レジャー
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レジャー 2009年10月15日 15時00分
埼玉栄冠賞 ブルーラッドが圧勝
「第19回埼玉栄冠賞」は14日、浦和競馬場で行われ、戸崎圭騎手が騎乗した1番人気ブルーラッド(牡3歳、川崎・足立勝厩舎)が4角先頭から後続に5馬身差をつけ圧勝。重賞3勝目を挙げた。2着には直線追い込んだカネショウアトラスが入った。 道中はクレイアートビュン、リュウノキングダムを含めた人気3頭が前で併せ馬状態。3角付近でほかの2頭の手綱が動く中、ラッドだけは馬なり。4角で先頭に立つとそのまま押し切った。 戸崎圭騎手は「ずっと手応えが良くていつでも動ける感じでした。本当にいい走りをしてくれました」と笑顔。一方、足立勝調教師は「次走については斤量を見ながら考えたい」と人気の重圧から解放され、ホッと胸をなで下ろしていた。
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レジャー 2009年10月15日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」外れる確率! を教えてくれる客引き
今回は、また「客引き」について書いてみたい。 最近、顔なじみの客引きが減ってしまった。詳しい理由はわからないが、過去にあった話では、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」(いわゆる、迷惑防止条例)の第7条「不当な客引き行為等の禁止」に違反したとして逮捕されたケースもありました。また仕事を辞めて実家に帰った、結婚して仕事を変えた、ということもあったのです。社内の移動で勤務地が変わった、ということもありました。 いずれにしても、顔なじみの客引きがいなくなるとさびしいものです。ただ、新たな客引きとの出会いのチャンスでもあります。新たな客引きとの出会いは、新たな店、新たなキャバ嬢との出会いにつながるものです。 ずっと同じような場所で立っている客引きの場合、私もどのような店を紹介する人なのかをある程度わかってきます。私のことを覚えている人もいて、気軽に、友達かのように声をかけてきます。気軽なのはよいけど、度を超えるとちょっと頭に来る時があります。自分本位の客引きには要注意です。 さて、新たな客引きと出会ったときに、私はある言葉で、その人のスタンスを試すことがあります。 「そのお店で、外れる確率はどのくらいですか?」 キャバクラに行く客は、もちろん、単にお酒が飲みたいだけではありません。女の子と飲みたいわけで、できれば、外見がよく、トークもよく、気配りができ…。といった「質」を求めるものです。しかし、その「質」というのは、客によっても違うわけです。男が求める女性像にはバラツキがあるのは当たり前でしょう。 男友達6人で上野の街を彷徨っていたとき、客引きが声をかけてきました。ある人は、 「もうしわけありません。当たり外れはお客様によって違いますので、私は保証できません」 と言ってきました。なんという正直ものでしょうか。私はスタンスとしては嫌いではありません。しかし、そこまで正直に言われると、その店のキャバ嬢がイメージできにくくなります。そんなときは、 「お兄さんは、芸能人で言うと誰が好きですか?」 「そういう芸能人が好きなお兄さんからみれば、その店で外れる確率はどのくらい?」 と聞いてみるのです。このときの客引きは、正直に「6:4」ですかね。あたりが6割というのはリアルな数字です。その店にいってみたいと思いました。 一方、歌舞伎町での話です。 帰宅途中の私をみつけて、初めて見る客引きが話かけてきました。そこで、同じように、「外れる確率」を聞いてみました。すると、 「うちの店は外れません」 と言ってきました。近くに店長がいたせいもあるのでしょうが、それは嘘っぽいです。だから私は、 「そんな外れない店なんてないじゃないですか。詐欺っぽいです」 と言ってみた。しかし、その客引きは食い下がってきます。もちろん、当たり外れは、客引きのせいではないことがあります。たまたま、店のコンセプトとは合わないだけか、コンセプトと合ったとしても、タイプのキャバ嬢がつかなかっただけかもしれません。 