スポーツ
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スポーツ 2021年11月11日 12時05分
ロッテ・井口監督、佐々木の前倒し起用を計画? 黒星発進で崩れたCS突破への青写真とは
クライマックスシリーズ・ファイナルステージ(以下=CS)が始まった(11月10日)。セ、パともにペナントレース優勝チームが勝利した。下克上をめざす巨人、千葉ロッテから見れば、Vチームが持つ「アドバンテージ1」と合わせて、連敗スタートとなったのも同然だろう。 >>ロッテ訴訟騒動の清田を助けたのは「許そうと思ったから」 G.G.佐藤氏が明かした理由に驚き、疑問の声も<< しかし、千葉ロッテ・井口資仁監督が試合後にこぼしたセリフが気になった。 「また明日。切り替えて…」 スコアは、0対1。オリックスの先発投手・山本由伸に手も足も出なかったと言っていい。完封勝利を許したわけだが、放ったヒット数は僅か4。5回以降はノーヒットだ。 指揮官のひと言は、一見、なんてことのないものだが、どうして気になったかと言うと、移動日となった8日、井口監督は第4戦以降の展開も口にしていたからだ。 「そういう星の下に生まれてきたと思う」 記者団との話題は、CSファーストステージ第1戦で先発した佐々木朗希についてだった。ポストシーズン・マッチの初戦、精神的プレッシャーも掛かる大舞台で6回被安打4、失点1(自責点ゼロ)は、大したもの。プロ入り最速となる159キロもマークしており、井口監督も高く評していた。また、次回登板について聞かれると、中6日、CSファイナルステージ第4戦(13日)での先発を示唆していた。 「井口監督はファイナルステージ初戦を勝つつもりでいたのではないか。終盤戦以降、最も信頼を置くピッチャーは佐々木です。オリックス相手に4連勝、佐々木で日本シリーズ進出を決めるとまでは言わないが、オリックスの山本に勝って、2、3戦目で『1勝1敗』の計算を立てていたと思う」 パ・リーグの中継を担当することの多いプロ野球解説者がそう言う。つまり、この時点では、第4戦に投げる佐々木で日本シリーズ進出に王手を掛ける、と。 「山本は最多勝など投手タイトル4冠に輝いた好投手です。でも、その山本に対し、対戦成績で2割6分9厘と相性の良さを唯一見せていたのが、ロッテ打線でした」(プロ野球解説者) その山本に敗れた以上、佐々木の投げる第4戦は、「オリックスの日本シリーズ進出を掛けた大一番」になる可能性も出てきた。 注目度の高い試合で投げることになったのも、「そういう星の下で-」の運命か…。 「井口監督は佐々木に期待している反面、やはり高卒2年目の投手に余計な重圧は掛けたくないとも考えています」(スポーツ紙記者) 佐々木は「令和の怪物」と呼ばれているが、昭和、平成の時代の怪物とは雰囲気が異なる。走者のいない場面でもセッポジションで投げるからか、好投している場面でも悲壮感が漂っている。身体がまだ細いせいもあるが、圧倒的な剛速球を持っていても、「大丈夫か? 頑張れ」と言いたくなるようなところもある。 その悲壮感と、対戦バッターを見逃し三振に切って落とす圧倒的な力のギャップが、ファンを惹き付けているのではないだろうか。 「第2戦も落としたら、佐々木の登板を第3戦に前倒しするかも」(球界関係者) 登板日の前倒しは考えにくいが…。 いずれにせよ、次回登板では、悲壮感という魅力は存分に楽しめそうだ。短期決戦は先に流れが掴んだチームが勝つ。井口監督は「また明日、切り替えて」と言ったが、その流れを掴む難しさも痛感していたはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月11日 11時00分
