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書評「へんないいわけ事件簿」吉野すぐる著、扶桑社

 人は追い詰められたり、予期せぬ場面に出くわしたりすると思考回路が狂い、時にトンデモない一言が口から出るもので…。本書は、実際の事件の容疑者たちが「何かを言わなければいけない」という強迫観念から苦しまぎれに放った、笑える言い訳の数々を収録する。

 女子高生(17)に対する痴漢行為の現行犯で逮捕された男(28)は「インターネットで埼京線なら痴漢ができると書いてあった」と取り調べで本当に語ったという。
 通行中の女性2人に下半身を露出した公然わいせつ犯で逮捕された広島市役所に勤める課長(52)は「他人に見せるつもりはなかった」と釈明。おのれのイチモツを公衆の前で取り出し、定期健診してたとでもいうのか?市役所の同じ職場の仲間もあきれ顔だったとか。
 約束の時間に遅れそうなときや、会社をずる休みしたいときなど、言い訳のネタを探している人は是非ご参考に。実践できる勇気のある人に限るが…。(税別800円)

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