社会
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社会 2020年09月15日 19時00分
22歳男、面識のない男をヌンチャクで殴打し逮捕 河川敷での犯行動機に「闇が深い」の声
14日、三重県伊勢市内で面識のない男性をヌンチャクで殴って大怪我を負わせたとして、22歳の建設作業員が傷害と逮捕監禁の容疑で逮捕された。 男は8月21日から22日、三重県伊勢市の河川敷で、愛知県名古屋市在住22歳の会社員男性に対しヌンチャクで殴り、左手首の骨折、前歯を3本折る重傷を負わせた。さらに、手足を縛り顔にテープを巻きつけ乗用車に連れ込み、車で連れ回した疑いが持たれている。 >>33歳無職男、居酒屋の喫煙所で他の客に暴行 身勝手な動機に呆れの声広がる<< 2人に面識はなく、被害男性が警察に通報。犯行に使われた車や、名乗られた名前を覚えていたことから男を特定し、逮捕に至った。警察によると、被害者と加害者に面識はないが、加害者の友人と被害者がSNSでトラブルになっており、加害者が揉め事に介入し、暴行したと見られる。取り調べに対し、男は容疑を認めた上で、動機について「被害男性が友人をイジメた」と話しているという。 SNSでのトラブルが現実世界に波及し、暴行事件に発展する。この事件に「あまりにも考え方が底辺的。今どきヌンチャクを持っていることも信じられない」「現実とネットの区別がついていない。しかも、揉めたのは別の人。今後この男が殺人をする可能性も否定しきれない」「思考回路があり得ないし、他人の喧嘩でここまでするとも思えない。単に人を傷つけて楽しむことができるサイコパスなんだと思う。世に放つのは危険」と怒りの声が続々。 一方で、「どういう揉め事だったのかもう少し知りたい」「被害男性も他人をSNSでイジメていたのなら、反省するべき」「何か怒りが頂点に達するようなことがあったのかも知れない」と同情的な声も上がった。 SNSを介した誹謗中傷や、イジメは確かに問題だが、暴力で対抗することは、何の解決にもならないどころか、逮捕されてしまうことになる。別のやり方で、問題を解決するべきだったと言わざるを得ない。
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社会 2020年09月15日 12時20分
「複数回ある」50代小学校教諭、飲酒運転で免許取り消し処分 教育委員会の対応にも批判
愛媛県砥部町の50代小学校教諭が、飲酒運転をしたとして免許取り消し処分を受けた上、書類送検されていたことが判明。その行動に驚きの声が上がっている。 >>50歳無職男、酒を飲み窓から包丁を振り回し煽り運転で逮捕 「免許を剥奪してほしい」恐怖の声<< 砥部町教育委員会によると、50代の教諭は2月20日、松山市内のカラオケ店で酒を飲むと、帰宅のため自動車に乗る。その途中気分が悪くなり、路側帯に車を止めた。この様子を見た警察官が声を掛けると、酒に酔った様子だったことからアルコール検査を実施。その結果、基準値を超えるアルコールが検出され、教諭は3年間の運転免許取り消し処分を受け、書類送検された(その後不起訴)。 男性教諭は教育委員会の聞き取りに対し、「複数回飲酒した状態で運転したことがある」と話しているという。現在この教諭は5月末から病気の名目で休職しており、今後教育委員会が処分を検討していく方針を示している。また、町教育委員会は14日に臨時の校長会を開き、交通ルールの遵守などを指導した。なお、町教育委員会はこの事実を約半年間発表しておらず、氏名や年齢も公表されていない。 人に物を教える立場でありながら、複数回飲酒運転を繰り返した小学教教諭に、「学校でルールを守るよう指導する教師が交通ルールを守らない。意味がわからない」「常習性が高いし、飲酒運転について軽く考えていたのでは」「許せない」と怒りの声が相次ぐ。 また、「当然懲戒免職になる案件なのに、半年も黙っていた挙げ句、クビにもしていない。教育委員会は甘すぎるのではないか」「身内に甘いと言わざるを得ない」「なぜ、男の肩を持つのか」と教育委員会の対応を批判する声も多かった。 飲酒運転は重大事故を引き起こす要因となるもの。それを教師が軽く考えて実行に移していたのなら、問題と言わざるを得ない。
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社会 2020年09月15日 12時10分
