社会
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社会 2011年12月09日 15時00分
「平松派残党は殺戮する!」 大阪・橋下新市長が行列のできる目安箱で市役所解体(2)
ある元自民党衆院議員は、今回の敗因に関してこう語った。 「市長選挙では、既存の組織型選挙の枠を破ることができなかった。これだけの政党や団体が結集すればいくら橋下さんでも、という甘い考えで、負けた場合の想像力にも欠けていた。今回の市長選は、はっきり言って詐欺師対ペテン師の選挙。自民党はそのどちらでもない、まともな独自候補者を立てて信を問うべきだったんです」 某自民党府連幹部も言う。 「今回橋下さんが市長になったのは、反平松票の行き場がなかったから、ああなっただけ。決して橋下さん個人を評価してのものだけではないと思います。2人同時に当選したということは、場合によっては共倒れも十分ありうるということ。思い上がっていたら、そのうち絶対に頭を打ちまっせ」 言い分には同情できる部分が多々あるものの、今の状況では負け惜しみにしか聞こえないのが辛いところ。なんといっても、W選挙で最も大きな影響を及ぼしたのは、投票率を10%も積み上げた圧倒的な無党派層の存在だ。 「無党派層は何かが壊れるのを見たかった。とにかく変化が起こることを期待していたのです。極めて無責任な考えですが、今まで我々が有権者を甘く見ていたツケがまわってきたと考えるしかないですね」(前出・元自民党衆院議員) W選挙を圧勝した橋下新市長は、これからいよいよ「大阪都構想」の旗を掲げ、大阪市役所に乗り込むことになる。春の統一地方選挙において、維新の会は大阪市議会の最大会派に躍進した。しかし、過半数を制するには至らず、議会運営の主導権は今も握れずじまいだ。それだけに、今後の市政運営には様々な障害が立ちはだかることが予想される。 その抵抗勢力に対峙する橋下氏の最大の味方は、今回の選挙で示された分厚い民意。橋下新市長は当選直後の会見で、「市役所の体質は変えなければならない。当然、職員の意識改革は必要になってくる」と語り、「今回の選挙は市役所と真っ向から対立し、有権者が我々の主張を選んだ。民意を無視する職員には市役所から去ってもらう」と、強烈なジャブを放ち、絶対多数の民意を背景に真正面から宣戦布告。対し、いきなり真正面からケンカを売られた側の市役所側の受け止め方は、 「話し合いというものが成立せず、毒を吐いて回るだけの人が乗り込んでくるんですから迷惑な話です。しかし、まずはお手並み拝見といったところです」(労働組合関係者) と、戦々恐々と思いきや、今のところ受けて立つ構え十分だ。 さて、橋下市長が実現した今、市役所の中で職員同士が眉をひそめ囁いていることがある。それは選挙公示直前、橋下氏が当選することを前提に維新の会の市議会議員に指示して作らせたといわれる「反橋下職員のブラックリスト」の存在だ。これが事実なら、当選会見での“追放宣言”、そして平松派の残党狩りが、いよいよ現実味を帯びてくる。これについて前出の組合幹部は、 「指示はあったということですが、具体的なリストが作られたという話は今のところ聞いていません。職員の間では噂にはなっていますが、動揺するには至っていません。(リストを)作るとしたらこれからでしょうが、もしリストに基づく処分が行われるようなら、断固、戦うだけです」 一方、維新の会の関係者が言う。 「指示の有る無しは別にして、今のところリストは作られてないと思います。それに、我々が目指す市政改革は、そんな強権的なものではありません。区役所改革の一環として各区役所に目安箱のようなものを作り、直接市長に届くようなオープンな制度も考えているんですよ。マスコミはどうして市長を独裁のイメージで語ろうとするんですかね」
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社会 2011年12月08日 15時30分
準強姦で逮捕された元柔道五輪金メダリスト・内柴容疑者 犯行は計画的だった?
