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デモ呼び掛けの大坂なおみ、ネットの批判に反論で称賛も疑問の声? タイミングに指摘も

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大坂なおみ

 プロテニスプレイヤーの大坂なおみが、自身の政治的発言に対する批判に反論し、称賛を集めている。

 きっかけとなったのは、アメリカで黒人男性が白人警察官に暴行され死亡した事件への抗議として、7日に行われた大阪市でのデモ。このデモは約1000人が参加したといい、アメリカ総領事館前などで「差別を許さない」と人種差別の根絶を訴えていた。

 大坂がこのデモについて、ツイッターで参加を呼び掛けたことが話題に。しかし、一部から挙がった「アスリートは政治に関与すべきではない」という批判に対し、ツイッター上で「this is a human rights issue.(これは人権問題です)」「what gives you more right to speak than me?(なぜ私よりもあなたの方がこの問題について『話す権利』があるんですか?)」などと反論。大坂の支持者からはこの対応に、称賛の声が上がっていた。

 しかし、一方では疑問の声も挙がっているという。
 「デモの呼び掛けについては、『アスリートは政治に関与すべきではない』という批判よりも、新型コロナウイルスの第二波が心配される現状でデモを呼び掛けたことについての疑問の声の方がより多く上がっています。関西地方では、夏の甲子園大会まで中止になるほどの対策が取られているにも関わらず、多くの人の参加が予想されるデモに、さらに大坂が参加を呼び掛けたことについて、『このタイミングが適切だったのか?』という指摘が上がっているようです。

 また、この危険性を指摘する声について、大坂は8日にツイッターユーザーに反論する形で、『I’m not holding people hostage and forcing them to go.(私は人々を人質にしたわけじゃないし、行くことを強制してない)』と反論し、その後このツイートを削除。さらに、夫が黒人という女性から寄せられた『日本は黒人差別がないのに差別されているとして黒人を利用することは迷惑』という声に対しても、『I’m so glad my mom isn’t like you.(私の母があなたと違ってよかった)』と指摘し、これも削除しています。ネットからはこの削除について、『間違ってること指摘されると怒るのか?』『コロナ禍でやることを問題視する声は徹底してスルーしてる』という声も集まっています」(芸能ライター)

 とは言え、日本ではなかなか問題意識の広がらない人権問題について投げ掛けた大坂。多くの日本人にとって、人権問題を考えるきっかけとなったようだ。

記事内の引用について
大坂なおみの公式ツイッターより https://twitter.com/naomiosaka

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