スポーツ
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スポーツ 2021年11月30日 17時30分
オリックスのセットアッパー、ヒギンスが帰国「ドーモアリガトウ」残留を希望
オリックス・バファローズは29日、タイラー・ヒギンス投手とグレン・スパークマン投手が28日にそれぞれアメリカへ帰国したと発表した。 ヒギンスは昨シーズンから加入したリリーフ右腕で、今シーズンも昨年に引き続きセットアッパーとして49試合に登板し、防御率2.53、28ホールドを記録するなどブルペンの一角としてリーグ優勝に貢献。しかし、日本シリーズでは3試合(2回1/3)の登板で2被弾3四球5失点の内容で、第5戦終了後、中嶋聡監督が「(ベンチ登録するかどうか)考えなきゃいけない」と話した結果、第6戦ではベンチ登録から外れ、ポストシーズンでは本来の力を発揮出来ず、課題となっている先頭打者を出塁させてからのピッチングを克服出来なかったのが悔やまれるところ。 帰国する際、ヒギンスは「ファンの皆様、ご声援ありがとうございました。みなさんのおかげで良いシーズンを送ることができました。1年を通してこれ以上にない声援を聞けたこと、最後には(制限内の)満員の球場から声援をいただけたこと、本当に幸せでした。来年は制限が解除された満員の球場でお会いできることを楽しみにしています。DOMO ARIGATO ! GO BUFFALOES!!」とファンへメッセージを送った。家族も日本に馴染んでいただけに、本人は残留希望のようだ。 スパークマンは今年6月23日に入団が発表され、シーズン途中にオリックスへ。8月18日の北海道日本ハムファイターズ戦で来日初登板初先発し、シーズン通算6試合(17回)、0勝1敗、防御率6.88の成績と内容は振るわなかったが、日本シリーズの出場選手枠に入り、登板は叶わなかったものの、第5戦はブルペンに入っている。スパークマンは「初めて日本の野球を経験することができましたが、準備から試合まで全てにおいて新たに学ぶことの多い貴重な時間でした。日本のファンの皆さんの熱量もすごかったですし、来年はぜひ満員の中での登板を楽しみにしています」とコメント。スパークマンも残留希望だが、両選手ともに、球団が再契約を結ぶかどうかは流動的だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月30日 15時30分
阪神・スアレスのメジャー流出をファンが応援? 絶対的守護神の挑戦が後押しされるワケ、球団も既に代役探しに本腰か
NPBではこれまでソフトバンク(2016-2019)、阪神(2020-)でプレーし、今季までに「191登板・7勝13敗37ホールド68セーブ・防御率2.81」といった通算成績を残している来日6年目・30歳のスアレス。30日、今季限りでチームを退団する見込みと複数メディアが報じた。 >>阪神・矢野監督、梅野へのコメントに「冷た過ぎる」の声 助っ人陣には残留熱望も、球団への“慰留丸投げ”意向が物議<< 阪神とスアレスは昨オフ、スアレス側に2年目の契約選択権がある2年契約を締結。報道によると、球団側はオフシーズンに入り全力で慰留に努めたというが、スアレスはMLB移籍の意向が強く慰留を固辞。これにより、スアレスは30日が提出期限となる保留者名簿から外れ、どの球団とも交渉を行える自由契約選手になることが確定したという。 今季のスアレスはチームの絶対的守護神として62試合に登板し、「1勝1敗42セーブ・防御率1.16」と2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。こうした活躍もあり、これまでの報道では複数のMLB球団が獲得調査に動いていることが伝えられている。 スアレスの退団報道を受け、ネット上には「2年連続セーブ王が流出ならあまりにも痛すぎる」、「国内移籍されるよりはマシだが、防御率1点台の守護神の穴はそう簡単には埋まらないだろう」、「本人の意思が強いなら、自由契約後の再契約もなさそう」と落胆の声が寄せられている。 