社会
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社会 2019年06月14日 22時15分
“格差”広がる中国で多発する「無差別殺傷事件」…日本も対岸の火事ではない!
社会に大きな衝撃を与えた、元農水事務次官の熊澤英昭容疑者が長男である英一郎さんを刺殺した事件。英一郎さんは、去る5月28日に起きた『川崎登戸小学生殺傷事件』の岩崎隆一容疑者(自殺して死亡)と、ほぼ同世代と言える。2人に共通するのは「引きこもり」とメディアは表現するが、要するに「失業者」だ。 「『引きこもり』という用語は、安倍政権にとって実に都合のいい言葉といえます。『引きこもり』と報道されるのと『失業者』『無職』と言うのとでは、全くイメージが異なります。報道で『失業者』『無職』とアナウンスすれば、それは“格差社会”を招いた経済政策の失敗を責められることにもつながりますからね」(全国紙社会部記者) 「引きこもり」なら個人の資質や能力の問題にすり替わり、失業してカネがなくて、やむを得ず家にじっとしている人でも、すべて個人の“資質問題”に置き換えることができる。つまり、意図かどうかはともかく、格差社会から目をそらさせる便利な言葉なのだ。 「実は中国では、2010年の3月から4月にかけて、わずか40日ほどの間に、立て続けに5件の無差別殺傷事件が発生しています。中国で、無差別殺傷事件を引き起こす犯人や容疑者に内在する不満は、失業、無職、解雇、就職難などによる生活苦に起因しています。無差別殺傷事件、とりわけ生徒・児童・園児といった弱者を標的にする事件が多発していることから考えると、中国では富裕層と貧困層の格差がますます拡大する傾向にあり、格差や不平等を示す代表的な指標である『ジニ係数(Gini coefficient)』が、はっきり上昇しているのです」(中国ウオッチャー) ジニ係数は、「社会における所得分配の不平等さを測る指数」で、0〜1の数値で表示される。数値が0に近いほど平等であり、1に近いほど不平等を意味する。ジニ係数は0.2〜0.3が望ましく、0.4は社会騒乱多発の警戒ライン、0.5は深刻な不平等、0.6は暴動発生必至とされているが、中国政府は16年に0.465となったと発表している。しかし、それ以降はジニ係数の発表を行っていない。現状、恐くて公表できないと推測される。 日本も「対岸の火事だ」何て呑気なことを言っていられない。
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社会 2019年06月14日 22時00分
「川崎スクールバス襲撃事件」が頭をよぎった元農水事務次官が長男殺害
「川崎で起きた事件と同じにならないように考えた」 東京・練馬区の自宅で長男(44)を殺害した元農林水産事務次官の熊澤英昭容疑者(76)は、取り調べに対して、こう供述している。 熊澤容疑者は、6月1日午後3時半頃、無職の長男の胸などを包丁で複数回刺したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。長男は搬送先の病院で死亡。当時、妻は不在だった。 「長男は引きこもりがちで、中学生の頃から家庭内で暴力を振るうこともあったそうです。近隣住民ですら息子の存在を把握しておらず、長期にわたる家族内での苦悩があったものとみられています」(全国紙記者) 当日は隣接する区立小学校で運動会が開かれていた。事件直前、長男が「小学校の運動会の音がうるさい」と言い出し、熊澤容疑者と口論になっていた。 「長年、鬱積した長男の怒りの矛先が、児童に及ぶことを恐れたのでしょう」(同) 熊澤容疑者が殺害を決意するきっかけになった「川崎スクールバス襲撃事件」も、犯行後に自殺した岩崎隆一容疑者(51)の“動機”の一端が解明されつつある。 岩崎容疑者は、幼少期に両親が離婚。叔父夫婦が住む家に引き取られた。 「もともと、この家で同居していた祖母が、隆一の両親の結婚に反対していて、無理やり離婚させた。それで、隆一だけもらわれてきたんです」(近隣住民) 以来、40数年にわたってこの家に住み着いていた岩崎容疑者も、定職に就かず、引きこもり状態だった。 「叔父夫婦には、隆一のいとこにあたる息子と娘がいて、被害に遭った地元の名門・私立カリタス学園に通っていました。一方、隆一は公立の小・中を出て、職業訓練校に入れられた。これ以外にも、祖母が隆一だけ、いとこたちと“差別”するようなことがあり、恨みを募らせていたんじゃないでしょうか」(前出・全国紙記者) その祖母が亡くなり、いとこたちも社会人として独立。岩崎容疑者は、叔父夫婦と3人暮らしになった。事件直前、高齢になった叔父夫婦が介護ヘルパーの導入を検討し、岩崎容疑者に相談したところ、家から追い出されると勘違い。結果、いとこの母校の女子児童1人と、優秀な外交官を道連れに、自らも命を絶った。 2つの事件の家庭内の事情を知ると切なくなるが、それでも殺人者が「許されざる者」であることに変わりはない。
