社会
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社会 2011年09月22日 11時45分
都市伝説や陰謀論ではなかった盗聴システム『エシュロン』が池上彰の番組で事実として紹介された
エシュロン(ECHELON)とは、米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドという英語圏の五カ国で運営されている軍事システムであると言われている。 携帯電話・メール・無線・FAXといった通信情報を盗聴し、音声をテキスト化しデータベースに蓄積。その蓄積データから、「アルカイダ」「テロ」といった特定のキーワードを検索し、情報発信者を特定できると言われている。 米国内では国家安全保障局(NSA)主体で運営されており、長らくその存在が“都市伝説”的に語られてきたが、昨今欧州議会でも話題にされ、国家安全保障局(NSA)のOBもカミングアウトし始め、ようやくその存在が認知されるようになってきた。 日本でも三沢基地に関連の施設があると言われてきたが、筆者も含めあくまで都市伝説に過ぎないと思う者が大部分であった。だが、2011年9月10日フジテレビで放送された『池上彰緊急スペシャル 世界が変わった日』の中で、実際に構築されている軍事システムとして紹介された。しかも、青森県の三沢基地にエシュロンの関連施設があると具体的に説明がなされたのだ。 保守的な日本のメディアとしては画期的なことだが、このエシュロンは海外では盛んに議論されている。欧州議会には「エシュロン通信傍受システムに関する特別委員会」があり、産業スパイの可能性やプライバシー侵害に関して言及がなされている。またEUは、1100万ユーロ(約15億円)という資金を投じて、エシュロンの盗聴から情報を守る量子暗号の研究を開始しているとされており、世界でエシュロンは“単なる夢物語”ではなく“実際にある情報戦争”と解釈されている場合が多い。 一方で欧州でもエシュロンに対抗する盗聴システムを構築中だという説があり、世界は一気に情報ウォーズの時代に突入しそうである。 日本でも、野田内閣の枝野幸男氏がこの「エシュロン」問題に関心を示しており、2000年7月、エシュロン問題に詳しいジャーナリスト、ダンカン・キャンベル氏が来日し、参議院会館で勉強会が開かれた時に参加しているのだ。国家の情報的防衛に関わる内容だけに、同盟国のアメリカと言えども、今後何らかのライン引きが必要かもしれない。(山口敏太郎) 資料引用山口敏太郎のサイバーアトランティアhttp://foomii.com/00015
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社会 2011年09月16日 11時45分
東国原英夫が東京ゲームショウに登場 ゲーム歴は「インベダーゲームをやったぐらいですね…」
東国原英夫前宮崎県知事が15日、東京ゲームショー2011(幕張メッセ)内で行われた、NHN Japan「ジークラウド」プレス発表会に出席した。 東国原は「平日にこれだけの多くのお客さんが来る、コンテンツ産業のパワーを感じますね」と驚きの表情。ゲームについては「昔、インベダーゲームをやったぐらいですね」と苦笑い。(アミーゴ・タケ)
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社会 2011年09月16日 11時45分
山口敏太郎の直言(6) 学級委員長になりたがる輩にろくな輩はいない。政治家になりたがる輩もしかり
自民党が与党であった時代も、民主党政権の現行もどちらも本当の意味での政治改革は進んでいない。居酒屋で政治家の悪口を言う事でストレスを解消する中間管理職ではないが、政治家への期待は大部分の国民が喪失してしまったように思える。 ではなぜここまで日本の政治家が駄目になってしまったのであろうか。いろいろ考えてみたのだが、基本的に「政治家になりたがる輩を政治家にしてはならない」と思うようになってきた。 そもそも学生時代に想いを馳せると、一クラスに一人ぐらいは、やたらと学級委員長になりたがる輩がいた。人気漫画『ちびまる子ちゃん』の丸尾君のように、執拗に学級委員長という名誉職につきたがる者に限って、委員長に選ばれると委員長権限を使うばかりで、委員長責務を充分に遂行しない事が多かった。 