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“勝ち犬”へのパワーストーン頼み(アクアマリン)

 澄んだ海に投げ込むと、たちまち同化して見えなくなってしまうアクアマリン。

 三月の誕生石としても有名なこの石の別名は「藍玉」。
 英名のアクアマリンも、色名として使われる。
 エメラルドやモルガナイトと兄弟鉱物(ベリル)に分類される。
 エメラルドより低価格だが、アクアマリンの市販品の多くは、緑色から黄褐色の緑柱石を熱処理したものだ。
 ブルーが濃いほど高級なものとされている。
 色としてのアクアマリンは緑かかったブルーであるが、これも一般的なこの石の色である。
 色としてのアクアマリンはブルーではない。
 欠点のない輝きと透明感、そして深いブルーが、アクアマリンとしての価値として重要。
 天然の価値ある原石は、南米の国々より流通する。
 時に、一点の欠点もない完璧なアクアマリンが発見される。現在カットされた最大のものは110.5キロだ。

 この石はどんな顔色や目の色にも似合う素晴らしいライトブルーをしており、ロシア女帝エカチェリーナ2世(※1)、悲劇の王妃マリー・アントワネット(※2)など、美を愛した女性たちがそばに置いた宝石として有名である。
 人魚がその胸飾りにしていたという伝承があり、ヨーロッパの船乗りたちは、航海の安全と豊漁を願ってアクアマリンのお守りを身につけた。

 石言葉は 沈着、聡明、勇敢。
 身につけた人に、永久の愛と金運をもたらすとされている。
 あなたが幸せな結婚を目指すなら、うってつけの宝石といえる。

※1:ロマノフ朝第8代ロシア皇帝。夫はピョートル3世。北ドイツ(現在はポーランド領)ポンメルンのシュテッティンで帝国領主の娘として生まれる。夫ピョートル3世へのクーデターはほぼ無血。ロシアの支配地を最大にした女帝。

※2:フランス国王ルイ16世の王妃。愚かな浪費家でしかないように語られる。しかし実際は、自分のための城を建築せず、宮廷内での貧困者のために寄付を募ったり、子供たちにおもちゃを我慢させる一面も持っていた。「パンがなければ、お菓子を食べればいいわ」という発言は、実際はマリー・アントワネットは口にしていない、と現在ではいわれている。

(「レズビアン記者」立花花月 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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