04年アテネ、08年北京五輪において、柔道66キロ級で2大会連続金メダルを獲得した内柴正人容疑者(33)が、準強姦の容疑で逮捕されたニュースには、日本スポーツ界のみならず、日本全国に衝撃が走った。 警視庁捜査1課によると、内柴容疑者は9月19日夜、合宿で訪れた都内にある居酒屋やカラオケボックスで、部員数人や柔道部コーチと飲酒。未成年の被害女性(柔道部員)が泥酔したため、内柴容疑者は被害女性と2人だけで先に店を出て、宿泊先のホテルに連れて戻ったという。捜査1課は内柴容疑者が、介抱を装って被害女性の部屋に入り、暴行したとみて捜査を進めている。 当初、被害女性は自ら酒を飲み、それを内柴容疑者が黙認したしたといわれていたが、取材を進めてみると、必ずしもそうともいえないようだ。関係者によると、もともと、内柴容疑者はこの被害女性に目を付けており、飲食店でも内柴容疑者は女性に酒を進め泥酔するように、もっていったとの証言もある。結果的に酔い潰れた被害女性をホテルに連れ戻したというのは、内柴容疑者の計画通りの行動だったとの見方もできる。そうであれば、この事件はかなり悪質だ。 内柴容疑者が客員教授、女子柔道部コーチを務めていた九州看護福祉大(熊本県玉名市)側は、被害者は1人だけとは明言せず、複数におよぶ可能性もほのめかしている。捜査1課はこの件についても捜査中で、余罪があることも十分考えられる。 今もなお、合意の上を主張しているという内柴容疑者。捜査の結果次第では、さらなる悪の顔が明らかにされることになる。(落合一郎)
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社会 2011年12月08日 15時00分
「平松派残党は殺戮する!」 大阪・橋下新市長が行列のできる目安箱で市役所解体(1)
大阪市長選での橋下徹氏と現職の平松邦夫市長との差は20万票以上。府知事選では、松井一郎府議団幹事長が倉田薫候補にダブルスコアに近い大差で圧勝し、あっけなく片が付いた。テレビの開票速報が始まるや否やの“秒殺”当確は、知事選としては、あの横山ノック氏以来の快挙となる。 「投票日前日に大阪維新の会は結果を市内のホテルで聞き、そのまま会見を行うことを発表しました。すごい自信だとは思いましたが、期日前投票の出口調査で勝利を確信していたようです。それにしても橋下、松井が、あそこまで完勝するというのは予想外でしたね」(市政担当記者) これで大阪は完全に大阪維新の会の天下となったわけだ。 振り返れば約2年前、6人の大阪府会議員により自民党の一分派としてスタートした維新の会。しかし、今や府議会では100人以上の議員を擁し過半数を制圧。大阪市議会、堺市議会でも最大会派として影響力を行使し、大阪を席巻しているのである。ただし今回の選挙戦では、当初は平松陣営が互角に戦いを進めているという見方もあった。 「後半は、組織型選挙への反発、平松候補の討論会ドタキャン騒ぎで地滑り的に情勢が動き、橋下氏に風が吹きました。一連のスキャンダル報道による橋下叩きも、かえって選挙民の同情を呼び追い風となったのです」(同) 予想を上回る大勝利に、維新の会関係者は興奮を隠せない。 「明治維新の場合も、長州藩の片隅の松下村塾から始まりました。“平成維新”も大阪市内の喫茶店の語らいからすべてが始まった、と後世に伝えられることでしょう」(維新の会所属の市会議員) 一方、惨敗を喫した平松陣営。自民、民主の二大政党に、よもやの共産党までもが“反独裁”と大同団結し、これに労働組合をはじめとする主要関係団体が加わってさえ、橋下維新の牙城を崩すことはできなかった。既成政党、とりわけ自民、民主のショックは大きい。 「平松さんが負けるのは覚悟していましたよ。しかし接戦で敗れるのなら、橋下体制になっても批判勢力として、市政に対する影響力を確保できると思っていました。しかし、これほどの負けになるとは…」(民主党府連関係者) 自民党にとって今回の選挙は、知事選の候補者支援を巡る国会議員と府会議員のゴタゴタが最後まで尾を引いた、後味の悪いものになった。維新の会のそもそもの出身母体が自民党だけに、府議会、市議会では、さらなる転向も予想される。
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社会 2011年12月03日 17時59分
山口敏太郎の直言(11) 企業寿命三十年説〜馬鹿が馬鹿を引き上げる負のスパイラル