「突っ走るところがあり…」舛添要一氏、菅新総裁を絶賛も弱点を指摘
元東京都知事、元参議院議員の舛添要一氏が、9月14日に更新したオフィシャルブログで、自民党の菅義偉新総裁を絶賛した。この日は総裁選が行われ、事前の予想通り、菅氏が圧勝となった。舛添氏は総裁選の結果が出る同日昼前に、「首相になる菅義偉という男」というタイトル(文中敬称略)でブログを更新。その人となりを記した。 >>安倍晋三首相は「ヘイトとは無縁の人」舛添元都知事が意外な一面を語り反響<< 舛添氏は「菅は酒を飲まない。だから、人を和ませるという酒の持つ効用を使えない」とし、都知事時代は月に1度会食していたという。「馬鹿話は全くない」ものの、「仕事の効率は極めてよい」といった良し悪しの部分があるようだ。これは、菅氏に対して多くの人が抱く、やり手だが面白味に欠けるといったキャラクターをそのまま表しているかもしれない。 さらに、舛添氏は「管は、誰が発案したのであれ、良いアイデアだと思うものは、がむしゃらに実現しようとする」(原文ママ)という一本気な姿勢についても紹介。菅氏の発案とされる「ふるさと納税」については、都知事としては反対の立場だったといった経緯も語られた。ただ、ウイークポイントとしては「理論的におかしくとも政治的に突っ走るところがあり、そこが場合によってはアキレス腱になる」とも舛添氏は指摘している。 特に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来年へ延期となっている東京オリンピック、パラリンピックについては「開催も中止も、いずれも難題だ。この判断が、菅の真価が問われる最初の関門になるのではないか」と懸念材料を示していた。 これには、ネット上で「確かにここは何やってもバッシングされそう」「オリンピックをもう1年延期くらいの柔軟さは見たい」といった声が聞かれた。 懸念材料は示されているものの、舛添氏は親交のある菅氏を高く評価しているのは確かなようだ。これは国民の期待値の高さへも繋がるだろう。当然ながら、厳しい批判や評価も寄せられると予想されるだけに、今後の動向にも引き続き注目だろう。記事内の引用について舛添要一氏のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/shintomasuzoe/
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社会 2020年09月15日 12時00分
撮り鉄に向け「死にますよ。マジで」会津鉄道の注意喚起に絶賛の声「どんな神経してるんでしょうか?」
福島県の鉄道会社・会津鉄道公式ツイッターが発信したある注意喚起が、話題となっている。 事の発端となったのは、会津鉄道公式ツイッターが13日に投稿したツイート。そこには、「線路内で三脚立てて写真撮影。どんな神経してるんでしょうか?」と、列車の撮影に夢中になるあまり、線路内に侵入する鉄道ファンに対する注意がつづられており、さらに「死にますよ。マジで」と強い言葉が、「写真撮影」「マナーを守れ」「いのちを守れ」というハッシュタグとともに記されていた。 >>ティーンファッション誌が電車・バスでの危険行為を推奨? 運転手からの悲痛な訴えに同情の声<< このツイートは大きな反響を呼んだが、一部からは「表現が過激ではないか」といった指摘が会社宛てに送られてきたといい、会津鉄道公式ツイッターは「不快な思いをされた方にはお詫び致します」と謝罪。しかし、先のツイートを削除するようなことはせず、「但し、みだりに線路内に立ち入る行為は、法令違反であると共に、命に関わる重大事故に繋がる恐れがある、という事は紛れもない事実であります。その危険性については、ご理解を頂きたいと思います」とし、改めて「線路内立入りダメ、絶対」と呼びかけていた。 この一連のツイートにネット上からは、「鉄道会社が強い言葉で注意してくれるの素晴らしい!」「本当に死ぬんだから過激でもなんでもない」「公式ツイッターがここまで強い言葉を使わないとどうしようもない事態になってるってことだよね」といった称賛が寄せられていた。 1976年には、大阪府で当時の国鉄の記念臨時列車を撮影しようと線路に侵入した小学生がはねられて死亡するという事故が起きているものの、一部過激な鉄道ファンの暴走ぶりは今日まで幾度となく報じられており、撮影のために線路内に侵入して逮捕される事件も珍しくなく、中には列車と接触する寸前だったというケースも。SNS上はそうした一部鉄道ファンの暴走っぷりなどがしばしば報告されている。 今回の会津鉄道公式ツイッターの注意喚起について、「公式がこんな言葉を使っていいの?」「言ってることは間違ってないけど、公式の言葉遣いとしては違和感」という指摘はあったものの、それほどまでに大きな問題だと多くの人が認識していたようだ。記事内の引用について会津鉄道公式ツイッターより https://twitter.com/happyshouji0716
