社会
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社会 2015年02月20日 11時45分
警官マニアが「階級章」を偽造し、ネットオークションで販売
神奈川県警サイバー犯罪対策課と神奈川署は2月12日、県警の「階級章」を偽造し、インターネットオークションで販売したとして、公記号偽造と偽造公記号使用の疑いで、会社員の男(38=同県相模原市南区上鶴間本町)を逮捕した。警察官の「階級章」を公記号とみなした摘発は全国で初めて。 逮捕容疑は、昨年1〜4月、県警巡査部長の「階級章」を組み立てて偽造し、インターネットのオークションサイト「ヤフオク!」に出品し、落札した千葉県千葉市若葉区の男性(56)に2万1000円で販売した疑い。 「階級章」は、警察官の階級を表す「階級章」、所属などを示す「識別番号標」、それらをはめ込む「識別章本体」の3点からなっている。男は偽造された部品をインターネットで別々に購入して組み立て、「階級章一式フルセット」とうたって販売した。 警察の調べに対し、男は「販売はしたが、偽造はしていない」と一部容疑を否認したが、販売目的で本物に見えるように組み立てた行為が偽造にあたるという。 県警は昨年7月、男の自宅を家宅捜索したが、その際、制服や制帽、手錠、ワッペン、モデルガンなど、偽物の警察グッズ計91点を押収した。 男は動機について、「子どもの時から警察官になりたかった。警察グッズを集めて警察官になった気分になっていた」などと供述している。 11年2月から14年6月にかけ、男はオークションに偽物の警察グッズ約270点を出品し、約230万円を売り上げていた。売上金は新たな警察グッズの購入資金に充てたという。 警察グッズを収集するだけなら、単なる趣味ですんだのだが、販売したばかりに、罪に問われることになってしまったようだ。(蔵元英二)*写真イメージ
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社会 2015年02月19日 12時00分
6月に三陽商会との契約終了のバーバリー商品がバカ売れ状態
大手アパレル三陽商会がライセンス生産する英高級ブランド『バーバリー』の売れ行きが好調だという。その理由は、昭和45年以来続いたバーバリーとの契約が6月末で終了するためだ。冬物コートが買える最後のシーズンとあってデパートには駆け込み買いが急増、売上高が前年比3〜4割も増えた店舗が相次いでいる。 むろん、バーバリーとの決別を強いられたこと自体、三陽商会には大誤算。昨年12月期に87億円だった営業利益は、今期2億円に縮小する。年間を通してバーバリーの売上高がゼロになる来年12月期は、20億円の赤字に転落する見通し。派生ブランドを含めると、売上高の半分を占めるバーバリーとの関係消滅による影響は絶大である。 一方、三陽商会から昨年12月期で110億円のライセンス収入を得たように、大きな見返りを受けてきたバーバリーにとってもダメージは大きい。何せ全世界から得たライセンス料は総額185億円。実に6割を三陽商会から得た計算になる。 それにしても、長きにわたり蜜月関係にあった両社が袂を分かつ理由は何か。 「バーバリーが強調したのは高級化路線へのシフトです。三陽は国内向けに企画から生産、販売を手掛けており、直営店に比べると価格は半値に近い。バーバリーは三陽とのライセンス契約を解除し、高額商品を手掛ける直営店を増やせば、三陽商会を切っても十分やっていけると判断したのです」(業界関係者) バーバリーはこの10年来、各国でのライセンス供与を中止し、直営化を進めてきた。結果、日本は先進国でも数少ないライセンス生産国となった。道理で三陽商会からのライセンス収入が突出して高いわけだが、アパレル業界に詳しい外資系証券アナリストはバーバリーの魂胆をこう指摘する。 「日本には裕福なマーケットがあり、本場仕込みの高額商品を投入すれば必ず売れると踏んだのでしょう。とはいえ、その“本場のバーバリー”がどこまで日本人に支持されるかは、あくまでも未知数です」 数年後に両社が“復縁”なんてことがあるかも。
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社会 2015年02月19日 11時45分