この手の名誉職につきたがる虚栄心の強い人物、我の強い偽善者は、実はもっとも政治職からスポイルしなければならない人材なのかもしれない。本来、政治という仕事は利益追求の仕事ではないうえ、あくまで公僕として社会に貢献しなければならない。滅私奉公という言葉は古臭い表現だが、個人の利益を捨てて、国民のため国のために奮励努力出来る人間でないと無理ではないだろうか。以上の事から考察すると、虚栄心が強く金銭に弱い現在の政治家の大部分は不適合者ということになる。 このような見地から考えると、政治家を目指して若い頃から不気味な程のさわやかさで偽善丸出しパフォーマンスをやるような不自然な人間は、選んではいけないと思う。 では、どういう人物が政治家に向いているのであろうか。それは、ごく普通の生活を送っており、ごく普通の常識で判断できる一般の市民がもっとも国民の代弁者に向いていると思えるのだ。これは、あくまで筆者・山口敏太郎の仮の案だが、政治家を裁判員のように国民(執行猶予中の人物、暴力団関係者、病人、なんらの理由のある人物をを除く)からアットランダムに選ぶのはどうだろうか。市井の感覚を持った普通の人々から構成された内閣の方が、現在の政治家から構成される内閣より余程ましではないだろうか。 どちらにしろ、市民感覚の無い政治家が暴言をはいて数日で内閣を去る失態が続く現状では、日本の復興はどうにもならない。なりたがる政治家ではなく、周りから押されてなる政治家が増えていくことを望む次第だ。(山口敏太郎)
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社会 2011年09月15日 15時30分
自転車のサドルをブロッコリーにしたイタズラ東大生3人立件見送りのワケ
最高学府の東京大学キャンパス(東京・文京区)で9日、駐輪場に止めてあった自転車サドルが外され、ブロッコリーなどが差し込まれていた騒動で、警視庁本富士署には14日までに、東大男子学生ら3人がイタズラしたことを申し出ているという。同署はサドルのほかに破壊したり部品を盗んだりした形跡がなかったため、立件は見送ったとしているが、厳重注意だけのウラにはそれなりの事情があったようだ。 駐輪場の自転車11台のサドルが取り外され、ブロッコリーが差し込まれているのを職員が発見したのが9日の朝。取り外されたサドルは自転車の前かごなどに入れられていた。その画像は東大生などが撮影し、その日のうちにネット上に流れ(画像参照)、「犯人は東大生なのか?」「大学生のやること?」「クールで面白い」「何がやりたいのかわからない」などと騒ぎになった。 通報を受け、同署員が現場周辺を調べていたところ、イタズラ犯が犯行を申し出たという。「困った表情をするのを見るのが楽しかった」と愉快犯だったようだが、ブロッコリーが差された自転車は長期間放置してあったものばかり。世間的にも路上などに自転車を放置するモラルのなさが社会問題になるなかで、東大内でも氾濫している放置行為に一石を投じることにもなったようだ。もちろんイタズラ犯たちにその意図があったかどうかは謎だが…。なかには東大職員のものらしい放置自転車もあったとされ、これではイタズラ犯ばかりを責められないという流れになったようだ。はからずも最高学府に恥じないモラルも問われる騒動になってしまった。
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社会 2011年09月14日 16時15分
mixiで知り合った女子高生にわいせつ…超有名進学校の開成中体育教師を逮捕
mixiで知り合った女子高生にみだらな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、私立開成中学校の体育教諭(28)が 神奈川県警に14日、逮捕された。 容疑は、1月1日午前、東京・町田市の自宅で、高校2年だった女子生徒(17)にみだらな行為をした疑い。県警によると、容疑者はインターネットの会員制交流サイト「mixi(ミクシィ)」で知り合い、メールでやりとりしていたという。容疑者は「未成年だと知っていた」と供述しているという。
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社会 2011年09月13日 15時30分
台風被害乗り越え「竜神わっかいち」開催へ