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社会 2020年09月15日 06時00分
ドローンで大量の大麻をばら撒いた男が逮捕 合法化を訴えた犯行か
世界には大麻の合法化に踏み切っている国がいくつかあるが、とある国では、大麻の合法化を訴えるためドローンを使って大麻をばら撒いた人がいる。 イスラエル・テルアビブで、30代の男2人がドローンを使って大麻を上空からばら撒き、騒動になったと海外ニュースサイト『The Jerusalem Post』と『INSIDER』が9月5日までに報じた。イスラエルでは医療用大麻の使用のみが合法化されており、医療用以外の使用や所持については認められていない。 >>麻薬所持で逮捕された37歳母親、21歳の娘になりすまし罪を逃れようとし「娘が不憫」と大炎上<< 報道によると、9月3日、男らはドローンを使ってテルアビブの中心地から小袋に入れられた嗜好用の大麻をばら撒いたという。大麻は手のひらに乗るくらいの小袋に入れられていて、『The Jerusalem Post』によると、ばら撒かれた小袋は数百袋あり、合計1キログラムに及んだそうだ。小袋にはそれぞれ約2グラムずつ、大麻が入れられていた。 大麻がばら撒かれるとすぐ、現場にいた人たちは地上に落とされた大麻目掛けて走り、大麻を集めて持ち去ったそうだ。『INSIDER』は大麻がばら撒かれた時の動画を公開しているが、大麻は雨のように大量に上空からばら撒かれている。大麻がばら撒かれると、現場にいた人たちが走って、地上に落ちた大麻を拾い集めている。大麻は車が行き交う道路にも落ち、道路に飛び出して拾う人もいた。 男らは大麻をばら撒く直前に、「今からドローンで空から無料で大麻を配ります」というメッセージをSNSに投稿し、ばら撒く場所も指定していた。男らは危険薬物を配布した疑いで後日逮捕された。警察によると、男らは大麻の合法化を目指す活動家グループに所属しており、大麻の完全合法化を訴えるためにドローンで大麻をばら撒いたという。 なお、ばら撒かれた大麻のいくつかは回収されたが、全てではなく、回収された大麻の具体的な数は分かっていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「大麻が空から降るなんて驚いただろう。こんなことができてしまうのが怖い」「大麻を拾った人は罪に問われないのか」「大麻の合法化を目指すのはいいけど、法に触れるやり方はよくない」などの声が挙がっていた。 海外には、ドローンを使って大麻がばら撒かれた事件が他にもある。 アメリカ・ミシシッピ州で、33歳と18歳の2人の男が刑務所の上空からドローンを使って、大麻をばら撒いたと海外ニュースサイト『The GrowthOp』が9月10日に報じた。同記事によると、男らは刑務所にいる友人らのためにドローンで刑務所の上空から大麻をばら撒いたという。大麻は合計で57グラムあり、複数の袋に入れられていた。男らは、大麻の他にもスマホやスマホの充電器もドローンを使ってばら撒いたという。なお、ミシシッピ州では医療用、嗜好用ともに大麻の使用は違法である。 男らはばら撒きに成功したが、ドローンがワイヤーフェンスに引っ掛かり、刑務官が引っかかったドローンを見つけたそうだ。ドローンは押収され、押収されたドローンを頼りに警察が捜査を進めた結果、男らは身元を割り出され逮捕されたという。 大麻の受け渡しが合法化されていない地域での受け渡し行為は法で裁かれるべきで、ましてやドローンを使って無差別的に大麻をばら撒くなど許されざる行為である。