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社会 2019年06月14日 20時00分
熊に襲われた35歳男性、熊の“舌を噛み切って”撃退 男性の致命的な失敗は…
日本でも山間部を中心に人が熊に遭遇する事案がいくつも報告されているが、熊に遭遇して大けがを負いながらも、自力で熊を撃退した男性がいる。 海外ニュースサイト『THE SUN』は6月11日、ロシアに住む35歳の男性、ニコレイ・イルジットさんが、山で巨大な熊に襲われて、大けがを負ったと報じた。ニコレイさんは熊の舌を噛みちぎって熊を撃退したという。 同記事によると、ニコライさんは、闇市場で売るシカやヘラジカの角の採取のために2人の友人とともに、山へ足を運んだところ、500㎏以上あると思われる巨大な熊と遭遇。ニコライさんは武器を一切所持していなかったので、熊に襲われないように、大声で叫び威嚇したそうだ。しかしその後、熊はニコライさんに突進してきたという。ニコライさんは、熊の顔にパンチをして抵抗するも、その甲斐なく熊に押し倒されて、脚に噛みつかれてしまった。 ニコライさんは、熊が歯をむき出しにして噛み付こうとして来た瞬間、とっさに熊の舌の一部を噛みちぎったという。すると、熊は攻撃をやめて逃げていったそうだ。その後、ともに山を訪れていた友人が、その場しのぎの簡易担架を作り、山から一番近い村にニコラスさんを運んだ。さらに、その村から約150キロ離れた病院に運ばれて、ニコライさんは、やっと手当てを受けることができたそうだ。同記事には、手当てを受けた当時のニコラスさんの顔写真が掲載されているが、顔全体が腫れ上がり、緑色のあざがところどころにできた痛ましい姿だ。しかし、医師によるとケガは完治が見込まれているという。 このニュースが世界中に広がると「熊の舌を噛み切るなんて信じられない」「ロシア人は野生の熊より強いのか?」「助かってよかったけど密漁は駄目だろう」などの声が寄せられた。 ニコライさんが熊に遭遇してしまったのは、運が悪かったとしか言いようがないが、山に出かける以上、遭遇する危険性は少なからず誰にでもある。ニコライさんが襲われてしまった理由の1つには、熊と遭遇した時に叫んでしまったことが挙げられる。不幸にも野生の熊に遭遇してしまったときには、適切な対処をすれば襲われる可能性は低くなるようだ。 環境教育や野生生物の保護活動に取り組んでいる『知床財団』の公式サイトによると、熊に出会ってしまったときは、落ち着くことがとにかく大切だという。自分と熊との距離が100メートル以上離れていた場合、静かにゆっくりとその場を去るのが適切だそうだ。万が一、熊との距離が20〜50メートルしかなかった場合、またはそれ以上に近い場合には、両手を上げて振り、穏やかな口調で話しかけながら静かに立ち去るべきだそうだ。走ったり、大声を出すことは禁物。これらの行為は熊を興奮させてしまうため、逆効果だという。 山に行く以上、少なからず野生の熊に遭遇してしまう危険性はある。万が一に備えて、対処法を覚えておくといいだろう。記事内の引用についてBEAR CHILLS Russian man ‘bites off brown bear’s TONGUE to escape savage mauling by half-ton beast’https://www.thesun.co.uk/news/9266979/russian-bites-off-bears-tongue/知床財団https://www.shiretoko.or.jp/library/bear/bear2/
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社会 2019年06月14日 19時00分
免許返納後に無免許運転で事故を起こした80歳男、身勝手な動機に呆れ声 新たな問題浮き彫りに
13日、群馬県太田市で免許を返納した80歳の男が無免許で自動車を運転し、人身事故を起こしていたことが判明。免許返納の「難しさ」が改めて浮き彫りになった。 男は今年4月に身体の衰えを理由に、免許を自主返納していた。その後は親族の車で移動していた。ところが、13日は近くの公園でグラウンドゴルフ大会が開催されており、親族が不在だったことから軽トラックのハンドルを握り、自宅から1.6キロ離れた公園の駐車場で、8時20分頃、自転車で通学中だった高校1年をはね、軽傷を負わせる。間もなく警察が駆けつけ、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)の疑いで現行犯逮捕された。 この事件に、ネットユーザーから様々な意見が上がる。「免許返納の意味がない」「言語道断の行動」「80歳がゴルフの欲求に負けて運転とは情けない」と批判的な声もあったが、「男の行動はもってのほかではあるが、自分に運転能力があり、1.6キロ先の『ちょっとそこまで』なら、運転してしまうかもしれない」と同情的な意見も。 