スターダムSTARS加入の葉月、“古巣”大江戸隊の挑発に「私はこのメイクが一番似合っている」と一蹴!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは9日、11.27東京・国立代々木競技場第二体育館で開催するビッグマッチ「FIBREPLEX presents TOKYO SUPER WARS~東京超女大戦~」のタイトルマッチ調印式を行った。 STARSの岩谷麻優&葉月&羽南が、大江戸隊の鹿島沙希&フキゲンです★&吏南と6人タッグマッチで激突する。 もともとは大江戸隊に所属していた葉月は「STARSに新しく入った葉月です。大江戸隊との試合、いろんな思いはありますけど、私はこのSTARSに入ったので、葉月、STARSの存在価値をこれからもっと高めたいと思います。この試合ではしっかりSTARSが勝ちます」とSTARSの葉月としての勝利を誓った。 岩谷は「葉月がSTARSに入ってくれました。今までは大江戸隊としての葉月だったので、敵として闘うことが多かったんですけど、これからはSTARSの力となってくれることを願ってますし、絶対本領発揮してくれると思います。羽南と葉月のタッグチームとか、いろんな可能性、いろんな組み合わせ、まだまだ可能性が無限大だと思います。これからSTARS、今までは大江戸隊にさんざん今年はボロカスにやられてきたので、ちゃんとやり返したいと思います」と葉月の加入によりSTARSの勢いを取り戻したい考えだ。 対する鹿島は「葉月、久々だなあ。オマエがいた頃は、横に私がいたけど今は真逆だなあ。気持ちはわかる。STARSに入ったんだったら、あの黒い、どす黒い唇やめれば?ウチの小悪魔ちゃんこと吏南が怒ってるよ。被ってんだよって、怒ってんだよ。吏南から今日、伝言を預かっている。『大江戸隊に負けたらそのどす黒い唇、メイクをやめろ』とのことです」と葉月を挑発。 葉月は「黒メイクをやめろ。被ってる、真似している。真似しているのは吏南の方だと思いますけどね。まあでも、真似しているっていうか、私はこのメイクが一番似合っていると思いますし、大江戸隊に負けるつもりはないです。大江戸隊の闘い方は私が一番わかっているので、しっかり勝ちますし、黒メイクも私のものです」とこれを一蹴した。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2021年11月10日 19時30分
ソフトB・川島、新庄日本ハムからのオファーを匂わせ? テレビ番組での意味深発言が物議、グラウンド外での働きを期待か
今季限りでソフトバンクを退団したプロ16年目・38歳の川島慶三が、9日放送の『アサデス。』(KBC九州朝日放送)にVTR出演。番組内で口にした去就についての発言がネット上で話題となっている。 >>ソフトB・千賀、FA残留報道に「少し違う気がします」 SNS上での否定が物議、流出の可能性高まる?<< 川島は10月26日に戦力外通告を受けた当初の心境や、2014年7月のトレード加入から今季まで過ごしたソフトバンク時代の思い出についてトーク。その中で、インタビュアーから「日本ハム時代に1年新庄さんとやったじゃないですか。『新庄さんのもとで』とかいう思いはないですか?」と去就について質問を受けた。 川島は直前まで、他球団からのオファーの有無については「今のところここで言えることはない」と言葉を濁していた。しかし、この質問を聞くと「おー鋭い、鋭いな。楽しみにしておいてください、その言葉」と、水面下で日本ハム入りの話が進んでいるかのような旨を口にした。 川島の発言を受け、ネット上には「川島日ハム行くの? これまで何もニュース無かったからビックリなんだけど」、「確かに川島と新庄は2006年だけ一緒にプレーしてるけど、もしかしてその新庄に呼ばれてるのか?」、「何の根拠もなくこんな発言はしないだろうし今後の展開が気になるな」と驚きの声が寄せられている。 一方、「年齢や成績を考えると日本ハムが獲るメリットは薄い気がするけど本当に声かかってるんだろうか」、「一瞬『代打要員目的か?』とも思ったけど、今年の川島は代打打率も良くないしなあ」、「戦力外のベテランを拾いに行く理由が分からん、ソフトバンクの情報でも欲しいのか?」と疑問の声も数多く挙がった。 「今季の川島は出場56試合中スタメン出場が22試合とあまり出場機会がなく、打撃成績も『.239・2本・11打点』と今ひとつ。また、代打打率は『.172』と2割を切るなど代打としてもあまり活躍できてはいません。