一方、「流出はもちろん惜しいけど、それ以上にスアレスには10数年越しの夢を叶えてほしい」、「本人が一度は断念した道が見えてるならしょうがない、どうせ行くなら大活躍してくれ」、「年齢的にも若くは無いし、チャンスがありそうなら思い切って挑戦すべき」とMLB移籍を後押しするコメントも数多く挙がった。 スアレスは母国・ベネズエラでプレーした20歳の頃にMLB入りできずに一度野球をやめ、建設作業員やタクシー運転手を経て22歳で再び野球の道に戻った選手。そこからはメキシコリーグ、ソフトバンク、阪神と国外球団を渡り歩き、阪神では2年間で「113登板・4勝2敗8ホールド67セーブ・防御率1.65」といった数字をマークした。守護神として素晴らしい活躍を見せたこともあり、このまま一度は諦めたMLBの舞台までステップアップしてほしいと願っているファンも少なくないようだ。 「阪神はスアレスが退団する見込みと報じられた同日に新守護神候補としてケラー(ピッツバーグ・パイレーツ)の獲得調査に乗り出していることが報じられており、19日には中日・又吉克樹のFA獲得に動いていることも伝えられています。ブルペンのテコ入れに動いているところを見ると、球団もスアレスのMLB移籍希望についてはある程度尊重し、流出やむなしの姿勢で来季の編成を考えているのではないでしょうか」(野球ライター) 今季はリーグ優勝したヤクルトとゲーム差なしの2位とわずかに優勝には届かなかったが、12球団最多の77勝をマークした阪神。このうち43勝に絡んだスアレスの穴をどのように埋めるのかは今後もファンの注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月30日 11時00分
巨人・桑田コーチが投手陣に不満?「プロ野球選手にならないほうが良い」 中4ローテ継続はドラ1育成にも影響か
来季から巨人投手陣を統括する桑田真澄コーチの発言が注目されている。「投げられない人はプロ野球選手にならない方が良いんじゃないかなと思いますけどね」――。投手再建について語っている中で出たもので、先発投手の登板間隔にも触れた。 今季の巨人の敗因は、終盤戦の失速。もっと言えば、先発投手のコマ不足により、通常6人・中6日で回すローテーションを「5人・中5日」に変更したこと。やむを得ずの緊急措置だったが、5人の先発投手陣が息切れし、救援投手たちも登板過多となり、総崩れになってしまった。 桑田コーチの「来季も中4、5日で回す」の見解は、チーム全体でまとめた再建案に反する。もっとも、「彼ら(投手陣)はまだそのやり方を知らないだけ。やり方を知れば必ずできると思う」の言葉が話の趣旨であり、たとえ5人制になってもびくともしない強い投手陣に鍛え上げようとしているわけだ。 しかし、物事には順番がある。20、30代の現役世代に“桑田の教え”はすぐには浸透しないのではないだろうか。 >>巨人・桑田コーチの中4ローテ継続方針に疑問の声 今季は裏目も「必ずできる」と自信満々のワケは<< 彼がまだ現役だったころ、高校、大学の投手たちに「好きなプロ野球選手」「目標とする投手」を聞くと、必ず名前が出てくるのが、「桑田真澄」だった。160キロを超す剛速球もなければ、鋭角に曲がる変化球があるわけではない。“桑田支持の理由”を聞き直すと、その答えはさまざまだったが、クレバーな投球術と教科書のような綺麗な投球フォームを挙げていた。 同世代のプロ野球解説者がこう続ける。 「恵まれた体格の持ち主ではありませんでしたが、ボールのキレ、コントロール、野球に関する考え方は一流でした。天性の才能ではなく、努力で一流になった投手」「努力すれば、桑田投手のようになれるかもしれない」と学生球児たちは憧れ、お手本としていたのだろう。 「東京大学野球部の指導に携わっていたころ、野球の座学も定期的に開催されていました。その座学が評判で、野球部OBまで通っていました」(関係者) 今の現役世代は座学の方を期待しているのではないだろうか。 