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釣りざお使って下着盗んだ男が御用

 まさに、女性の下着への執念というべきなのか、思いもつかない巧妙な(?)手口を使った下着泥棒が逮捕された。

 埼玉県警狭山署は10月29日までに、ベランダに干してある女性の下着を、伸ばした釣りざおで引っかけて盗んだとして、会社員・庄司修容疑者(53=同県入間市宮寺)を逮捕し、窃盗容疑でさいたま地検川越支部に追送検した。

 庄司容疑者は9月1日未明、狭山市内のアパートで、干してあった女性用下着2点(計1000円相当)を釣りざおで引っかけて盗もうとした。度々被害に遭っていた女性が、下着の中に鈴を入れており、鈴が鳴る音に同居の男性が気づき、取り押さえた。

 同署によると、庄司容疑者は10年5月〜今年7月12日、狭山、飯能両市で7回にわたり、アパートのベランダから女性用下着と水着の7点(計約6万円相当)を盗んだ疑い。さらに、余罪があるとみられる。

 調べに対し、庄司容疑者は「3年前から30件以上盗み、自慰行為に使った」などと供述、自宅からは300点以上の下着などが見つかった。

 庄司容疑者は車で移動しながら物色し、手が届かないときは釣りざおを使用。先端にフック状の針金を装着した万能釣りざお(3〜4メートル)を2本用意し、車に積んで移動しながら盗みを重ねていたとみられる。

 それにしても、用意周到というべきか、知能犯というべきなのか…。下着を盗むのに、これだけの創意工夫がなされた事件は、なかなかないのではなかろうか。
(蔵元英二)

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