛍光灯電流爆破バットが日本に逆輸入される格好に。 会場内のどこでも爆破可能という前代未聞のルールで行われた一戦は、のっけから場外乱闘で開戦し、早々に場外で矢口が爆破バットで小林を一撃。自軍の窮地にポーゴがビッグファイアーを矢口に浴びせた。今度は神谷が場外で爆破イスでリッキーをぶっ叩いた。なんとか形勢を逆転した大仁田は神谷に机上パイルドライバーを見舞うと大爆破が起きた。リッキーの有刺鉄線バット攻撃が矢口に誤爆すると、小林と神谷がともに爆破バットを持って大仁田をサンドウイッチする形でフルスイング。小林はバカチンガーエルボードロップで追い打ちをかけるも、大仁田はカウント2でクリア。ならばとポーゴが蛍光灯電流爆破バットで大仁田を殴打すると大爆破。さすがの大仁田もこれを返すことはできず、屈辱の3カウント。 大ダメージを受けて、しばしダウンしていた大仁田は立ち上がると、「自分で(蛍光灯電流爆破を)考えて、自分で負けるなんてバカみたい。でも負けがあるから勝ちがある。勝ちがあるからかっこよくなりたいと思うんじゃ」と絶叫。次回大会「CARNIVAL」(12月19日、鶴見)では、「今までやってきた爆破アイテムを全部持ってくる」として、電流爆破デスマッチの集大成とする意向を示した。なお、この一戦で右手人差し指を負傷した大仁田は試合後、救急病院に直行。検査の結果、脱臼と裂傷で全治2週間と診断され、縫合手術を受けたという。(どら増田)
-
-
スポーツ 2021年11月24日 19時30分
大関・貴景勝、今場所初黒星で疑惑浮上 前日の勝利後に負傷か、元横綱も「影響が多少はあったかも」と指摘
23日に行われた大相撲11月場所10日目。結びの一番前に登場した大関・貴景勝の相撲がネット上で物議を醸している。 >>大関・貴景勝戦の審判に「故障したら責任取れるのか」ファン激怒 取組終了後の物言いが物議も、タイミングは妥当だった?<< 前日まで9戦全勝の貴景勝はこの日、「4勝5敗」の関脇・明生と対戦。立ち合いから突き押しで圧力をかけ、じりじりと前に出たが、ここで明生から右に動きながらのたたきを仕掛けられ体勢がグラつく。これを見て前に出た明生に土俵際に追い込まれた貴景勝は、苦しまぎれに引き技を狙うも不発に終わり、そのまま土俵外に押し出された。 過去「3勝2敗」と勝ち越していた明生に土をつけられた貴景勝は初日からの連勝が9でストップ。同じく9連勝中だった横綱・照ノ富士が結びの一番で連勝を10に伸ばしたため、今場所の優勝争いからも一歩後退した。 貴景勝の敗戦を受け、ネット上には「今場所調子が今一つの明生に取りこぼすのは痛すぎる」、「特に苦手な相手では無かったからこの黒星はもったいないな」、「勝って照ノ富士にプレッシャーかけたいところだったけど逆の展開になってしまった」と落胆の声が寄せられている。 一方、「やっぱり前日のアクシデントでひざを痛めたんじゃないか」、「これ豊昇龍戦でひざ強打して故障した説もありそうだな」、「昨日は明らかに痛そうな顔してたし多少なりとも尾は引いてそう」と、ひざの故障を疑うコメントも多数挙がった。 貴景勝は前日の平幕・豊昇龍戦で、土俵際で粘る豊昇龍を押し切った際に自身も右ひざから土俵下に落下。落下後はすぐに立ち上がったものの、顔をしかめながら右足を2度振るなど右ひざを痛めたような仕草を見せていた。この一番で右ひざに故障を抱えたことが翌日の敗戦につながったのではとみているファンも少なくないようだ。 「今場所の貴景勝は立ち合い鋭い出足から相手をそのまま土俵外に押し切る、もしくは押し返してくる相手に引き・たたきを見舞うという相撲で星を伸ばしている力士。しかし、23日の明生戦は立ち合いから一気に相手を土俵際に追い込むには至らず、その後引き技から押しを食らった際も足があまりついていっていませんでした。豊昇龍戦以降、貴景勝の右ひざに故障が発生したというようなことは特に伝えられていないのですが、公言していないだけで故障している可能性はあるかもしれません」(相撲ライター) 元横綱・北の富士氏からも、24日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「貴景勝は明生の速い動きに足が付いていけなかった。9日目の相撲の影響が多少はあったかもしれない」と足の動きの鈍さを指摘されている貴景勝。仮に故障を抱えているとすれば、今後の優勝争いはかなり厳しい戦いを強いられそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月24日 17時30分