こうした数字に加え高齢であることからソフトバンクを戦力外となったわけですが、その川島の獲得を日本ハムが狙っているのかどうか疑問に思っているファンも少なくないようです。日本ハム側が本当に川島の獲得に動いているかどうかは不明ですが、ファンの間では事実なら成績以外の部分が狙いではないかという見方もされています。日本ハムは今季ソフトバンクに『6勝13敗6分』と大きく負け越していることから、川島を獲得して選手の弱点やチーム戦略といった内部情報を得ようとしているのではないかという意見も見られますね」(野球ライター) 現在の日本ハムは川島が主に守る二塁・遊撃に渡邉諒、石井一成、佐藤龍世と20歳代の選手を複数擁しているが、絶対的なレギュラーに君臨している選手は不在。そのため、一部ファンからは「日ハムはコーチ的役割を見込んでいるのでは」という声も挙がっているが、果たして今回の“匂わせ”発言は現実のものとなるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月10日 17時30分
スターダム中野たむに“同門”白川未奈が噛みつく!「またそんな過去にずっと思い馳せてるんですか?」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは9日、11.27東京・国立代々木競技場第二体育館で開催するビッグマッチ「FIBREPLEX presents TOKYO SUPER WARS~東京超女大戦~」のタイトルマッチ調印式を行った。セミファイナルでは、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの中野たむに白川未奈が挑戦する。たむにとってはウナギ・サヤカに続く同門のコズミック・エンジェルスからの挑戦者だ。 会見では白川がバチバチモード。「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。たむさん、今回はベルトの挑戦受け入れてくれて、ありがと。いつもね、たむさんの試合を一番近くのセコンドで見てて、ホントに涙が私、出ちゃうんです。もうたむさん、死んじゃうんじゃないかとか、試合に勝ってリングを降りても寝たら起きないんじゃないかなって、ホントにいつも心配してます。もう十分頑張ったんじゃないですか? 私がその白いベルトをアナタから剥がして、心も体も楽にしてあげる」と挑発。 たむは「チャンミナ、まずはベルトに挑戦してくれて、こちらこそありがと。あと、たむの体調まで心配してくれてありがとう。でもね、プロレスラーは超人だから。たむは、痛くてつらい思いをして命燃え尽きるまで、燃やして燃やして燃やし尽くして闘うことで、幸せを感じるの。これが生きがいなの」と言うと、白川は「幸せ?今たむさん幸せ?なんかねえ、その白いベルト巻いてから、私にはたむさん、なんかホントいつもつらい、哀しい、苦しい。そんな表情をしているようにしか見えないんですよね」とさらに食い下がる。 「あのね、苦しみとか哀しみを知ることで強くなれる。それがこの白いベルトの持ってる魔力なんです。チャンミナも巻いたらきっとわかると思う。でも、この白いベルトは、まだたむが巻き続けるから、ずっとわかんないかもね」と上から目線のたむに、白川は「魔力?呪いのベルト?まあ、このチャンミナが呪い?に屈しる?ってか、呪われると思います? だいたいその白いベルト、もともとは持ってるチャンピオンがすごい華やかでキラキラして輝く、みんながあこがれるプリンセスみたいなイメージだったはずなんですよ。だけど今そのベルトは、確かにちょっと呪われちゃってる。なんかベルト巻いてるっていうよりはね、なんかこう苦しい哀しい、そんな鎖に巻かれて苦しんでいるようにしか今私は見えない。私は、この白いベルトを中野たむから剥がして、華やかでキラキラしてて、そうですね、豪華絢爛。そんな言葉がピッタリのベルトに、私がしてみせますね」と言い返すと、たむが「させません。この白いベルト、聖なる呪いの白いベルト、まだまだ私が守り続けて倒さなきゃいけない相手がいます。そして、かつての戦友の思いも背負ってる」と言ったところで、白川が「かつての戦友?