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阪神ファンのイメージがますます急落? 子連れの男が球場で起こした仰天トラブルに騒然【2019年プロ野球ファンの問題行動】

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 平成最後、令和最初のシーズンとなった今シーズンのプロ野球。今年も各12球団のキャンプ地や本拠地球場は、多くのプロ野球ファンでにぎわいを見せた。

 しかし、現地に足を運ぶファンが必ずしも善良なファンばかりというわけではなく、中には周囲に迷惑をかけてしまうファンも。2019年はこうした一部ファンによる問題行動が、物議を醸した事例が複数発生した年でもあった。

 2月の春季キャンプで起こったのが、中日・松坂大輔(現西武)の“右肩破壊”。球場周辺でファンサービスに応じていた松坂だったが、その最中にファンから腕を引っ張られて右肩を痛めキャンプを離脱。ファンが選手を負傷させたこの一件は各メディアによって広く伝えられ、ネット上でも「腕を引っ張ったやつを特定して訴えろ」といった批判が数多く挙がった。

 この件によって開幕一軍を逃した松坂はその後も回復が遅れ、結局一軍では2試合しか登板できず。加えて、松坂はシーズンオフに西武へと移籍したため、中日ファンにとっては何とも後味の悪い結末となってしまった。

 プロ野球ファンのみならず、世間一般の人々にも大きな波紋を広げたのが“子供投げ付け”。7月2日、阪神対DeNAの試合が行われた横浜スタジアムの三塁側観客席で、阪神のユニフォームを着た男性客が他の客とトラブルに。騒ぎを受け駆け付けた警備員が数人で取り囲み客席から退席させようとしたが、その最中、この男性客はそばに座っていた別の観客に向け、抱いていた子供をハンマーのように投げ付けるというまさかの行為に及んだ。

 この様子を収めた動画がネット上で拡散されると、「信じられない」、「子供への虐待だ」といった批判が殺到。また、複数のワイドショーなどでも取り上げられる事態に発展した。なお、複数メディアの報道によると、当事者の男性客は事件から2日後に警察へ出頭し、その後8月に書類送検されたという。

 “子供投げ付け”と同じくネット上での動画拡散で広く知れ渡ったのが、8月29日の東京ドームで起こった広島・長野久義に対する悪質な“罵詈雑言”。試合前に打撃練習を行う長野に対し、男性客がバックネット裏から「みんな拡散しろ拡散しろ、長野が(打率)2割だってよ」、「悔しかったら打ってみろよ」、「どうしようもないね」と罵声を連発。これに長野が「そうよ、どうしようもないよ」と反応すると、「いや、あなたのこと言ってないから」とさらに煽るような発言を繰り返した。

 周りの観客から「帰れ!」と言われ、警備員から注意されてもなお暴言を吐き続けたこの男性客に対しては、ネット上からも「選手に対するリスペクトはないのか」、「こんな奴は一刻も早く出禁にしろ」といた批判が相次いでいた。

 一部ファンによる問題行動は、その球団やファン全体のイメージを損なうことにもつながる。2020年シーズンは、このような事例が起きないことを祈りたいところだ。

文 / 柴田雅人

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