記事内の引用について「Drone drops hundreds of bags of cannabis in Tel Aviv」(The Jerusalem Post)よりhttps://www.jpost.com/israel-news/drone-drops-hundreds-of-bags-of-cannabis-dropped-in-tel-aviv-640981「Hundreds of bags of cannabis fell from the sky in Israel, dropped by a 'green drone' on a Tel Aviv square」(INSIDER)よりhttps://www.insider.com/drone-drops-cannabis-over-tel-aviv-israel-2020-9「Net fail: Drone delivering weed to friends in jail downed when caught in security fence」(The GrowthOp)よりhttps://www.thegrowthop.com/cannabis-news/net-fail-drone-delivering-weed-to-friends-in-jail-downed-when-caught-in-security-fence?fbclid=IwAR2jenA43CiYnynXop3p54E0TWNSaj-rlTDsHiNIM0dEr0buBoJvH19V2Nk
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社会 2020年09月15日 06時00分
剛腕・小沢一郎「枝野内閣樹立」へ壊し屋集大成
安倍首相が辞任の意向を示したことで、自民党は次期総理となる総裁選に突入した。情勢は主要派閥を抑えた菅義偉官房長官が総理総裁の座をほぼ手中に収めた。派閥政治の総裁選を見据えた剛腕・小沢一郎氏は「菅政権の短命」を見通し、不気味な動きを見せている。小沢氏の「野党政権樹立への秘策」を探った。 まずは野党合流の一連の流れを政治部記者が解説する。「かねてから小沢氏は『野党が小異を捨て団結すれば、自民に必ず勝てる』が持論だった。その『一丁目一番地』が野党第1党の立憲民主党と第2党の国民民主党に分かれた旧民主党勢力が再び結集すること。これまで両党は話し合いはするものの、小異を捨てきれず合流できないままでいた。このままでは次の総選挙も自民党にボロ負けし、両党の存続さえ危うくなっている。そのため今回の合流話に急遽、間に入り剛腕ぶりを発揮、9月15日に発足する『枝野新党』をまとめ上げたのが小沢氏です」 合流新党結成が決まった後の8月25日、立憲民主党の枝野幸男代表は衆院議員会館内で小沢氏を訪ね「100点ではないかもしれませんが、先生にはご尽力いただいて…」と深々と頭を下げた。これに対し小沢氏は「あと1年で枝野内閣。政権構想を練って下さい」と満面の笑みを浮かべた。 合流新党誕生後、小沢氏は政権奪取にどう動くのか。「実は、小沢氏は合流話前からシンクタンクなどに依頼し、総選挙に向けた最新選挙区情勢を調査、分析していた。結果、立民と国民が合流し、そこに一部共産党や社民党と協力できれば、100%政権奪取は可能という確信を得た。そこで政権奪取に自信を深め、それが“枝野内閣発言”につながったのです」(小沢氏側近) 小沢氏の政権奪取シミュレーションについて、同側近が続ける。「衆院の過半数は233議席。自民党は前回2017年の選挙で284議席、公明党は29議席を獲得した。しかし、国民と立民が合流すれば、前回のように野党分裂選挙はなくなり共倒れがなくなる。つまり、来る次の選挙では前回の105議席(立民と希望の党=国民の前身=合わせた選挙直後の議席)から70〜80議席増加し、180議席前後になると読んでいます。自民党はコロナ対策でアベノマスク、GoToキャンペーン、電通を巻き込んだ持続化給付金などゴタゴタ続き…。有権者は安倍政権に不信感を抱えている。加えて、かねてからの森友学園、加計学園疑惑など積もり積もった庶民の不満が自民へ向けられるでしょう。自民党は過半数割れに追い込まれるばかりか、190議席前後に激減と、小沢氏は予測している」 確かに、自民党候補が逆転されそうな選挙区は全国で至る所にある。★菅首相の任務は疑惑隠ぺい 例えば、激戦区の東京8区。ここは石原伸晃元幹事長の牙城だ。2017年の総選挙では石原氏が9万9863票を獲得し、次点の立憲民主党候補の7万6283票に大差をつけている。