ノア清宮海斗に対戦要求された新日本オカダ・カズチカ「『ヤベーヤツが出てきた!』っていう風にはなってない」
新日本プロレスが来年1月8日に神奈川・横浜アリーナで開催する『レッスルキングダム16』に、プロレスリング・ノアの全面参戦が決定した件で、両団体の主力選手がコメントを発表した。 新日本のIWGP世界ヘビー級チャンピオン鷹木信悟は「純粋に『おもしろそうだな』と。俺は常に刺激を求めているから。もちろん新日本の中にも様々な指摘があるけど、外から来る刺激ってまた違うじゃない? 俺はウェルカムだよね。ただ、これをただの交流戦にするか、対抗戦にするかは、ハッキリ言ってノア次第だよね。……いや、クオリティは間違いなく新日本の方が上だろうね。そこはシッカリ気合入れてね、ノアさんの方はね、ケンカ売ってきてほしいよね。そしたら俺の魂も燃えて暴れ狂うことができると思うから。まあ、楽しみよ」と話すと、やってみたい相手について、「俺は二人ぐらい、ちょっと名前がパッと浮かんだけど、一人はちょっと絡んだこともあるけどやっぱり丸藤正道。もう一人は、中嶋勝彦だよね。同年デビューで。シングルマッチで過去2回やって2回とも負けてる。俺としてはリベンジのチャンス狙っているから」とコメント。 鷹木から名前を出されたプロレスリング・ノアGHCヘビー級チャンピオン中嶋勝彦は「新日本プロレスとプロレスリング・ノアが“対抗”するんだから、仲良しこよしじゃないよね。もう言ったって、潰し合いみたいなもんでしょ? ……新日本プロレスは業界ナンバーワンかもしれないけど、ノアはプロレスナンバーワンだと思ってるから。やってみたい相手……!そうだなあ。おいしい相手かな? 腐ってるモノは好きじゃない。マズいモノも好じゃない。俺の口に合うモノを用意してくださいよ、新日本プロレスさん」と答えている。 新日本の『G1クライマックス』覇者オカダ・カズチカは「ま、正直、何も感じてないですね。『あ、そうなんだ』ぐらいしか思わなかったですし。脅威を感じていれば、『あ、気合い入れなきゃいけないな』とか『絶対負けられないな』とか思うと思うんですけど。どの選手が活躍してるかってのもホント知らないですし、誰がチャンピオンかも知らないですし。……なんかまあ、オリンピック出てる人たちが、近所でやってる高校の話とか知らないでしょ。誰が活躍してるかわからないでしょってぐらい、ボクはそれぐらい差が開いてると思ってますし。それぐらい知らないっすね。興味がない(笑)」と一蹴。昨年、ノアの清宮海斗が「オカダ選手と闘いたい」と名前を出したことがあったが、オカダは「せっかく出したのに、もっと言い続けたらよかったのになと思いましたけどね。それから言わなくなってしまったじゃないですか?ま、清宮選手もそこまでの選手なのかなって。ちょっと残念な感じがしましたけどね。まあ、ノアで活躍してるのか、していないのかわからないですけど、『ヤベーヤツが出てきた!』っていう風にはなってないですからね」と視界には入っていないようだ。 現在はノア所属で新日本OBの武藤敬司は「対抗戦?まあまあ、うれしいですよ。現時点では、業界のトップは新日本なんだろうな、きっと。ただ……、俺もプロレス長いキャリアある中でさ、俺の一つの自慢と言うのはさ、世界中のトップと言われる強豪っていう選手といろいろやりましたからね。ハルク・ホーガンしかり、リック・フレアーしかり、スティングしかり、アントニオ猪木しかり、天龍、長州……。で、ここで俺は“オカダ”っていうのを知らないんだよ。ま、一応トップだからな? また、オカダとやる機会があったら、まだわかんないけど。俺のキャリアの中に、俺のアレにまた一つ加わるからな。ウン。ただ、ただ……自信はあるよ。ウン。ね、ノアのファンには『武藤敬司、ノア所属で良かったな!』という風に思わせるような試合をしますよ」と前向きに捉えていた。(どら増田)
