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twitterにつぶやき続けるハマコー氏に認知症認定で裁判終了はムリ?

 2億円の融資を受けるために担保にした株を無断で売却し、融資元に損害を与えたとして、背任罪に問われたハマコーこと元衆院議員・浜田幸一被告(82)の初公判が7月1日、千葉地裁で開かれた。出廷した被告は蚊の鳴くような声で「申し上げることは何もない」と罪状認否を述べ、弁護側は無罪を主張したという。傍聴した報道関係者は皆「ハマコーさんにはかつての暴れん坊の姿はなくなった。認知症が進行しているのではないか」と口を揃える。法廷では車椅子にステッキを持ち、終始うなだれた姿だったという。事実、弁護側も被告が認知症を患っていることを認め、裁判維持能力がないと裁判所の判断を仰いだのだが…。

 「裁判所が公判維持能力なしと認めるかは五分五分でしょう。昨年、逮捕された直後からすでに昔の面影はなくなっていましたからね。ただし、ハマコーさんは公判後もtwitterでつぶやいていますので(画像参照)、これを司法がどう判断するか微妙なところですね」と在京新聞記者は話す。

 ハマコー氏は昨年2月にtwitterを始め、逮捕されてもフォロワー数を伸ばし、現在は22万人。奔放な言動で人気を維持している。前出の記者は「本人の書き込みではないでしょう。つぶやきを始めたころに実際の投稿は電話で話を聞いた事務所のスタッフがやっていると本人が話していましたし。現在、ツイートは本の宣伝ばかりですので、スタッフが定期的に投稿しているのでしょう。でも裁判所はそんなことまで配慮してくれないですから、活動履歴があるなら認知症が進行しているとはいえないという判断が下りるかもしれません」

 実際はハマコー氏の体調はどうなのか。昨年、テレビ収録を目撃した人物は「収録で食事をしたそばから、『食事は何?』って聞いてたんです。やっぱり、いくらかは症状がでているのでは」と話す。しかし、裁判ができないほど進行はしてはいないと話す関係者もいることも事実。ハマコー氏は20日に千葉・木更津のホテルで最近出版した『YUIGON』(ポプラ社)の出版記念パーティーを開く予定というが、果たして本人は姿を見せるのだろうか?

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