スポーツ
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スポーツ 2021年12月15日 11時20分
巨人、オリ戦力外打者の獲得検討は“ポスト亀井”のため? リーグ事情に逆行する補強戦略はリスク大か
「ポスト亀井」が多すぎるのでは? 原巨人が前オリックス・勝俣翔貴内野手の育成選手としての獲得を検討しているという。検討段階とのことだが、決定と見て間違いないだろう。 >>巨人・小林、4年契約公表に驚きの声「だからトレードされなかったんだな」 成績微妙でも球団に厚遇されたワケは<< 勝俣は東海大菅生高校の出身で、大学も東海大グループの国際武道大学だ。東海大学と言えば、原辰徳監督の母校。「再起をめざす後輩のために」の流れだとしても、不快に感じるファンはいない。ファンに長く愛された左打ちのスラッガー・亀井善行(22年よりコーチ)が引退し、その後継者を望んでいるからだ。 「勝俣も長打力のある左バッターです。オリックスではチャンスがありませんでしたが」(スポーツ紙記者) しかし、「勝俣獲得へ」の一報が飛び込んできたのと同時に聞こえてきたのが、東海大相模高校卒の大田泰示外野手を惜しむ声。右打ちの大田はDeNA入団が決定した。 「右バッターが来季のキーマンになるのではないか?」 そんな予測がセ・リーグ各球団から出ているのだ。右打者がキーマンに――。理由は、簡単だ。セ・リーグ6球団とも、左の好先発投手を抱えているからだ。 ヤクルト・高橋奎二、石川雅規、阪神・高橋遥人、巨人・高橋優貴、メルセデス、広島・床田寛樹、玉村昇悟、中日・大野雄大、小笠原慎之介、DeNA・今永昇太、濱口遥大…。ここに、広島のドラフト1位・黒原拓未(関西学院大)、ヤクルト1位・山下輝(法政大)、巨人2位・山田龍聖(JR東日本)らも加わってくるだろう。また、阪神の左のリリーバー、及川雅貴も先発ローテーション入りに向けて調整を始めている。 「左投手に対し、左バッターを代打起用することは考えにくい。大田なら外野のレギュラー争いに加わってくるでしょうし、右の代打としても使えます」(球界関係者) 巨人には坂本勇人、岡本和真、中田翔がいて、ウィーラー、中島宏之も控えている。原監督は右打ちの好スラッガーは揃っていると判断したのか、前日本ハムの左バッター・西川遥輝も「調査中」だという。 ポスト亀井は必要だ。しかし、右打ちの強打者を積極的に補強しないのは、「左の好先発投手」が増えたリーグ事情に逆行しているようにも見えるが…。 「勝俣は高校時代、U-18大会に出場し、外野手でベストナインにも選ばれています。内野手ではなく、外野手で再スタートを切るのでは」(前出・同) 勝俣は大学4年時、右手有鉤骨を骨折している。当時を知る大学関係者によれば、骨折を隠して試合に出ていたという。手術後も「抜糸したから大丈夫」と出場を志願し、そのド根性に周囲がブレーキをかけていたそうだ。 丸佳浩、松原聖弥、梶谷隆幸。「外野手が3人とも左打ち」なんて日も見られそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月15日 10時50分
パ・リーグベストナイン初選出のオリックス山本由伸「一年を通してプレーしてきた部分を評価していただいた」
日本プロ野球機構(NPB)は14日、ベストナインを発表した。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出された。パ・リーグの球団別では、前年最下位からリーグ優勝を果たしたオリックスから最多の4人が選出された。5人が初選出となった。パ・リーグは有効投票総数282で、最多得票は山本由伸投手(オリックス)の279票だった。▼パ・リーグ選出選手投手山本由伸(オリックス)初捕手森友哉(西武)2年ぶり3度目一塁手レアード(ロッテ)初(2016年に三塁手部門で選出)二塁手中村奨吾(ロッテ)初三塁手宗佑磨(オリックス)初遊撃手源田壮亮(西武)4年連続4度目外野手杉本裕太郎(オリックス)初吉田正尚(オリックス)4年連続4度目柳田悠岐(ソフトバンク)2年連続6度目DH近藤健介(日本ハム)3年ぶり2度目(2020年に外野手部門で選出)▼オリックス選出選手のコメント山本由伸 「ベストナインに選んでいただいて、とても光栄です。