しかし、桑田コーチは本当に努力家であり、「身体を壊してしまうのでは?」と思うくらい、練習していた。その鍛え上げられた肉体の上に野球理論を付け加えていった。逞しい肉体を作り上げる方法も習得したからか、桑田コーチの眼には「今の投手は努力不足、練習方法も間違っている」と映っているようだ。 「ドラフト1位の関西国際大・翁田大勢投手をどうするのか、桑田コーチの手腕が試されます。翁田は『自分はリリーフタイプ』と言っていましたが、巨人は『先発で使う』と言い聞かせていました。先発投手としてのスタミナ、長いイニングを投げ切るためのテクニックなど、教えなければならないことがたくさんあります」(前出・プロ野球解説者) おそらく、先発タイプの新外国人投手を補強するはず。2ケタ勝利を確実に計算できる投手が見つかれば良いのだが、そう簡単には行かないだろう。現実的な選択として、猛練習で投手陣を底上げするしかないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月30日 10時50分
ヤクルト守護神マクガフら外国人選手が帰国「高津監督に心から感謝」
東京ヤクルトスワローズは、28日にマクガフ投手、29日にスアレス投手とサンタナ外野手が帰国したと発表した。 31セーブを挙げチームの守護神として活躍したマクガフは「2021年シーズンはたくさんの出来事がありました。コロナ禍が続く大変な状況の中、スワローズだけでなく、多くのプロ野球ファンの皆さんのたくさんの応援のおかげで、日本一になることが出来ました。また、アメリカ代表としてオリンピックに参加し、日本代表とも試合ができたことも心に焼き付いています。特にチームメイトである山田選手、村上選手とオリンピックで対戦したことも素晴らしい思い出の一つです。時にはファンの皆さんの期待を裏切る投球をしてしまったこともあるとは思いますが、自分自身が出来る最善の投球を常に心がけて、全力でプレイしました。いつも自分のことを支えてくれた伊藤智仁投手コーチ、石井弘寿投手コーチ、そして高津臣吾監督に心から感謝します。来年、更にパワーアップした自分の投球をお見せできるようにしっかりトレーニングをし、スワローズファンの皆さんの前に戻ってきます」と語り、銀メダルを獲得した東京オリンピック野球アメリカ代表の思い出や、監督、コーチへの感謝の気持ちを語り、そして来シーズン再び戻って来ると誓った。 先発、中継ぎとして活躍したスアレスは「今シーズンは素晴らしいシーズンとなりました。スワローズにとって日本一という最高の結果となり、そんなチームの一員として戦えてとても嬉しく思っています。いつもスワローズの事を応援してくれたファンの皆さんどうもありがとうございました!」と日本一に貢献出来たのが嬉しい様子。 クリーンナップの一角を担ったサンタナは「今シーズンは沢山の応援ありがとうございました!ファンの応援は常に自分の力となりました。今シーズンはセ・リーグ優勝、日本一と最高なシーズンとなり、大変嬉しく思ってます。また来年戻って来られる事を願っています」と語り、来シーズンもヤクルト残留を願っていた。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月29日 22時30分
スターダム12.29国技館でハイスピード選手権3WAY戦実現へ!スターライト・キッド「なんだってやってやるよ」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが27日、東京・国立代々木競技場第二体育館でビッグマッチ『FIBREPLEX Presents TOKYO SUPER WARS ~東京超女大戦~』を開催した。 第5試合では、ハイスピード選手権試合、チャンピオンのスターライト・キッドにコグマが挑戦したが、キッドがキッドクラッチで丸め込み、3度目の防衛に成功している。 試合後、キッドは「熊狩り成功。コグマ、ハイスピードジーニアスなだけあって面白かった。でも虎狩りできなくて残念だったな。