アキバのメイドカフェが女子高生らに客の接待をさせたとして摘発 愛情ビンタのサービスも
アキバのメイドカフェに捜査のメスが入った! 警視庁保安課は2月17日、無許可で従業員の女子高生らに客の接待をさせたとして、JR秋葉原近くのメイドカフェ「萌えコン@カフェ」(東京都千代田区外神田1丁目)の経営者の女(65=豊島区西巣鴨)、夫で共同経営者の男(65=同)を、風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕した。 2人の逮捕容疑は、同11日、都公安委員会の許可を受けずに、同店で女性従業員2人に、男性客3人を接待させたとしている。同店には17歳の女子高生2人を含む8人の女性従業員が在籍していた。 従業員に客の接待をさせるためには、風俗営業の許可を取らなければならない。従業員が特定少数の客と一緒にゲームをしたり、遊戯したりするのも接待にあたるという。 女は容疑を認めているが、男は「風営法に違反しないギリギリの接客でやっていた」と否認している。 昨年12月、同庁は近くの路上で、当時同店の従業員だった高校2年の女子高生を深夜徘徊で補導した。事情を聴くと、「店で客とカクテルを15〜20杯ほど飲んだ」と話したことから、接待が発覚。同庁は1月に同店を警告していたが、無許可営業を続けていた。女子高生を雇っていたことから、同庁は風営法の年少者雇用容疑でも調べる方針。 同店は飲食物を提供する他、愛情ビンタ1000円、人生ゲーム3000円などのオプションサービスもしていた。 11年にオープンした同店は月に200万円程度の売り上げがあったとみられ、3年半で約8500万円を売り上げていたという。(蔵元英二)
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社会 2015年02月18日 12時00分
大阪市「文楽ロード」建設に風俗業界が大ブーイング
橋下徹大阪市長と文楽協会といえば犬猿の仲で有名。伝統文化継承の重要性を訴える協会に対し、“文化事業には差はつけない”と応じる橋下市長。両者の間はどこまでも平行線と見られていたが、ここへ来て変化が起きた。 「橋下市長が大阪市内に鳥取県境港市の『水木しげるロード』の“文楽版”を設置し、文楽を中心とした地域の活性化を打ち出したのです。しかし、文楽は大阪市からの現行補助制度が本年度限りで打ち切られ、来年度からの補助は事業ごとの個別審査へ移行することが決定している。そのため、文楽関係者の思いは複雑のようです」(地元記者) ある鳴り物のベテランは言う。 「文楽を『単なる人形芝居』ぐらいにしか見てない人が一体何を…。文楽ロードより補助金制度の再検討の方が先やないですか?」 加えて「文楽ロード」の設置場についても波紋を呼んでいる。大阪市は「市内にある文楽作品ゆかりの地に関する情報を集め、候補地の選定を進める」との考えだ。 「道頓堀の旧竹本座から道頓堀、千日前通りを経由して国立文楽劇場に至る一帯が候補に挙がっているという情報がある。というのも、大阪の劇場は風俗街がすぐ側で、とても古典に親しむ環境とはいえず浄化が長年の課題になっていた。『文楽ロード』ができれば、あの辺りも明るくなり、客引きなども出づらくなるでしょうからね」(演劇記者) これに対し、風俗業界からは早くも反発と警戒の声が噴出しているのだ。 「この辺で商売やってんのはこっちが先や。何が出来ようが今まで通りの商売をするだけ。文楽は上品なことを言うてるけど、作品のテーマは浮気や心中や遊郭やで。地域の活性化を言うんなら、こっちの方に合わせて欲しいわ(笑)」(ホテヘル店長) またもや地元は橋下市長に振り回されることになりそうだ。
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社会 2015年02月18日 11時45分
67歳の無職男がバレンタインデーにスーパーでチョコを万引き! 今まで1個ももらったことがなかった…