俗に“企業の寿命は三十年である”と言われてきた。確かにどんなに優秀な創業者であっても、その感性や経営感覚もしだいに鈍ってくる。30代で創業したとしても三十年後は60代、なかなか時代の流れを読み取るのがしんどくなる。この場合、後継者を厳しく育ててないと、その企業は終焉に向かって少しづつ転落の坂道を降りていくことになる。 ゆえに長く活動できる企業は優秀な経営職を絶えず育成し、常に適切な役職に引き上げていく人事システムが構築されている。だが、戦後から数えて、三十年周期のローテーションが二回繰り返された事もあってか、わが国の大部分の企業が”馬鹿経営職”を抱える結果となっている。大王製紙の阿呆ボン、オリンパスの経営職たちなど、社会的な問題を引き起こした経営者は枚挙に暇が無い。 では、何故企業に“馬鹿経営職”という膿がたまるのか考えてみたい。それは、経営職という立場にいながら、己の部下を“個人の好き嫌い”や“自分へのへつらい度数”で評価する馬鹿者がいるからである。 趣味や遊びにおける友人関係ではないのだ。仕事における人間の評価に、評価する側の個人的な感情が入ってはいけない。あくまでドラスティックに、企業という運動体を延命維持し、或いは拡大できる人材を的確に判断しなければならない。 残念ながら、それが出来ない“馬鹿経営職”が運だけで上にあがってしまうことがある。となると癌細胞で一緒で企業の肉体をどんどん蝕んでいく。最もたちが悪いのは、この手の“馬鹿経営者”は、部下の中から自分と同程度の馬鹿を引き上げていく。つまり、馬鹿が馬鹿を引き上げる負のスパイラルが繰り返され、経営職における“馬鹿占拠率”があがっていき、企業風土は荒れていく。 我々日本人は、他人を明確に評価しない。あの人のこの部分は良いが、この部分は問題であるなどと、はっきり言うことはない。逆に他人から、はっきりとした評価を言われた事もないし、稀に帰国子女などに客観的で的確な評価をされた場合、正論だと思いながらも戸惑ってしまう。 つまり、我々日本人は、企業体という組織に成り代わって、部下たちを客観的に評価することは本質的に苦手なのだ。苦手ならば、簡単である。評価は第三者に実施させればよいのだ。人事査定を行うセクションは他社(事実そういうビジネスはある)にまかせればよい。人間を正当に評価することは、いまや技術なのだ。ならば、専門職に対応させ、十年ほど放置してみることだ。社内の“馬鹿経営職”が軒並み駆逐され、組織が蘇生するはずである。 TPPに加盟するのは良いが、その前にわが国に巣食う“欧米では評価されるはずの無い馬鹿経営職たち”を一掃せねば、国際的な競争に勝てるわけがない。本当に世界と互角にやれる戦闘集団としたければ、馬鹿が馬鹿を引き上げる負のスパイラルを断ち切り、人材という“本当の宝”を的確に育成できる評価システムを構築すべきである。(山口敏太郎)
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社会 2011年12月02日 15時30分
福島原発元広報役のあの西山元審議官が福島から送還されていた!
11月18日付で、経済産業省の業務と併任の形で、環境省の福島除染推進チーム次長とする人事を発令された経産省原子力安全・保安院の審議官だった西山英彦氏(54)が、赴任先の福島から送還されていたことが明らかになった。 西山氏といえば、3月11日に発生した福島原発事故に関するマスコミへの会見で、スポークスマン役として、連日にわたって報道番組に露出し、一躍時の人となったあの官僚。西山氏は6月23日発売の「週刊新潮」にて不倫疑惑が報道され、6月29日、福島原発の広報役を更迭され、保安院付をはずされた末、7月15日付で官房審議官から事実上、窓際ポストの官房付になっていた。 その後、西山氏は週刊誌で報じられた女性と同一人物とみられる30代の女性職員と、原発事故後の3月下旬から6月にかけて、勤務時間中に複数回の身体的接触を含む、キスや抱擁などの不適切な行為をしたとして、経産省から9月30日付で停職1カ月(10月1日〜31日)の懲戒処分を受けた。 そして、西山氏は処分が明けた後、環境省の福島除染推進チーム次長に就任することになり、福島市に赴任し、現地で福島県内の除染関連の業務を担当する予定となっていた。ところが、12月1日の参院東日本大震災復興特別委員会での社民党・吉田忠智氏と細野豪志環境相とのやりとりで、西山氏はもう福島にはいないことが分かった。 吉田氏が「こんな人物が除染を担当して福島の皆さんが信頼すると思いますか。不適切ではないか」と質問すると、細野環境相は「福島の皆さんもいろいろ思いがありますので、本人は表に出ることなく、『東京、そして本当に必要なときは地元に行って、裏方としてしっかりと除染で汗をかきたい』と申しております」と語り、東京に戻ったことが判明した。 環境省関係者によると、西山氏は赴任後一度福島入りしたが、帰京。「出張などで福島に行くかもしれないが、次にいつ行くか分からない」という。不倫、省内での不適切行為の末、翻弄される西山氏。それもまた、やってはいけないことをやってしまったことのツケなのであろう。(落合一郎)