また、また、それ言いますか?岩谷麻優?まあ、これ言って大丈夫ですか?星輝ありさ?またそんな過去にずっとずっと思い馳せてるんですか?」と言って、たむに詰め寄る。 白川は「ねえ、いつになったら、いつになったら、いつになったら、いつになったら、私その2人から離れるの?そっか、そのベルトに27日に巻いた時に離れるんだ、これ」と言うと、たむは「わかるといいね」と言い放った。 同門とは思えぬ激しい試合になりそうだ。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2021年11月10日 17時00分
阪神、球団首脳の補強宣言に「そんなことよりコーチをテコ入れしろ」反発の声 今オフの全面支援約束も不満相次ぐ
今季は「77勝56敗10分・勝率.579」でセ・リーグ2位となるも、クライマックスシリーズ(CS)では3位巨人に2連敗しファーストステージ敗退となった阪神。10日、球団首脳が来季に向けた補強の全面支援を約束したと複数メディアが報じた。 報道によると、9日に矢野燿大監督からシーズン終了報告を受けた藤原崇起オーナーは、来季が就任4年目となる矢野監督に「大いに鍛えてください。懸命の鍛え方をお願いしますよ」と、10日から始まる秋季練習から戦力底上げに努めるよう指示。同時に、今オフの補強について「随時、私も話を聞いていくつもりですけど、精いっぱいのバックアップをしていきたい」と全面支援を約束したという。 今オフの阪神は大砲コンビのマルテやサンズ、守護神のスアレス、正捕手の梅野隆太郎と複数の主力選手の去就が不透明。そのため、フロントにはこれらの選手の慰留に加え、退団に備えて新助っ人やFA選手の補強が求められている状況となっている。 >>阪神・梅野、今季限りでチームを退団? 巨人・楽天らが獲得の可能性もあるか、FA熟考報道に流出予想相次ぐワケ<< 藤原オーナーの発言を受け、ネット上には「球団のトップが補強約束してくれるならストーブリーグはかなり楽しみ」、「今年のチームはリリーフが振るわなかった(防御率3.80/リーグ5位)から、勝ちパターン任せられるような投手を2人ぐらいは獲得してほしい」、「現有戦力の維持も補強と同じくらい大事だから、去就不明の選手にもしっかり誠意を示してくれ」と期待の声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「そんなことよりも先に守備コーチをテコ入れしろよ、優先順位が違うだろ」、「良い選手の獲得以上に、守備難を変えられなかった内野コーチの入れ替えの方を重要視すべき」、「補強するならまずは内野守備コーチだろ、このままなら来年も守備の乱れに苦しむぞ」と、内野守備コーチの人選を見直す方が先ではないかというコメントが複数挙がった。 「阪神は現在久慈照嘉氏(2016-)が内野守備兼バント担当コーチ、藤本敦士氏(2019-)が内野守備走塁コーチを務めていますが、チームは2018年から今季まで4年連続でリーグワーストの失策数を記録。CSファースト敗退が決まった7日・巨人戦でも、3回表に遊撃・中野拓夢、8回表に三塁・大山悠輔がそれぞれエラーを犯し失点を招くなど守備の乱れに苦しみました。久慈、藤本両コーチは来季も留任する方向であることが8日に伝えられていますが、藤原オーナーには選手以上に内野コーチへのテコ入れを行ってほしいと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 一部ファンの間では今春キャンプで臨時コーチを務めた川相昌弘氏(元巨人他)や、現役時代にゴールデングラブ賞を7回(2004-2009,2012)獲得した実績を持つ井端弘和氏(元中日他)の招へいを求める声も挙がっている。ファンの不満が集まっている内野守備コーチの陣容に、今オフ藤原オーナーがメスを入れることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月10日 11時30分
日本ハム近藤健介が月間MVP初受賞「縁がない賞だと思っていた」投手はオリックス山本由伸が4連続!