台風12号が紀伊半島を襲った。9日現在で和歌山県で死者40名行方不明者34名と、その被害は未だに計り知れない。同県田辺市でも孤立地区も多くあり、歴史的文化遺産も多く被害を受けた。そんな中、これから秋に向けてのイベントは全て自粛方向へと考えられている。まだまだ台風被害も多く残るなか、対応に追われてイベントどころでは無いのだろう。 ところが田辺市(旧龍神村)が、毎年行われる「竜神わっかいち」を開催する事を決定した。 「龍神わっかいち」とは、クラフト・アート・音楽・ダンス・食と地元に根付いたものを用いた市のお祭り。毎年、そこでしか手に入らないものや、そこでしか食べられないもの等あり大盛況になる。香り高い竜神の柚子を使ったシャーベットや、木工で作られた芸術作品、新聞紙アートや、昨年は大きな肉の塊をワイルドに炭で焼いたサンドイッチも販売されていた。竜神地区には多くの芸術家も住み「わっかいち」はその交流の場としても楽しみにされていた。 今回の災害で、旧竜神村はライフラインを断たれ陸の孤島と化した。被害状況も不明な中「わっかいち」開催も危ぶまれていたが、主催者である「竜神は〜と」のスタッフ一同と代表者の原さださんが開催に踏み切った。原さんは「被害はあったが、自粛する必要な無いのではないか。」「外部からの集客は多くは望めないが、楽しみにしてくれている竜神の方々や来てくれる人に元気になって欲しい。」と力強く語ってくれていた。 第8回目となる「わっかいち」開催決定後 多くの問い合わせが来ていると言う。 開催は10月10日、場所は竜神「宮代オートキャンプ場」にて。『竜神は〜と』のスタッフのみなさん 「代表の原さんの想いが伝わるような素晴らしいイベントになって欲しい。そして 田辺市の皆さんが元気になって欲しいです」
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社会 2011年09月12日 11時45分
“プロレス界のお騒がせ男”ザ・グレート・サスケ氏が岩手県議選で惨敗!
二匹目のドジョウはいなかった! 9月11日投開票の岩手県議選で盛岡選挙区(定数10)に、無所属で出馬したみちのくプロレス社長のザ・グレート・サスケ氏(42)は、16人中14位の4035票で当選ラインにはほど遠く、約3000票も足らず、惨敗を喫した。 サスケ氏は地元東北ではカリスマ的存在として、プロレスで活躍。選挙初挑戦となった03年4月の岩手県議選では、同選挙区から無所属で立候補し、見事トップ当選を果たした。覆面着用のまま、議会に登院するなど話題を振りまいた。 しかし、05年にプロレス会場への移動交通費を、政務調査費から流用したとの疑惑が出たあたりから、ミソをつけた。 07年4月には議員辞職し、岩手県知事選に臨んだが大敗。その後、プロレス界に本格復帰したものの、電車内で携帯電話で写真を撮ろうとした男性に暴行をはたらいたとして逮捕されたり、覆面制作費や住宅ローンの未払いで訴訟を起こされたりでトラブル続きだった。 同じ選挙区で、8年前のトップ当選から惨敗へと転落したサスケ氏。これは、岩手県民が下した審判。サスケ氏自身、選挙運動を通し、前回とは違って手応えのなさを感じ取っていたようだ。 サスケ氏はこの敗戦を真摯にとらえ、まずは本業であるプロレスに、より一層精を出すことが、今与えられた使命なのだろう。プロレスラーとしての輝き、一人の人間としての信頼を取り戻したとき、再びチャンスは訪れるかもしれない。サスケ氏には今後の精進を切望したい。(落合一郎)
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社会 2011年09月09日 15時30分
NHK目算外れる! 地デジ完全移行で解約申し出殺到により16億円超の減収も