バレンタインデーといえば、独身男性にとっては悲喜こもごもの日となるが、一人の壮年男性がゆがんだ行動を起こした。 兵庫県警伊丹署はバレンタインデーの2月14日、伊丹市鴻池2丁目のスーパーマーケットの特設売り場でチョコレートを万引きしたとして、窃盗容疑で無職の男(67=同県伊丹市)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午前11時頃、同市のスーパーで、チョコレート2個(計157円)を盗んだ疑い。 同署によると、男は同店で野菜など食品約400円分を購入し、レジで支払いを済ませた。その後、バレンタインデーの特設売り場で、板チョコ2枚を上着のポケットに入れ、代金を支払わずに店を出た。 万引きしたところを男性従業員(77)が目撃し呼び止めると、男が盗んだことを認めたため通報した。 警察の調べに対し、男は容疑を認めており、「バレンタインデーで、今まで1個もチョコをもらったことがなかったので欲しかった」と、なんとも悲しい供述をしているという。男は一人暮らしで、所持金は数百円だった。 年金をもらうような年になっても、男であることに変わりはない。バレンタインデーに女性からチョコをプレゼントしてもらいたいと思っても、おかしくはないだろう。しかし、万引きはプレゼントではない。そんなことをして手に入れても、うれしくないと思われるのだが…。(蔵元英二)*写真イメージ
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社会 2015年02月17日 16時00分
捜査線上に浮かんだ2つのルート セガサミー会長宅「銃撃事件」の犯人(2)
そんな中、今回の銃撃事件は、来るべき“カジノ解禁”に向けた暗闘が表面化したものではないか、という指摘もあるようだ。 「今のところ、日本にどういった形でカジノが作られるかは決まっていませんが、セガサミーは以前からカジノへの参入を公言しています。仮に日本で解禁された場合、資本力やノウハウ、準備期間から言ってもセガサミーがトップランナーになることは間違いない。それだけに、今からなんとかカジノ利権に食い込みたいと考える勢力が、セガサミーに対してアクションを起こしたとしても不思議ではありません。海外の組織も虎視眈々と狙っているでしょうから」(社会部デスク) セガサミーのカジノ進出に関しては、こんな怪情報も流れている。 「里見会長は昨年、韓国の仁川空港に隣接する場所に総工費約1400億円をかけてカジノを中核とした複合施設を竣工しています。ちょうどこのカジノ計画が本格的に決まった頃、里見会長が週に3〜4回のペースで通って特別席で羽振り良く飲んでいた店が、赤坂の韓国クラブN。ところが、昨年5月、短期間滞在資格がない韓国人女性を不法就労させたとしてこの店が警視庁に摘発されているんです。クラブのママは里見会長と親しいうえ、韓国カジノ利権に絡んでいるともいわれていた。それだけに、この一件も里見会長に食い込もうとする何者かによって“刺された”んじゃないかともっぱらです」(経済ジャーナリスト) その一方で、セガサミーのカジノ進出に向けた動きは活発化しており、政界とのパイプ作りも着実に進んでいるという。同社と取引のある中堅ゲームメーカー幹部が話す。 「もともと、セガサミーと安倍政権はかなり近い関係にあるんです。中でも、里見会長と安倍政権の外交・安全保障政策を担当する谷内正太郎NSC局長は家族ぐるみの付き合い。いわゆる“タニマチ”のような間柄なんです」(一般紙政治部デスク) このパイプは近年ますます太くなっており、昨年9月には里見会長の娘と元経済産業省職員の鈴木隼人氏が結婚式を挙げているのだが、式には安倍総理を筆頭に驚くほど多くの国会議員が参列。あまりの議員の多さに「ここでテロが起きたら安倍内閣は全滅だ」といったブラックジョークが囁かれたほどだ。 しかも、この娘婿の鈴木氏は昨年末の衆議院解散選挙で自民から出馬して当選しているのだが、議員としてはなんの実績もないにもかかわらず、比例名簿の順位は当選圏である25位という好待遇だった。 「カジノ推進派の安倍総理の肝煎り。それもこれも莫大な財力をバックにした里見会長の根回しが功を奏したとも囁かれています」(政界関係者) これだけのバックをもつ里見会長だけに、警視庁としては是が非でも犯人を逮捕しなければメンツが立たないところ。 「今のところ情報が少なく、犯人像がサッパリ浮かんでこない。このままでは迷宮入りしかねません」(前出・捜査関係者) カジノ利権の闇は想像以上に根深い。