2021年10、11月度の「大樹生命月間MVP賞」が9日、パシフィック野球連盟より発表され、打者部門で北海道日本ハムファイターズの近藤健介が選出された。近藤はプロ10年目で初受賞。ファイターズからは2019年3、4月度の有原航平以来、通算74度目の受賞となる。 近藤は10月度23 試合に先発出場し、安打(27)、二塁打(9)、塁打(44)、出塁率(.422)でリーグトップ、打率(.351)でリーグ2位の好成績を残した。1日の埼玉西武ライオンズ戦で、6回に均衡を破る先制打を放ち10月好スタートを切ると、13日の埼玉西武戦まで11試合連続安打の活躍。その後も安打を量産する中で20日・埼玉西武戦では2回に右中間へ先制ソロ本塁打を放ち、プロ10年目で初の2桁本塁打をマーク。10月は最終的に23試合中20試合で安打を放つ成績を残した。 近藤は「縁がない賞だと思っていたので、素直にうれしく思います。17年の調子が良い時にこの賞に届かず、これで獲得できなかったら無理だなと思っていたので、少しびっくりしています。今年はチームとしてなかなか得点を取れなかったので、もう少し得点に貢献できる打撃をこのオフに突き詰めていきたいです」とコメントしている。 なお、投手部門ではオリックスのエース山本由伸が4回連続の受賞。最後まで負け知らずだったところが評価されたのは言うまでもない。 4回連続での受賞について山本は「まずはシーズンを完走することが目標だったので、最後の1か月までいい状態で野球ができたということにとても嬉しさを感じています。1勝1勝が全員で勝ち取った勝利なので、そこに喜びを感じますね。シーズン終盤に優勝争いをすることが僕自身初めてでしたし、1試合1試合の重みをとても感じてできたのでいい経験になったと思います。そういう中でも楽しむことを忘れずに思い切ってできました」と語ると、印象に残っている試合について「シーズン最終戦ですね。最後の1試合はとても大切な1勝だったので印象に残っています」と話した。「僕は、チームメイトや裏方のみなさんに支えてもらって、なんとかできていると思うので、本当に全員に感謝しています。まだまだCS、日本シリーズと続きますので、全力で楽しむことを忘れず、勝利に向かって思い切り投げたいと思います。日本一を取るつもりで頑張ります!」とCS、日本シリーズに向けて既に切り替えているようだ。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年11月10日 11時00分
ヤクルト、ポストシーズン勝ち抜きは「絶対、大丈夫」ではない? 本拠地使用不可で悪夢再来の危機か
セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ(以下=CS)は、「球場」が勝敗のポイントとなりそうだ。 >>元近鉄・金村氏「ヤクルトロッテの日本シリーズ寂しい」発言に怒りの声 首位球団への“難癖”が物議、興行的には旨味アリと指摘も<< 「絶対 大丈夫」。ヤクルトファンにすれば、「何を今さら?」の心境だろうが、ペナントレース終盤からそんなプラカードを掲げる観戦者が目立つようになった。東京ヤクルト・高津臣吾監督がミーティングでよく使うワードで、それが終盤戦の快進撃と重なって、ファンの間でも定着したらしい。 「この球場に来ると、打てる気しかしない」 そんなことを口にするライバル球団のスラッガーは少なくない。 神宮球場は両翼97・5m、中堅120m。ファールゾーンの広さはカウントしていないので的確ではないが、甲子園球場は両翼95m、中堅118m。フェアゾーンだけなら、極端に狭いわけではないのだが、フェンスが低いからか、広い球場を本拠地としている広島、中日の選手には「長打が打ちやすい」という“錯覚”を与えている。 セ・リーグ出身のプロ野球解説者もこう続ける。 「神宮球場に行ったら、ホームランの出やすい空中戦になると想定し、戦略を立ててきました。走者を溜めたら大量失点にもつながります。野手陣は対照的で、フルスイングしていますが」 その神宮球場の特徴を最もよく知るヤクルト投手陣は必要以上に警戒し、痛い目に遭ってきた。 ヤクルト投手陣は高津監督の「絶対、大丈夫」の言葉に鼓舞されてきた。しかし、神宮球場がCSの勝敗に影響しそうな理由はそれだけではない。 