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WWEアンダーソン&ギャローズ解雇で、高まる日本復帰待望論

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ザ・クラブ

 日本時間の16日未明、世界最大のプロレス団体WWEが大量のリストラに踏み切った。日本では日の出とともに、このニュースが瞬く間に広がり、ファンや関係者に衝撃を与えている。

 今回、WWEがホームページで“リリース”をアナウンスしたのは、カート・アングル、ルセフ、ドレイク・マーベリック、ザック・ライダー、カート・ホーキンス、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ、ヒース・スレイター、エリック・ヤング、エリック・ローワン、サラ・ローガン、ノーウェイホセ、マイク・キオーダ、マイク・ケネレス、マリア・ケネレス、EC3、エイデン・イングリッシュ、リオ・ラッシュ、プリモ、エピコの20名だが、アメリカのメディアによると、スタッフやコーチ陣にもメスが入ったと報じられており、コーチ契約をしていた元新日本プロレスのケンドー・カシンも含まれているという。

 WWEは、アメリカ国内で実際に試合を行っている数少ないスポーツ団体の一つ。フロリダ州は先ごろ、WWEについて「必要不可欠なサービス」と認定しており、最近では無観客は継続しつつも、収録ではなく試合の実況中継を再開していた。WWEは声明で新型コロナウイルスに対応するための予算削減に言及。企業幹部の給与の引き下げや経費の切り詰め、レスラーへの支出の削減をすると表明。今回の決断に至った経緯を説明している。

 日本のファンにとって注目されるのは、新日本プロレスが生んだ名タッグチーム、カール・アンダーソン&ルーク・ギャローズの去就だろう。彼らは今年7月に開催予定の日本公演のメンバーにも名を連ねており、これまでも日本公演には度々来日し、馴染みのある東京・両国国技館に“凱旋”していた。2016年2月に新日本との契約を終了し、WWEへ移籍。日本でも盟友だったAJスタイルズとザ・クラブというユニットを結成し、WWEロウタッグ王座を2度奪取するなど、元IWGPタッグチャンピオンチームとして、WWEでもポジションを確立していただけに、今回のリリースは残念だ。

 早くも日本のファンからは、新日本マット復帰待望論が高まっているが、新日本も興行を開催出来ない状況にあり、すぐに戻って来る可能性は厳しいのではないだろうか。しかしながら、新日本を除くと、同じく新日本を退団した選手が多数在籍しているアメリカのAEWぐらいしか選択肢はない。今後、彼らがどのような選択をするのか注目していきたい。

(どら増田)

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