-
スポーツ 2021年11月24日 15時30分
オリックス・宗、敗戦を招いた守備ミスは中嶋監督が原因? 落球・悪送球連発は直前の継投策が引き金か
23日に行われた日本シリーズ第3戦・オリックス対ヤクルト戦。「4-5」でオリックスが敗れたこの試合で、オリックスのプロ7年目・25歳の宗佑磨が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>オリックス・杉本、シリーズ初弾に自身も驚き「まさか入るとは」 結果は空砲もヤクルトは本当の狙いに恐怖?<< 問題となっているのは、「1-0」とオリックス1点リードの5回裏2死満塁で飛び出たプレー。この場面ではオリックス3番手・バルガスがヤクルト・中村悠平にセンター前ヒットを打たれ2者が生還。さらに、一走・サンタナも三塁進塁を狙ったため、打球を捕球した中堅・福田周平はアウトを取ろうと三塁の宗に返球した。 ところが、宗はタイミング的にはアウトだった福田の返球を取りこぼしてしまいサンタナの三塁進塁を阻止できず。さらに、この直後には打走・中村の二塁進塁を阻止しようと投げた二塁送球を左翼方向にすっぽ抜ける悪送球としてしまい、これを見たサンタナは本塁に突入し生還。捕球・送球でミスを連発し、余計な1失点を相手に許す結果となった。 宗のプレーを受け、ネット上には「今日は宗のミス連発、あれのせいで負けたとしか言えない」、「守備の乱れが無ければ同点の計算だから、延長戦に持ち込めてた可能性もあったのに」、「シチュエーション的に重圧や焦りもあったんだろうけど、プロとしてはお粗末なプレーだった」と苦言や批判の声が寄せられている。 一方、「あの場面でバルガスなんか出した中嶋監督が悪い」、「前回登板で四球から失点してるのになんで今日も投入したのか」、「そもそもシーズンでサッパリだったリリーフを日シリで使うのが間違いでは」と、チームを率いる中嶋聡監督の責任を指摘するコメントも数多く挙がった。 5回裏の中嶋監督は2死一塁で打席にヤクルト4番・村上宗隆を迎えるタイミングで、2番手・比嘉幹貴からバルガスに継投。しかし、バルガスは村上、続くサンタナに2者連続四球を与えた後に中村にセンター前ヒットを打たれ、その後の宗のミス連発につながっている。 「バルガスは今シリーズ初登板となった21日の第2戦9回裏に、先頭の村上を4球で投ゴロに打ち取っています。そのため、中嶋監督はこの投球の再現を期待して、第3戦でも村上にバルガスをぶつけにいったものと思われます。ただ、第2戦のバルガスは1死後にサンタナへの四球から1失点を喫するなど制球の乱れも目立ったため、第3戦での起用は少し考えるべきだったのではと不満を抱いているファンは少なくないようです。また、今季のバルガスが『5登板・1勝1敗・防御率11.00』とほとんど結果を残せていないことから、不振投手を日本シリーズで使うことがそもそも間違っているという意見も散見されます」(野球ライター) 試合後、中嶋監督はこの日のバルガスの投球について「四球、四球はさすがにね…勝負してほしかったですね」と苦言を呈したことが伝えられている。これを受けた一部ファンからは「じゃあ4戦目以降はもう使うなよ?」と、今シリーズでの起用見合わせを求める声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月24日 11時35分
オリックス・杉本、シリーズ初弾に自身も驚き「まさか入るとは」 結果は空砲もヤクルトは本当の狙いに恐怖?