ところが、3位は国民民主党の前身、希望の党の候補者で4万1175票だった。「単純ではないにしても、立民と国民が合流した統一候補なら、立民と当時の希望の党を合わせた票数は11万7000票で、石原氏の得票を大きく上回っている」(政治評論家) 同様に、2017年総選挙結果の東京だけを見ても、自民は2区、5区、10区に加え、自民党選対委員長を務める下村博文氏の11区でさえ安泰ではないという結果が出るのだ。 保守王国、茨城県でも当選14回の中村喜四郎元建設相が、枝野新党に加わるのも心強い。「1994年のゼネコン汚職で逮捕後、自民党を離党しながら無所属で勝ち続けてきた中村氏は小沢氏同様、日本一選挙に強い“選挙の神様”として有名だ。2人がタッグを組み、合流パワーに加え、選挙の手練手管を伝授したら野党の勢いはさらに増し、野党政権奪取も自ずと見えてくる」(同) 確かに、選挙だけを見れば、立民と国民の合流はプラスに働く。「かつての民主党政権はありとあらゆる改革を口にしたが、株価は8000円から1万円と大不況で滅茶苦茶だった。さらに、中国とも尖閣諸島の扱いで戦後最悪にまでなった。一般庶民はそれを忘れていない」 と語るのは自民党関係者。「共同通信が安倍辞任表明直後の8月末に実施した緊急世論調査では、次期衆院選比例代表の投票先で自民が48%と急伸し、立民(11・6%)に大差をつけた。この勢いで8年ぶりの新内閣発足で即、早期解散を打ったら小沢や中村がいくら吠えても、合流新党は勝てっこないよ」(同) それを意識してか永田町では、まことしやかに解散総選挙の日程まで駆け巡っている。10月13日公示、10月25日投開票説だ。「このスケジュールには、5つの理由がある」(自民党消息筋) まず、5つの理由の大前提として現在の衆院議員の任期満了が来年10月であることを押さえておく必要がある。それまでには、必ず選挙の洗礼を受けなくてはならないからだ。それを踏まえての5つの根拠だ。(1)枝野新党の候補者調整が終わらない内に解散(2)米大統領選(11月)で親安倍政権のトランプ大統領が負ければ、自民党は大ダメージ。それ以前の解散で批判回避(3)コロナで東京五輪中止か否かの結論が11月に出る。開催中止となった場合の悪影響を避ける(4)新政権へのご祝儀相場中の解散(5)公明党にとって最重要選挙に位置づけられる東京都議会選挙は来年6月。総選挙とのダブル選挙回避 もちろん、小沢氏も自民党の戦術は織り込み済み。その上で「枝野新党は菅政権に勝てる」(小沢氏周辺関係者)と言い切るのだ。「検察に逮捕された広島の河井克行前法相と妻の案里参院議員の選挙疑惑への裁判はこれからが本番だ。自民党から河井陣営に選挙資金として提供された1億5000万円は誰の指示か。河井前法相は菅氏の第一の子分だった。また、安倍マターの森友、加計学園や桜を見る会疑惑に菅氏は関与していなかったのか。菅氏の関与が明らかになれば、政局に発展する。同時進行で菅氏の暗部の洗い出しも始めています」(同) 例えば数年前、太陽光発電がらみで200億円を集めたとされるG社の資金の流れに疑惑があるとして東京地検特捜部が内偵を進めた。その関連でG社のコンサルタント会社T社周辺にも特捜の捜査が及んだという。菅氏は、T社のトップYの結婚式の主賓に招待されるほど関係が深い。 小沢氏はツイッターで菅氏の名指しを避けながらも、痛烈にこう批判した。『森友も加計も桜も、いわばこの人物が隠蔽や改ざんの実務的な指揮をとった。次の内閣の最大のミッションは、全てを闇に葬り去ることだろう』 さらに、小沢氏は菅氏が選挙ベタなことを指摘する。「2008年の麻生政権発足時、麻生氏は衆院を即解散するはずだった。当時はリーマン・ショック最中。解散先送りを最も強く主張したのが、党の選挙担当者の菅氏だった。その後、麻生内閣は解散のタイミングを失い1年後、民主党に政権を奪われた。その菅氏が首相なら大歓迎だと小沢氏は笑っている」(同) また、小沢氏は周辺にこんな話もしているという。「石破氏も今回で自民党密室政治に嫌気がさしただろう。『彼と会うタイミングか』とも呟いていた」(同) 野党政権樹立に向け、壊し屋の本領発揮だ。
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社会 2020年09月14日 22時00分
福井県で発生した震度5弱の地震は南海トラフ巨大地震の前触れ!?