一年を通してプレーしてきた部分を評価していただいたと思いますので、本当に嬉しいです。またこの賞をいただけるように、来シーズンもしっかりと頑張りたいと思います」宗佑磨 「このような賞をいただける日が来るとは想像していなかったのでとても光栄に思います。人生で経験したことのないプレッシャーの中で野球ができたことが僕の人生でとてもいい経験になったので、またこのような経験ができるようにたくさん練習して、来年もまた選出してもらえるような成績を残したいと思います。そしてリーグ連覇、来年こそ日本一、その一つのピースになれるように頑張ります!」吉田正尚 「4年連続で選んでいただき、大変光栄です。チームとしては優勝して、大舞台も経験できましたし、とても有意義なシーズンだったと思いますが、個人としては、まだまだできたことがあったと思いますので、悔しい部分も多いです。来年も引き続き選んでいただけるように、一つでも多くの打撃タイトル獲得をめざして頑張ります!」杉本裕太郎 「シーズンが始まる前は、まさか自分がベストナインに選んでいただけるとは思っていなかったので、本当にうれしく思います。打撃でも守備でも、まだまだレベルアップしないといけないことは多いですが、今シーズンここまで出来た事を自信にして、また来シーズン、この賞に選んでいただける活躍ができるように頑張ります!」▼ロッテ選出選手のコメントレアード 「ベストナインに選出いただきとても光栄に思います。過去にもベストナインには選出していただきましたが、また違うポジションでもこの賞を獲得することができて本当にうれしく思います。来シーズンはよりベストなパフォーマンスをファンにお見せできるように頑張ります。そしてマリーンズにとってもベストなシーズンとなるように勝利に貢献したいと思います。幕張スシ!サイGO!」中村奨吾 「ずっと獲りたいと思っていたこのベストナインを受賞することができ、とてもうれしく思っています。来シーズンも選んでいただけるように、そしてチームの勝利に貢献できるように精一杯頑張っていきたいと思います」▼日本ハム選出選手のコメント近藤健介 「今シーズン、なかなか思うような結果がついて来ない時期もありましたが、昨年に続いてベストナインに選ばれたことをうれしく思います。チームは5位に終わってしまい、個人的にも悔しい1年だったので、来シーズンは新監督の下、今年以上の成績を残して、最後に笑って終えられるようにしたいです」 15日に発表されるMVPはオリックスの山本由伸が、最優秀新人賞もオリックスの宮城大弥が有力視されているが、どうなるのか注目されるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月14日 19時30分
日本ハム・大田のDeNA入りは西川の去就にも影響? 難航予想の新天地探しに光明か、年俸60%ダウンの移籍が成立したワケは
11月16日に日本ハムから来季の契約提示・保留手続きを行わない、いわゆる“ノンテンダー”とされたことが発表され、12月2日にNPBから自由契約選手として公示されたプロ13年目・31歳の大田泰示。14日、DeNAが獲得したことを球団公式サイトで発表した。 >>DeNA、日本ハム・大田獲得意向に疑問の声「獲る必要あるのか?」 ライバルを巡る深刻な事情から反論も<< 球団公式サイトはこの日、「大田泰示選手(元北海道日本ハムファイターズ)と、2022年シーズンの選手契約を結ぶことで合意いたしましたのでお知らせいたします」と大田の獲得を発表。契約の内容については掲載されていないが、獲得発表を伝える報道では現年俸1億3000万円(推定)から8000万円ダウンの年俸5000万円(同)での獲得と報じられている。 大田はこれまで巨人(2009-2016)、日本ハム(2017-)でプレーし、今季までに「770試合・.261・75本・310打点」といった通算成績を残している右の外野手。