さてこのベルト、次挑戦したいヤツいるの、いないの?」と呼びかけると、AZMが現れて、「何が言いたいかわかるか?次期挑戦者はAZMしかいないだろ!どうする?」と挑戦表明。キッドは「AZMオマエとはでっかい会場でやりたいと思ってたよ。場所、両国国技館しかないよな」とこれを受諾するも、コグマがマイクを奪って、「キッド、今日は負けた。負けた。負けたんだけど、ハイスピード楽しかったね。あのさ、負けたところ悪いんだけど、私もう一回すぐに挑戦したい。AZMもいるからさ、3WAY。3WAYでいいよ」と3WAYマッチを提案。 キッドは呆れ顔で、「この場で負けたばかりだぞ。どの口きいてんだ?3WAY見たいの?ホント生意気なクマさんだね。いいよ、チャンピオンとしてなんだってやってやるよ。AZMにコグマ。この3人で史上最速のハイスピードバトル、決定!」と3WAYマッチを決定した。 バックステージでキッドは「このベルト、闇レベル3に無事アップしたわけだけど、コグマ、なんだオマエは?今この場で、私にスリーキッチリ取られた後だろ。どんだけ生意気なクマなのか。でも、いいよ、3WAY。私は3WAY、ハイスピードで2、3回やってきて、嫌な思い出しかないよ。でも、今、このベルトのチャンピオンはこの私だ。3WAYはリスクがあるかもしれないけど、このチャンピオンの私が直接スリーを取ってこのベルトの闇レベルを4に上げるだけなんで、AZM、コグマ、もう過去のハイスピードチャンピオンには今のスターダムには必要ないんだよ。私が2人まとめて、グッバイ、だな」とハイスピード戦線を争う2人をまとめて片付けたい様子。 AZMは「とうとう私にチャンスが回ってきた。キッドに挑戦できるのは私しかいないと挑戦表明したらアレですよ。コグマ、空気読めよ、マジで。みんながみんな、キッドとAZMを見たがってる中でコグマが出てきて納得いかないね。キッドとシングル…」と言いかけたところで、コグマが割って入り、「いやいやいや、今日はダメージない。負けたけど、カッコ悪くてもいいからすぐやりたい。AZMとキッドのシングルはまた、もうちょっと先。お楽しみってことで、私が入った方が面白いと思うから」と自己主張。 AZMは「お客さんはキッド対AZMを楽しみにしてるから。現ハイスピードチャンピオンのキッドと元ハイスピードチャンピオンでいいんじゃない?」とコグマに問うと、「絶対面白いし、私が勝つ」とコグマも引かず、最後はAZMが「私があずみ寿司で勝ちます。両国国技館でね、私たちの3WAY楽しみにしていてください」と締めていた。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2021年11月29日 21時30分
キャバクラ通い・朝乃山の出場停止は「長すぎる」 元横綱・北の富士氏の発言が物議、「縮めたら反省にならない」批判の声も
28日に行われた大相撲11月場所千秋楽。NHK大相撲中継で解説を務めた北の富士氏(元横綱)の発言がネット上で物議を醸している。 >>元横綱・朝青龍氏が舞の海氏に激怒「顔じゃないよ!」 白鵬への「汚点」発言で思い出される過去の失言とは<< 問題となっているのは、結びの一番となった横綱・照ノ富士対大関・貴景勝の取組前に飛び出た発言。北の富士氏は照ノ富士が前日に今年4回目(通算6回目)の優勝を決めたことから、「少なくとも、来年一年は照ノ富士の時代じゃないですか」と2022年も照ノ富士一強が続くのではと予想。一方、牙城を崩せそうな力士は貴景勝以外には見当たらないと物足りなさを口にした。 その話の流れで、北の富士氏は「だから朝乃山が早く帰ってこないかなということですよ」と、不要不急の外出により7月場所から6場所連続出場停止中の平幕・朝乃山(元大関)の復帰を切望。同時に、「長すぎるんじゃないの?(処分)期間がね。みんなそう言ってますよ。少なくとも僕の周りの人は」、「協会の人が聞いてて『余計なことを言うな』ということかもしれんけど、考えてくれてもいいと思うけどね」と、協会側に処分の早期解除を主張した。 