「福井で発生した強い揺れは、南海トラフ地震の前に西日本で起きる典型的な直下型地震です。今回は普段起きない珍しい地域の地震ですが、また1つ南海トラフ巨大地震に近づいたということ」 こう指摘するのは武蔵野学院大学特任教授(地震学者)の島村英紀氏である。 9月4日午前9時10分ごろ、福井県嶺北を震源とする地震が襲った。同県坂井市では震度5弱を観測。震源の深さは約10キロメートル、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.0だった。 福井県で震度5弱以上の強い揺れを観測するのは57年ぶり、1963年にさかのぼる。若狭湾を震源とするM6.9の地震が起き、敦賀市で震度5の揺れを観測して以来のことである。「福井県嶺北では、1948年6月にM7.1の福井地震があり、大規模な被害を出しています。関西では阪神淡路大震災が1995年に発生しているが、これも南海トラフ巨大地震の前に起こる直下型です。一方、関東はというと、神奈川・横須賀市で異臭騒ぎの前兆現象が6、7、8月と3回も起きている。幸いなことに、今のところ大地震は発生していないが、予断は許しませんね」(島村氏) 歴史をひもとけば、東海道沖を震源とする南海トラフ巨大地震では、1498年9月の明応地震がある。「鎌倉大日記には、明応4年8月15日(1495年9月3日)に大地震が発生し、『由比ヶ浜から参詣道に津波が押寄せ、高徳院の大仏殿が破壊され、溺死者200人余出た』とあります。この記述には異論もあるようですが、もし事実なら、明応の南海トラフ巨大地震の3年前に、相模トラフで鎌倉大日誌に書かれたような大地震が起こっていたことになる。つまり、関東大地震が発生したのです。大正関東地震(1923年)の前も、横須賀周辺の地域でガス臭い異臭騒ぎが発生している。3回の異臭騒ぎを前兆現象だとすると、最悪、相模トラフで令和関東大地震が起きた後、南海トラフの悪夢を招くかもしれません」(サイエンスライター) 南海トラフ沿いの全域で警戒が必要だ。
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社会 2020年09月14日 19時00分
「長年の恨みから」41歳男、73歳の父親に頭突きなどの暴行を加えて殺人か
神奈川県寒川町で、同居する73歳の父親に頭突きするなどの暴行を加えて死なせたとして、自称建設業の41歳長男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。 逮捕された男は、9日午後5時半頃から10日9時40分にかけ、自宅で73歳の父親に対し、頭突きなどの暴行を加えた疑いが持たれている。10日になり、2人と連絡が取れなくなったことを心配した姉から警察に通報があり、警察官が訪問。倒れている73歳の父親を発見し、その場で死亡を確認した。 >>「葬儀代が高くて」68歳男性、93歳母親を死後10日放置した動機が判明、驚き広がる<< 男は間もなく傷害の疑いで逮捕される。現状、暴行と死の因果関係は不明だが、暴力行為によって死を招いた可能性は限りなく高いものと見られる。取り調べに対し、男は「長年の恨みから暴力を加えたのは間違いない」と話しているという。 仮に暴力が原因で父親が死に至ったとすれば、手塩にかけて育てた子どもが自分に恨みを持ち、暴行を受けて殺されたことになる。それだけに、「あまりにも父親がかわいそう。こんなことがあっていいのか」「子育てって難しい。愛情を持っていたことは間違いないはずなのに…。恨まれてしまうなんて」「ただただ悲しい事件」と男の行動に怒りの声が上がる。 一方で、「殺人はダメ」としながらも、「恨みを買うだけのことをしてきたのでは」「子どもに恨みを持たれてしまうような教育をしてきたことにも問題がある」と父親の責任を問う声も。 さらには「私も実行はしないけど、母親を恨んでいる」「父親とは口を利きたくない。恨みだけで生きてきた」「幼少の頃にされた親の異常な行動に子を持って気がついた」と容疑者の男と同じ感情をぶつける声も上がった。 完璧な親はごく一握り。子育ての過程で、子に恨みを持たれてしまう親も少なくない。しかし、実際に殺人に出てしまう人間は皆無に等しい。2人の人生は極めて無残なものになってしまった。
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社会 2020年09月14日 12時00分
「ときめきを感じない」政権発足前から菅官房長官をコメンテーターが猛批判、『サンモニ』が物議
13日放送の『サンデーモーニング』で、複数のコメンテーターが自民党総裁選の当選が確実視されている菅義偉官房長官を「口撃」し続けた。 口火を切ったのは、元経済企画庁長官の田中秀征氏。菅氏が安倍政権の政策を継承するとしていることについて、「外交課題では継承することがいくつもいくつもあるんですけども、やっぱり内政面で言うと、政治経済、社会的な問題、生活に至るまで、これほど断層のある時代ってないですね」と持論を展開。 >>『サンモニ』青木氏、安倍総理に「罪があまりにも大きかった」 視聴者から「一方的すぎ」の声も<< さらに、「安倍長期政権が終わったっていうこと、そういう政治的な意味だけじゃなくて、とにかく世の中うんと大きく変わる。その変わり目にコロナ禍っていう要素も含まれている。これはね、石破さんのリセットするっていう姿勢が正しいと思う。日本の将来の新しい設計図を作るというわけですから。