昨年は自身初のゴールデングラブ賞を獲得するなど守備でも結果を残したが、今季は「.204・3本・20打点」と打撃不振に苦しんだ。 大田の獲得発表を受け、ネット上には「先週調査報道出てたDeNAが獲ったのか、にしても年俸安いな」、「そんな安価で獲れるとは思わなかった、元年俸から比べたら約62%も年俸下がってるのに」、「基礎年俸は抑えて、その分出来高を手厚くしてるんだろうか?」と驚きの声が寄せられている。 一方、「大田の減俸移籍は西川の移籍先探しにも追い風になりそうな気がする」、「あくまで本人の意向次第だけど、大田級の減額が可能ならオファー増えそうじゃない?」、「今んとこ巨人しか動いてないみたいだけど、大田みたいに手ごろなカネで獲れるなら新たに手を挙げる球団も出てくるのでは」と、日本ハム時代の同僚であるプロ11年目・29歳の西川遥輝への影響を推測するコメントも多数挙がった。 西川はプロ入りした2011年から今季まで日本ハムでプレーし、「1227試合・.281・54本・381打点」といった通算成績をマークしている左の外野手。今オフは大田やプロ8年目・32歳の秋吉亮と共に日本ハムをノンテンダーとなっており今後の去就が注目されている。 「西川は過去に盗塁王(2014,2017-2018,2021)、ゴールデングラブ賞(2017-2020)を4回、ベストナインを2回(2016-2017)獲得するなど、ノンテンダー3名の中では最も実績のある選手。ただその分、現年俸も3名の中で最も高い(2億4000万円/大田は1億3000万円、秋吉は5000万円)上、今季は『130試合・.233・3本・35打点』とコストに見合っていない数字に終わったため、移籍先探しは難航するのではという見方も少なからずされています。実際、今オフはここまで資金力のある球団の一つである巨人以外から獲得調査報道は出ていませんが、大田のDeNA入りを受け『大田がこれほど安価で獲れるなら西川も交渉の余地がある』として西川獲得に動き出す球団が出てきたとしてもおかしくはないでしょう」(野球ライター) 大田と同等の年俸ダウン率(マイナス62%)が可能と仮定すると、年俸は約9100万円となる西川。タイトル獲得歴豊富な選手の値段としてはかなりの安価といえるが、果たして“お手頃価格”での獲得を狙う球団は今後現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について横浜DeNAベイスターズの公式サイトよりhttps://www.baystars.co.jp/
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スポーツ 2021年12月14日 17時30分
DDT竹下幸之介がジャンピング・ニー初披露で岡林裕二とのKO-D無差別級戦に弾み! 秋山準も太鼓判
DDTプロレスは12日、東京・新宿FACEで「NEVER MIND 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。KO-D無差別級王者・竹下幸之介が秋山準から伝授されたジャンピング・ニーバットを初披露して勝利を飾り、同26日、東京・国立代々木競技場第2体育館での岡林裕二(大日本プロレス)との防衛戦に向け自信を見せた。 >>タイトル挑戦の大仁田厚がDDT今林GMに理不尽要求「給料30万円として4か月分で120万円を懸けろ!」<< この日のメインイベントは、DDTのトップクラス6選手によるスペシャル6人タッグマッチ(竹下、秋山、HARASHIMA組VS遠藤哲哉、樋口和貞、上野勇希組)。試合は新生バーニング結成が決まった遠藤と秋山が激しくやり合うなど、バチバチの一進一退の攻防が続いた。15分過ぎ、樋口が竹下にラリアット、ドクターボムで怒涛の攻めを見せるも、ぶちかましをかわされて、竹下がジャーマンを見舞った。間髪入れず秋山が串刺し式のジャンピング・ニーバット、エクスプロイダーを樋口に繰り出すと、秋山が投げた樋口目がけて、竹下が豪快なジャンピング・ニーを一閃。