「今季、神宮球場はこれが見納め」 ヤクルトは、日本シリーズに進出しても、神宮球場を使用できないのだ。 日本シリーズは11月20日、パ・リーグ覇者チームの本拠地球場で開幕する。23日から3日連続でセ・リーグ覇者チームの本拠地が使われるが、同時期に「明治神宮野球大会」も開催される。大学、高校の球児たちにとっても神宮球場は聖地である。 「ヤクルトが日本シリーズに進出しても、第3、4、5戦は東京ドームが舞台となります」(球界関係者) 東京五輪の影響で、プロアマともに今季は野球スケジュールが後回しにされた。そのしわ寄せである。 昭和の時代にも同じようなことが起きていた。1978年、大学野球のスケジュールと重なり、神宮球場が使用できず、後楽園球場がその舞台となった。思い出されるのが第7戦で、ヤクルト・大杉勝男の放った大飛球を巡り、「ホームランか、ファール?」で大モメとなった。一時間以上にも及ぶ猛抗議で試合が中断し、今も“NPBの黒歴史”として語り継がれている。 もしも、今年の大舞台がヤクルトとオリックスで争われることになったら…。オリックスは78年の猛抗議を行った阪急ブレーブスを前身とするチームである。 「ヤクルトは東京五輪の影響で約2か月間も神宮球場を使用できませんでした。“資材置き場”にされ、いたたまれない気持ちになったプロアマの野球関係者は少なくありません」(前出・同) その間、ヤクルトナインは練習場を確保するのにも苦労させられていた。セ・リーグの日本シリーズ進出チームを決める舞台・神宮球場で、波乱が起きるのではないだろうか。「絶対 大丈夫」の神通力は? (一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月10日 10時50分
新日本スーパーJr.開催!高橋ヒロム二連覇なるか?
新日本プロレスは8日、ジュニア最強決定戦、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』の出場メンバーが決定した。今年は、12選手がエントリー。1リーグで過酷な総当たり戦を行うと発表した。出場選手は次の通り。▼新日本本隊田口隆祐 ※16年連続18回目の出場、2012年優勝出場選手の中で最多エントリー数を誇る田口隆祐。そろそろ久々となるシングルの勲章が欲しいところだ。マスター・ワト ※2年連続2回目の出場今回2度目のエントリーを果たしたワトは、昨年の凱旋以降、本隊のジュニア部隊として活動。“グランドマスター”になるためにも『スーパーJr.』で結果を残したい。ロビー・イーグルス ※3年連続3回目の出場、現・IWGPジュニアタッグ王者今年、IWGPジュニアヘビー級王座を初戴冠したロビー・イーグルス。11.6大阪大会でエル・デスペラードに王座を奪われたが、タイガーマスクとのコンビでIWGPジュニアタッグも獲得。『スーパーJr.』ではさらなる飛躍が期待される。▼CHAOSYOH ※2年ぶり4回目の出場今年9月に、SHOから三行半を突き付けられ、ロッポンギ3Kが空中分解となってしまったYOH。9.4メットライフドーム大会ではSHOとの遺恨対決に敗戦。SHOはバレットクラブに闇堕ち。その後、行方をくらませていたが11.6大阪大会のNEVER6人タッグ王座戦後、SHOを急襲!白いコスチュームに身を包んだ“新生”YOHが復活。不敵な笑みを浮かべていた。▼ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン高橋ヒロム ※2年連続6回目の出場、2018年、2020年優勝高橋ヒロムが『スーパーJr.』連覇へ邁進! 今年1.5東京ドームでIWGPジュニア王座を獲得も、2月から長期欠場となり王座返上。7月に復帰を果たしただけに、完全復活の場にしたい。BUSHI ※6年連続9回目の出場ロスインゴの参謀役として、安定した闘いで存在感を見せるBUSHI。今年は、マスター・ワトとの抗争やNEVER無差別級6人タッグ王座戦で好勝負を展開したが、結果が欲しいところ。▼鈴木軍エル・デスペラード ※2年連続5回目の出場、現・IWGPジュニアヘビー級王者11.6大阪大会で、ロビー・イーグルスを下し、IWGPジュニアヘビー級王者に返り咲いたエル・デスペラード。昨年の『スーパーJr.』優勝決定戦でヒロムとの大死闘を展開するも準優勝。今年はIWGPジュニア王者のまま初優勝を成し遂げたい。