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もう国は助けてくれない!「国民ポイ捨て」に怒りの鉄拳!

 原油高でガソリンは1リットル160円という勢い。食品偽装の次は食品の“再値上げラッシュ”。“崩壊”した年金は?苦しい生活を強いられる国民に国は知らんぷり。これでは「国民ポイ捨て」ではないか。
 まず、原油高。このため、ガソリンの価格は1リットル155円(レギュラーの全国平均)を突破、このままいけば160円台突入も時間の問題だ。しかし、政府はドライバーの悲鳴などどこ吹く風。ガソリンの価格をリッター当たり、一気に25円も値下げできる暫定税率を10年延長する方針を打ち出したのだ。
 「ガソリンにかかっているガソリン税は、リッター当たり54円です。これは本来の税金29円に、暫定税率として25円上乗せされているんです。本来の税金だけでは道路整備の財源が足りないという理由で、暫定税率を上乗せしたんですが、延長、延長で34年も続いているんです。その期限が3月で切れるんですが、政府はさらに延長の方針です。民主党は3月でいったん打ち切るべきだと主張していますが、どうなりますか…」(代議士秘書)
 暫定税率が撤廃されれば、ガソリン価格は一気に25円も安くなる。なんとかしてもらいたいものだ。
 ガソリンだけではない。食品の“再値上げラッシュ”もとりざたされている。原油高による世界的な穀物価格の急騰は、ものすごい。昨年暮れに醤油、牛乳、即席めん、お菓子などがのきなみアップされた。これに追い討ちをかけるように、4月以降、一度値上げされた商品の“再値上げラッシュ”が到来するという。

 「4月に農水省が定めた小麦の政府売り渡し価格が30%以上値上がりすることが確実だと言われています。これまで小麦価格は年間を通じて固定されていたんですが、3年前から4月、10月の年2回価格を改定する変動性移行したため国際相場の影響をうけやすくなってしまった。小麦の国際価格はシカゴ市場で過去最高値を記録しています」(業界紙記者)
 再値上げラッシュは確実のようだ。
 さらに、年金“崩壊”の足音の陰で、とんでもない事態が予測されている。年金問題を追い続けているジャーナリストが言う。
 「昨年暮れに社保庁の県事務局が、長期にわたって国民年金を納めていない人から強制徴収したと発表したんです。これまで、強制徴収は例外的措置としてほとんど実施されていなかったんですが、本格的に行うという宣言をしたといってもいいでしょう。納付率を上げようと焦っているんでしょうが、“その前にやることがあるでしょう”と言いたいですね」
 遅々として進まない年金制度改革のスピードをもっと早めてほしいものだ。このほかにも“家族殺し”が、今年になって14件も起きている。老人や若い女性を標的にした殺人、暴行事件が多発している。恐怖に打ち震えながら、ますます苦しくなる生活に耐える国民を政府は見て見ぬふり。これでは、「国民ポイ捨て」ではないか。怒れ!

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