そこから竹下はザーヒー、ラリアット、ジャーマン・スープレックス・ホールドへとつなぎ、樋口から完全無欠の3カウント。 竹下は「ジャンボ鶴田さんから秋山さん、秋山さんから僕にこうしてジャンピング・ニーを継承してくださったことは光栄です。僕が大切に使って継承していきます」とマイク。さらに、「12月18日の名古屋(国際会議場イベントホール)、そして26日の代々木は竹下幸之介と岡林裕二の物語。DDTVS大日本の対抗戦になるので、DDTのチャンピオンとして、DDTの代表として胸を張ってぶつかり合いたい」と決意表明。 バックステージで秋山は「ジャンピング・ニーも言うことはない。バッチリ決めてくれた。任せて、しっかり使ってくれれば。今日は組んだけど、今度は俺がぶち込まれることもあると思う。そこは遠慮せず、ぶち込んでもらいたい」と太鼓判。竹下は「継承してもらったからには、使ってナンボ。竹下幸之介の武器として、さらに鬼に金棒。岡林選手とのタイトルマッチにも自信がついたし、樋口の巨体を吹っ飛ばすことができたので、岡林選手にもヒットすれば、勝利につながると確信しています」と会心の笑みを浮かべた。 また、秋山を参謀として従えることになった遠藤は「秋山準というどう猛な獣を簡単に飼い慣らせるとは思ってない。バーニングをまとめるリーダーとしては、もっと強くなる必要がある。今日は秋山準の毒を取り入れて、俺のものにすることはできなかった。俺のものになれば、もっと強くなるし、もっと上に行ける」とコメントしている。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月14日 16時30分
元阪神・鳥谷氏の顔面死球に「大変なことなった」金村氏が当時の衝撃を明かす 「痛くなかった」本人の後年発言にも驚きの声
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、13日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。今季限りで現役を引退したロッテ・鳥谷敬氏が見舞われたアクシデントを振り返った。鳥谷氏は、これまで阪神(2004-2019)、ロッテ(2020-2021)でプレーした名遊撃手だ。 >>元阪神・鳥谷氏、知られざる努力を明かし驚きの声 堅守の秘訣は“土”にアリ? 現選手の守備難改善にもヒントか<< 番組では終盤に、今季まで18年間現役生活を送った鳥谷氏の活躍を振り返るコーナーがあったが、その中で進行役のアナウンサーが過去の取材で本人から直接聞いた話として、鳥谷氏は現役中に経験した故障の中で、阪神時代の2017年に負った鼻骨骨折が「一番痛くなかった」と語っていたことを紹介。アクシデントが発生した試合を現地観戦していたという金村氏は、鳥谷氏の発言に「ええ~?」と驚き、当時の衝撃を振り返った。 鳥谷氏は同年5月24日・巨人戦5回裏1死三塁の場面で、巨人先発・吉川光夫がカウント「1-0」から投じた2球目の144キロストレートが顔面に直撃し転倒。約1分後に自力で立ち上がったものの、鼻からの流血をタオルで押さえながらベンチに下がるとそのまま負傷交代。直行した病院で鼻骨骨折と診断されたことが翌25日に球団から発表された。 阪神の本拠地・甲子園で行われた試合をたまたま同球場のスイートルームで見ていたという金村氏。鳥谷が顔面死球を受けた瞬間、現地の観客は「『ギャー!』言うてた、悲鳴が(すごかった)」と当時の状況を伝えた。 また、金村氏自身も「これは鳥谷大変なことなったわ」と、大怪我による長期離脱は避けられないと危惧したとのこと。なお、鳥谷氏は同戦終了時点でプロ野球歴代2位となる1794試合連続出場を記録していたが、当時の報道では故障離脱で記録が途切れるのではという見方も少なからず挙がっていた。 ただ、鳥谷氏は25日以降も登録抹消はされず、フェイスガードを着用した状態で試合出場を継続。金村氏は出場継続だけでなく「宮本恒靖(氏/元サッカー日本代表)みたいな覆面で出てきたのは驚いたね」と、2002年日韓W杯での宮本氏をほうふつとさせる、顔の上半分を覆う黒いフェイスガードを着用した姿に驚愕したと語った。 