金丸義信 ※2年ぶり4回目の出場“ヒールマスター”金丸義信が2年ぶりにエントリー。実力は折り紙つきなだけに、リーグ戦を掻き乱すのは間違いないだろう。DOUKI ※3年連続3回目の出場鈴木軍ジュニアで、人気&実力とも急上昇中のDOUKIが3年連続で堂々のエントリー。高橋ヒロムとの再戦に期待。▼バレットクラブ石森太二 ※4年連続5回目の出場“ボーンソルジャー”石森が今年もエントリー。IWGPジュニアタッグ王座を手放して以降、大きな勲章がないだけに『スーパーJr.』初優勝を狙いたい。エル・ファンタズモ ※2年ぶり2回目の出場昨年の『スーパーJカップ2020』覇者であり、元IWGPジュニアタッグ王者のエル・ファンタズモが2度目の『スーパーJr.』にエントリー。バレットクラブのトップ外国人ジュニアとして、『スーパーJr.』制覇を狙う。SHO ※4年連続4回目の出場昨年と大きく立ち位置を変え、注目を浴びているのが“マーダーマシン”となったSHO。今年9月にパートナーのYOHを裏切り、EVIL率いるHOUSE OF TORTUREに衝撃の加入。試合スタイルも、残忍で非情なモノに変化。ラフファイトに加えて新技スネークバイトでシングルプレーヤーとして結果を残す。 ◆大会規定・12選手が1ブロックで総当たりリーグ戦を行う。・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点とする。・12月11日(土)兵庫・アクリエひめじの全公式戦終了時点で1位選手と2位選手が12月15日、東京・両国国技館で優勝決定戦を行う。・得点が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。なお、同点選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定する)を行う。 昨年は決勝でヒロムとデスペラードが決勝で大激闘を繰り広げただけに、今年も期待だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月09日 20時30分
日本ハム・新庄新監督のダイエット指令、ファンから不満? 清宮に苦言も「あんまり意味無いぞ」の指摘
10月29日に日本ハム監督就任が発表され、11月8日からチームの秋季キャンプを視察している新庄剛志新監督。9日、プロ4年目・22歳の清宮幸太郎にダイエット指令を出したと複数メディアが報じた。 >>日本ハム、新庄監督内定で清宮と心中覚悟か 稲葉GMも苦悩は必至? 二軍で目立った致命的課題とは<< 報道によると、新庄新監督はこの日打撃練習後の清宮を呼び寄せその場で股関節の使い方などを指導。その中で清宮の左脇腹をつまみながら「ちょっとデブじゃね? ちょっとやせない?」とダイエットを要求したという。 球団公式サイトには体重103キロと掲載されている清宮は「やせてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いので…」と最初は渋ったというが、これを受けた新庄新監督は「今もそんなに打球飛んでないじゃん」と厳しい指摘を交えつつ説得。清宮は最終的には「やってみなきゃ分からないところもありますし、答えは春のキャンプでというところかなと思います」と来年2月の春季キャンプまでに体を絞る意思を示したという。 今季の清宮は二軍では「.199・19本・60打点」とイースタン・リーグ本塁打王に輝くも、打率は2割を切るなど低迷。また、シーズンを通じて一度も一軍からは声がかからず、プロ4年目で初の一軍未出場に終わっている。 新庄新監督のダイエット指令を受け、ネット上には「確かに清宮はぽっちゃり気味な感じがするからダイエットは賛成」、「体絞れば打撃でも守備でもキレが出るだろうし、その分成績もついてくるようになるのでは」、「頭ごなしには言わずに、事実を指摘した上で指示を出すのはやり方が上手いな」と賛同の声が寄せられている。 一方、それ以上に「まだ言い方が甘すぎるな、本当に痩せさせたいならもっとキツく言わないと」、「ちょろっと『瘦せない?』って言うだけじゃダメ、清宮の性格考えると絶対言うこと聞かない」、「『瘦せないと使わないぞ』ぐらい厳しいこと言わないと、デブ程度の言い方じゃあんまり意味無いぞ」と口調への不満が多数挙がった。 