まったく初めての客引きと私との相性を試したくなりました。そのため、「OK」して店に入ってみました。しかし、私は店で楽しめませんでした。楽しめない店であることは仕方がありません。問題は、その後です。 店を出た後、客引きが店の前にいました。そこでの態度の問題です。客引きが真に自信があるのなら、「どうでしたか?」と聞いたりするものです。しかし、その客引きは私を無視しました。誠意がないことを感じたのです。 私は思いました。 「もう、この客引きは信じないだろう」 と。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月14日 15時00分
秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) ブエナビスタ 史上3頭目の牝馬3冠へ死角なし
札幌記念で2着に終わり、予定していた凱旋門賞出走を断念、海外への夢を断たれたブエナビスタ。だが、それと同時に新たな伝説が始まった。 これまでメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)の2頭しかまだ成し遂げたことのない牝馬3冠へのチャレンジ。しかし、ブエナにとって未知の戦いになる世界戦に比べれば、ハードルは低い。同じ3歳牝馬が相手なら、春に見せつけた規格外の末脚がある。もちろん、松田博調教師も絶対の自信を見せる。 「前走の札幌記念はあれだけ引っ掛かっていたし、外へもふられたから仕方ない。今度は京都の内回り戦だけど、直線の短い札幌よりレースは楽になる。能力通りなら結果は出せるよ」 札幌記念後はノーザンファーム、山元トレセンを経由して9月19日に栗東へ帰厩。慢性的な爪の不安を抱えているものの、順調に調整が行われてきた。1週前にはWコースで6F83秒4、ラスト1F11秒7の好時計をマーク。同師も本番を前にして状態面の良さに太鼓判を押す。 「前走時はダートでしかやれずに歩様が小さかった。今回はウッドで乗り込めているので、フットワークものびのびしている。トモの張りも抜群やね」 同厩舎で、名牝と呼ばれたベガは93年に桜花賞、オークスを制覇。しかし、エリザベス女王杯(現秋華賞)で惜しくも3着に敗れて3冠の夢を逃した。その時に味わった悔しさとともに、競馬の怖さも同時に知っている。それでも、師は一貫してこれまでと同じ姿勢を貫く。 「ベガの時とは状況が違うし、マスコミが騒いでいるだけでワシは意識してへん。重要なのはここまで変わることなくきたこと。何も変わらんのが一番なんや」 そのままの姿で能力を出し切れば、必ず勝てる。指揮官の信頼感はもはやベガの比ではない。 何より札幌記念の敗退によって巡ってきたチャンス。春と変わらない姿、変わらない能力の違いで豪快に3冠を決める。 【最終追いVTR】Wコースで6F82秒7→66秒7→51秒9→37秒9→11秒5(直一杯)。長めから目いっぱい追われた先週に続き、今朝も攻めのケイコ。3頭併せで前の2頭を2馬身後方から追走。4角で内から抜き去るとラストはこの馬らしい豪快な伸び脚を見せた。ゴール板では6馬身先着。これで態勢は整った。
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レジャー 2009年10月14日 15時00分
秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) レッドディザイア ラスト1冠は譲れない
今秋は違う道を歩むはずだったブエナビスタとレッドディザイア。しかし、競馬の神様は2頭を再びマッチアップさせた。 3度目のBR対決。レッド陣営にとっては悲願のGI制覇に、春同様の大きな壁が立ちはだかろうとしている。だが、ブエナを越えない限り、頂点はない。そしてライバルに勝利してこそGIの価値がある。 1週前はそんな意気込みが伝わってくるような追い切りだった。栗東Wコースで6F81秒8、ラスト1F11秒5。豪快な末脚で併走馬を1秒ちぎってみせた。 「この中間はWコースでしっかり追い切ってきた。春はコースでやるとテンションが上がるので坂路中心だったけど、今回はコース入りしてビッシリとやっている」 ジョッキー時代には第1回秋華賞をファビラスラフインで勝利している松永幹調教師。