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社会 2011年11月22日 17時59分
ティッシュ王子こと大王製紙前会長逮捕でびびりまくる「群がった芸能人」たち
大王製紙前会長による連結子会社からの巨額借り入れ問題で、4社に損害を与えたとして、東京地検特捜部は22日、会社法の特別背任容疑で前会長の井川意高容疑者(47)を逮捕した。井川容疑者は弁護人を通じ「お詫び」とする文書を発表。「借入金のほとんどをカジノでのギャンブルに使ったことは事実。このような不祥事を起こし、深くおわび申し上げる」との謝罪したが、この事件が逮捕劇に及んだことで枕を高くしては眠れない芸能人がいるようだ。 「バラエティーアイドルやグラドルで容疑者と深い仲にあったとされる芸能人は複数います。今回の騒動ではじめ噂になった芸能人のほかにも面倒を見てもらっていた、いわばパトロンになってもらっていた芸能人がいます。なかには井川容疑者名義のキャッシュカードを持たされていた芸能人も知っているだけで2人はいますね。そのうちの一人は結構カネ遣いが荒かったみたいでしたね。月の払いが数千万円に及んだこともあったみたいです」と話してくれたのは、ある芸能関係者。事件化したことでいつ自分の名前が捜査線上に浮かんでくるかビクビクしているようだ。 前出の関係者は「捜査線上にはとっくに浮かんでいますよ(笑)。でも、事件の参考人として事情を聞かれる程度でしょうね。そのくらい今回の背任の額はケタ違い(笑)。一人くらいは“みせしめ”程度に芸名の公表があるかもしれませんが。まあ、何人もいたみたいなので、そのうち、もう第一線から消えているタレントの名前が出てくるぐらいでしょうか。また、芸能人たちとはルートは同じですが、別件でも井川容疑者の“余罪”を追及する動きも出ていますので…」と語る。 ある週刊誌はそれらの芸能人を実名で報道する動きを見せたが、実際に記事になることはないようだ。井川容疑者に群がって甘い汁を吸い続けた芸能人たちの名前は表に出ることはないのだろうか。
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社会 2011年11月19日 17時59分
福島原発元広報役のあの西山元審議官が不倫の果てに左遷
3月11日に発生した福島原発事故に関するマスコミへの会見で、スポークスマン役として、連日にわたって報道番組で露出し、一躍時の人となった経済産業省原子力安全・保安院の審議官だった西山英彦氏(54)に対し、11月18日、環境省は併任で福島除染推進チーム次長とする人事を発令した。今後、西山氏は福島市に赴任し、現地で福島県内の除染関連の業務を担当する。 西山氏は6月23日発売の「週刊新潮」にて、不倫疑惑が報道された。同誌によると、相手は経産省職員の独身女性で、都内ホテルのバーで会い、その後、深夜の路上でキスしたなどとされる。その女性とは約1年前から密接な関係にあったと報じられた。これが原因で、西山氏は6月29日、福島原発の広報役を更迭され、保安院付をはずされた末、7月15日付で官房審議官から事実上、窓際ポストの官房付になっていた。 その後、西山氏は週刊誌で報じられた女性と同一人物とみられる30代の女性職員と、原発事故後の3月下旬から6月にかけて、勤務時間中に複数回の身体的接触を含む、キスや抱擁などの不適切な行為をしたとして、経産省から9月30日付で停職1カ月(10月1日〜31日)の懲戒処分を受けていた。 そして、処分が明けた西山氏には左遷が待ち受けていた。不倫、不適切行為の果てに懲戒処分、そして左遷。西山氏は東京大学法学部卒業、ハーバード大学法科大学院修了のエリートで、将来の事務次官候補と嘱望されていたが、それも過去の話。民間企業なら、クビになってもおかしくないところだが、クビがつながっただけでもよかったというべきか。 今後は公務員にあるまじき行為を十分反省し、被災地の福島県民のために身を粉にして働いてもらいたいものだ。(蔵元英二)
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社会 2011年11月19日 17時59分
山口敏太郎の直言(10) 自分の人生は自分で面白くする