さらに、群馬県太田市が路線バスの少ない地域だけに、「交通網の発達していない地域で緊急事態があった場合、返納していても運転する高齢者が出るかもしれない」「免許返納だけでは根本的な解決には至らない」という指摘が相次いだ。 高齢ドライバーによる事故は相次いでおり、対策が求められているが、なかなか有効策が出て来ないのが現状である。「返納したけれど移動したいのに誰も居ないから運転」というケースは「起こりうる」事態で、起こるべくして起こった感がある。ネットユーザーからは「返納した場合は自動車も廃車にしてはどうか」という声があったが、一家に一台が基本の交通網未発達地域では難しい。ともかく、事故の被害者が軽傷で済んだことは不幸中の幸いだった。 本サイトでも既報の通り、政府は75歳のドライバーに対し安全機能の搭載された自動車のみを運転させる免許の創設を検討している。今後、あまりスピードの出ない車や、携帯電話のらくらくフォンのような高齢者向け自動車の製造などが求められているのではないだろうか。
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社会 2019年06月14日 11時50分
マンション受水槽で泳ぎ猛批判されたティックトッカーは、関係会社の作業員? 苦しい言い訳で謝罪
福岡県内のマンションに設置されていた受水槽の中で泳ぐ動画が拡散された問題で、男の素性が13日、わかった。 この問題は、福岡県志免町のマンションに設置されていた受水槽に、パンツ一丁で泳ぐ動画が短編動画サイト「TikTok」に投稿されたもの。加担したのは3人と見られ、金髪の男がパンツ一丁で受水槽に入ると、もう1人が見守る中、撮影者が「受水槽の中で泳いでまーす」と悪ふざけをしたような声で説明する。 さらに、受水槽の水に入り泳いだ男は笑顔で悪びれることなく、「めっちゃ気持ちいい」と言いながら、Vサイン。この受水槽は、入居者の飲み水を貯めておくために設置されていたもので、動画が公開されると猛批判が上がり、瞬く間に炎上する。 そして、各テレビ局の情報番組でも取り上げられ、『モーニングショー』(テレビ朝日系)コメンテーターの玉川徹氏が犯人への憤りと施設側の対策について苦言を呈したほか、13日の『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!』(CBC系)に出演したケンドーコバヤシが、「懲役覚悟でボコボコにしてやります。ジャーマン・スープレックスくらい行くと思う。黙っちゃいられない」と激怒した。 ネット上では、既に特定作業が進められていたが、13日になりこの男たちが大和ハウスの協力会社作業員であることが判明。撮影日時は昨年9月で、今年6月になり動画を投稿した。 3人は動機について、「貯めた水を排水するのがもったいないので入った」「受水槽は清掃し点検した」などと話しているという。なお、この3人に「余罪」があるか否かについては、現在のところ分かっていない。 マンションの管理会社は、12日に清掃と水質検査を行い、飲料水を配布。そして、警察に被害届を提出した。 飲み水を貯めるという無法行為に、ネットユーザーも「厳罰に処してほしい」「こういう人間を厳しく罰する法律が必要」と、一様に怒りの声を上げる。また、YouTubeやInstagramライブなど、動画サイトやSNSに不適切な動画を投稿するユーザーが相次いでいるだけに、「動画サイト側も厳しく投稿されたものを精査すべきだ」という意見も出た。 今後、実名が明らかになると思われる今回の動画投稿。彼らが失ったものは、とてつもなく大きなものになりそうだ。
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社会 2019年06月14日 06時00分
ニートの29歳息子、とんでもない理由で両親提訴 親の金で一人暮らし中も仕事探さず
家族だからこそ、自分の親に対して不満や怒りを覚えやすい面はあるだろう。海外には親の行動に納得がいかず、理不尽な理由やちょっとした甘えから、親を訴えた子供の例がいくつかある。 2019年2月、「僕の同意を得ず、僕を産んだ」という理由で両親を訴えたのは、インド・ムンバイ出身の27歳の男性だ。男性は「苦しみや悲しみであふれているこの世に、子供を産むことは間違っている」と信じる反出生主義者で、これまでにも自身のFacebookで「なぜ苦しむために生まれなければならないのか」など自らの主張を投稿していた。男性は、地元ニュースサイト『LATESTLY』のインタビューに対し、「子供を産むことは親の身勝手な欲望によるナルシスト的な行為だ。僕は生まれた子供たちの苦しみを減らしたいだけ」と、両親を訴えた理由について語っている。