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社会 2015年02月17日 12時00分
徳島県震度5強は南海トラフ巨大地震の前兆なのか
2月6日午前10時25分頃、徳島県南部を震源とする強い地震が発生。同県牟岐町で震度5強、海陽町で震度5弱を記録し緊張が走った。気象庁の発表によると、震源の深さは約10キロ、規模はM5.0。 「徳島県付近の大きな地震を遡ると、南部沿岸地域で家屋などへの被害や山崩れが起きた1789年の地震(M7.0)、1955年の南部の浅い場所を震源としたM6.4の地震で、こちらも各地で崖崩れが発生している。しかし、被害が出るような地震はそう多くありません」(サイエンスライター) 幸いなことに今回は津波も発生せず、県内の小中学校5校で校舎の窓ガラスや壁などにヒビが入る被害があったものの、人や住宅への被害はなかった。しかし、震度5強の不気味な揺れは何を意味するのか。 武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏が言う。 「地震には、海溝型と直下型の二つがあり、海溝型の南海トラフ巨大地震の前には内陸の直下型地震が頻発するのです。特に西日本などではその傾向が顕著に見られます」 1944年に発生した東南海地震と'46年の南海地震の前を見ると、'43年に鳥取地震(M7.2)、'27年に北丹後地震(M7.3)、'25年に北但馬地震(M6.8)が発生している。 「これらはそれぞれ南海地震の先駆けと見ることができます。一方で、1995年には阪神淡路大震災(M7.3)、2000年に鳥取地震(M7.3)、一昨年に淡路島地震(M6.3)が発生している。三つがすでに南海トラフ沿いで起きる巨大地震の前兆現象という見方もあり、いよいよその時が近付いてきた可能性があるということです」(同) 西日本では、南海トラフ地震の50〜60年ほど前から内陸の地震が増えるといわれる。 「近畿地方は、西日本と東日本のそれぞれが乗る岩板が押し合うため、東西から圧縮される力が働く。南海トラフの巨大地震が近づく時期は、地面が押されて上下にずれる“逆断層型”の内陸地震が起きやすくなるという説もあります」 今回のタイプはまだ判明していないが、用心に越したことはない。
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社会 2015年02月17日 11時45分
陸上自衛隊員2人が“合コン”で知り合った女子大生を乱暴し現金盗む
広島県警広島中央署は2月9日、酒に酔った女子大生を乱暴し、現金を盗んだとして、集団準強姦(ごうかん)致傷や窃盗などの疑いで、陸上自衛隊第13旅団後方支援隊の海田市(かいたいち)駐屯地所属である、男性3等陸曹のA(33=同県広島市安芸区矢野町)とB(24=同)の両容疑者を逮捕した。 逮捕容疑は、同1日午前1時半から8時40分頃、酒に酔った県内の女子大生(21)を同市中区西平塚町のホテルに連れ込み、性的暴行を加えて、1週間の軽傷を負わせた上、財布から現金1万円を盗んだなどとしている。 警察の調べに対し、Aは「窃盗容疑は間違いないが、記憶があいまいなところがある」、Bは「一部違うところがある」と供述し、ともに一部容疑を否認しているという。 同署によると、1月31日夜、両容疑者は同僚ら4人と女子大生4人で合同コンパを行い、同市内の飲食店とカラオケ店で酒を飲んだ。その後、2人は酒に酔った1人の女子大生をホテルに連れ込んで凶行に及んだ。盗んだ現金はホテル代の支払いに充てたという。2人は両日とも、勤務は休みだった。 2人が所属する旅団の渡辺浩二第13後方支援隊長は「隊員が逮捕されたことは誠に遺憾。今後、事実関係を把握し厳正に処分して参ります」とコメントしている。 自衛隊員とて、一人の男であり、女性と合コンしたいときもあるだろう。しかし、酒に酔った女性に暴行をはたらいた上、現金を盗むとは開いた口がふさがらない。国を守るべき自衛官が、何をやっていることやら…。(蔵元英二)
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社会 2015年02月16日 16時00分