そういう新しい設計図を菅さんに見せてもらいたいですよ」と怒りを見せる。 また、毎日新聞の元村有希子氏は「ときめきを感じない総裁選」と個人的な感想を述べ、「日本は首相の公選制ではないので、もちろん誰が選ばれるかを私たちは口を出せないんですけれど、だからこそ選考過程は透明でなければいけないと思います」とやはり憤りを口に。 そして、「この過程で石破さんを外すために派閥が動いたということが言われていますけども。石破さんはまあ唯一と言っていいぐらい、異論を言える人なんですね。そういう人の意見を封じてしまうということは、何かそのゲームで自分たちが勝つためにガキ大将がルールを変えているような、そんなすごく嫌な感じがします」と田中氏に続いて、「菅氏下げ、石破氏推し」を鮮明にした。 最後に、安倍政権を再三再四批判するジャーナリストの青木理氏は「第三次安倍政権。あるいは安倍さんなき安倍政権。安倍政権のエンジンだけが今度走り出すみたいな感じですよね」と話す。 続けて、「安倍政権の時に道徳を子どもたちに教えようって言ったんだけれど、結局嘘も詭弁も公文書の破棄も改ざんもが公務員の自殺もあったし、法務大臣経験者がお金をばらまいたなんて事件もあって、これ全部なしにしちゃっといて。これでまた勝ち馬に乗るような光景で、今学校で道徳を教えられた学校の先生はね、『嘘はいけませんよ』とか、『えこひいきはいけませんよ』とか言われた時にどうするんですかね。これでいいのかなっていう感じはしますよね」と菅政権を始まる前から猛批判した。 この内容に、一部視聴者から「安倍政権は朝日新聞の世論調査で71%が仕事を評価すると報道されている。それを継承することに何の問題があるのか」「自分たちが気に入らないから、公共の電波で一方的に菅氏を叩く。イジメの構図だ」「菅氏の功績と石破氏の裏切りの歴史に言及せず、批判だけするのはフェアじゃない」と怒りの声が上がる。 また、安倍政権に批判的な層からも「この取り上げ方は一方的すぎる」「これは単に個人の悪口レベルだ」との声が。ただし、「安倍政権が悪いのだから仕方ない」「菅氏は安倍政権の中枢なので批判されてもしょうがない」と肯定する動きも出た。 アメリカ大統領選について、「トランプ悪、バイデン正義」を明確にした先週に続き、今週は「菅氏悪、石破氏正義」を明確にした『サンデーモーニング』。その内容に違和感を持つ視聴者が続出している。
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社会 2020年09月14日 06時00分
ドイツ、コロナ禍で児童手当ボーナス支給 自動で受給のスピード感に日本人から関心の声
新型コロナウイルスの感染拡大によって経済が打撃を受け、世界中で貧困問題が深刻化している。消費減税を早々に決めるなど、いち早く新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた経済の回復に着手したドイツでも、貧困は問題になっており、特に子どもの貧困は問題視されているようだ。 >>日本の「コロナ差別」に疑問? バカンス明けのドイツ、感染者急増も世間は冷静<< ドイツでも新型コロナウイルスの影響により仕事を失ったり、仕事量が減って貧困に陥った家庭が少なくはない。ドイツのニュースサイト『Tagesspiegel』によると、新型コロナウイルスの流行後、ドイツに住む5人に1人の子どもが貧困状態にあるというデータが出ているそうだ。一方日本では、厚生労働省が発表した国民生活基礎調査によると、2018年の日本の子どもの相対的貧困率は13.5パーセント。約7人に1人の子どもが貧困状態にあるという。厚生労働省の国民生活基礎調査は3年に1回行われるため、新型コロナウイルス流行後の子どもの貧困率は明かされていないが、悪化していると見る専門家が多い。 「ドイツでも子どもの貧困は注目されていて、子どもの貧困を取り上げるメディアも多いです。しかし、『コロナ禍による貧困の影響でバカンスに行けない子どもがいる』『月に1回以上、外食ができない子どもがいる』と論じられることもあり、ドイツではちょっとした贅沢ができないことも、貧困とみなされているようですね」(ドイツ在住日本人) このように、新型コロナウイルスの影響で子どもの貧困が注目されているドイツだが、こういった声がメディアやネットで挙がるとすぐに、政府は新型コロナウイルスの影響を受けた子どもを救うための政策を発表。子ども1人あたり、300ユーロ(約3万7000円)の児童手当のボーナスの支給を決定した。支給に必要な手続きなどは特になく、ドイツに住み、2020年に一度でも児童手当をもらった人は全員対象となる。 「ドイツ人は今はもう、コロナ前に近いような生活をしていて、コロナで騒いでいる人はあまりいません。子どもの貧困は問題視されていますが、世論の声がそこまで大きかったわけではないと思います。それにも関わらず、政府は速やかに児童手当のボーナスの支給を決めていたので、『政府のスピード感や政府が世論に押されなくても、いまだにコロナから目を逸らしていないのがすごい』との声が在独日本人からは挙がっていました」(前出・同) 新型コロナウイルスの影響による子どもの貧困を救うためのドイツの政策は、日本も参考にすべき点があるだろう。記事内の引用について「Warum bekommt die Politik das Problem nicht in den Griff?」(Tagesspiegel)よりhttps://www.tagesspiegel.de/politik/jedes-fuenfte-kind-in-deutschland-von-armut-betroffen-warum-bekommt-die-politik-das-problem-nicht-in-den-griff/26028542.html「2019年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)よりhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html
