14日と15日は、3月31日の時点で、1軍に帯同していたメンバーは、本拠地である京セラドーム大阪で自主練習をする。午前中は投手が、午後は野手というように分けることにより、1回の参加人数を絞り込んでいる。
その他、ファームに帯同していたメンバーは、オセアンバファローズスタジアム舞洲で自主練習を行うが、屋外球場ということもあって、投手と野手は同じ時間帯に行う予定だ。若干のメンバー変更の可能性はあるとのこと。
16日はオフとなり、17日からの予定は追って発表される。プロ野球は6月中旬以降の開幕を目指しているが、14日、21日、そして31日と、政府による緊急事態宣言の解除や動向を待った上で、世論の声も注視しながら、開幕日や日程を組んでいく意向で、既に試合数削減によるセ・パ交流戦や、オールスターゲーム、フレッシュオールスターの中止が発表されている。
西村徳文監督は「開幕日が決まってから、そこに向かってやっていく」と常に語っており、NPBが6月中旬から下旬の開幕を目指すとしたことで、まずは京セラドームでの練習から再開することとなった。NPBとJリーグからなる新型コロナウイルス対策連絡会議のメンバーである三鴨廣繁愛知医科大学大学院教授は「各球場、開幕に向けた感染防止対策をしていると聞いている」とメディアで話しており、今後は京セラドームでの合同練習、紅白戦、練習試合と開幕に向けてステップアップしていきたいところ。
選手にとっては大きな前進かもしれない。
(どら増田)