北の富士氏の発言を受け、ネット上には「照ノ富士の対抗馬が欲しいっていう気持ちは分からなくもない」、「今のままなら朝乃山が上位に戻れるのは早くても2年後になるからなあ」、「来場所から復帰なら十両からの再始動だから、照ノ富士と取組組まれる立場まではすぐに戻れるな」と同調の声が寄せられている。 一方、「照ノ富士を止められそうな力士がいないからって、協会にさっさと処分解けって文句言うのは違うだろ」、「朝乃山は嘘ついて協会怒らせてるから早期復帰は絶対無理だと思う」、「相応の理由があっての6場所停止なのに縮めたら反省にならない」、「対戦成績を考えたら、そもそも処分の期間に関わらず朝乃山は対抗馬にはならないでしょ」と否定的なコメントも多数挙がった。 朝乃山は当時大関だった今年5月場所前、協会が定める外出禁止期間中に複数回キャバクラに通っていたことが一部週刊誌の報道により発覚。これを受けた協会はコンプライアンス委員会の調査を経て、場所翌月の6月に「6場所出場停止、50%の減給6カ月」という処分を下している。 「朝乃山は“前年7月に阿炎(現平幕)がキャバクラ通いで処分を受けた前例があったこと”、“他力士の模範となるべき大関という立場で不用意な行動をとったこと”、“当初は協会側の事情聴取に対し事実無根と虚偽報告を行っていたこと”の3つが絡んだ結果、厳罰を受ける形となりましたが、協会はこの3つのうち、虚偽報告を最も重くみたとされています。実際、当時の報道では尾車コンプライアンス部長(元大関・琴風)が『最初から本当のことを言っていれば、3、4場所でここまでの処分ではなかった』と、正直に打ち明けていれば話は変わっていたと語ったことも伝えられていました。うそをついて言い逃れしようとした経緯を考えると、協会側が温情で朝乃山の処分期間を短縮することは考えにくいでしょう。一方、朝乃山は過去、照ノ富士に対し『0勝5敗』と一度も勝てていないことから、ファンの間では早期復帰の実現可否にかかわらず、朝乃山が照ノ富士の対抗馬になることは考えにくいとする意見も見られます」(相撲ライター) 朝乃山は処分内容が変わらなければ2022年7月場所から復帰となるが、同場所の番付は三段目上位、もしくは中位になるとみられており、仮に復帰後全勝を続けても再入幕は2023年になる可能性が濃厚。本格復活までまだまだ先が長い朝乃山よりは他力士の台頭に期待する方が賢明なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月29日 20時30分
侍ジャパン、栗山監督が突然抜擢されたワケ 日ハム退任前の発言が影響? 稲葉前監督の推薦説も浮上
2012年から今季まで日本ハムの監督を務め、10月16日に今季限りでの退任が発表されている栗山英樹氏。29日、侍ジャパンの次期監督に就任する見通しと複数メディアが報じた。 >>日本ハム・新庄新監督に清原氏が「OBはみんな嫌な気分」 派手な服装への苦言が物議、過去に敵軍や審判を怒らせたことも<< 報道によると、今夏の東京五輪でチームを金メダルに導いた稲葉篤紀前監督(現日本ハムGM)が9月末で退任したことを受け、侍ジャパン強化委員会は年内をめどに後任の人選をスタート。その中で栗山氏の名前が最有力候補に浮上し、本人も就任に前向きな姿勢を見せていることから近日中にも正式決定する見込みだという。 栗山氏は2012~2021年の監督時代に、日本ハムをAクラス5回・リーグ優勝2回・日本一1回に導いた実績を持つ指揮官。ただ、昨季までは2年連続Bクラスと苦戦が続いており、今季も10月15日に3年連続Bクラスが確定。その翌日に球団から契約満了での退任が発表された。 栗山氏の就任報道を受け、ネット上には「直近で成績出せてない栗山監督を代表監督にして大丈夫なのか?」、「成績不振から抜け出せないまま辞めた監督を就任させても成功するビジョンが見えない」、「栗山さんは選手時代から国際試合の経験が無いのも不安」といった否定的な声が寄せられている。 