リヴは、エアロスミスのフロントマンである父親と是非一緒に歌いたいらしく、スティーヴンもまた頻繁に娘をスタジオに誘うが、彼女の多忙なスケジュールのせいで、なかなかコラボが実現しないという。
「私達はいつも一緒に歌っているの。本当に何か一緒にやろう、っていつも言っているんだけどね。父がスタジオにいる時『バックコーラスをヘルプしろ、この曲を一緒に歌え』とか言われるんだけど、だいたい私はどこか遠くにいたり、お互いのスケジュールが合わなかったりなの」
一緒に仕事をするチャンスは未だに実現しない2人だが、警察から見逃してもらうなどロックスターの父を持つ特権があると、リヴはFox411のポップ・ターツに話している。
「私にとってはスゴく面白いわ。だって、私の人生における人たち、特にアメリカの人々は、みんなすごくエアロスミスに親しみを持っていて、大好きなんだもの。私が警察に引き止められても、『お父さんに、もし新しいギタリストが必要なら、この名刺まで連絡くれって言ってくれ』とか言うのよ。みんな本当にエアロスミスが大好きなのね」
またリヴは、最近スティーヴンが今シーズンの『アメリカン・アイドル』の審査員になったことで、世間の人々が父親をロックスターとして崇拝するのではなく、「面白くて誠実」な面を見てもらえて嬉しいと話す。
「私は『アメリカン・アイドル』自体はあんまり詳しくないの。何回か見たことはあるんだけど。でも父が自分の好きなコトで、少し変わったことをしているってことが嬉しいわ。それに私も今までと違った経験をしているの。いろんな人が私のとこに、父の“愛”について話しにくるのよ。みんな、父がすごく面白くて誠実だって思っているらしいの。それってすごく嬉しいわ。だって、それこそ私が知っている父だけど、世間の人がそんな父の一面をやっと見てくれているんだ、ってことは興味深いわよ」
またリヴは、2003〜2008年まで結婚していたスペースホッグのボーカル、ロイストン・ランドンとの破局後に辛い思いをした最近の2、3年のことも語っている。
ロイストンとの間に5歳の息子マイロを持つリヴは、現在2本の新作映画『SUPER』と『THE LEDGE』のプロモーション中だ。
「2つの映画の撮影前に少しの間おやすみをとったわ」「ちょうど辛い2年余りだったの。マイロを生んでから、離婚して、自分の人生を立て直そうとしていた時期だったわ」「どうやって働くかって答えを出すことは要注意ってことがわかったの。ママとして、シングルマザーとしてのね」「マイロと私は、私は生活を立て直すことや忍耐強くしよう、みたいに変化の途中だったの。そして私の意識はそこに落ち着いたばかりなの…だって、マイロが幸せに感じなかったり、安心しなければ、私が仕事したり、ハッピーに感じるコトなんて出来ないでしょ」