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ひき逃げ容疑で香川の中学校教頭を逮捕も否認

 新年早々、教員による事件が発生した。

 香川県警琴平署は1月3日夜、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失傷害の疑いで、同県まんのう町立満濃中学校の教頭・河内直人(かわうち・まさひと)容疑者(48=同県琴平町)を逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前10時15分頃、琴平町五條の県道を乗用車で運転中、対向車線のミニバイクと接触し転倒させ、運転していた同町に住む無職・男性(66)に1週間の軽傷を負わせたまま、逃走した疑い。

 通行人の110番を受けて駆けつけた署員が捜索し、近くのコンビニ駐車場で、目撃情報に似た車と河内容疑者を発見。車は左前タイヤがパンクし、ドアミラーに接触痕が残っていた。

 同署によると、現場は片側1車線の見通しの良い直線で、河内容疑者の車は反対車線を逆走していた可能性もあるという。

 接触事故の数分前には、同型の車が現場の数百メートル手前で、飲食店のブロック塀に突っ込み、大破させたまま逃走。その様子を店の経営者夫婦が目撃していた。同署では二つの事故の関連を調べている。

 河内容疑者は「知らない」と否認している。逮捕を受け、県教育委員会は「事実関係を確認したい」とコメントした。

 現時点で本人は容疑を否認しているため、断定的なことはいえない。だが、容疑が事実であれば、ひき逃げをした上に、ウソをついていることになり、教員としての資質が問われることになる。
(蔵元英二)

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