「敏太郎さん、なんか面白いことしゃべってくださいよ」 「山口さん、なんか面白いことないっすか?」 そんな言葉を投げかけてくる輩がたまにいるが、僕は基本、この手の言い廻しは好きじゃない。なんか、その言葉の背後に、猛烈なやる気の無さと人生を受動的にしか生きてないノープランぶりが見えるからだ。こんな連中と仕事や遊びの時間を共有した場合、本当にもったいないと痛感する。正直、僕の人生の貴重な時間を返せと言いたくなることもある。 戦後日本が行ってきた教師サイドだけが生徒たちに一方的に情報発信する教育、相互交流が遮断された現代メディア、それらに毒された連中ほど、この手の言葉を口にする。彼らは自分の人生なのに、その舵とりを他人任せにしている。誰でも、自分の人生のマスターになれるのに、なんともったいない。 かつて、幕末の英傑・高杉晋作は『おもしろきこともなき 世をおもしろく』と述べた。(『おもしろきこともなき世におもしろく』という説もある)この言葉どおり、高杉は己の人生を“面白く”駆け抜けた。 つまらない日常やくだらない人生は、親のせいでも、教師のせいでも、友人のせいでもない。あくまで本人の責任である。自分の人生は自分で面白くする。それが基本である。それ以外の何ものでもない。 他人がわざわざ貴方の人生を楽しくしてくれることはない。自分の人生は、自分が考えた分だけ、自分が動いた分だけ面白くなる。死ぬときに後悔しないため、死ぬときに笑って死ぬために、僕らは自分の人生のプロデューサーになるのだ。 こんな話をすると『綺麗事を言うな!』とお決まりの文句で反論してくる者がいる。だが、よく自分の心に聞いてもらいたい。他人の意見やアドバイスをろくに検討もせず、『世の中はこんなもんだ!』と勝手に諦めた自分が貴方の心の中にいやしないだろうか。その諦めや、ネガティブさが自分の人生をつまらなくしたのだ。 『綺麗事を言うな!』とすねた目で言い放つ自分の駄目さ加減こそが、つまらない己の人生を前にして、無理やり自分を納得させようとしている“綺麗事”であることに気がつかないのか。変に大人びて、人生のチェンジを諦めることはない。 『もう一度やってみよう』『出来るまで決して諦めない』と思うだけで人生が変わってくる。代わり映えの無い職場も、何の変哲も無い日常生活も“人生を面白くする”というエッセンスが加わるだけで変わってくる。その“面白さ”は、人それぞれだ。マニアックな趣味を極めるのも良い。副業で収入を増やすのも良い。現代の仕事の中で新たな面白要素を発見するのも良い。若い頃の夢を再度追うのも良い。 自分の人生は自分だけのものであって、自分しか舵取りは出来ないもう一度、自分の人生を面白くしてみないか。(山口敏太郎)
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社会 2011年11月17日 11時45分
9人乗りに園児60人以上乗せ大量死亡事故…あきれた中国
16日午前、中国・甘粛省慶陽市で幼稚園のスクールバスとトラックが衝突事故を起こしたが、あまりにも多すぎる犠牲者の数に「定員オーバーは常識の中国だが、それにしても…」と世界中で話題になっている。 現地の報道では、事故で死亡したのは運転手、教師、幼稚園児17人あわせて19人。さらに病院に入院した45人のうち13人が重傷という。幼稚園のスクールバスは定員が9人だったというから驚きを通り越して呆れるしかない。ちょっと大きめのワゴン車にギュウギュウ詰めに園児60人以上が乗っていたとは…首都圏の満員電車も真っ青のすし詰め状態での惨事にネット上でも「幼稚園児の送迎バスといったって、いくらなんでも詰め込みすぎだろ」の声が挙がっている。 この“愚かな惨劇”はアメリカなどでもテレビやニュースサイトで伝えられた。米msnbcのサイトでは「スクールバスに定員以上の乗客を乗せるのは中国では一般的で、事故が頻繁に起こる国だが、それにしても60人以上乗せるなんて」と、さすがに「クレイジーだ」といった反応で呆れている。(画像参照)
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社会 2011年11月09日 19時15分
ダンマリを決め込むO-157食中毒出した名物ステーキ店社長
歯に衣着せぬ発言でネット上で人気だった人気ステーキ・チェーン社長の店が食中毒を出した。神奈川・相模原市の保健所は8日、南区鵜野森の「ステーキハンバーグ&サラダバーけん鵜野森店」で、10月23、24日にステーキを食べた3人から腸管出血性大腸菌「O-157」が検出されたと発表した。腹痛を起こした他の1名を加え4人は全員快方に向かっているというが、保健所は同店を8日から「3日間の営業停止」とした。 「ステーキハンバーグ&サラダバーけん鵜野森店」を経営するエムグラントフードサービスの代表取締役社長は井戸実氏。以前から客を見下したような発言がクローズアップされている超有名人だ。今年はじめにはFacebookで、クレームを入れたユーザーに対して「ホントにうぜーなぁ」「たった1000円の食事でクレームするな!」と書き込んでしまい大騒ぎに。それだけではない。twitterなどネット上での過激発言は、そのたびに物議を醸していた。 そんなところに起こった食中毒騒動。井戸氏が、今回の不祥事についてどうコメントするのか注目されるが、9日現在、twitterなどではダンマリを決め込んでいるようだ(画像参照)。