>>元ロッテ・里崎氏が古巣バッテリーに苦言「打席を見てたのか」 敗戦を招いた配球を問題視、首脳陣への責任追及を求める声も<<
吉井コーチはこの日のブログで、ロッテがクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージのオリックス戦で「0勝3敗1分」(オリックス側のアドバンテージ1勝を含む)で敗退した旨を報告。「選手達は頑張ってくれたのですが、プレーオフを勝ち抜くにはまだまだ身につけなければいけないことがたくさんありそうです」と悔しさをにじませた。
問題となっているのは直後に続く文章。吉井コーチは「個人的には、この3年間、若い投手達が良い成長を見せてくれ、めっちゃ楽しかったし、コーチとしてもたくさん勉強になりました。選手一人ひとりに、ありがとうと言いたいです」と、3年間のコーチ生活を総括するような文章を投稿した。
吉井コーチの投稿を受け、ネット上には「なんか気になる文面だな、もしかして今季で辞めるのか?」、「『この3年間』ってところがどうも引っかかるな、来年も続けるならこんなことは書かないだろうし」、「まだニュースとかは出てないけど、この投稿見る限りでは退団の流れになってるっぽいな」と退団を予想する声が寄せられている。
同時に、「仮に退団なら何が原因なのか、チーム防御率が今一つだからか」、「3年間で出した結果に本人が納得せずに自ら退団を申し出た説はない?」、「日本ハム時代のように監督と揉めたって可能性も考えられるな」と、退団説の背景を推測するコメントも多数挙がった。
「2019年から吉井コーチが一軍投手コーチを務めているロッテは、同年から今季までのチーム防御率が『3.90』(リーグ4位)、『3.81』(同2位)、『3.67』(同5位)と、数字自体は改善傾向にあるもののリーグ内順位は右肩上がりというわけではありません。そのため、この結果に吉井コーチが責任を感じた、あるいは球団側が投手運用の手腕に疑問を抱いたことで退団の流れになっているのではとみているファンも少なくないようです。また、吉井コーチには第一次日本ハムコーチ時代(2008-2012)に、投手運用を巡り栗山英樹監督(当時)と対立したことが原因でチームを退団した過去があることから、井口資仁監督ともめたのではという意見も見られますね。なお、一部ファンの間では井口監督と大学時代の同級生という間柄のソフトバンク・倉野信次コーチが10月28日を発表したことを引き合いに、仮に吉井コーチが退団なら入れ替わる形で倉野コーチが入閣するのではという見方も浮上しています」(野球ライター)
15日午後3時時点で、去就についての報道は特に伝えられていない吉井コーチ。ファンの予想通りに退団となるのか、それとも来季も引き続きロッテで指導に当たるのかは注目を集めそうだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
吉井理人コーチの公式ブログより
https://ameblo.jp/yoshii81/