やはり、日本シリーズに進出してくるチームは強い――。当たり前の話である。しかし、近年、パ・リーグ進出チームがワンサイドで対戦チームを粉砕してきたせいか、逆転に次ぐ逆転という試合展開は見応えがある。そして、こういう両チームが一歩も引かない試合展開では、“一球”が命取りになるものだ。 「5回裏の守備で、オリックスにミスが出ました。その後、逆転に成功しましたが、救援投手が踏ん張れず…」(プロ野球解説者) 日本シリーズ第3戦は、サンタナの決勝2ランでヤクルトが勝利した。 >>ヤクルト・高津監督がブルペンで投手を叱咤! 高橋の日シリ投球にも好影響? 春季キャンプで踏襲したノムさんの教えとは<< しかし、ヤクルトサイドではこんな言葉も囁かれていた。「オリックスはコワイ」と。それは、6回表に出た4番・杉本裕太郎のホームランを指していた。 杉本のライトスタンドに放り込んだ2ランで、いったんは同点に追いついた。その前の5回裏の守備で凡ミスを連発し、ヤクルトに逆転されている。「そんなミスを取り戻す破壊力がオリックス打線にはある」という意味だが、これだけでは説明不足だ。「少し詰まっていましたし、まさか入るとは」 これは、杉本のホームラン談話だ。 杉本は中嶋聡監督に見出されたスラッガーだ。 今季、32本で本塁打王のタイトルを獲得した。昨季までの通算年塁打数は9、ルーキーイヤーの2016年から「打球飛距離だけならメジャー級」と言われていたが、“一軍と二軍を行ったり来たり”だった。 「2ランが出た打席は最初から『右方向』を狙っていました。前打者の吉田正尚が出塁し、無死二塁の場面でした。杉本はたとえ自分がアウトになっても、右方向に打って走者を進め、最低でも一死三塁、犠牲フライで1点という場面を作ろうとしていました」(ヤクルト関係者) 本塁打王のタイトルはバットを振り回し、パワーで獲得したものではない。「考えて打つこと」もでき、それをスタンドまで運ぶ破壊力がある。だから、オリックス打線がコワイというわけだ。 「杉本の一軍定着のための課題は、右方向へのバッティングでした。昨季後半からようやく試合でもできるようになって」(前出・プロ野球解説者) 本人の地道な努力がようやく実ったのだろう。 試合後、中嶋監督は眉間にシワを寄せたまま移動バスに乗り込むなど、敗戦の悔しさを露わにしていた。 オリックスの1勝2敗。負けても、ヤクルトの警戒心を強めたのだから、この先の巻き返しはさほど難しいことではない。いや、ミスによる失点も取り返す自分たちの野球ができていたからこそ、勝ちたかったのだろう。東京ドームはホームランの出やすい球場とも言われている。杉本の大飛球を見せられたせいか、第4、5戦もホームランで試合が決まりそうな予感がする。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2021年11月24日 10時50分
DDT『D王GP 2021 II』優勝決定戦は竹下幸之介と上野勇希による同級生対決に決定!
DDTプロレスが21日、東京・後楽園ホールでシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 II」公式戦最終戦を開催。その結果、高校の同級生であるKO-D無差別級王者の竹下幸之介と上野勇希が勝ち上がり、12月5日、同所での優勝決定戦で雌雄を決することになった。 この日を迎えた時点でBブロックでは竹下と岡林裕二(大日本プロレス)が勝ち点7で並んでいた。先に登場した岡林はスマイルピッサリのタッグパートナーでもあるHARASHIMAと対戦し、熱闘の末、30分時間切れドローに終わり勝ち点8で公式戦を終了。 直後の試合で竹下は昨年の「KING OF DDT」準々決勝で敗れている樋口和貞と激突。これまたド迫力の肉弾戦となり、樋口はドクターボム、ぶちかましなどで猛攻も、竹下は投げ捨てジャーマン、ザーヒーで応戦し、最後はサプライズローズで脳天から突き刺して3カウントを奪取。これにより竹下は無敗の4勝1分けの勝ち点9で同ブロックを首位で通過し、決勝進出を決めた。 一方のAブロックはこの日を迎えた時点で、遠藤哲哉と火野裕士が勝ち点6で並んでいた。まず、第3試合で秋山準がリストクラッチ式エクスプロイダーでボディガーを下して、3人が勝ち点6で並ぶ。 そして、メインイベントで遠藤と上野が対戦。