2019年5月現在、裁判はまだ開かれておらず、現在、男性は裁判のための準備をしているそうだ。 中国でも、両親にとっては受け入れがたい理由で訴えを起こした子供がいる。 中国・湖南(こなん)省では、当時29歳の男性が、仕送りをストップした両親に対し、2014年9月、訴えを起こしたそうだ。男性は高校卒業後、理容師専門学校に進学。卒業後は理容師として働いていたが、ある日、窃盗罪で捕まり、それが会社に伝わったことで会社を解雇された。その後は働かず、寝てばかりの生活を送っていたという。会社を解雇されて以降、両親は数年間、男性に生活費を送っていたが、いっこうに仕事を探そうとしない息子に、愛想を尽かして仕送りをストップ。男性は両親に再度仕送りするよう電話をしたが、無視されることが続いたため、経済的支援をしてくれず屈辱を味わったという理由で両親を訴えたそうだ。 同じように、親からすればとんでもない理由で子供が親を訴えた例が他にもある。 2011年にはアメリカ・イリノイ州で当時18歳の娘が、誕生日のプレゼントが気に入らなかったという理由で、母親を訴えた。母親は、娘が2歳の頃に離婚。女手一つで育てていたが、自ら立ち上げた事業が成功。娘とともに約150万ドル(約1億6700万円)の豪邸に住むなど、娘には何不自由ない生活をさせていたという。その後も、母親は娘と一緒に暮らしていたが、娘が18歳を迎えた際、母親は娘の誕生日のプレゼントにバースデーカードを贈ったそうだ。しかし娘はバースデーカードのみで高価なプレゼントや現金が添えられていなかったことに激怒。精神的苦痛を味わったとして、母親に対して訴えを起こし、5万ドル(約558万円)の賠償金を請求したという。娘の訴えは裁判所によって却下された。 自分の思い通りに親が行動してくれなかったからという理由で親を訴えるとは、子供の単なる甘えにすぎない。親としても子供に訴えられる日が来るとは思っていなかっただろう。一方で、子供のこうした行動は、親が甘やかしたゆえの代償ともいえるかもしれない。
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社会 2019年06月14日 06時00分
年金ドロボー 安倍政権「2000万円貯めておけ」悪夢の参院選大敗
「年金は100年大丈夫だから積み立てましょうと国は推進した。それが年金だけでは老後、2000万円不足という。年金詐欺みたいなもの」 人気落語家の立川志らくがテレビでこうコメントするなど、大混乱に陥っている金融庁報告書が浮き彫りにした「老後2000万円不足」問題。ネットでも「ふざけるな!」「自分で老後に備えろと政治家が口にするな!」など怒り大爆発だ。 50%台の高支持率をベースに夏の参院選、もしくは衆参ダブル選挙勝利を目論む安倍政権には、あの悪夢再来が忍び寄っている。2007年の第一次安倍政権時、「消えた年金記録」で参院選はボロ負け、退陣に追い込まれた。今回の2000万円問題炎上に、安倍政権は「表現が不適切だった」と火消しに躍起だ。 「事の発端は、金融庁金融審議会が6月に公表した『高齢社会における資産形成・管理』の報告書です。それによると、人生100年時代、年金だけでは老後の資金を賄うことができない。例えば、95歳まで生きるには年金以外に夫婦で2000万円の貯えが必要と唱えたのです」(経済部記者) 総務省の2017年家計調査報告、厚労省の2018年統計などを基にした金融庁報告書の詳細はこうだ。夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯の一般的な年金生活世帯で、1カ月の収入は約21万円。支出は約26万円。収入より約5万円支出が多く赤字となる。 「だから年金資金のほかに今後20年で1300万円、30年で2000万円が必要と試算。その上で、公的年金は老後の柱だが、若いうちから資産運用に取り組むべきとしたのです」(同) 庶民が怒るのは当然だ。「2004年、当時の小泉内閣は年金保険料を値上げした。そして、現役時代の6割程度もらえるはずの年金支給額は大幅カット。そうした“痛み”に耐えれば『年金は100年安心』と国が太鼓判を押し、国民は我慢してきた。それが今度は“2000万円不足するから、その分は自分で何とかしろ”ですからね。年金ドロボーと言いたくなりますよ」(野党関係者) さらに、火に油を注いだのは金融庁トップの麻生財務相の態度だ。「『おれが生まれた頃の平均寿命は47歳でそれが100歳ってんだろ。人生設計を考える時に、100歳まで生きる前提で退職金を計算してみたことあるか? きちんとしたものを今のうちから考えておかないといかん』と横柄な上から目線の発言を繰り出す始末。案の定、批判が高まると、麻生氏は『豊かな老後を送るため、上手に資産形成する意味で、不足額の赤字表現は間違い』と釈明した。菅官房長官も『表現が不適切』と火消しに追われた。政権の№2、№3が金融庁報告書の内容を否定するのは極めて異例です」(政治担当記者) 対する野党は徹底追及の構えを見せている。