一方、「他候補に断られ続けた末の苦肉の策では」、「代表監督は何かと叩かれがちな損な役回りだし誰もやりたがらなかったんだろうな」、「栗山監督が辞める直前の発言も影響してたりするんだろうか」と、栗山氏就任の流れになった背景を推測するコメントも数多く挙がった。 侍ジャパンの後任監督については、これまでに巨人・高橋由伸前監督や広島・緒方孝市前監督らが有力候補として報じられている。一方、稲葉前監督の退任時はまだ日本ハムを指揮していたこともあってか、栗山氏の就任を有力とする報道はほとんどなかった。 「稲葉前監督が五輪金メダルを獲得したこともあり、後任監督には次回の国際大会である2023年WBCでの好結果も求められています。結果を出せなければファンから猛バッシングを浴びるのはもちろん、今後の指導者キャリアに響くリスクも否定はできません。そのため、こうしたハードルの高さを理由に就任に難色を示した候補者が複数いたとしてもおかしくはないでしょう。一方、栗山監督は退任発表直後の10月21日・ソフトバンク戦後に『ちょっとだけああいう戦力でやってみたいなって…たまに思った』と、戦力が整っているチームの指揮に憧れを抱いていた旨を口にしたことが伝えられています。そのため、強化委員会はこの発言などから他候補よりもオファー受諾の可能性は高いと判断し急きょ、栗山監督に白羽の矢を立てるに至ったのかもしれません」(野球ライター) 稲葉前監督は侍ジャパンを指揮するかたわら、「スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)」という肩書で日本ハムに籍を置いていた人物。このこともあってか、一部からは「稲葉監督が自軍監督の栗山さんを推薦したのでは」という見方も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月29日 19時00分
巨人・桑田コーチの中4ローテ継続方針に疑問の声 今季は裏目も「必ずできる」と自信満々のワケは
一軍投手チーフコーチ補佐として今季から巨人に入閣し、15日に投手チーフコーチに昇格した桑田真澄コーチ。29日に伝えられた先発運用についての発言がネット上で物議を醸している。 >>巨人・桑田コーチのグータッチに批判「無神経すぎて呆れる」 危険球退場の山口を称賛? メンタルケアの一環と反論も<< 報道によると、桑田コーチはチームが今季終盤に採用した中4・5日ローテについて、「僕はいいことだと思う」と肯定的な考えを表明。同時に、「彼らはできると思っていますので。まだそのやり方を知らないだけでね。やり方を知れば必ずできると思っているので。しっかり鍛えていきたいと思っています」と、来春キャンプでは継続を念頭に置いた指導に臨む旨を明言したという。 今季の巨人は8月までは中6日ローテで先発陣を運用していたが、9月ごろから中4・5日ローテに移行。しかし、間隔を詰めた影響は大きかったのか、先発陣は同月24日~10月20日にかけ22試合連続で白星なしと結果を残せなかった。 桑田コーチの発言を受け、ネット上には「結果に繋がらなかった中4・5ローテをなぜ継続しようとするのか理解できない」、「中6日、一部投手は中10日で回して優勝したヤクルトと真逆の方針で笑えない」、「開幕から特攻ローテなんかやったら絶対シーズン最後まで先発持たないぞ」と批判や反発の声が寄せられている。 一方、「来年もローテ間隔詰めるってことは、6人目の出現は諦めたってことか?」、「目ぼしい投手がいればわざわざ中4・5日ローテを続ける必要は無いから、その目ぼしい投手がいないってことなのかな」、「今ローテに入ってる5人をフル回転させた方がマシって考えた説もありそう」と、継続方針に至った背景を推測するコメントも数多く挙がった。 「今季の巨人は先発ローテ6枠のうち5枠は菅野智之、山口俊、戸郷翔征、高橋優貴、メルセデスが埋めましたが、残る1枠の固定に苦戦。終盤に入っても台頭してくる投手が現れなかったことが、先発5人で回す中4・5日ローテ採用に至った一因とみられています。