ここまで話が続いた後、進行役のアナウンサーは過去取材で聞いたもう一つの話として「『鼻の骨折で元々曲がっていた骨が真っすぐになった』ってちょっと喜んでましたよ」と鳥谷氏が鼻骨骨折の“副産物”に喜んでいたという話を紹介。金村氏はこの話にも「へえ~、すごい話やなあ」と驚いていた。 金村氏の発言を受け、ネット上には「自分も悲鳴を挙げた現地ファンの1人、当時は選手生命に響くんじゃないかってめちゃくちゃ心配だった」、「離脱は絶対避けられないって思ってたのに、次の日も代打で試合に出てたから相当ビックリしたな」、「鼻骨骨折してフェイスガード着用って流れは確かに宮本と同じだったな」と当時を思い返す声が寄せられている。 一方、「鼻から相当流血してたのに痛くなかったってヤバすぎだろ」、「速球モロに受けて骨折られたのに痛くなかったって言える感覚は想像できない」、「鼻の曲がりが変わるくらいの衝撃が何ともなかったとは到底思えないが…」と、鳥谷の過去の発言に驚愕するコメントも数多く挙がった。 「鳥谷のアクシデントを伝える当時の記事の中では、死球直後に地面にうずくまる鳥谷の鼻から血が大量にしたたり落ちている写真も複数枚掲載されていました。そのため、当時のファンはほとんどが間違いなく重傷と予想しており、翌日の鼻骨骨折発表でその予想は的中した形になったわけですが、本人はそこまでの痛みではなかったと捉えていることに驚いたファンも少なくないようです」(野球ライター) 鳥谷氏は前述のフェイスガードはアクシデントから3日後の27日に外し、その後もシーズン終了まで打率.290~300をキープするなど特に成績も落としてはいない。「痛くなかった」発言の真相は本人のみぞ知るところだが、少なくともプレー面には支障がなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月14日 11時30分
新日本1.5ドーム、スターダム提供試合は岩谷麻優&スターライト・キッドと中野たむ&上谷沙弥のユニット越境タッグ対決に!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは12日、『STARDOM YEAR END FAN MEETING ~DAY 試合~』を東京・ベルサール高田馬場で開催した。 >>スターダム葉月「この私がベビー?」STARSに電撃加入!岩谷麻優も歓迎<< 大会のエンディングで、新日本プロレス1.5東京ドーム大会で行われるスターダム提供試合を協議の結果、この試合はタッグマッチで、各ユニットから代表選手を一名選抜することが決定。スターダムには5つのユニットがあるため、出場4選手をハズレありのくじ引きで決めることに。それぞれのユニットの代表者は、クイーンズクエスト(QQ)が林下詩美、ドンナ・デル・モンド(DDM)が朱里、コズミックエンジェルスが中野たむ、STARSが岩谷麻優に。そして、大江戸隊は全員が現れ、欠場中の刀羅ナツコがスターライト・キッドに「行って来い!」と押し出す。すると、上谷沙弥がマイク。 上谷は「詩美さん、私、ドーム女なんで、私に権利もらえませんか?」と詩美に訴えると、詩美は「権利、あげないよ」と拒否。しかし、上谷は「絶対に絶対に、白いベルト取ってみせるんで」と食い下がり、詩美は「東京ドームは私だって出たい。でも上谷が、東京ドーム女がそこまで言うなら譲ってやるよ。必ず出場しろよ」と譲歩してQQ代表は上谷に。 朱里が「こういうのやりたかったんですよ」と先陣を買って出るがハズレくじ!朱里が安藤頼孝リングアナウンサーに詰め寄るが、DDMは出場できず、朱里は無念の退場。岩谷が青、中野が赤、続いて上谷が赤、キッドが青を引く。岩谷&キッド組vs中野&上谷組が決定。詳細は新日本プロレス、スターダムから公式発表されるとのこと。 上谷は「ドームで、このドーム女が、ドームで必ず羽ばたいてきます」と意気込むと、詩美は「12月18日、クイーンズクエストvs大江戸隊で、私たちクイーンズクエストの絆を大阪で見せて、(29日の)両国では私と上谷が赤白戴冠、そして1.5東京ドーム、上谷の出場が決まって、年末から年始、そしてこの先もずっとクイーンズクエストがみなさんを楽しませていきます。