この日の番組では、反社会勢力絡みの闇営業問題で現在謹慎しているワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ・ザブングルを特集。ザブングルの謹慎期間は8月末までの約2カ月間に決まり、その間は本人たちの申し出によりボランティア活動をすると事務所が発表している。
坂上はワタナベエンターテインメントの発表に対し、「(世論がザブングルの謹慎期間に対し)『2カ月が短い』ってなっても、ちゃんと事務所が(ザブングルを守る)壁になっているような印象を受けた」と所感を述べ「芸人さんっていうか、タレントをある意味ちゃんと正さなきゃいけないし、更生させなきゃいけないしっていうのを感じた」と、事務所はあくまでもザブングルの更生プランを明確にするために期間を定めたのではと推測した。
一方、専門家ゲストとして出演した清原博弁護士はこの謹慎期間を「短い。少なくとも半年は謹慎すべき」とコメント。「先輩芸人からの(闇営業の)誘いを断れなかった事情もあったと思う。だけども事前に事務所に相談することもできたし、事後的に報告することもできた。でもそれもしていないから、事務所との信頼関係を崩してしまっている」と指摘し、「これからどういうふうに社会奉仕活動をされるのか、実際の行動を見ながら(謹慎を)解除する時期を定めなければならない」とした。
しかし坂上は清原弁護士に対し、「あれでしょ?要は、清原さんが嫌われ役になってんでしょ?」と不機嫌そうな表情で言い放った。これに清原弁護士は「2カ月で解除するかしないかの判断は…」と補足しようとしたが、坂上は「そこで照れて笑って終わりでいいから」とさえぎり、「ありがとうございます」と強引に議論を打ち切ってしまった。
一連のやりとりにネットユーザーは「多忙な弁護士にわざわざ来てもらっといて、何様」「嫌われ役はお前坂上忍だろが」「清原が反対意見言うからもってる番組」と坂上を批判する声が出ている。
過去にも『バイキング』では、坂上と清原弁護士とのやり取りが物議を醸したことがある。6月20日放送分では、覚せい剤など薬物からの更生方法をめぐり「更生プログラムを続けている限り、その間に薬物の再使用があっても犯罪として処罰しない」と清原弁護士が提案すると、坂上がひな段を向き「『おかしなこと言ってんじゃねーよ』って言いたい人いますか?」と問うなどして彼を冷たくあしらう場面があった。これにも、ネットからは「パワハラ」などと坂上への批判が起きていた。
今回もご多分に漏れず、多くの批判が寄せられた。