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秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) レッドディザイア ラスト1冠は譲れない

 今秋は違う道を歩むはずだったブエナビスタとレッドディザイア。しかし、競馬の神様は2頭を再びマッチアップさせた。

 3度目のBR対決。レッド陣営にとっては悲願のGI制覇に、春同様の大きな壁が立ちはだかろうとしている。だが、ブエナを越えない限り、頂点はない。そしてライバルに勝利してこそGIの価値がある。
 1週前はそんな意気込みが伝わってくるような追い切りだった。栗東Wコースで6F81秒8、ラスト1F11秒5。豪快な末脚で併走馬を1秒ちぎってみせた。
 「この中間はWコースでしっかり追い切ってきた。春はコースでやるとテンションが上がるので坂路中心だったけど、今回はコース入りしてビッシリとやっている」
 ジョッキー時代には第1回秋華賞をファビラスラフインで勝利している松永幹調教師。しかも腎臓摘出手術から復帰してわずか1カ月近くでのGI勝ちで、騎手時代の思い出に残るレースのひとつとなった。そんな縁のある秋華賞。陣営の気迫はブエナ陣営をも上回っている。

 「前走以上にメンバーがそろう分、大外一気という競馬ではなく、うまく立ち回りたい。何より今回は3冠最後。それだけに何とか頑張って取りたい」
 ローズSは追い込み届かず2着に終わったが、あくまでもステップ。メンバー最速の上がり3F34秒0をマークした末脚に陰りはまったくない。ブエナが凱旋門賞に出走していたら実現しなかった夢の競演。だからこそ今度は力でもぎ取る。最後の1冠だけは譲れない。

 【最終追いVTR】坂路で併せ馬で追われ、800メートル50秒2→36秒2→12秒6(一杯)。先週に続き、実戦さながらのハードトレを敢行。スマートソロモン(3歳未勝利)と併せ、テンからスピード感あふれる走りで坂をグイグイ上がっていく。ラストは脚力の違いを見せ、パートナーに4馬身先着。まさしく目イチの態勢だ。

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