お楽しみに。せっかく東京ドーム、決まったんだから、上谷、締めていいよ」と上谷にエール。上谷は「今日は思うような結果に最後はなりませんでしたが、必ず両国で白いベルトを巻いてみせる。今を信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」と言って締めた。 岩谷率いるSTARSから大江戸隊に闇堕ちしたキッドが岩谷とのタッグを一夜復活させるなど、スターダムのリングでは見られないドリームマッチに新日本のファンも盛り上がることだろう。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2021年12月14日 11時00分
又吉FA流出の中日、ソフトB・高橋を人的補償に選択? 地元出身の元ドラ1獲得は球団上層部の悲願か
次は、中日側の番だ。28人のプロテクト名簿を受け取った後、こちらも“即答”となるか、それとも、期限ギリギリまで粘ってソフトバンク側を揺さぶるのか――。 国内フリーエージェント権(以下=FA)を行使した中日・又吉克樹投手の福岡ソフトバンクホークス入りが決定したのは、12月13日だった。ソフトバンクは宣言前から「興味アリ!」と明言していたので驚きはなかったが、同時に聞こえてきたのは「人的補償で揺れる」の声。その人的補償について、不可解な情報も流れていた。 >>中日・与田前監督への球団代表の発言にファン激怒 根尾・石川育成に失敗と酷評? 3年連続の失言に呆れ声も<<「又吉は今季チーム最多の66試合に登板しています。8年間で400試合に登板してくれたリリーフ投手がいなくなるのは、大きな痛手です。でも、慰留交渉を重ねていき、球団は『説得は無理』と感じていたようです」(地元メディア) 宣言前の慰留交渉の段階で「覚悟していた」というわけだ。 その“退団前提”に加えて、こんな情報も聞かれた。 「又吉がFA宣言しそうという一報が出たのと同時に、獲得に名乗りを挙げると見られた球団は、ソフトバンク、阪神。中日球団の一部スタッフが『プロテクト名簿漏れ』となる選手リストを“想像”していたようです」(前出・同) 今さらだが、FA選手を獲得した場合、人的補償が発生することが多い。そのFA選手の年俸額が旧在籍チームにおいて何番目に多いのかでランク付けされ、又吉はBランクの「中日内4~10位」と見られる。中日が人的補償を求めた場合、旧年俸の40%と、プロテクト名簿28人から漏れたソフトバンク選手の誰かを引き抜くことができる。 「中日は、お膝元の岐阜県出身の高橋純平投手が欲しいようです」(前出・同) 高橋は県岐阜商高からソフトバンクに進んだが、2015年のドラフト会議当時、中日も1位入札に参加している。「一軍戦力になるまでさほど時間も掛からない」「エースになりうる大型右腕」と評されたが、プロ入り後は苦しんでいる。 「当時、中日のゼネラルマネージャーだった落合博満氏は、今永昇太(現DeNA)の1位指名を推し、中日グループとして、『中京圏の高橋で行かせてくれ』と主張したんです」(球界関係者) 打線強化で、若手の大砲候補を狙うという話もある。ソフトバンクは人材の宝庫だ。 また、中日は外国人選手の見極めには定評がある。リリーバー・又吉の抜けた穴を新外国人投手で補うとすれば、ソフトバンクから提出されるプロテクト名簿を、じっくりと時間を掛けて検討することもできる。 ソフトバンクの側からすれば、又吉獲得は朗報だが、二軍で鍛えている最中の有望な若手は喪失したくないはず。若手中心の名簿を作れば、レギュラークラスの選手が狙われる。中日は、年俸査定は“辛口”と言われるが、資金力はある。地元愛で高橋の一本釣りか、それとも、打線強化か。立浪和義新監督の狙いは…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月14日 10時50分
新日本12.15両国国技館大会のメインはスーパーJr.決勝! 高橋ヒロムの連覇か、YOHの下剋上か?
