これまで未発表だったインタビューで、ニューヨークに住んでいた頃の1960年代にボブはヘロイン中毒を克服したことを告白。
1966年3月、あるアメリカでのコンサート後に友人のロバート・シェルトンによって行なわれたインタビューで、ボブは「ニューヨークでヘロイン癖が始まった。ドラッグのおかげでしばらくボーっとしてさ。本当に中毒だったんだ。それでヤメたんだ。一日25ドル(約2000円)ぐらいの悪い習慣になっていたけど、ヤメたのさ」と語っていた。
24日に70歳を迎えたボブ、これまでヘロインの使用を認めたことがなかったがBBCニュースによると世間から天才と呼ばれ始めた頃から自殺も考えていたともいう。
「自分にとって死ぬことはなんでもない。いつでも死ねる以上、死ぬことなんて無意味なのさ。何度も自分はすぐに死ねると思っていたし、簡単に死ぬだろうとも思っていた。自殺しようとしたことは認めるけど…ここまできちゃったよ」「自分は何かが出来なくて耳をちぎってしまうような男じゃない。自殺するだけの男だよ。もし状況が悪くなっていたら脳みそを打ち抜いていただろう。窓から飛び降り…いや、やっぱり自分を撃ったかな。俺は死ぬことについてオープンに考えることが出来るんだ」