一方、現先発陣は菅野、山口が過去に最多勝を獲得し、戸郷、高橋、メルセデスも2ケタ前後の白星を挙げた経験を持っています。そのため、桑田コーチは6人目の台頭にかけるよりも、中4・5日ローテで現先発陣の登板機会を増やす方がチームの白星につながると判断したのかもしれません。また、17日に伝えられた『来年はしっかり実行するといいますか。病院でいうと診察が今年で、来年が治療するということですね』という桑田コーチの発言を踏まえると、今季の中4・5日ローテ採用は来季の本格導入を見据えた計画的な作戦だった可能性もあります。仮にそうだとすると、桑田コーチは今季出た課題や反省を踏まえて指導を行えば十分結果は出せると考えているとしても不思議ではないでしょう」(野球ライター) 中4・5日ローテを採用した9月から今季終了までは、「10勝25敗8分・勝率.286」と黒星が大きく先行した巨人。チーム成績を見ても成功したとは到底言い難いが、果たして桑田コーチの継続方針は来季どのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月29日 17時30分
DeNA・今永「来季は勝ち越せるように」 左腕エースが下剋上日本一のスワローズにリベンジを誓う
ベイスターズが28日に開催した、神奈川県内の少年野球チームに所属する小学6年生を対象とした「キッズベースボールフェスティバル 2021」でピッチング指導後、今永昇太が日本一となったスワローズに言及。今シーズンを振り返り、来シーズンへのリベンジを誓った。 今シーズンはスワローズに対し6勝17敗2引き分けと11も負け越し。3月30日の横浜スタジアムでの本拠地開幕戦で7回まで4-1とリードしながら、石田健大、山崎康晃がリードを守れず5-4と惜敗スタートし、翌日も3-5と連敗。3戦目は2回に7点のビッグイニングを作り、一時5点差をつける楽勝ムードの中、7回に4点を返され11-11と負けに等しい引き分けに終わった。このスタートが最後まで響いた上に、防御率4.73、ピッチャーのクオリティスタート率は36%と、先発投手陣の踏ん張りがきかなかったことも惨敗の元凶であろう。今永自身も左肩からの手術明けの復帰戦となった5月23日の敵地神宮で、4回1/3、6失点KOと苦戦。今季通算防御率は3.08だったのに対し、スワローズ戦となると6.30と急激に悪化。シーズン通しても0勝4敗と苦汁をなめた。 今永はスワローズに対し「しぶといチームで、攻守ともにバランスの取れたやりづらい相手」と認め、打撃陣に関して「ただでは転ばない。アウトになるにしても爪痕を残す」とねちっこい攻撃だとする。「精神的にも、技術的にもイニングを追うごとに何かを削られながら試合が進んでいく…」と打率10傑には皆無で、打率.279の中村悠平が最高ながら、総得点は625とリーグトップの攻撃力を誇った打線に手を焼いた原因を分析した。 対策としては「なんとか早い段階で打たせたりとか、作戦をさせなかったりという投球術が大事」と打線を機能させず、点として分断させることが必要と説き、エースとして「自分自身も来季はヤクルトに勝ち越せるように、チームとしても今年の勝ち負けを逆転できればと思います」と力を込めた今永昇太。怪我から復帰後の2年目シーズンへ、頭脳明晰な左腕は巻き返しへ向けすでに解析を進めている。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年11月29日 11時30分
東京女子1.4後楽園大会で山下実優と瑞希のプリプリ戦が正式決定「絶対にぶっ倒していきたい」