新日本プロレスは15日に開催する『ワールドタッグリーグ2021&ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』優勝決定戦、東京・両国国技館大会の全対戦カードを発表し、ダブルメインイベントIIは、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』優勝決定戦、高橋ヒロム(リーグ戦1位)vsYOH(リーグ戦2位)、ダブルメインイベントIは、『ワールドタッグリーグ2021』優勝決定戦、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(リーグ戦1位)vsEVIL&高橋裕二郎(リーグ戦2位)にそれぞれ正式決定した。 >>新日本スーパーJr.開催!高橋ヒロム二連覇なるか?<< スーパーJr.のヒロムは、開幕2戦目の後楽園でSHOに敗戦を喫し、11.21愛知大会ではライバルのエル・デスペラードと時間切れ引き分け、11.27藤沢大会で石森太二、11.29後楽園大会ではエル・ファンタズモに敗戦も、終盤戦では連勝を重ねて、12.11姫路大会ではロビー・イーグルスにリベンジ勝利、「7勝3敗1分=15点」で堂々のリーグ戦1位通過を果たして、2年連続の優勝決定戦進出を決めている。 一方のYOHは、開幕から4連敗を喫して、リーグ戦序盤では最下位が続いていたが、11.24後楽園大会でロビーに勝利すると、11.27藤沢大会でマスター・ワト、11.29後楽園大会で石森、12.3所沢大会ではデスペラードからも勝利。その後も連勝は止まらず、12.11姫路大会では裏切られた因縁のSHOに勝利して、「7勝4敗=14点」の大逆転でリーグ戦2位通過を果たし、優勝決定戦に初進出を決めた。 この2人は開幕戦の11.13後楽園でも対戦しているが、この時は復帰戦となって意気込むYOHを、ヒロムがわずか3分55秒、名も無きヒロムロールで丸め込み3カウントを奪っている。 今年3月の復帰から様々な苦悩を経て、この大舞台にたどり着いたYOHは、12.11姫路大会のリング上で「苦しみました。もがきました。真っ暗になりました。自信をなくしました。時間をもらいました。時間を返しに来ました。這いつくばりました。何かが、吹っ切れました。そして、ここまで来れました。両国であなたを必ず倒します」と叫ぶと、ヒロムは「その気持ち、全て!決勝戦で、このオレにぶつけて来い!」と受けて立つ構え。バックステージでは「YOH、オマエは昔から正直、何考えてるのかよく分からなかった奴だから、オレの人生で一生関わることはねえと思ってたよ。まさか、こんなところで出会うことになるとは想定外です」とYOHとの決勝は意外だったようだ。 ヒロムの連覇か?それともYOHが下剋上を成し遂げるのか?今年も最後のビッグマッチはジュニアが締める。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月13日 18時30分
プレーだけじゃない! 古巣復帰の“TBS戦士"藤田がDeNAにもたらすもの「苦しい時期にアドバイスできたら」
2012年シーズン途中、ベイスターズから楽天ゴールデンイーグルスに突然トレード移籍することになった藤田一也。2004年、暗黒時代真っただ中のベイスターズに、自ら入団したいと公言し「ベイスターズ以外なら社会人」と誰よりも“横浜愛”を持つ男のトレードに、チームメイトはもちろん、ファンも涙した。 その後はイーグルスでレギュラーを奪取し、2013年に球団初のリーグ優勝、日本一に貢献。ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞3回とチームの中心選手として輝き続けたことで、ベイスターズファンは複雑な思いを抱き続けていた。実際、交流戦で横浜スタジアムでプレーした際は、23のユニフォームやタオルを掲げるベイスターズファンが多く見られ、当時のキャプテン・筒香嘉智をはじめ、田代富雄コーチら多くの元戦友と笑顔で交流する姿も、藤田の不変の人望の厚さを証明していた。 そんな特別な存在が10年ぶりにベイスターズに復帰することが決定。会見の席で三原一晃球団代表は「OBでもあり、球団には彼の人柄を含めて藤田一也ファンが多くいる」と明かし、チーム内で待望論が湧いていたことをうかがわせた。