しかも腎臓摘出手術から復帰してわずか1カ月近くでのGI勝ちで、騎手時代の思い出に残るレースのひとつとなった。そんな縁のある秋華賞。陣営の気迫はブエナ陣営をも上回っている。 「前走以上にメンバーがそろう分、大外一気という競馬ではなく、うまく立ち回りたい。何より今回は3冠最後。それだけに何とか頑張って取りたい」 ローズSは追い込み届かず2着に終わったが、あくまでもステップ。メンバー最速の上がり3F34秒0をマークした末脚に陰りはまったくない。ブエナが凱旋門賞に出走していたら実現しなかった夢の競演。だからこそ今度は力でもぎ取る。最後の1冠だけは譲れない。 【最終追いVTR】坂路で併せ馬で追われ、800メートル50秒2→36秒2→12秒6(一杯)。先週に続き、実戦さながらのハードトレを敢行。スマートソロモン(3歳未勝利)と併せ、テンからスピード感あふれる走りで坂をグイグイ上がっていく。ラストは脚力の違いを見せ、パートナーに4馬身先着。まさしく目イチの態勢だ。
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レジャー 2009年10月14日 15時00分
秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) ミクロコスモス 武豊の英才教育が実るか
前哨戦のローズSで4着に敗れたミクロコスモスだが、明らかに本番を見据えた「試走」だった。 阪神外回りとは違い、京都内回りは早めに抜け出しても十分に残れるコース設定。ローズSで武豊騎手が見せた強引とも取れるマクリは、決して出遅れをばん回するための無謀な戦法ではなかったのだ。しかも、レッドディザイアのさらに外を回すロスがありながら勝ち馬からは0秒5差。「次回こそは」を思わせるには十分すぎるほど、収穫の大きいレースだった。清山助手も納得の表情を見せる。 「早めに仕掛けるという秋華賞を見据えたレースができた。京都内回りは本当にトリッキーなコース。うまくクリアできると思う」 さらに、前走では道中しっかりと折り合い、大人な部分も見せた。清山助手も「春に比べてレースでの精神状態がアップしている。それと同時に体調も上向いている」と、しっかりと成長の跡を感じ取っている。 前走後も坂路、芝、Wコースをたくみに使い分け、乗り込まれてきた。「先週は負荷をかけた割には馬がまったくこたえていなかった」。手加減抜きでケイコができるようになったのも馬が充実してきた証拠だろう。 「この世代ではトップレベルの馬。豊さんも『可能性を感じる』と常々言ってくれている。本番でも好勝負してくれると思う」 2強にひと泡吹かせるのは、武豊自身が“馴致”したこの馬かもしれない。 【最終追いVTR】武豊騎手がまたがり、Wコースで5F66秒0→51秒3→37秒3→11秒6(馬なり)。先週は行きたがる仕草を見せたが、今朝は3頭併せの真ん中で折り合いもピタリ。スムーズな走りを見せた。ラストは内のトールポピー(古馬オープン)にクビ差遅れたが、気配は良好。馬体も大きく見せている。
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レジャー 2009年10月13日 15時00分
秋華賞 本格化したミクロコスモスが虎視たんたん
今週は牝馬3冠の最終章「第14回秋華賞」(GI、芝2000メートル、18日)が京都競馬場で行われる。注目は1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ以来、史上3頭目の牝馬3冠馬を目指すブエナビスタだが、他陣営がそろって白旗を揚げているかとなるとそうでもない。とりわけ、今春はチグハグな競馬が続いたミクロコスモスは、課題となっていた折り合い難が解消され、持て余していたパワーを全開できる態勢が整っている。管理する角居調教師もブエナの3冠阻止に虎視たんたんだ。 ブエナビスタの“首”を狙っているのはレッドディザイアだけではない。3歳牝馬の中でもトップクラスの能力を秘めたミクロコスモスが、3冠の最後の一戦に全身全霊を傾けて挑む。 その素質の高さを証明したのが昨年暮れの阪神JF。新馬快勝後、キャリア1戦で迎えたGI挑戦で見事3着に善戦した。その後、500万戦を快勝してからは重賞3戦すべてで1番人気に支持されたが、(4)(4)(14)着。