東京女子プロレスが26日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、22年イッテンヨン(1月4日)、東京・後楽園ホール大会でのプリンセス・オブ・プリンセス王座戦が、この日、正式に決まった王者・山下実優と、挑戦者・瑞希が出席した。 瑞希は「みぃちゃん(山下)と試合するのはすごい怖いとか、そういう気持ちもあったけど、所属になって1年経って逃げてるだけじゃダメ。すごいなとか尊敬してる気持ちだけじゃダメ。ここで東京女子を背負っていけるようになりたいと思って挑戦を表明した」と話した。山下は「昨日(11.25後楽園)、タッグで取られて。トーナメント(第8回東京プリンセスカップ)で負けてて、その悔しさがあって。そこで闘いたいという気持ちがあって。(瑞希が)マイクで挑戦したいと言って、即答で“やってやるよ”って思った。闘いたいのはそれだけじゃなくて、東京女子を背負いたいという思いが伝わってて。そういう瑞希だからこそ、イッテンヨンで闘いたいって気持ちです。負けた結果を晴らすだけじゃなくて、そこにも理由があって。イッテンヨンでしっかりぶつけ合っていきたい」とコメント。 「第8回東京プリンセスカップ」準々決勝でも、瑞希が山下に勝利しており、ここ最近、瑞希に分が悪い山下は「自分にないスピード、瞬発力があって。昨日も感じたけど、自分の蹴りだったり、技を見破られてた部分があったので。そういうところが自分の弱さ。瞬間的に適応する能力が高い。イッテンヨンまで瑞希の試合を見て、しっかり対策していかなきゃいけない」と気を引き締めた。 1月4日の後楽園大会は22年で7年目となり、そのメインでのタイトル戦は意義深いものがあるが、山下は「東京女子もどんどん仲間が増えてきて、歴史も長くなって。後楽園もやる回数が増えてきてますけど、その中でもイッテンヨンは特別。そういう場所で瑞希と闘えるのはうれしい。でもベルトは譲れないので。絶対にぶっ倒していきたい」と防衛を宣言。 瑞希は「“イッテンヨンで”って、言ってくれた時、すごくうれしかった。(イッテンヨンは)みんなが作り上げてきてくれたもの。自分がそこで挑戦できるのはすごくうれしい」と途中、涙で言葉が詰まりながらコメントした。(どら増田)
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ソフトB・王会長、敵チームの指揮官に「監督人生で1番大切」なアドバイス 貴重な“金言”を元楽天監督・大久保氏が明かす
2020年05月08日 21時30分
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スポーツ
片岡篤史氏「やかましい!」後輩に激怒の原因はイチロー? 日本ハム時代の同僚が驚いた試合での一幕を暴露
2020年05月08日 17時00分
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スポーツ
巨人・菅野、周囲が驚いた「効果的な自主トレ」とは 7月開幕説も浮上、“考える”エースがペナントの明暗を分ける?
2020年05月08日 12時41分
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スポーツ
WWEシャーロット・フレアーが紫雷イオとの日米頂上決戦直前に好調をアピール!
2020年05月08日 06時30分
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スポーツ
DDT6月23日までの興行中止を発表!高木社長「選手、スタッフは毎日検温と体調報告を義務付けている」
2020年05月07日 22時30分
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スポーツ
松井秀喜氏、入団決定前にヤンキースのユニフォームを着ていた? 実は3年前から密かに移籍を視野、ニューヨークへの想いを語る
2020年05月07日 20時30分
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スポーツ
巨人・阿部二軍監督、独自の練習法で選手に喝? 広島の“階段ダッシュ”には賛否、延期中の練習でシーズンの明暗も分かれるか
2020年05月07日 17時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分