「現状では次の参院選で野党はほぼ全滅と強い危機感を抱いていた野党唯一の政治家が小沢一郎前自由党代表です。そこに飛び込んできたのが2000万円問題。小沢氏はこの問題が野党を勝利へ導く千載一遇のビッグチャンスとして動き出しました」(同) その戦略を小沢氏周辺関係者が明かす。「安倍内閣の支持率はJNN系列の最新6月調査で59・1%と、5月より1.7%もアップし、ますます強固になりつつある。しかし、小沢氏はそこに安倍内閣の弱点を見つけたわけです」 安倍内閣の高支持率を支えている中心は、18歳から30代の男性層というのは多くのマスコミ調査でも明らかになっている。背景は就活が超売り手市場など、アベノミクスの継続を望む世代が多いからだという。 しかし、今回の2000万円問題は支持層を根底から覆すことになりそうだ。今年初め、都市銀行系金融機関が30〜40代という社会の中核を担う世代にアンケート調査したところ、実に2割以上の人が貯蓄ゼロと判明した。割合は対前年比で5%以上増加。金融広報中央委員会の’18年調査でも貯蓄ナシは2人以上世帯で22・7%、独身では38・6%にも上るのだ。「“年金以外に2000万円貯めろ”などは現状の若年世代では、到底無理な話です。そして、貯蓄できない最大の理由は実質賃金が上がらないのに、物価は上がっていくばかりだからだ。若い世代、中核世代が老後を迎える頃、半数近くは破綻寸前で生活できなくなることを安倍政権が認めたわけですから、支持離れが巻き起こるのは自然な流れです」(前出・野党関係者) 安倍自民参院選大敗の兆しはある。「トランプ大統領の国賓訪日で、米農産物関税の大幅引き下げを密約した可能性がトランプ大統領のツイッターからプンプン漂う。地方の農村部を中心に不安が膨張し、反自民と化すはず。一方、都市部では2000万円問題への不安から年金大規模デモが起きる可能性も高まっています。小沢氏はこれらを見据え、改めて小沢7選挙戦術を徹底してくる。つまり、(1)川上から川下へ(2)日50カ所の辻立ち(3)ポスターは3000〜5000枚貼る(4)演説よりも1対1(5)ミニ集会徹底(6)路地裏選挙カー(7)ノー悪口。2000万円問題は国民へ訴える格好の争点です」(同) 第一次安倍自民党は消えた年金問題で、参院選は改選64議席から37議席へ激減、大敗を喫した。国民生活に直結する2000万円問題は大きなうねりとなる。
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社会 2019年06月13日 22時00分
要警戒! 日本列島内で地震発生率が急激に上昇中
5月25日、千葉県南部を震源としたM5.1の地震が発生した。この地震は、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界付近で発生したとみられる。「震源の深さは約40キロと比較的深かったため、都内への影響はありませんでした。しかし、もう少し浅かっただけで2005年に発生したM6.0の千葉県北西部地震と同様の被害が出ていた可能性があります」(武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏) 震源が深くても、地盤が弱い地域では大きな被害が出る可能性はある。「実は坂の多い六本木は、坂の上の表面が火山灰で形成された関東ローム層で地盤が弱く、大きな地震の際、崖崩れが起きる可能性があります。都内の銀座、六本木、麻布十番、渋谷などの繁華街も脆弱な地盤のため注意した方がいいでしょう」(サイエンスライター) 今回は被害が少なかったが、安心はできないようだ。特にここ最近は警戒が必要だという。「近頃、太平洋プレートが活動を活発化させています。今後もこの兆候は続きそうです」(前出・島村氏) 太平洋プレートが活動を活発化させたことによって、日本列島は地球規模で見ても不安定な状況にある。「太平洋プレート上で地震が起きると、まるでキャッチボールをするかのように、隣接しているプレートで巨大地震などが発生する傾向があります」(前出・サイエンスライター) つまり、太平洋プレートの影響を受けるフィリピン海プレート、北米プレートの上に乗る日本列島は、地震の発生確率が高くなっているのだ。しかも、キャッチボールの間隔がこのところ短くなっている。「実際に5月14日には、パプアニューギニア付近を震源とするM7.7規模の地震を観測すると、太平洋を挟んで向こう側のペルーでは、5月26日にM8.0の巨大地震が発生しています」(同) 東京五輪を前に心配だ。
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社会 2019年06月13日 19時00分
13歳少年、睾丸の中から“歯”が出てきた…なぜこんなことに? 驚きの声相次ぐ