最大の難問だった気性面の幼さが露呈した。秘めた能力を出し切れないまま春は悔しさに包まれた。 「抜群のスピードはあるけど、レースの流れに合わせた競馬ができない。自分のペースでしか走れないのが弱点だね」 今週は牝馬3冠の最終章「第14回秋華賞」(GI、芝2000メートル、18日)が京都競馬場で行われる。注目は1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ以来、史上3頭目の牝馬3冠馬を目指すブエナビスタだが、他陣営がそろって白旗を揚げているかとなるとそうでもない。とりわけ、今春はチグハグな競馬が続いたミクロコスモスは、課題となっていた折り合い難が解消され、持て余していたパワーを全開できる態勢が整っている。管理する角居調教師もブエナの3冠阻止に虎視たんたんだ。 ブエナビスタの“首”を狙っているのはレッドディザイアだけではない。3歳牝馬の中でもトップクラスの能力を秘めたミクロコスモスが、3冠の最後の一戦に全身全霊を傾けて挑む。 その素質の高さを証明したのが昨年暮れの阪神JF。新馬快勝後、キャリア1戦で迎えたGI挑戦で見事3着に善戦した。その後、500万戦を快勝してからは重賞3戦すべてで1番人気に支持されたが、(4)(4)(14)着。最大の難問だった気性面の幼さが露呈した。秘めた能力を出し切れないまま春は悔しさに包まれた。 「抜群のスピードはあるけど、レースの流れに合わせた競馬ができない。自分のペースでしか走れないのが弱点だね」 実りの秋へ向けて角居調教師が着手したのは折り合い面の矯正だ。ケイコでは前に馬を置き、自分から動けない形をつくって、我慢を覚えさせた。1週前追い切り(栗東芝5F61秒9、ラスト1F11秒2=馬なり)でもトールポピー(古馬オープン)、レッドバリオス(2歳新馬)に前で壁をつくらせ、最後まで辛抱強く我慢させた。 「少なくともGIを勝とうと思うと乗り手に従順でないといけない。そのためにもコントロールが利くような調教を繰り返してきた。その効果は確実に現れている」。指揮官もネックだった折り合い面の進境を肌で感じ取っている。 ウオッカ、トールポピーをはじめ、これまで数々のワガママ娘を手なずけてきた角居師。そんな辣腕トレーナーによって今、好素材が花を咲かせようとしている。4着に終わったローズSにしても、意識的に控え、どれだけの脚を使えるか。結果よりも内容を重視したような一戦だった。 「春より体質がしっかりして、精神面でもテンションが上がらないようになっている。何より阪神JFであれだけの力を見せたんだからね。強いのが1頭いるけど、何とか最後の1冠を獲らせてあげたい」 角居式の英才教育で大人の女へと脱皮を遂げたミクロコスモスが、ラスト1冠でビッグバンを巻き起こす。
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レジャー 2009年10月13日 15時00分
秋華賞追い切り ダイアナバローズ文句なし
TR・紫苑Sを快勝。一躍、東の秘密兵器としてダイアナバローズが浮上してきた。 坂上で並んでからグイッと、もうひと伸びした内容は1/2馬身の着差以上に強かった。「中山は初めて。しかも、スタートしてすぐに坂があり、戸惑ったみたいだけど、よく克服してくれた」と椎名厩務員。「もともとセンスは良かったけど、ここにきての精神面の成長が大きいね」と評価する。 春は、川崎の関東オークスで初のナイター競馬に戸惑い、9着と惨敗。精神面の弱さを露呈したが、ひと夏を越して別馬のごとしだ。 セールスポイントは、「並んだら抜かせない勝負根性」。紫苑Sは、まさに真骨頂を見せつけた。オークスは、女王ブエナビスタの前に7着と見せ場すらつくれなかったが、当時とは馬が違う。立ち回り次第では、打倒! ブエナビスタの夢も膨らむ。 「ビュッと切れる脚はないけど、先行して長くいい脚を使える。直線が平坦の京都コースは、この馬向きだと思う。直線を向いたら早めにスパートして、ブエナビスタの脚を封じ込めたいね」。椎名厩務員は、そう言って目を輝かせた。 飛躍の秋を迎え、調子も上昇一途。それを証明するように、変則日程の今週はけさ13日に最終追い切りが行われ、坂路で800メートル52秒1→37秒8→11秒9(一杯)をマーク。ラストの切れ味は迫力満点だった。「状態だけなら、どの馬にも負けないよ」と椎名厩務員は太鼓判を押した。 「ブエナビスタとは、力の差が大きいし、並ぶ間もなく交わされてしまうかもしれないが、競り合う展開になればチャンスはあるはず。ブエナ以外の馬には、負けられない気持ちですよ」 週末の交通渋滞を見越し、14日には決戦の舞台・京都競馬場に移動。万難を排し、大一番に挑む。