この一戦で遠藤が勝つか引き分ければ単独トップとなり、上野が勝利すれば勝ち点6で4選手が並ぶが、直接対決ですでに秋山、火野を破っているため、その対戦成績により逆転で首位に立つ大混戦の状況となった。 キャリア、実績で勝る遠藤はスワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュ、旋回式トーチャーラックボムで攻め込み、シューティングスター・プレスで決めにいくも上野は剣山で阻止。チャンスと見た上野は顔面へのドロップキックからWRを炸裂させて3カウントを奪い、決勝進出を決めている。 ここで優勝決定戦を争うことになった、サウナカミーナの同志でもある竹下がリングインして対峙。上野は「高校2年の頃から、この選手を見てDDTを好きになって、やっと結果を残して目の前に立てました。プロレスを5年やって、俺も強くなったよ。頑張って這いつくばってでも竹ちゃんに勝って優勝するよ」と意気込んだ。竹下は「強くなったな。こうして後楽園のメインイベントで闘えること、対角に立てることをうれしく思う。でも俺は誰よりも何よりも勇希の高い壁でい続けないといけないから、決勝は負けられへん。本気で俺を超えに来い!」と受けて立つ姿勢を示した。(どら増田)
-
スポーツ
紀平梨花は“魔性の女”!? フィギュア業界内で「一番のメーク上手」の声
2020年05月13日 18時00分
-
スポーツ
オリックス山本由伸「何か出来ることはないかと考えていた」高性能マスク約200万円分を寄贈
2020年05月13日 17時30分
-
スポーツ
新庄剛志氏「本当にやったるわ」プロ野球復帰報道に歓喜 “燃え滾る”やる気で実現へ? ファンの期待も高まる
2020年05月13日 17時00分
-
スポーツ
“ガラスの天才”日本ハム・近藤が大記録を樹立? バース越え実現に栗山監督も全面サポート、シーズン縮小で記録独走か
2020年05月13日 11時45分
-
スポーツ
オリックス、開幕に向けて京セラドーム大阪での自主練習を再開!
2020年05月13日 11時00分
-
スポーツ
総課金額は125万超え ダルビッシュの“プロスピ熱”が球界に拡大? マエケン・里崎氏が開始、今後に期待の現役選手も?
2020年05月13日 06時30分
-
スポーツ
WWE2大タイトルマッチは、ストローマン&マッキンタイアが防衛に成功!
2020年05月12日 22時30分
-
スポーツ
ダルビッシュ「中日推し」を告白、その理由に「可愛いところあるな」バトル後和解? 中日SNSとの交流が話題
2020年05月12日 19時35分
-
スポーツ
渋野日向子“スーパーアスリートボディー”披露に高まる期待MAX!
2020年05月12日 18時00分
-
スポーツ
ノアがSKE48松井珠理奈イチ推しの清宮海斗を中心とした新企画TVマッチを発表!
2020年05月12日 17時30分
-
スポーツ
マエケン、球が当たってないのに親指負傷? 「震えが止まらなくなった」自身の右手を破壊した最多セーブ投手とは
2020年05月12日 17時00分
-
スポーツ
新庄剛志氏、まさかのプロ野球復帰濃厚? しかも3球団が名乗り、見込み薄とされた獲得が現実味を帯びたワケは
2020年05月12日 11時45分
-
スポーツ
オールスター中止にオリックス吉田正尚「がんばるしかない」
2020年05月12日 11時00分
-
スポーツ
DDTゲストコーチ就任の全日本プロレス秋山準、王道伝承を約束!
2020年05月12日 06時30分
-
スポーツ
新日本プロレス、興行再開の目処立たず…BOSJ中止とMSG大会延期を発表
2020年05月11日 22時30分
-
スポーツ
代打に野茂、投手はイチロー? あの守護神もまさかの先発! “名場面の宝庫”オールスター、史上初の中止に落胆の声相次ぐ
2020年05月11日 21時30分
-
スポーツ
元楽天監督・田尾氏、西武時代は1日も休みが無かった? 「パワハラでしかない」ファンも驚いた“管理野球”の実態とは
2020年05月11日 20時30分
-
スポーツ
DeNA・伊藤光、母に感謝「メンタル的な話をしてもらった」 昨年は“母の日弾”プレゼントも
2020年05月11日 17時30分
-
スポーツ
元日本ハム・岩本氏、名選手の驚きの光景を明かす 「なぜ打席に立たない?」有望株が集う教育リーグでの地道な下積みとは
2020年05月11日 17時00分