13歳の少年が睾丸から歯を取り除く手術をしたと海外ニュースサイト「Daily Mail」が6月10日に伝えた。 ロシアに住む13歳の少年は、睾丸にしこりがあり、がんかと思い、モスクワの小児病院で手術を受けた。手術の結果、睾丸のしこりはがんではなく「臼歯」だったことが判明。少年は、上あご前から7番目の歯である臼歯が口の中から生えておらず、代わりに睾丸の中で成長していたと担当医は診断したそうだ。手術中に歯を発見した担当医は「こんな症例は見たことがない」と驚いたという。手術は無事成功し、担当医いわく「少年の生殖機能にも問題はない」とのことだ。また、主治医は原因について「出生前の遺伝的過程で発生したテラトーマ(奇形腫)である」との声明を発表したそうだ。 このニュースが世界に広まると、ネットでは「私は卵巣のテラトーマに髪の毛があって取り除いた」との経験談や「生殖機能が大丈夫で良かったね」「痛かったのだろうな」「人体は不思議だ」「テラトーマにこんな症例もあるのね」「こんなことってあるのか」などのコメントが寄せられた。 日本小児学会の公式サイトによると、テラトーマは、本来あるはずの場所以外に臓器や組織の一部が、細胞の異常によって形成されてしまう現象。精子や卵子のもとになる胚細胞の、さらにもとになる原始生殖細胞が腫瘍化することが多いため、精巣や卵巣にテラトーマが発生するケースが半数を占めるのだそうだ。それ以外のケースは、胎生期に原始生殖細胞が他の部位に迷い込んでしまうために発生すると考えられている。 またテラトーマは主に、成熟した細胞からなる良性の「成熟奇形腫」、未分化の細胞からなる悪性の「胞性腫瘍」、それらの中間の「未熟奇形腫」の3種類に分けられ、原則として手術して切除するそうだ。 症状は発生部位によってさまざま。頭蓋骨内では頭痛や嘔吐、胸部や腹部では腫瘍が大きくなるまで症状が出ない場合もあるという。同サイトでは実際に卵巣内に毛髪、皮膚や軟骨が大きくなったケースを紹介している。 自分の歯や髪の毛が体の臓器で育つなど、普段は考えられないことが実際には起こる。人体にはまだまだ神秘的なものが隠されている。記事内の引用についてDoctors remove a tooth that was growing inside a 13-year-old boy's testicle in Russiahttps://www.dailymail.co.uk/news/article-7123061/Doctors-remove-tooth-growing-inside-13-year-old-boys-testicle-Russia.html?ito=social-twitter_mailonline日本小児学会「胚細胞性腫瘍・奇形腫群腫瘍」よりhttp://www.jsps.gr.jp/general/disease/mlg/n413bn
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社会 2019年06月13日 13時35分
美魔女モデル切りつけ事件を「法で裁く話ではない」と擁護 『ワイドスクランブル』での発言に疑問の声
13日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で、先月18日に発生した、美魔女モデルとしてグラビア活動していた岩本和子容疑者が9歳年下の交際相手の男性を切りつけた事件を特集。その中で、コメンテーターとして出演していたジャーナリストの末延吉正氏の発言に、批判の声が集まっている。 岩本容疑者は妊娠していたものの、交際中の被害男性は事件当日に既婚者であることを岩本容疑者に告げていたといい、JR熱海駅の新幹線改札付近で男性の顔をカッターナイフで切り付けたという。番組では、岩本容疑者に同情的ではあったが、そんな中、ジャーナリストで東海大学教授の末延氏が「これは法律で裁くという話ではないですよ」とコメント。MCの大下容子が「まあ、でも罪は罪として償って……」とフォローしたものの、「被害者は気の毒ですけど、年が下でしょう。それだけ(被害男性は交際に)真剣さが理解できてなかったんでしょうね」と話していた。 しかし、この発言についてネットからは、「いやいや、どんな事情であれ刃物で人切ったら犯罪でしょ…」「テレビで加害者を擁護するって違和感しかない」「法律で裁くって話でしょ。傷害なんだから」という声が噴出。末延氏の発言に対する違和感を指摘する声が多く見られた。 「また、同じくコメンテーターとして出演していたプロデューサーの若新雄純氏も、事件について『岩本容疑者が真剣に交際していたとしたらフェアじゃないと思っていて。(岩本容疑者が男性に)騙されたことが分かって訴えた時に、もしかすると、岩本容疑者の方が男性の奥さんから訴えられてしまうリスクもあるし』と話していたものの、相手が既婚者だと知らずに交際していた場合、慰謝料の支払い義務はないと言われています。このため、ネットからも『トンチンカン』『知らないのに慰謝料払う必要はない』という声が殺到。視聴者からは、番組が岩本容疑者を過剰に擁護していると見られてしまったようです」(芸能ライター) 事件については、ネットからも岩本容疑者に同情する声が多く上がっているものの、テレビでの発言として相応しくないことは確か。疑問の声が集まってしまったようだ。