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レジャー 2009年10月13日 15時00分
丹下日出夫の若駒通信簿 スケール大きいテイラーバートン
秋の東京・京都開催の新馬戦は、知っての通り「大物」がお出ましになる。藤沢和軍団も東京芝1800メートル戦に、先兵としてミッションモードをスタンバイしてきたが、見れば、パドックで大アクビ。ミョーな存在感のあるおっとりとした馬に映った。 だが、実戦では調教通り、掛かり気味になるほどハミに敏感だった。その分、ラスト3Fは11秒9→11秒1→11秒6と開幕週の高速馬場にしては若干、物足りず。欲をいえば確たる10秒台のラップは欲しかった。やはりどこか、ワンペースのパワー型の欧州血統・ガリレオ産駒なのかなとも思ってしまう。今後はジワリと距離を延ばす形でダービーへと駒を進めることになるんでしょうね。 京都芝1800メートル戦では、札幌記念をレコード勝ちしたタスカータソルテの全妹テイラーバートンが、後続を5馬身ちぎる逃げ切り。本追い切り一本というかなりランボーな仕上げでの参戦だけに正直、半信半疑の面はあったが、スケールを買って、通信簿は4をあげたい(次走は萩Sを予定)。 東京芝1600メートル戦を1分35秒0で力強く抜け出したブルーミングアレーは、トモと胴まわりに筋肉がミッチリ張り付き、精神状態も極めて安定。半兄はトラヴァーズS勝ち、BCクラシック2着と血統背景も重厚。新馬1戦で、いきなり関東牝馬の大将格に浮上した。 京都芝1600メートル戦を1分34秒4で突き抜けたタガノパルムドールも、直線が平坦の分、走破タイムに差はあるものの、前記2頭の牝馬と同レベルにある。 さらに、りんどう賞を懐の深いレースぶりで、翌日の古馬1000万特別と、わずか0秒6差の芝1400メートル1分20秒8で駆けたラナンキュラス等々、今週はクラシックに直結する好素材の牝馬が、続々と名乗りを上げた実りの多い週だったなぁ。 東京芝1400メートルを終始、引っ掛かりながら、二枚腰を繰り出して1分22秒1でまとめたドロも、将来のスプリントGI候補として要チェック。おっと、東京芝2000メートルの未勝利を2分1秒7で快勝したマイネテレジアも、オークス候補にお忘れなく。
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レジャー 2009年10月10日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、11日) アベコーの気になる推奨馬は!?
秋の東京競馬のオープニングを飾るのは「第60回毎日王冠」(GII、芝1800メートル、11日)。下馬評は復帰するウオッカ断然のムードだが、開幕週の絶好馬場なら女王と互角に立ち回れる切れ味を秘めたダークホースが存在する。阿部幸太郎が熱視線を送るナムラクレセントがそれだ。休養を境に2連勝。本格化著しい今なら、鉄の女にひと泡吹かせてもおかしくない。 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 10日(土)放送のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」が、帰ってきました。夏はプロ野球中継で休業していましたが、改めてオープン。さまざまな著名人を迎えた楽しいトーク番組。むろん競馬の話題も盛りだくさん。鳩山首相と幸奥さまをお迎えできたら最高です。ただ、10月は野球がクライマックスシリーズで変則。11月からが本格軌道。午後7時30分から8時までです。 さて、日曜は東西で古馬のGIを左右する役者がそろい踏み。京都では菊花賞馬オウケンブルースリが久しぶりに登場。さらに大物ジャガーメイルにトーホウアラン。一方、東京はウオッカ。目が離せません。 まず、京都の「京都大賞典」は、オウケンブルースリ、ジャガーメイルにマイネルキッツが休養明け。