同作は累計発行部数355万部を突破した東野圭吾氏による小説シリーズを、木村拓哉主演、長澤まさみ共演で実写映画化。
18日から全国349スクリーンで公開され、土日2日間で動員48万4000人、興収6億3300万円を記録。昨年8月より公開され、最終興収約29億円を記録した木村主演「検察側の罪人」の興収比152.2%の成績となった。
公開3日間では動員61万人、興収8億円近くをあげており、最終興収40億円超えが見込める好調な出足となったという。
「ネット上で賛否両論が巻き起こっている20日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)へのゲスト出演も含め、これまでないほどの番宣をこなしまくった。これまでのキムタクからすると、自分を“安売り”しているようにしか思えなかったが、本人の映画の集客にかける思いは、周囲からは計り知れないほどだったようだ」(映画業界関係者)
「検察側の罪人」では、映画賞に縁はなかったようだが、同作を上回る興収を記録した場合、賞レースに絡む可能性もありそう。そうなった場合、袂を分かった元SMAPのメンバーたちとの“共演”もありそうだというのだ。
「今年、稲垣吾郎は主演作の『半世界』、『ばるぼら』が、香取慎吾は主演作の『凪待ち』、草なぎ剛も主演作の『台風家族』が公開される。4作品とも関係者が注目する作品だけに、賞レースに絡む可能性は十分。『日本アカデミー賞』は各賞5人が優秀賞を受賞。授賞式で最優秀賞を発表する形式なので、キムタクとの“共演”が実現する可能性が高い」(芸能記者)
とはいえ、そうなった場合、周囲はかなり気を遣うことになりそうだが…。