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社会
機関紙値上げでも政党交付金を拒否する日本共産党の論理
2011年07月30日 17時59分
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SF作家 小松左京氏が死去
2011年07月28日 16時00分
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社会
酒気帯び運転で議員辞職した森元首相の長男が急死
2011年07月28日 15時17分
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社会
ナイナイ岡村に殺害予告をした男を逮捕
2011年07月25日 15時30分
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社会
地デジ化目前で千秋楽前に優勝決まった大相撲に胸なで下ろしたNHK
2011年07月25日 11時45分
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橋下知事も思わず弱気に!? 大阪市庁舎に渦巻く「反維新」
2011年07月23日 17時59分
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タレント霊能力者・超能力者の犯罪史
2011年07月18日 15時56分
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ウナギ、焼き肉、ステーキ…デパ地下で、夏のスタミナ食品フェアが始まる
2011年07月14日 11時45分
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twitterにつぶやき続けるハマコー氏に認知症認定で裁判終了はムリ?
2011年07月13日 11時45分
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盗聴疑惑で「英国の東スポ」ニュース・オブ・ザ・ワールドが廃刊
2011年07月08日 11時45分
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室内で花火して書類送検されたネットアイドル片桐えりりかのAV作品封印か
2011年07月04日 17時08分
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逮捕された原発事故会見の名物記者の実像と夢
2011年07月04日 11時45分
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逮捕されていたダルビッシュの弟
2011年07月01日 11時45分
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愛知県西三河地方のふしぎ話「明勝寺の雨乞いの龍」
2011年06月30日 15時30分
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原発会見でおなじみの西山審議官が“女性問題”でクビ!
2011年06月29日 15時30分
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高校野球賭博でサラリーマン大量送検…でも今年一番熱かったのはAKB総選挙賭博だったと事情通が告白
2011年06月28日 16時15分
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保坂展人世田谷区長は世田谷電力で脱原発!?
2011年06月28日 11時45分
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奈良の神社話その二十 神域に“埋められた”神宝の正体──十津川村・玉置(たまき)神社
2011年06月27日 15時30分
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名古屋市に出没したニホンザルの注意点とは?
2011年06月27日 11時45分
特集
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