で、順調さを買って◎はスマートギア。新潟でラスト3F32秒2を記録。良馬場であればコンスタントに33秒台前半を刻める破壊力は、このクラスでも十分通用します。優勝して盾へ大飛躍です。 同じように天皇賞へ駒を進めたい馬が、東京の「毎日王冠」に出てきたナムラクレセント。前走の西宮Sで優勝。ようやくオープン入りです。それゆえ、ここは賞金の加算したいところです。 2走前の阿賀野川特別が5馬身差の馬なり独走。さらに前走の西宮Sでは、外から追い込んできたスマートギアに並びかけられながら、ガッツで差し返してクビ差勝ち。勝ち時計の芝1800メートル1分44秒8は、昨年のウオッカが、開幕週の毎日王冠で計時した1分44秒6と、ほぼ互角です。 もとより、オープン入りしたとはいえ、昨年の菊花賞3着馬(4着スマートギア)。今春の阪神大賞典ではアサクサキングスの3着。4着がスクリーンヒーロー。立派な実績です。出世が遅れたのは重馬場、不良馬場で目いっぱい走ったことが影響して体調を崩していただけのこと。充電し再調整して2連勝。阿賀野川特別では一転した逃げ切り勝ち。脚質に幅が出て一段と成長。大跳びなので、広い東京は大歓迎。この勢い天皇賞までまい進です。
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レジャー 2009年10月10日 15時00分
京都大賞典(GII、京都芝2400メートル、11日) 「重賞鑑鼎談〜確定編〜」穴党3記者が推すダークホースはコレだ!!
あす11日は京都競馬場で「第44回京都大賞典」(GII、芝2400メートル)が行われる。有力どころはこぞって休み明けと、絶対の本命ウオッカが出走する毎日王冠とは対照的に波乱ムードが漂っている。穴党3人衆による「重賞鑑鼎談〜確定編〜」は、赤羽=モンテクリスエス、虎穴=スマートギア、石沢=クィーンスプマンテをそれぞれ本命に指名した。 赤羽 先週のスプリンターズSも3人とも全滅。早急に人員の入れ替えが必要だな。 石沢 大出遅れをかましたプレミアムボックス(11着)のあなたが言わないでくださいよ。 虎穴 まあ落ち着け。しかし、勝ったローレルゲレイロに誰も△(☆)すらない惨たんたる結果。読者から「あんなヤツらを紙面に載せるなら、オレに予想させろ!」とお怒りの電話があったのも仕方ないな。 赤羽 フンッ、一人だけ冷静に分析しやがって。 石沢 過去を振り返っても行数がムダです。京都大賞典を当てることに心血を注ぎましょう。有力馬はいずれも休み明け。今度こそ荒れると見ています。 虎穴 それを見越してスマートギアに◎だ。 石沢 ある関係者は「これでは武豊があまりにもかわいそう。自己条件(大原S)だったら、確勝だったのに」と急きょの出走に激怒していましたが…。それでも? 虎穴 逆にいえば、脈があるからこそ回ってきたともいえるだろ。決め手はここに入っても間違いなく通用する。京都の開幕週という条件もピッタリ。乗りかわりでキッカケをつかむことは大いにあり得る。 赤羽 条件を勝ち切れないようじゃな。ここでも善戦止まりだろ。1度使ったモンテクリスエスの方がずっと怖いぞ。今週は松田国センセーが厩舎で2時間も熱弁をふるっていたらしい。これは何かあるだろう。 石沢 まったく関係ないでしょ。 赤羽 マツクニさんは「10本の追い切りより1回の競馬」とよく言うだろ。まさに今回、それが当てはまるパターン。しかも、550キロを超す大型馬。使われた効果は絶大だろう。エンジンのかかりが遅いだけに、距離延長も大きなプラス。アンカツも先週の借りはこの馬でと腕を撫しているはずだ。 石沢 開幕週は前残りがセオリー。ってことで激穴クィーンスプマンテの出番です。 虎穴 ハナ候補のテイエムプリキュアの五十嵐調教師が「ウチの馬にはついていけないよ」と一刀両断。どうする? 石沢 斎藤助手は「別にハナじゃなくても競馬はできる。意外とハイペースに強いんだぞ」と自信満々。例によって今回も栗東に早くから入厩する力の入れよう。前回も一人旅とはいえ、強い内容でした。陣営いわく「生涯最高のデキ」なら、残り目は十分です。 赤羽 オマエが来週もここに残っていればいいがな。
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