3月からノアTVマッチとして、無観客試合を続けているノアが、前GHCヘビー級チャンピオン清宮海斗をメインに据えた新しい企画で、ノアの未来を見せていく。清宮は今年の1月4日に東京・後楽園ホール大会で、GHCヘビー級王座を潮崎豪に明け渡しているが、昨年11月に東京・両国国技館大会でメインイベントを勝利で終えて、ノアを「業界ナンバーワンにする」とファンに約束。今年20周年を迎えるノアマットを“新しい景色”にすべく、2月には敗れはしたものの当時、杉浦貴が保持していたGHCナショナル王座に挑戦したり、4月に 武藤敬司とタッグを組んだ際には「次は対角線に立ちたい」と、レジェンドとの対戦を熱望している。
今回の企画について、清宮は「チャンピオンじゃなくなってこれからどうしていくのか...。今まさに体の心の底からメラメラと燃えているものがある。そのありのままをこの番組で見せて行きます!!」とコメント。現時点で対戦カードや出場選手は発表されていないが、23歳の清宮にとって、“若き”エースから“真の”エースになるための大きなステップになるのは間違いない。10日のTVマッチでは、実況席のゲスト出演をした、プロレス好きで知られ自身も試合を行ったことがあるSKE48の松井珠理奈から“推し”をもらうなど、今後は世間に向けても知名度が高めていく大チャンスだ。
興行再開時に向けて、まずは清宮がエース道を邁進していく。
(どら増田)