楽天でも「ライバルの若い選手からでも、質問されたら答えますよ。野球には“絶対こうじゃなきゃダメ”というものはないので“僕の場合はこうだよ”と、伝えるようにしています。それぞれ自分に合ったものを早く知ってもらい、少しでもその選手のためになってくれたらいいなと思ってやっています」と惜しみなく自らの経験を伝授していた。 会見でも「聞かれれば答えます」とキッパリとコメント。「優勝、日本一を経験すると、人としてもプレーヤーとしても、一回りも二回りも大きくなれるし、実際に優勝してみないと分からないことがある。優勝争いの苦しい時期にアドバイスできたら」と技術面の他に、精神面でもチームを支えていくと明言した。 「ベイスターズで優勝したい」暗黒期のTBS時代に入団した際に掲げた大きな目標を、10年の時を経て横浜で成し遂げるチャンスを得た藤田一也。ずっと持ち続けてくれた「ベイスターズ愛」を成就させるため、来年序盤からメチャメチャに飛ばしていく。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年12月13日 17時45分
「いつも通り勝つだけ」ボクシング井上尚弥、挑戦者の挑発にも余裕? 2年ぶり国内凱旋試合へ闘志
ボクシングWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥が、13日に行われた「PXB WORLD SPIRITS~井上尚弥選手 世界タイトル防衛戦~前日計量及び記者会見」に出席。翌14日に東京・両国国技館で予定される、WBA10位・IBF5位のアラン・ディパエン(タイ)とのWBA・IBF世界同級タイトルマッチへの意気込みを語った。 >>全ての画像を見る<< この日行われた試合前日計量は井上がリミットの53.5キロ、ディパエンが53.3キロでそれぞれクリア。両者は計量後のフェイスオフ(対戦する選手同士の対面)で20秒ほどにらみ合った後、力強く握手を交わしその後の会見に臨んだ。 14日のタイトルマッチは、2019年11月7日に行われたWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦以来、2年1カ月ぶりの日本国内での試合となる井上。「無事に計量を終えて、リカバリーも終わったところで気持ち的にはすごくリラックスして落ち着いている状態です。明日は2年ぶりの日本での試合になるので自分自身すごく楽しみにしていますし、皆さんもこの2年、楽しみにしてくれていたので、その分素晴らしい試合をお見せする予定です」と、凱旋試合にふさわしい結果・内容をファンに見せることを約束した。 一方、挑戦者のディパエンも「計量も終わって体(の状態)はバッチリで全然問題ない。明日、絶対いい試合になりますよ。みなさん見ててください」とコンディションは万全であると強調。これを受けた井上は「計量の時に体見ましたけど『しっかりと仕上げているな』と思いました」としつつも、「それでもしっかりと力の差を見せてその次の、来年春のビッグマッチに向かいたいと思いますので、ここは危なげなく、いつも通りしっかりと勝つだけです」と、ディパエンを下し来春に計画される他団体王者との統一戦に弾みをつけたいと宣言した。 今回の試合は井上の国内試合では初めて、PPV(ペイ・パー・ビュー/有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステム)で配信される。これについても井上は「今回こういうPPVという形を選びましたけども、この先につながるよう成功していけばいいなと思ってます」とコメント。今回の一戦がPPV定着のきっかけになればと期待を込めた。 来春予定の統一戦実現、国内ボクシング界へのPPV浸透がかかる一戦に闘志をのぞかせた井上。会見最後にはディパエンから「俺は密林のブレデター(自身の異名)じゃなくて、モンスター(井上の異名)ハンターだよ」と両者の異名を交えて挑発されるも、「このぐらい気合入ってないといい試合にならないと思うので。明日はみなさんの期待、想像を超える勝ち方をしていきたいので楽しみにしていてください」と余裕の口ぶりだった。文 / 柴田雅人
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