捜査線上に浮かんだ2つのルート セガサミー会長宅「銃撃事件」の犯人(1)
1月14日未明、パチンコ・パチスロ・ゲームメーカーの『セガサミーホールディングス』のトップである里見治会長(73)の自宅に銃弾が撃ち込まれるという事件が発生した。 捜査当局の調べによると、北側にある門の照明が割れており、周辺には未使用の銃弾3発と、薬きょうが一つ見つかっている。里見会長の自宅がある東京都板橋区の住宅街は、一瞬にして同社が作った人気ゲーム『龍が如く』の世界になってしまったというわけだ。 セガサミーの里見会長といえば、この業界では知らない人間はいないほどの有名人。波乱万丈の末、セガサミーを日本最大のパチンコ・パチスロ・ゲームメーカーに成長させた立志伝中の人物だ。 では、そんな里見会長宅に誰が、何の目的で銃弾を撃ち込んだのか。 まず、真っ先に関連性が疑われたのが一昨年10月に発生した別の銃撃事件だった。 捜査関係者が話す。 「この時に銃弾が撃ち込まれたのは某化粧品会社の大株主であるA氏の事務所が入るビルでした。このA氏はセガサミーの大株主でもあります。さらにいえば、A氏は『芸能界のフィクサー』と呼ばれるほど派手な交友関係で有名なため、その線でのトラブルも考えられました」 ちなみに、里見会長自身も多くの芸能人やスポーツ選手のタニマチとして知られている。有名なところでは長嶋茂雄、元横綱千代の富士、青木功…、芸能人でも徳光和夫、石井竜也らとは親しい関係だという。 ただし、結論からいえばこの二つの銃撃事件の関連性は薄いようだ。 「A氏の事件では犯人として暴力団員が逮捕されています。すでに保釈されていますが、今回の銃撃事件とは無関係のようです。というのも暴力団の“脅し”としてはあまりにも手口が稚拙なんですよ」(同) 通常、こうした銃撃事件の場合、なんらかの脅しや脅迫のデモンストレーションであるケースが多いのだが、里見会長の周辺にはそうした動きは一切見当たらないという。 「里見会長は以前から暴力団嫌いを公言している人物で、車を防弾仕様にしているほど普段から警戒しています。その筋からよくは思われていませんが、接点がない以上、どうしようもないはず。それだけに捜査当局は犯人像が絞り込めずに困惑しています」(警視庁詰め記者)
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社会 2015年02月16日 12時00分
地元は冷やかな道頓堀プール中止
大阪で道頓堀始まって以来の仰天企画として注目されていた道頓堀のプール化計画の中止が1月29日、運営準備会社から正式発表された。 『道頓堀プール』は、大阪府市特別顧問の堺屋太一氏がブチ上げ、橋下徹大阪市長も一押しのアイデアだった。ミナミの名所・道頓堀川に全長800メートルの布製特設プールを敷設し、プールサイドにも高級感溢れる演出を施して、リゾート感覚を作り出すのが狙いだった。 「しかし、総額約30億円の資金集めが難航。運営会社の構成や遊覧船の会社との折り合いもつかず、規模を80メートルに縮小し実現を目指していたものの、新たな展開には至らないまま中止が決まったのです」(社会部記者) 完成すれば、今年の道頓堀開削400年記念の目玉になるはずだった『道頓堀プール』。しかし、地元では意外と冷静な声が多い。 「道頓堀を元気にするというけれど、何もそんな突飛なことをせんでも外国人が増えて元気になっとるがな。そっちとの連携をまじめに考えた方が街としてはプラスになるんや」(地元の飲食店主) あまり協力的とは思えない地元の姿勢を、地元記者がこう説明する。 「コトの本質は、開削400年で動くカネを巡るイベント会社やプロデューサーが入り乱れての足の引っ張り合い。プールの計画はなくなりましたが、そのうちそれに代わる計画が出て、また同じようなことになるでしょうね」 さらに、今年1月に起きた道頓堀での韓国人観光客の水死事件や、事ある度のダイブ騒ぎも盛り上がりの無さを引き起こしているという。「大阪を盛り上げよう!」は結構だが、問題はその方法にあるようだ。
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