「清宮は高校野球史上最多本塁打記録(111本)を樹立した実績を引っさげ、2017年ドラフト1位としてチームに入団した次代の主砲候補。ただ、これまでの報道では指導者の話を聞かない面があることがたびたび伝えられています。実際、今季まで指揮を執った栗山英樹前監督も、今年3月に出演した『Get Sports』(テレビ朝日系)で清宮について『打つことに関してはすごく頑固なところがある。どう言っても聞き入れないんだろうなって』、『その時は「分かりました!」って言っても、次(に見た時は)全然違うことをやっている。「何のために言っとるんじゃワシ」みたいな(気持ちになる)』と対応に苦慮していることを苦笑いで語っていました。こうした背景もあってか、新庄新監督は清宮をやせさせたいならもっとキツい言い方で指示を与えないと聞き入れてもらえないのではと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 報道陣に対しても「みんなも(清宮に)プレッシャーをかけて」と、清宮ダイエット計画への協力を要請したことが伝えられている新庄新監督。計画の成否は清宮本人の意思はもちろん、新庄新監督がどれだけ厳しい姿勢で臨めるかにもかかってきそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2021年11月09日 18時30分
中日・立浪新監督の方針に「順序が違う」反発の声 主砲・ビシエドの打撃改造が物議醸すワケ
10月29日に中日監督就任が発表され、11月4日からチームの秋季キャンプに合流している立浪和義新監督。9日、チームの絶対的4番・ビシエドの打撃改造に着手する意向と複数メディアが報じた。 >>中日、又吉・祖父江のFA残留が決定的に? キャンプ報道で映った姿が話題、立浪政権始動よりも注目された変化とは<< 報道によると、来季のチーム本塁打数の目標を100本(今季は12球団ワーストの69本)と設定している立浪新監督は、目標達成に向け「ビシエドもちょっと形を変えれば、40本打てるような力はある」とビシエドの打撃改造を計画。打撃改造には自身だけでなく中村紀洋一軍打撃コーチ、リナレス巡回コーチも関わるといい、「そのへんは話し合いながらやっていきたい」と“三位一体”で指導を行う旨を語ったという。 今季のビシエドは出場した130試合で全てスタメン4番を務め、「.275(チーム2位)・17本(同1位)・70打点(1位)」と打撃3部門でチームトップクラスの数字をマーク。ただ、本塁打数については3年連続で10本台にとどまっている。 立浪新監督の打撃改造の意向を受け、ネット上には「助っ人4番にしてはホームランが寂しいと感じてたから打撃改造は歓迎したい」、「キャリアハイが26本(2018年)だから、しっかり指導すれば40本はともかく30本は楽にクリアできるのでは」、「首位打者獲得経験(2018/.348)もあるビシエドの長打力が増せば来季は相当期待できる」と賛同の声が寄せられている。 一方、それ以上に「順序が違う、体たらくな他野手へのテコ入れが先だろ」、「ある程度打ってるビシエドよりも、2ケタ本塁打すらほとんど打ててない同僚を徹底指導した方が効果的では」、「マークがキツいビシエドを改造してもあんまり意味が無い気もする」と否定的なコメントが複数挙がった。 「今季の中日はビシエド以外に2ケタ本塁打をクリアした打者が、11本を放った木下拓哉1名のみと長距離砲が不足。このこともあり、ビシエドは故意四球数がリーグ2位(9個)と相手バッテリーに勝負を避けられる場面も目立ちました。そのため、ファンの間ではビシエドの長打力向上に努めても、その分相手からまともに勝負してもらえない機会も増えるためあまり効果はないのではという意見も少なからず挙がっています」(野球ライター) ビシエドの本塁打数が伸び悩んでいる原因については他に一発が期待できる同僚がいないため、相手のマークが集中することが一因という見方もされている。立浪新監督にはビシエドへのマークを分散するような他野手の育成を優先してほしいと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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