NHKが思わぬ事態に頭を抱えている。 9月8日、NHK・松本正之会長が定例会見を開き、7月24日の地上デジタル放送への完全移行に伴い、受信契約解約の申し出が、8月末までに約9万件にも上ったことを明らかにした。この機にテレビを見ないことを決めたり、地デジ化に対応できない経済的事情がある人が多いと推測される。 現在、NHKでは解約の申し出があった人について、カーナビやワンセグでの視聴がないかなどの確認作業を進めており、最終的な解約者数は現段階では不明だが、松本会長は10万件を超えるとの見通しを示した。 前年度(10年)、NHKの受信料収入は約6500億円で過去最高だった。今年度は40万件の契約者増をもくろみ、受信料収入は6680億円を見込んでいた。 受信料は地上契約と衛星(BS)契約に分かれ、2カ月払い、6カ月払い、12カ月払いがある。一般家庭では地上契約の2カ月払いだと、受信料は2690円で、年間だと1万6140円。仮に解約希望が予想される10万人の契約パターンがこれだったとしたら、16億1400万円もの減収となる。さらに、2カ月払いで4580円である衛星契約者が解約すれば、減収幅は大きくなる。これを、前年度の受信料収入と対比すると、わずかに0.2%に過ぎず、経営をひどく圧迫するほどの額ではない。 しかし、40万件の契約者増を掲げていたNHKにとっては、10万件にも及ぶ解約申し出は想定外で、事業計画を大きく修正せざるを得ない事態となった。松本会長は「(契約者増を見込んだ40万の)4分の1に当たるかなり大きな数字、影響だと思っている」と肩を落とした。(蔵元英二)
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社会 2011年09月07日 11時45分
「そこまで言っていいんかい」東北の農作物、健康壊す…中部大・武田教授発言が波紋
4日に読売テレビ系列で放送された『たかじんのそこまで言って委員会』で、中部大の武田邦彦教授の発言が波紋を呼んでいる。武田教授は番組のなかで、岩手・一関市の放射線数値を示し「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」 と発言した。これには勝部修一関市長も見過ごすわけにはいかなかったようで、6日、教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。 件の発言は教授が子供の質問に専門家が答えるコーナーの中で行ったもの。他の出演者が疑問を呈したが、「取り消すつもりはない」と語ったともいわれている。 発言は動画サイト「Youtube」などにも投稿され、ネット上でも波紋を呼ぶ結果に。武田教授の発言は日頃から被災地の子供の立場に立ったものが多く擁護論も多いが、一方で、「ここまで言ってしまっては被災地の感情に配慮できてない」という声も出てくるのは必至。教授の今後の対応が注目される。(画像はYoutubeより)
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社会 2011年09月06日 11時45分
またTwitter書き込みで大炎上! 製薬会社がお詫びする事態に
Twitterの書き込みでまた大騒動、ついには当該会社がお詫びするハメに−−。製薬会社の医薬情報担当者と思われる女性が、8月29日、自身のtwitterで「うちの社員、仲良い薬局からハルシオンをまとめ買いして飲み会の時に酒に入れたりしてる」と書き込み、ネット上で身元特定され大炎上した事態を受けて、女性が勤めている日本新薬株式会社(京都府)がHPで「ネット書き込みに関するお知らせ」として騒動の経緯を説明する事態になった。 日本新薬では『先月末より、インターネット上で「日本新薬社員がハルシオン後発品を不正使用」という内容の書き込みが頻発しております。本件について社内調査を実施致しました結果、以下のような事実が判明致しましたのでお知らせ致します』としたうえで、書き込みは、女性社員が宴席での話を聞いたことで、本人が直接目撃・体験したものを書き込んだものではなかったとした。 また、そのような事実がおこなわれていたかについては、『本医薬品をお酒に入れて飲ませた行為につきましては、ある男性社員が、同宴席において2名の男性社員のお酒の中に、安易な気持ちで1錠ずつ入れたことが判明致しました』と事実関係を認め『関係者に対して適正なる処分を行うとともに、このような事態を二度と引起さないよう対応策をしっかり検討した上で、社員へのコンプライアンス教育と意識改革の更なる徹底を図って参ります』としている。 ハルシオンは睡眠障害やうつ病患者に処方される向精神薬だ。ちょっとしたいたずら心だったとしても、アルコールに混入させるなどは言語道断。しかも、いちばん薬品の扱いにはデリケートであるべき製薬会社の社員がこれでは…。この件には捜査機関も関心を寄せていると言われ、今後、刑事事件に発展する可能性もある。