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社会
“ショートスリーパー”は大物に多い?日本の平均睡眠時間は世界最短
2018年04月15日 19時00分
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ソニー 15年ぶりベース給アップ! 年収で“5%賃上げ”の思惑
2018年04月15日 14時00分
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ロシア元スパイ暗殺事件でバラまかれた神経ガスの脅威
2018年04月14日 14時00分
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藤井六段のニセサイン販売で女を逮捕 どうしてバレた?
2018年04月13日 23時10分
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他に人材がいない?大改編のフジ・報道番組で続々とスキャンダル発覚
2018年04月13日 22時00分
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民泊施設が覚せい剤の“秘密工場” 悪の温床と化す東京砂漠
2018年04月13日 16時00分
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西宮市長選「殺すぞ」暴言元市長の“後継指名”に各立候補者が戦々恐々
2018年04月13日 11時00分
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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 全面服従はイジメを加速
2018年04月13日 08時00分
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金正恩が引き金をひく世界大戦 中ロ南北朝鮮vs米国欧州おまけ日本(2)
2018年04月12日 14時00分
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世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第266回 空気による緊縮財政と小国化
2018年04月12日 08時00分
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京都名門校教師2度目の逮捕“少女わいせつ”2人の被害者は「同一人物」の仰天情報
2018年04月11日 18時00分
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金正恩が引き金をひく世界大戦 中ロ南北朝鮮vs米国欧州おまけ日本(1)
2018年04月11日 14時00分
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「新橋・渋谷・新宿」東京都心“震度6強”で倒壊するビル名を発表
2018年04月11日 08時00分
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麻生財務相vs二階幹事長 熾烈を極めるポスト安倍「鉄砲玉」
2018年04月10日 08時00分
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利用の際は要注意!コインパーキングの看板に“小さく書かれた注意書き”は違法?
2018年04月09日 22時50分
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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 原発新設は誰の得にもならない
2018年04月09日 15時00分
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天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 羽田孜・綏子夫人(上)
2018年04月09日 08時00分
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仕事の効率を上げる秘訣は、円満な夫婦関係にある?
2018年04月08日 22時40分
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日本で覚醒剤の密輸が増えている…なぜ?
2018年04月07日 22時40分